sorryの意味は「ごめんなさい」だけじゃない!使い方や表現集を徹底解説
「I’m sorry」が「ごめんなさい」、という意味だということは多くの人が知っているでしょう。
しかし、「sorry」という単語にはその他にも様々な意味があることをご存知でしょうか。
「ごめんなさい」だけではない「sorry」の意味や、関連する表現を知っておくと、会話の幅が広がります。
そこでこの記事では、「sorry」という単語の意味や使い方について詳しく解説します。
関連記事:ごめんなさいは英語で何て言う?シチュエーション別の使い方を解説!
sorryの3つの意味を解説
「sorry」という単語の意味は、主に3つあります。
以下、それぞれ詳しく解説します。
<謝罪>「ごめんなさい」
まず挙げられるのは、謝罪としての意味です。
最も多い使われ方だと言えるでしょう。
たとえば、次のように用います。
I’m sorry for being late to our meeting this morning.
(今朝の会議に遅れて申し訳ございません。)
I’m sorry for accidentally spilling coffee on your shirt.
(うっかりシャツにコーヒーをこぼしてしまい、ごめんなさい。)
I’m sorry if my words hurt your feelings.
(私の言葉があなたの気分を傷つけたなら、ごめんなさい。)
そのほか、一言で語尾を上げながら「sorry?」と相手に何かを尋ねる際にも用います。
たとえば、相手の言っている言葉が聞き取れなかった場合などです。
<同情・共感>「お気の毒に」
「sorry」という単語は謝罪のほかにも、「あなたに同情しています」「共感しています」という意味でも使われます。
I’m sorry to hear that you’re going through a difficult time.
(あなたが困難な時期を過ごしていると聞いて心配です。)
I’m sorry to hear about your health issues. I hope you get well soon.
(お体の調子が悪いと聞いて、心配です。早く回復されることを願っています。)
I’m sorry for your loss. Losing a loved one is never easy.
(ご愁傷さまです。大切な人を失うのは辛いものですよね。)
特に、「I’m sorry for your loss.」は、「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」という意味を持ち、大切な人を亡くした方にかける定型の言葉なので、そのまま覚えておくとよいでしょう。
<後悔>「〜するんじゃなかった」
また、「sorry」は、自分が後悔していることを表現する際にも用いられます。
I’m sorry for not studying harder for the exam.
(試験勉強をもっと頑張ればよかったと後悔しています。/ 試験勉強を頑張らなかったことを後悔しています。)
I’m sorry for the way I spoke to you yesterday.
(あなたに対する昨日の言い方は悪かったと悔やんでいます。)
I’m sorry for not being there when you needed me the most.
(あなたが最も私を必要としていた時にそばにいなかったことを深く後悔しています。)
sorryに似ている単語
「sorry」の類語としては、「apologize」や「regret」などがあります。
それぞれの意味や使い方について、詳しく解説します。
apologize
「apologize」は「謝罪する」という意味の動詞です。
犯した過ちなどを誰かに詫びる際に用います。
I apologize for the inconvenience caused by the delay.
(遅れによるご不便についてお詫び申し上げます。)
I sincerely apologize for my mistake in the report.
(レポートのミスについて心から謝罪します。)
I apologize for any misunderstanding that may have occurred.
(生じた可能性のある誤解についてお詫び申し上げます。)
「sorry」よりも、フォーマルな表現なので、謝罪の意を強めたい時やビジネスシーンなどで使われることが多いです。
regret
「regret」は「後悔する」「残念に思う」という意味の動詞です。
過去の行動や決断に対して悔いを感じる時や、ある出来事や状況について望ましくないと感じている時に用います。
I regret not taking the job offer when it was presented to me.
(その仕事のオファーがあった時に受けなかったことを後悔しています。)
She regrets saying those hurtful words to her friend.
(彼女は友人に対して傷つける言葉を言ったことを後悔しています。)
He regrets not spending more time with his family.
(彼は家族ともっと時間を過ごさなかったことを後悔しています。)
We regret to inform you that the event has been canceled due to unforeseen circumstances.
