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更新日:2023年12月15日 英語コラム

小学校の「外国語活動」を知ろう!なぜ学校だけで英語勉強時間が足りないのかが、わかります

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2020年から学習指導要領が改訂され、小学3年生から「外国語活動」という形での英語学習がスタートしたことは、これまでにもいくつかの記事の中でお伝えしてきた通りです。

これを受けて、「家庭でも英語に触れさせた方がいいのは分かるけれど、何をさせればいいのだろう」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、小学校中学年の子の保護者に向けて、家庭での対策や意識するポイントについてお話ししたいと思います。

以下のような方に読んで頂きたい記事です。
・外国語活動ではどんなことをするのかピンとこない
・小学校中学年の英語学習で意識すべきポイントを知りたい
・外国語活動の対策として家でできることを知りたい

「外国語活動」とはどんな活動?

そもそも、外国語活動とはどのような活動なのでしょうか。

外国語活動として学ぶ内容やカリキュラムについて、文科省は、外国語活動の学習指導案例という形で資料を配布しており、こちらは誰でもダウンロードが可能です。これを見ればどのようなことを学ぶのか、その大まかなイメージを掴むことができるはずです。

この指導案の中では、ゲームや歌などを通して、挨拶のフレーズを覚える、好きなものを言えるようになるといった内容が挙げられています。

これだけ見ると、子どもを対象とした英会話スクールのレッスンの内容とも重なる部分があり、内容的には充実していると見えなくもありません。

しかし、これはあくまで指導案の一例であり、実際は学校や指導者によって内容が異なり、質についても差が生じてしまっているのが現状です。加えて、コロナ禍による休校措置などの影響もあり、十分な時間を確保できないという問題も生じているようです。

こうしたことから、家庭学習の役割が大きいことがお分かり頂けるかと思います。

外国語活動の特徴

まず、中学年の英語はあくまで英語に親しむという位置付けであるということです。しかし同時に、すぐに高学年となり教科としての英語学習が始めることから、準備は怠ることができない時期でもあります。

まだ教科という扱いではないため、学習時間は限られています。

つまり重要な時期でありながら、誤解を恐れずに言えば学校の授業だけでは心もとなさを感じるのが現状なのです。そこで、こうした点を家庭学習で補う必要が出てきます。

つまり、この時期のアプローチとしては、英語に慣れると共に本格的な学習を始めるまでの足がかりを作る、道筋をつけておくことを意識した家庭学習がポイントとなります。

外国語活動の対策を家でするとしたら何をするのがいいのか


では、小学校中学年の子の家庭学習は何をすればいいのでしょうか。ここまでお話ししたことを踏まえて、いくつかのアイデアを挙げてみたいと思います。

フォニックスを学ぶ

これまで英語に触れてこないで、3年生になって小学校の外国語活動の授業で初めて英語に接する子どもは、アルファベットの読み書きにも慣れていない子が少なくないと思います。

従って、そこから先の読み書きの学習のために、アルファベットを学んでいくことになるでしょう。

アルファベットを書けるようにするためには、ドリルなどを利用して練習することが一般的かもしれませんが、こうした従来の学び方では英語の読み方のルールなどは身に付きにくいものです。

そこでぜひ取り組んでもらいたいのが「フォニックス」です。フォニックスとは、英語を読むためのルールのようなもので、英語圏の子どもたちが読み書きを学ぶスタート時点で学ぶものです。

アルファベットの書き方を覚えてから、後で別にフォニックスの勉強をしてもいいだろう、まだ英語を始めたばかりだし。このように考える親御さんもいるかもしれません。

しかし、フォニックスはできるだけ早く学び始めることをおすすめします。それには次のような理由があるためです。

まず、フォニックスを入り口として英語の単語を覚えていくことは「自然な覚え方」だということです。

先ほど、英語圏の子ども達もフォニックスで英語を読むルールを学ぶというお話しをしました。英語圏の子どもたちがフォニックスから学ぶということは、いってみれば、そのやり方がその言語を覚えるためのプロセスとして適しているからといえます。

また、これを早期に学んでおくことで、その後の単語学習が楽になることも、フォニックスを学ぶべき理由の一つとして挙げられます。

高学年に入ると、本格的に英単語を学んでいくことになります。そしていくつかの学習範囲が前倒しになったことにより、学習の負担は以前よりも増しています。

フォニックスを学んでおくと、スペルと英語の音の関係にある程度の規則性を見出すことができるようになっているため、単語の一つ一つにつきスペルを覚え、それと連動させずに発音を学んでいくというのは負担が大きいからです。

学校によっては、外国語活動の中でこのフォニックスに触れていく所もあるかと思いますが、習得のために十分な時間が確保されているとは言えません。

最近では、フォニックスを学ぶことのメリットが広く認知され始めたおかげで、教材も多数出ています。最も取り組みやすいのはカードを活用してフォニックスに触れることでしょう。子どもの好みに合った商品を選んでぜひチャレンジしてみてください。

フォニックスに関して、こちらの記事も合わせてご覧ください。
フォニックスを知れば、英語の発音が向上すること間違い無し!

学んだことを使う

外国語活動としては、週一コマ程度の授業が想定されています。これでは英語の世界をほんの少し覗くことができるにすぎません。当然、定着や習熟のための時間は確保されていません。このことは、外国語活動の趣旨を考えれば仕方のないことかもしれません。

しかし、学校で習ったことを無駄にしてしまうのはもったいないことです。家では習ったことを実際に使ってみる環境を用意してあげると良いでしょう。これには、オンライン英会話の小学生向けのコースなどを活用するのがおすすめです。

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英語のゲームで反復練習をする

英語で遊ぶという体験がとても楽しいものであった場合、これを学校だけのものにしておくのはやはりもったいないですよね。楽しいと感じる時は、英語を吸収するのに絶好の機会でもあります。

家庭でも英語のゲームを活用しましょう。この際に、同じゲームを「やり込んで」みるのもおすすめです。

学校では一つのゲームを上達するまで繰り返すことは少ないでしょう。確かに、英語に親しむきっかけを作ることを目的として行なうのであればそれも意味のあることでしょう。

しかし、ゲームといっても英語という外国語を身につけることを考えた場合、反復することは非常に重要です。それはゲームを通した学習であっても同様です。

例えば、英語学習者向けに作られたカードゲームには、カードに書かれた単語を使って文章を作り声に出してみるというようなタイプの商品があります。こうしたものは、いきなりうまくできるということはないはずです。

逆に言えば、繰り返しプレイしているうちに、自然とフレーズを作る力がついてくるような作りになっています。こうしたものを使って簡単な文法事項を、実際に使えるものとして学ぶことは非常に有効です。

こうしたゲームを利用するときは、同じメーカーから出ているシリーズ物の商品を活用すると無駄なく一貫性のあるインプットができるのでおすすめです。

英語のゲームに関しては、こちらの記事で詳しく記載しています。
ゲーム#1  英語のカードゲームで英語を学ぶ4つのメリットと選び方のポイント

さいごに

この記事では、小学校中学年で本格化した外国語学習の授業に、どう対応していくかについて考えてみました。確かに、小学校中学年はあくまでも英語学習のとっかかりとして、英語に親しむことを目標としている期間ではあります。

しかし、同時にここでどのように英語と接するか、そしてどのようなことをするかによって、5年生から始まる教科としての英語学習さらには中学・高校と続く英語の授業にまで影響が及んできます。

英語に慣れ親しむと同時に、高学年からの勉強にもついていけるような土台を作ることを意識した学習が大切です。

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