独学で英語を話せるようになりたい人向けの勉強法【留学なしで英語を身につけた私が解説】
「留学なしで、独学で英語を話せるようになれたらいいのに」
と思ったことはありませんか?
実は、独学でもやり方さえ間違わなければ、英語を流暢に話せるようになれます!
この記事では、独学で英語を身につけた筆者がその方法とコツを伝授します。
- これから独学で英語学習を始めたいと考えている方
- 英語学習に挫折してしまった経験がある方
- なるべく早く英語を話せるようになりたい方
など、英語を話せるようになりたいと考えている方であれば、誰にとっても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までご覧いただき、実践に役立ててください!
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独学で英語は話せるようになる?
「英語を話せるようになるには、やっぱり海外に留学しないと無理なのでは?」
「国内で英語を身につけようとしたら、いろんなスクールに通わないと難しそう…」
「独学で英語が話せるようになったら苦労しないよ」
独学での英語学習については様々な意見があるので、本当に独学で英語が話せるようになるのか心配に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論として、独学でも英語を話せるようになることは十分可能です。
実際、筆者は日本で生まれ育ちましたが、留学をせずに独学で英語を学び、TOEIC955点と英検準一級を取得、仕事で使えるレベルの英語力を身につけました。
文部科学省*によると、英語は公用語・準公用語等として54ヵ国、世界全体の約3割の約21億人が使用している言語です。
これだけの人に使用されている言語なので、当然英語を学ぶための教材はかなり充実しています。
また、技術の発展によりスマートフォンやPCを使って効率的に英語を学べるようになっています。
そのため、以前に比べてわざわざ海外に行かずとも、国内で英語を学ぶ環境が整えられるようになりました。
しかしながら、当然独学で英語を学ぶことは簡単ではありません。
後述しますが、継続する意思や明確な目標設定など、英語を話せるようになるまでに様々な壁が立ちはだかります。
ですが、然るべき努力を続けることで、日本にいながらにして独学で英語力を身につけることは可能です。
英語を独学で学ぶ際の勉強法やコツについては、記事の後半で詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また、当ブログのこちらの記事では「ネイティブが英語を話す時の脳の状態」である「英語脳」を作る方法を徹底解説しているので、英語を独学で習得したいという方は参考にしてみてください。
関連記事:英語脳の作り方3ステップ!留学経験なしの独学で英検準一級ある私が解説します!
*参照:教育課程部会 外国語専門部会(第10回)議事録・配付資料
英語を独学で学ぶメリット
英語を独学で学ぶ際「難しい」というマイナスなイメージが先行してしまいがちですが、実はメリットもいくつかあります。
ここでは、英語を独学で学ぶメリットを3つ紹介していきます。
コスト効率が良い
独学で英語を学習する場合、必要に応じて自分で教材を選んで購入するため、学習にかかる費用を抑えることができます。
スクールに通う、留学に行くなどすると一般的に高額な費用が発生するので、予算をなるべく押さえて学習したいという人は独学がおすすめです。
さらに、最近ではデジタル技術の発展に伴い、無料または低コストで利用できる英語学習リソースが大幅に増加しています。
スマートフォンアプリ、Webサイト、オンラインコース、YouTubeチャンネルなど、多様なデジタルプラットフォームが英語学習に役立つコンテンツを発信しています。
従来の教材と比べて低コストでありながら、高品質なものが多いため、これらを活用することで独学でも十分に学習可能です。
自分のペースで無理なく進められる
自分のペースで無理なく進められる点も独学で英語を学習する利点の一つです。
特に、生活が不規則だったり、周りと学習進度を合わせることに不安がある方にとって大きなメリットとなります。
従来の英会話スクールや留学プログラムは、一般的に固定のカリキュラムや一定のペースに従って進められるため、個々の学習者のレベルやスピードに合わせることが困難な場合も。