(残念ながら、予期せぬ事情によってイベントが中止されたことをお知らせします。)
pardon
「pardon」は「許す」「免除する」といった意味の言葉です。
また、「ごめんなさい」「すみません」といった意味でも用いられます。
Please pardon my interruption, but I have something important to add to the discussion.
(突然のことで、申し訳ないのですが、私はこの議論に重要なことを加えたいと思います。)
I beg your pardon, but I didn’t catch what you just said.
(ごめんなさい。ちょっと聞き取れませんでした。)
The governor has granted a pardon to the convicted prisoner, allowing their release from prison.
(州知事は有罪判決を受けた囚人に対して免罪符を与え、刑務所からの釈放を許可しました。)
I wholeheartedly pardon you for your mistake.
(あなたのミスを心底から許します。)
forgive me
「forgive me」は「私を許してください」という意味を持つ表現です。
主に他人に対して自分の過ちや失敗を謝罪する際に使用されます。
Forgive me for my thoughtless comments.
(私の浅はかな発言を許してください。)
Forgive me for not being there when you needed me the most.
(あなたが最も私を必要としていた時に、私がそばにいなかったことを許してください。)
sorryを使った会話表現を紹介!
そのほかにも、会話における様々な場面で「sorry」は用いられます。
最後に、会話の中でよく使われる表現をいくつか紹介します。
sorry for the inconvenience
「sorry for the inconvenience」は「ご不便をおかけして申し訳ありません」という意味の表現です。
自分の行動や状況によって不便や迷惑を引き起こされた相手に謝罪する際に使用します。
I’m sorry for the inconvenience caused by the construction work outside your apartment.
(マンション外の工事でご迷惑をおかけしています。)
sorry to bother you
「sorry to bother you」は「お忙しいところをお邪魔して申し訳ありません」という意味の表現です。
相手に対して自分の存在や質問、頼みごとなどによって迷惑をかけることを謝罪する際に使用します。
Sorry to bother you, but could you spare a moment to help me with this problem?
(お忙しいところをお邪魔して申し訳ありませんが、この問題を解決するために少しお時間をいただけますか?)
sorry for the late reply
「sorry for the late reply」は「返信が遅くなって申し訳ありません」という意味の表現です。
相手に対して自分の返信が遅れたことを謝罪する際に使用します。
Sorry for the late reply. Let’s schedule a meeting to discuss your proposal.
(返信が遅れて申し訳ありません。あなたの提案について話し合うためにミーティングの予定を立てましょう。)
sorry to hear that
「sorry to hear that」は「それを聞いて残念です」「お気の毒に」という意味の表現です。
相手から何か悪い出来事や辛い状況を伝えられた際、同情や共感を示すために使用します。
I’m really sorry to hear that you got injured. I hope you have a speedy recovery.
(ケガをしたと聞いて本当に残念です。早く回復することをお祈りしています。)
sorry for the confusion
「sorry for the confusion」は「混乱を招いて申し訳ありません」という意味の表現です。
自分の行動や情報の誤りによって混乱が生じたことを認識し、改善や説明を行う意思を示す表現として使用されます。
I’m sorry for any confusion caused by the conflicting information.
(相反する情報によって生じた混乱についてお詫び申し上げます。)
sorry for your loss
「sorry for your loss」は「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷さまです」という意味の表現です。
相手が何らかの喪失や悲しみを経験した場合に、同情やお悔やみの気持ちを示すために使用されます。
I heard about the passing of your grandmother. Sorry for your loss.
(あなたのおばあさんの訃報を聞きました。お悔やみ申し上げます。)
sorry to keep you waiting
「sorry to keep you waiting」は「お待たせして申し訳ありません」という意味の表現です。
自分が遅れるなどして、相手を待たせてしまったことを謝罪する際に使用します。
Sorry to keep you waiting. Thank you for your patience.
(お待たせして申し訳ありません。ご辛抱いただきありがとうございます。)
まとめ:「sorry」の使い方をマスターして会話表現の幅を広げよう!
「sorry」という単語には「ごめんなさい」という意味だけでなく、「残念です」「心配しています」「同情します」などの意味があります。
謝罪の意味以外での使い方も、ビジネスなどの会話においてよく登場します。
意味を間違えないようにしっかりマスターして、実際に使ってみましょう。
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