英会話の最重要フレーズ「Sounds good」について解説します!
ネイティブスピーカーと話をしていると、一度は「Sounds good」を聞いた事があるかも知れません。「Sounds good」は英語を話す上では外す事のできない最重要フレーズのひとつで、外国で生活をしていれば1日1回は確実に使うと言っても過言ではありません。
そのため、Sounds goodと適切なタイミングで相手に返す事ができれば、英会話の幅は大きく広がります。
今回はこの「Sounds good」について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Sounds goodの意味
Sounds goodは直訳すると「良い感じに聞こえる」となります。
元々は「It sounds good」または「That sounds good」の主語の省略形になります。
後ほど出てきますが、この主語をあえて発するという使い方もあります。
ここから転じて「イイネ!」「賛成!」といったポジティブな同意、同調の表現に幅広く使う事ができます。
Sounds goodを用いた会話例
ここからはSounds goodを用いた会話例をいくつか見ていきましょう。
かなり広いシチュエーションに対応する事が可能です。
友達との何気ない会話
例文:
A:How was your weekend?
(週末はどうだった?)
B:Amazing! I went to Yosemite National Park, it was breathtaking!
(最高だよ!週末ヨセミテ国立公園に行ったんだよね。息を呑む光景だったよ!)
A:Oh, sounds good! I agree with you.
(お、イイネ!私もそう思うよ。)
このように、相手に対して相槌を打ちたい時に反射的に使う事ができます。
例文:
A:Why don’t we call it a day today? I’m exhausted!
(今日はもう終わりにしない?疲れたよ!)
B:Sounds good, I was thinking exactly the same thing.
(そうだね。僕も全く同じ事を考えてたよ。)
同意の意を示す場合においても、sounds goodは使えます。
逆に疑問を呈したいときはSorry but I don’t think soなどの表現を当てます。
会議での反応
例文:
A:This is all of our proposal. If you have no questions or concerns, let’s proceed with this plan.
(以上が我々からの提案です。特に疑問点や懸念等なければ、このプランで進めようと思います。)
B:Sounds good. Let’s talk about the detailed timeline.
(承知いたしました。では、具体的な計画について話し合いましょう。)
このように、職場内会議のような場でも簡単に同意の意を伝える事ができます。
ただ、より部門横断の会議や、事業方針の大幅な変更など大きな意思決定をする場であれば、I agree with thatなど、Sounds goodがふさわしくない場合もありますので、頭に入れておきましょう。
また、基本的にSounds goodは話し言葉であり、書面ではあまり使わない点も押さえておきましょう。
レストランでの注文の時
例文:
A:What is the recommendation of this restaurant?
(このレストランのオススメを教えてくれませんか?)
B:I will recommend you a medium rare steak with fried onion, it is so good!
(ミディアムレアのステーキとフライドオニオンの付け合わせがオススメです、とても美味しいですよ!)
A:Sounds good!
(じゃあそれで!)
Sounds goodはレストランやファーストフード店での注文にも使えます。
特に海外ではメニューに悩む際店員にオススメを聞く機会も多く、相手のオススメをそのまま注文したい時に”Sounds good”で注文を済ませる場面が多く、覚えておくといいでしょう。
シチュエーションによって、色々なSounds goodがありますね。
Sounds goodの応用例
Sounds goodの表現の応用例として、以下のようなパターンがあります。
シチュエーションや気分によって、使い分けてみてください。
Sounds great
強い同意同調を示す時に使えます。
goodをgreatに置き換える事で、相手に強い気持ちを伝えようとしています。
同じ考え方で、great部分をamazingやfantasticに置き換えても良いです。
例文:
A:How was the result of the exam?
(試験の結果はどうだった?)
B:It was tough, but I finally passed!
(大変だったけど、最終的には受かったよ。)
A:Sounds great!! You made it!
(すごい!やったじゃん!)
That sounds good
冒頭でSounds goodは”That sounds good”の省略形と書きました。
その省略前の形をあえて略さずに話す事で、相手に対して同意の意味を強調する事ができます。
greatやfantasticまでは行かないけれど、少しだけポジティブな感情を強調したい時に使えます。
例文:
A:What’s this cool keychain?
(このイカしたキーホルダーは何?)
B:I bought it at the livehouse. It’is a limited edition, only sold at the live event.
(ライブハウスで買ったんだ。ライブイベントでのみ売られる限定品だよ。)
A:Oh, that sounds good, I should go next time!
(それはイイネ!次は行かなきゃ!)
Sounds good to ◯◯
◯◯にとっては良い、と言う形で状況を限定したい時に使えます。
例えばAさんにとってはいいけど、Bさんには合わない、と言う事例が当てはまります。
例文:
A:Why don’t we go to Disneyland tomorrow?
(明日ディズニーランド行かない?)
B:Sounds good to me, but I think you should ask Melissa. Her schedule seems pretty packed.
(私はいいけど、メリッサに聞いた方がいいね。彼女、予定が詰まってそうだよ?)
A:Oh I totally forgot about that, OK, I’ll ask her!
(うわ、完全に忘れてた!わかった、聞いてみるよ!)
疑問文にSounds goodを入れる
これまでSounds good は返答に入れる事が多かったですが、これを相手への問いかけに入れることも可能です。
「どう思う?」というニュアンスの疑問文が作れます。
例文:
A:We will proceed with your plan, but we have to revise the timeline a little.
Does that sound good to you?
(あなたのプランで進めようと思いますが、タイムラインに若干修正が必要です。問題ないですか?)
B:No problem, understood! When is the deadline?
(問題ございません。締切はいつでしょうか?)
まとめ
今回はSounds goodについて解説しました。
会話においてはとても使いやすいフレーズなので、ぜひ覚えて、英語の幅を広げてくださいね。