本気の方向け!英会話レッスンの効果を最大化する予習復習法 4選!
せっかくお金を払って英会話スクールに通っているのに、「レッスンでしか英語を使っていない」という方はいませんか?
せっかくレッスンという英語を習う・使う場所があるのに、全く準備をせずに参加するなんて、トレーニングを積まずにいきなりフルマラソンに参加するようなものです。
当然走り切れずに途中棄権、無理した身体は数日間筋肉痛で辛い・・・もうマラソンなんて二度とするもんか。と、今後のマラソンへの意欲まで削がれる結果になりますよね。
誇張ではなく、英会話もこれと同じです。レッスンでの学びを最大化し、英会話学習を継続させるためには、前後の準備、すなわち「予習・復習」がとってもとっても大切なのです。
皆さんが、英会話を上達させるための“ツールとしてのレッスン”を、最大限効果的なものにするための、「本気の予習・復習法」をお伝えいたします!
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予習1:会話文を10回音読!
テキストを開いて、まずは10回音読をしてください。自宅でしっかり声を出して音読できれば一番良いですが、通勤時やカフェなどで小声で行っても良いです。
なぜ音読をおススメするのかというと、それは、「英“会話”」のレッスンなので、「自分で話してみる」練習をしないと、レッスンの予習とはならないからです。
レッスンで行うのは“会話”です。問題を解いたり文法の正誤問題をやるわけではないので、その日レッスンのテーマが盛り込まれている会話文を声に出して読む・言えるようにしておくことが「予習」となります。
音読のやり方は、
①まずは文全体の意味をとります。難しい表現やわからない単語は調べて、正確でなくて構わないので、それぞれのセリフは何を意味しているのかが分かる状態にしておきます。
②それから声に出して会話文を読みます。実際にその会話文の状況に自分が置かれていると思って読んでみてください。ただ単調に英語を読んでいるだけだと、それらは記号のように頭をすり抜けていってしまうので、「自分の言葉だ!」と思って抑揚をつけて読みましょう。
③テキストを見ながら5回読んだら、残りの5回は覚えるつもりで、言えそうな箇所はテキストから目を離したりしながら、もう5回音読しましょう。
④余裕があればシャドーイングもやってみましょう。シャドーイングとは、英語の音声を聞いて後を追うように続いて復唱していく音読法です。
英会話スクールであればテキスト会話文の音源はセットで準備しているところがほとんどだと思うので、ぜひシャドーイングにも挑戦してください。
ポイントは、音源の「発音」「抑揚」「スピード」をできるだけ真似することです。自分の発音・スピードだけで練習していると、ネイティブスピーカーの英語が聞き取れるようにはなりません。
「自分が言えない英語は聞こえない」と思って、本物の英語をお手本にして音読練習をするようにしてください!
予習2:会話文を「自分の日常ver.」に作り替える!
レッスンでは必ずと言っていいほど、「では、これらの表現を使って隣の人と会話してみましょう!」という場面があります。
この時になって初めて文章を考えるのでは時間がもったいないです。
レッスンの時間は限られています。レッスンは準備してきたことの発表の場所と考えて、スムーズに言えるようにしておくことで、小さな成功体験が積み重なり、英語学習継続・上達に繋がります。
そのために、自分に置き換えたときにもパッと英語が出てくるように、会話文を自分の日常用にカスタマイズしてしまいましょう!
方法は簡単です。会話文で使われているフレーズ・文法(そのレッスンのテーマ)を自分の生活の中だったらどんな時に使うかな~?と考えてセリフを作って音読します。
例えば、レッスンのテーマが現在完了で、会話文が I haven’t finished my homework yet. (まだ宿題が終わっていません。) だったとします。
社会人であれば、「この間頼んだやつ、どう?終わった?」(これも調べて言えるようにすると楽しいですよ!) という会話がありそうではないですか?この返事に使えそうですね。
I haven’t finished it yet. (まだ終わっていません。)
変えた箇所はほんの少しですが、「自分に関係があるセリフ」にしておくことで必要な時にパッとでてきますし、そのフレーズを記憶しやすくなります。1つ記憶して使えるようになってしまえば、あとは単語を変えるだけなのでいろんな場面で応用できるようになります。
レッスンを実践の場にするためには、この準備を予習でしておくことがとても大切です。
また、上記の例文のように、自分の日常に置き換える作業の中で出てきた文章は、「これは英語でなんて言うのかな?」と興味がわきませんか?
興味は定着のチャンスなので、調べて英語で言えるようにしておくと、レッスン内容から派生した「あなたにとって実践的」なフレーズがどんどん増えていきます!
復習1:会話文を音読!
さて、次は復習です。くどい!と思うかもしれませんが、音読はくどいと思うくらいしてほしいのです。
テキストの会話文には、そのレッスンでの重要文法・基礎文法・フレーズ・単語・言い回しが凝縮されています。
覚えてしまえば何通りにも応用できますし、基礎的な平叙文・疑問文などはそれぞれのユニットの会話文を音読するだけで、様々なパターンで何度も触れることになるので、英会話力向上にとても効果的なのです。
ここで紹介した予習1を行っている場合には、復習ではテキストを見ずに会話文を言えるように意識して音読してください。ここでも音源(本物の英語)を聞くことを忘れずに!
そして復習でシャドーイングする際には、なるべくテキストは見ずに、音源と同じスピードについていけるくらい繰り返しシャドーイングしてみてください。
復習2:「明日使うなら!」と思って英語でセリフを考える!
これは予習2と大体同じです。レッスンで習った英語を、「習って終わり」にしてしまう人がほとんどですが、それでは実践で使えないのは当然です。
あなたの日常生活で使えて初めて「英語が話せるようになっている!」と実感できると思いませんか?
しかし、日常生活で英語を話す機会などそうそうないですよね。とはいえ待っていてもチャンスはこないので、自分でセリフを考えて、実践の場を作ってしまいましょう!日常生活に落とし込むまでが復習です。
その日のレッスンで習った表現を、明日使うならどんなシチュエーションでどんなセリフで使えるだろうかと考えます。
「ミーティングで確認事項を聞く時に使えるかな?」「Bさんとランチに行ったとして、この話をしたら使えるかな?」とあなたの1日のタイムテーブルを思い出して、なるべく本当にありそうな場面、聞かれそうなこと、自分が言いたいことを具体的に想像して英語でセリフを作ります。
セリフが出来たら、本当に会話しているという気持ちで、抑揚もつけて何度も音読して覚えてしまいましょう!
自分で仮想実践場を作り、一人二役でも三役でもして、レッスンで習ったことを少しでも多く自分自身の養分にできるよう落とし込む作業をしてください。これが復習です。
まとめ
レッスンそのものの時間は週に1回40分~60分と決して長くありません。
重要なのは、その短い時間を有効活用するためにどれだけ準備=予習ができるか。
そして習ったことを落とし込める=復習できるか。この2つです。
今回ご紹介した予習・復習に共通するポイントは2つです。
・基本(会話文)をたたきこむ=音読
・習った英語を「あなたの」日常に落とし込む
この二つが実践できるものになっています。
本気で英語が話せるようになりたい皆さん、レッスン時間はもちろんのこと、その前後の学習を充実させて、ぜひ、レッスンの効果を最大限まで実り多いものにしてくださいね!
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