一方独学では、自身の生活スタイルや学習の進捗に合わせて、学習ペースを調整できるので、無理なく進められます。
例えば、忙しい日と時間のある日とで異なるメニューを組んで学習することが可能です。
決められた学習時間がないため、好きな時間に学習できるのも良い点と言えるでしょう。
また、理解が難しい箇所が出てきた際には、その部分に焦点を当て、深く理解するまで時間をかけることができます。
こういった独学における学習の柔軟性は、学習時に生じるストレスの軽減に繋がることもあります。
自分の興味に合わせた学習ができる
独学での英語学習のもう一つの大きなメリットは、自分の興味やレベルに合わせて学習をカスタマイズできることです。
従来の英会話スクールや留学プログラムでは、先方が指定した教材やトピックに基づいて学習することが一般的ですが、これが必ずしも全ての学習者の興味に合致するわけではありません。
独学の場合、自分の関心があるトピックや現在の英語力に合った教材を選ぶ自由があります。
例えば、映画や音楽、科学、ビジネスなど、特定の分野に特化した教材を用いて学習を進めることが可能です。
自分の興味に合わせて教材を選択できるので、学習へのモチベーションを高く保ちやすくなります。
しかし、あまりにも学習内容が偏ってしまうと、実際に英語を使用する際に語彙が限られるなどの問題が生じる恐れがあるので、バランスには注意するようにしましょう。
このように、独学では学習時間や内容を自分でカスタマイズできるので、個々に合わせて効率的に学習を進めることができます。
「学生時代、英語が嫌いでつまずいてしまった」という方であっても、独学の自由なスタイルであれば楽しく英語を習得できる可能性があるので、ぜひ試してみてください。
英語を独学で学ぶデメリットと対策
英語を独学で学ぼうとする際に不安に思う方が多いですが、実際独学によるデメリットは少なくありません。
しかし、適切な対策を取ることで解消できる課題もあるので、ここでは英語を独学で学ぶデメリットと対策法を6つ紹介していきます。
間違った知識を身につけてしまう可能性がある
独学では、フィードバックや指導を受ける機会がほとんどないため、発音、文法、単語の使い方などを間違って覚え、誤った知識がそのまま定着してしまう可能性があります。
特に、WebコンテンツやYouTube動画などを使用して学習する場合、内容の正確性を自分で判断しなくてはならず、時として質の高い教材を見極めるのが難しいことも。
このような状況を防ぐためには、信頼できる教材を選択することが大変重要です。
書籍として出版されている教材は、監修者など、多くの英語のプロフェッショナルの目を通しているものになるので、誤った情報が掲載されている可能性は低いです。
一方で、個人のインフルエンサーなどが発信しているコンテンツは、専門家によるチェックがなされていないことも多いので、自身で情報の真偽の確認を行うのが良いでしょう。
しかし、残念ながらどれだけ気をつけていても、誤った知識を身につけるリスクは0にはなりえません。
そのため、定期的なセルフチェックに加えて、英語のプロからフィードバックをもらうようにしましょう。
手軽に行える方法としては、オンライン英会話があります。
オンライン英会話では、先生から語法や発音などに関するフィードバックを受けられるので、自宅にいながらにして、自分の知識を客観的に評価してもらえます。
多くの英会話サービスではお試しレッスンを設けているので、実際に体験してみて、自分に合ったサービスを見つけ、定期的に活用するのがおすすめです。
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効率の悪い方法で学習してしまうリスクがある
独学では、間違った知識を身につけるリスクだけでなく、効率の悪い学習方法で学習してしまう危険性も潜んでいます。
プロによる専門的な指導や経験豊富な教師からのアドバイスがないため、学習者は自身の進捗や学習方法を自身で管理・選択しなくてはなりません。
場合によっては、効率的でなかったり、自分に合わない学習方法を長期間続けてしまうこともあるかもしれません。
例えば、自分のレベルや目的に合わない教材を選んだり、自身の弱点を的確に把握できず、効果が出にくい学習方法を選択してしまうなど。
学習方法や教材が適切でないと、せっかく時間と労力をかけていても、なかなか成果が得られず、歯がゆい思いをすることになるでしょう。
独学で英語を学ぶ際は、自分の進捗やレベルを定期的に確認し、英語力の伸びが芳しくない場合など、必要に応じて学習計画を柔軟に調整することが重要です。
