「思い出す」の英語表現を10個ご紹介!それぞれのニュアンスと例文を覚えて活用しよう

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更新日:2025年2月20日 英語コラム

「思い出す」の英語表現を10個ご紹介!それぞれのニュアンスと例文を覚えて活用しよう

remember

過去の思い出話をするのは楽しく、盛り上がる話題の一つですよね。

その際によく使う「思い出す」という英単語は、実はremember以外に10個もあるのです。

今回はそれぞれの使い方やニュアンスの違いを例文とともに解説していきます。表現と会話の幅を広げるために、ぜひ覚えて活用してください。

1.「思い出す」という意味の英単語・英熟語

①remember

英語で「思い出す」と言う時、rememberを用いるのが最も一般的です。意識してではなく、自然に頭に浮かぶというイメージがあります。

I will remember this scene many times in the future.
(私はこれから先、何度もこの景色を思い出すでしょう。)

②recall

recallはrememberよりも意識して思い出すイメージを持つ単語です。

I can’t recall where I put my glasses on.
(眼鏡をどこに置いたか思い出せません。)

③recollect

recollectはrecallよりもさらに「努力をして思い出す」というイメージが強い単語です。「過去を振り返る」というニュアンスが含まれています。

As far as I recollect, he was not at the library yesterday.
(私が思い出せる限りでは、彼は昨日、図書館にいませんでした。)

④retrieve

retrieveは「取り戻す」という意味を持つ単語です。そのため、記憶の中から探り当てて思い出すというニュアンスがあります。

Though I forgot the answer, I could retrieve it from my memory by the set time.
(その答えを忘れていたのですが、テスト終了時刻までに思い出すことができました。)

⑤think back

think backは「過去を振り返る」というニュアンスがあります。backという単語が含まれているのでイメージしやすいかもしれませんね。

I often think back on my experience of studying abroad.
(私はよく留学していた時の経験を思い出しています。)

⑥look back

look backもthink backと同様に、「過去を振り返る」という意味合いを持ちます。「回顧する」、「追憶する」というイメージがしっくりくるでしょう。

The family looked back on their life at this house fondly.
(その家族はこの家での生活を懐かしく思い出していました。)

call up memories

call upは、コールアップセンターなど「電話をかける」という意味でよく知られている単語ですが、「思い出す」という意味もあります。call up memoriesという形を取ることが多いです。

When he showed this photo, I called up memories of my younger days.
(彼がこの写真を見せてくれた時、自分の若かりし頃の記憶を思い出しました。)

cast one’s mind back

castは「物を放る」、「視線を移す」という意味の単語です。自分の気持ちを過去へと向けて思い出す様子がイメージできますね。

If you cast your mind back to 10 years ago, you will feel how your parents have loved you.
(もしあなたが10年前を思い出したら、あなたの両親がどれだけあなたを愛していたか分かるでしょう。)

2.「思い出させる」という意味の英単語・英熟語

①remind

A remind B of C という形を取って 「AがBにCを思い出させる」という意味を持ちます。

人だけでなく、出来事や物などを主語にすることが可能です。スケジュールやタスクを通知するリマインダーは、この単語からきていますよ。

The young staff member reminded me of the passion I had lost over the years.
(その若いスタッフは、長い年月の間に私が失ってしまった情熱を思い出させてくれました。)

Please remind me to send the email next Wednesday.
(来週水曜日に電子メールを送ることを忘れないよう、私に言ってください。)

②bring back memories

remindと同じように出来事や物、人などを主語に取り、「人に過去の記憶を蘇らせる」ということを表します。懐かしい、楽しい記憶だけでなく、良くない記憶も表現可能です。

I don’t like this song because it brings back my dark memories of the past.
(この歌は私の過去の暗い記憶を思い出させるので、好きではないです。)

3.rememberなど今回のキーワードを使った会話例

rememberやremindなど、今回ご紹介した単語は、思い出話だけでなく日常会話にも活用することができます。

どんなシーンで使えるか、例文を見てみましょう。

①日常会話編(オフィスにて)

A: Who is that person?
(あの人、誰?)

B: What are you saying? 
(何言ってるの?)
She is Ms.Tanaka, a dispatched worker, isn’t she?
(派遣社員の田中さんでしょ?)

A: I can’t remember her.
(全然思い出せない。)
When had she come to our office?
(いつからうちの会社に来てる?)

B: She has been our working companion for two years.
(二年前からずっと仕事仲間だったよ。)
You are tired, aren’t you?
(あなた、疲れてるんじゃない?)

C: She is Ms. Kobayashi dispatched recently. 
(彼女は最近派遣された小林さんですよ。)
 B, you are the one who is tired.
(Bさん、あなたこそ疲れていますよ。)

A: Leave the office at a set time and take a rest. 
(今日は定時であがってゆっくり休んで。)

B: Thank you, I’ll do so.
(ありがとう、そうする。)

②思い出話編

A:Can you think back to the day we first met?
(私達が初めて出会った日のことを覚えている?)

B:Yes, it is the time we were in the same class of our high school.
(うん、高校で同じクラスになった時だよね。)

A:Actually, we met only once in our childhood.
(実は、子供時代に一度だけ会っていたんだよ。)

B:
Oh,I’m sorry.
(え!ごめん。)
I forgot it.
(そのことを思い出せないや。)

A:This is the photo of that time.
(これがその時の写真だって。)
Recently, my mother sent it to me.
(最近、母が送ってくれたの。)

B:This photo reminds me of the day we met!
(この写真を見て、出会った日のことを思い出した!)
We played in the garden together, didn’t we?
(庭で一緒に遊んだよね?)

A:Oh yes, I miss the day.
(そうそう、懐かしいね。)

4.まとめ

今回は「思い出す」という英単語・英熟語を10個ご紹介しました。

一つの単語に対してこんなにも多くの言い方が存在し、それぞれ少し違ったニュアンスもあるとは、驚いたのではないでしょうか?

rememberさえ覚えていれば自分から話す際には困らないかもしれませんが、相手がさまざまな表現で思い出を語る時にも話についていけるよう、他の表現もしっかり身につけておきましょう。

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