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更新日:2023年12月15日

リーディング力は多読鍛える!初心者におすすめのやり方と教材を解説します

多読とはとにかく多くの量の英語を読む勉強法のことです。

日本人が英語を苦手とする大きな理由は英語に触れる機会が圧倒的に少ないということが挙げられ、多読法は多くの英語を読むことで英語に慣れることを目指します。

方法自体は非常に簡単ですが、多読をする際に意識をすることがいくつかありますので、今回は方法に加え、メリットや注意点などをご紹介したいと思います。

精読との違いは?

多読のほかに精読と呼ばれる勉強方法がありますが、これらの違いをまず説明したいと思います。

多読とはとにかく読む量を増やすことを目指しますので、言い換えれば質より量をベースとした勉強法と言えます。

一方で精読とは比較的難しい文章をじっくりと読むことで、一つ一つの単語やフレーズの理解を深めることを目指す勉強のことで、対照的に量より質をベースとした勉強法と言えます。

それぞれ目的が違うのでどちらのほうが正しいということは言えず、自身の英語力がどの段階にあるのか、あるは今必要な英語スキルは何なのかによって採る方法が異なります。

 

多読のやり方・たった4つのステップ

次に多読の方法についてご紹介したいと思います。方法自体は非常にシンプルですので、誰でも簡単に試してみることができます。それでは見ていきましょう。

ステップ1 教材を選ぶ

まず多読にとって一番大事なことは自身のレベルにあった英語を用意するということです。質より量を目指しますので、自身のレベルを基準に少し簡単なものを選びましょう。

目安としては7~8割程度理解できるものが良いでしょう。簡単すぎると学べるものが少なくなり、反対に難しすぎると精読することになってしまいます。1行に2~3語わからない単語が含まれるような英文を探しましょう。

ステップ2 英文を読む

次に英語を読んでいくのですが、じっくり読むことはせず、理解ができる範囲でなるべく速読をしてみましょう。以下の点を注意しながら読み進めることをオススメします。

<順番はこちら>
-わからない単語は調べず読み進める
-頭の中で発音せずに読む
-日本語に翻訳せずに理解する
-頭の中で浮かんだイメージがそのまま動く

例えば、「river」という単語を見て川の像を思い浮かべる人は多いでしょう。これはriverという単語が本質的に簡単であるため思い浮かぶのではなく、これまでの人生の中で「river」という単語に多く触れ合ってきたためです。

多読をすることでこのように日本語を介さずに頭の中に像を思い浮かべられるくらい英語を読み進められることが目標となります。

そのうち文章を読むにつれその像が動く、つまり英文を読んで頭の中で(日本語を介さずに)ストーリーが組み立てられるようになります。

ステップ3 わからなかった部分をチェック

文章を読み終わったら、わからなかった単語やフレーズを調べます。7~8割ほど理解できる文章を選んでいるため、残りの2~3割りを調べるだけです。

難しい文章を選んでしまうと調べることに時間がかかってしまうため、簡単な文章を選びましょう。あくまでも多くの量を読むことが肝となります。

ステップ4 新しい章に取り掛かる

次に新しい文章を読み進め同じ作業を繰り返します。同じ文章を読んでも良いですが、新しく見る文章でも頭の中でストーリーが浮かんでくるまで勉強することが目的ですので、できれば違った文章を読みましょう。

 

なぜ多読がおすすめなのか?得られる3つの効果

1.スキミングができるようになる

まず一つ目のメリットはスキミングができるようになることが挙げられます。

スキミングとは長い文章をすべて読むことなく、文章の大意をつかめるようになることです。

例えば日本語で説明書を読む際に一言一句すべて読まずに、全体を眺めるだけでなんとなく内容が理解できるといった具合です。

これができるようになると非常に文章を読むスピードが早くなります。

2.スキャニングができるようになる

次にスキャニングができるようになります。

スキャニングとは長い文章の中で必要な情報だけピックアップする能力のことです。

例えばパソコンの電源がつかない時に説明書を片っ端から読む人は少ないでしょう。

おそらくトラブルシューティングのページかQ&Aのページを見ると思います。

これは一種のスキャニングで、必要な箇所から情報をくみ取る技術です。多読をすると英語でも必要な情報の検討がつくようになります。

3.わからない単語の意味を予想できるようになる

7~8割りほど理解できる英文を選んでいますので、2~3割り理解できない単語にぶつかります。

そういった時でも普段からそのわからない単語の意味を予想する訓練をすることで、全体の理解が深まるようになります。今後いくら英語を勉強しても必ずわからない単語というのは出てきますので、この能力は非常に役に立ちます。

 

多読はここに気をつける!注意点3つ

1.難易度が合っていない

上記のように文章の難易度は適切に設定されている必要があります。難しい文章を読みたいという方は多読ではなく、精読しましょう。

反対に簡単すぎる文章も予想する力が養えないので、多読の観点からはあまり適切ではありません。

2.効果を実感する前にあきらめてしまう

上記のメリットはとにかくインプット量を増やして初めて身につくものですので、毎日継続して多読をしましょう。

必要な多読量に関しては個人の能力や言語センスによって異なりますので、一概には言えませんが、私の場合は交換留学中に毎日浴びるように英語を読んでいたところ、3か月ほどで速読ができるようになりました。

誰でもある一定の量をこなすと突然すらすら読めるようになる時が来ます。長い道のりですが、必ずゴールはありますので諦めずに継続しましょう。

3.内容に興味がないと辛い

何事においてもそうですが、興味が一番のモチベーションになります。いくら多読といっても興味のない文章を読んでも楽しくありませんし、継続しません。

例えば小説が好きな人がTOEIC対策のような内容の文章を読んでも全く力になりません。英語力がつけば読める文章の幅が広がりますので、今興味があることに全力で力を注ぎましょう。

 

多読のおすすめ教材3選

1.参考書

一番ポピュラーな教材は参考書です。こちらは自分のレベルに合っていればどのようなものを選んでもかまいません。受験勉強用の多読の参考書も売られていますので、この辺りを選べば間違いないと思います。

2.英語版漫画

活字がどうしても苦手という人は英語版の漫画もオススメです。

漫画は絵で情報を補足してくれますし、会話・口語表現がふんだんに使われています。また、一度読んだことのある漫画でしたら理解も早いと思いますので、是非手に取ってみてください。

アマゾンにも売っていますので、意外と簡単に手に入れることができます。

3.海外小説

海外の小説もかなり多読にはもってこいの教材です。有名なものは少し難易度が高くなると思いますので、少し簡単に書かれているものがオススメです。なによりも楽しむことが一番の継続への道となりますので、興味がある内容を選びましょう。

ビジネスマンであれば逆にビジネス書をおすすめします。日本語で一度読んだことがある書籍であれば、頭に入りやすいですし、加えて原書ならではの伝えたかった表現(翻訳で落とされてしまっていた作者の思い)なども見えてくるはずです。

 

まとめ

一定の英語力を超えると質より量が大切になります。

継続は力なりの言葉通り、リーディング力も継続して初めて身に付きます。是非みなさんも今日から多読をして英語力を高めていきましょう。

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