「おすすめ」は英語でどう言う?おすすめしたりおすすめを聞けるようになろう!
「おすすめの店」や「おすすめの本」など、誰かに何かをすすめたい場合、英語ではどのように表現するのでしょうか。
日本語でも「これがおすすめです。」「これをおすすめします。」など、文脈や相手に応じて表現を使い分けるように、英語でもシチュエーションによって言葉を変えるケースがあります。
この記事では、様々な「おすすめ」に関する表現を紹介していきます。
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「おすすめ」を意味する英語表現を紹介
誰かに何かをおすすめするという場合、英語では「Recommend」「Suggest」「Advise」といった単語を用いて表現します。
それぞれの特徴や使い方を見ていきましょう。
Recommend
友達や知り合いに、「これ、おすすめです」といったニュアンスで推奨する表現として最も定番の単語が「Recommend」でしょう。
「推薦する・勧める」といった意味合いで、「recommend+名詞・動名詞」「recommend+that節」「recommend+代名詞+to不定詞」のような文型で使われます。
・I recommend this book.
(この本をおすすめですよ。)
これは「recommend+名詞・動名詞」の形で、「recommend」を使った基本的な文章です。
・I recommend you to go by train.
(電車で行くことをすすめます。)
これは「recommend+代名詞+to不定詞」の形です。
誰かに何らかの動作を勧める場合に使われます。
いずれの場合も「recommend」は、どちらかといえば気の置けない間柄で使われる頻度の高い「おすすめ」の表現で、おすすめするものの良さを伝えたり、相手に特定の行動を促す意味合いも含んだ表現です。
Suggest
「(それも良いのだけど)こちらもおすすめです。」というように、「提案する」というニュアンスを持つのが「Suggest」です。
「recommend」と同様に「suggest+名詞・動名詞」「suggest+that節」と使いますが、「suggest+代名詞+to不定詞」とは言えない点に注意しましょう。
・I suggested that they should start early.
(私は彼らに早く出発するのが良いんじゃないかとすすめた。)
これは「suggest+that節」の形です。
「that」の後ろは「S(主語)+V(動詞の原形)」となるので気をつけましょう。
・She suggested to us that we should stay.
(彼女は私たちに、留まってはいかがですかとすすめた。)
「suggest」は自動詞なので、直後に代名詞を置くことはできません。
「~にすすめる」と対象を表す場合は「to」を用いて表します。
いずれの場合も「suggest」は、提案のニュアンスを含んだやや控えめな「おすすめ」を表す表現です。
Advise
「お酒は少なくとも1週間は飲まないことをおすすめします」といった具合に、相手に強めの示唆を与える場合には「Advise」を用いるのが妥当です。
お医者さんが患者に生活習慣の指導をするような場合によく用いられます。
「advise+名詞・動名詞」「advise+that節」などのように使います。
・The doctor advised that he stay at home.
(その医者は彼に外に出ないで家にいるように忠告しました。)
これは「advise+that節」の表現です。
・The doctor advised us against doing it.
(その医者は彼らがそれをしないように忠告しました。)
これは「advise」の後に代名詞を置いて対象を表す表現で、「against」を用いることで「~しない」という否定の助言を与える言い回しとなります。
いずれの場合も「Advise」は、「おすすめする」といったニュアンスでありつつも、少し高い立場から助言するという形で使われる「おすすめ」の表現となります。
人に何かをおすすめする表現を覚えよう!
誰かに何かをすすめる場合は、「Recommend」「Suggest」「Advise」の3語を使うことで多くのシチュエーションに対応できますが、これ以外にも「おすすめ」を表す表現は数多くあります。
<It is best~>
・It is best to be cautious.
(用心するに越したことはないですよ。)
これは、一般論として最善の方法を提案する時などに使うフレーズです。
「~するのが一番です。」という意味合いになります。
<Why don’t you~?>
カジュアルな言い方で、人にものを進める場合には「Why don’t you~?」もよく使われます。
・If you’re worried, why don’t you call him?
(もし心配なら、彼に電話してみたら?)
これは、相手に特定の行動を提案する場合の言い回しで、「~するのはどうですか?」という意味になります。
<How about~?>
こちらも同様に「~するのはどうですか?」という意味で使われる頻出フレーズです。
「Why don’t you〜?」がカジュアルな表現で目上の方には使えないのに対して、「How about〜?」は幅広いシーンで誰に対しても使用することができます。
・How about staying at home today?
(今日は家でのんびりするっていうのはどう?)
状況に応じてこれらの表現も使ってみましょう。
英語の幅がぐっと広がりますよ。
おすすめのものを聞く表現を覚えよう!
ここまでで誰かに何かをおすすめする表現を紹介してきましたが、「誰かに何かおすすめのものを紹介してほしい」という場合もあるでしょう。
その際に使える表現をいくつか紹介していきます。
・What do you recommend?
(おすすめは何ですか?)
初めて入るレストランやカフェなどで、お店の一押しメニューを尋ねる場合などに使える表現です。
どんな場面にも幅広く使えるフレーズですので覚えておくとよいでしょう。
・Which one is the best?
(どれが一番良いですか?)
数ある選択肢の中で、どれを選ぶのが良いか助言が欲しい場合などに用いる表現です。
複数ではなく二つの物のうち、どちらを選べば良いかについて助言が欲しい場合は「best」の部分を「better」に替えて尋ねるようにします。
まとめ:積極的に様々な表現を使って「おすすめ」に関する英語表現のニュアンスの違いを覚えよう!
この記事では、誰かに何かをおすすめする際の英語表現として、「Recommend」「Suggest」「Advise」の3つの単語の使い方や、定番のフレーズを紹介してきました。
また、おすすめのものを誰かに尋ねる言い回しについても触れてきました。
それぞれの言葉やフレーズの持つ意味合い、またその使い方を確認しながら、場面に応じた適切な表現が使えるようになるまで、繰り返し練習してみてください。
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