自分と同じくらいのレベルの学習者の学習方法を参考にすることも時として有用です。
しかし、すべての人に合う学習方法はないということは念頭に置く必要があります。
大切なのは、一つの学習方法に固執せず、自分の成長や時間の経過と共にアップデートしていくことです。
モチベーションの維持が困難
何かしらのスキルを習得しようとする時には、モチベーションを維持することが非常に重要です。
特に、英語は一朝一夕では身につかないので、長期間にわたってモチベーションの波をできるだけ一定に保つ必要があります。
独学においては、このモチベーションの維持が非常に困難で、多くの学習者が苦戦しています。
自分と同じように努力している他者の存在を意識しづらく、孤独な戦いとなるため、自分自身で士気を高め続けなくてはなりません。
特に注意すべきなのは、学習の進捗が停滞している時や困難に直面した時です。
そういった場合に、励ましやアドバイスの言葉をくれる人が周りにいないと、モチベーションが低下して、そのまま挫折しやすいです。
しかし、モチベーションを維持し、学習を継続する方法はいくつかあります。
<自分の成長を定期的に振り返る>
英語学習のモチベーションが低下する理由の大半は、「成長が感じられない」といったものです。
特に学習歴が長くなり、レベルが高くなればなるほど成長の幅はどうしても小さくなるので、必然的に成長が見えづらくなってしまいます。
しかし、適切な学習方法を継続して行っている場合、少しずつであっても必ず成長しています。
ほとんどの人はここに気づけていないだけです。
そんな時には、自分が過去に学習した教材に再度挑戦してみるのが良いでしょう。
以前よりも素早く内容を理解できるようになっていたり、知っている単語が増えていたりと、何かしらの成長ポイントが見つかるはずです。
<そもそもモチベーションに頼らず学習を行う>
逆説的ですが、そもそもモチベーションに頼らず学習を行えるようになることが、英語学習のモチベーションを保つ最良の方法です。
英語学習は一定の期間で終了するものではなく、生涯を通して行われるべきものです。
言語は一度身につけても、定期的に学習を続けなければ、そのスキルはどんどん低下していきます。
せっかく留学に行って英語を身につけたのに、帰国後英語に触れる機会が少なくなったことで、全然英語が話せなくなったという方は少なくありません。
モチベーションは一定に保とうとしても、多かれ少なかれ誰しも必ず波が生じるものなので、モチベーションに頼ることなく英語学習が行えるようになると、学習継続が容易になります。
例えば、日頃毎日行う「歯磨き」「入浴」「メイク」などは、モチベーションに頼らずとも実施可能な行動です。
英語学習もこのレベルまで習慣化できれば、モチベーションや気分に左右されることなく、日々のルーティーンとして当たり前のように実行できるようになります。
上記の方法を自分のスタイルに応じて組み合わせることで、独学でもモチベーションを維持して学習を続けることができるようになるでしょう。
学習の進捗を自己管理する必要がある
英語を独学で学ぶ場合、学習の進捗は完全に自己管理しなければなりません。
この進捗管理のプロセスは、英語学習初心者のみならず、ある程度英語学習を経験した上級者の方でも難しいと感じることがあります。
学習の進捗管理には以下のような内容が含まれます。
- 目標設定
- 学習計画の立案
- 学習進捗の確認
- レベルチェック
- 学習内容の調整
- モチベーション維持
例えば、最初のステップである「目標設定」。
適切な目標設定を行うためには、自分の現在の英語力、学習に割くことができる時間など、様々な要素を考慮する必要があります。
また、自分自身で進捗を客観的に評価することは難しく、学習が停滞している場合にそれを認識し、必要な調整を行うことも容易ではありません。
そのため、独学で英語学習を進める場合は、英語力と同時に自己管理能力を鍛え、定期的な自己評価を行うことが重要になります。
自己管理がうまくいかないと、モチベーションの低下にも繋がり、最悪の場合、英語学習を諦めてしまいかねません。
自己管理能力については経験によって鍛えられる部分も大きく、短期間で簡単に身につけられるものではありません。
つまり、すぐに効果が出る対処法というのは残念ながら存在しません。
しかし、学習を続けているのに成果が出ない、学習進捗が芳しくないという場合は、以下の方法を試すことで改善できる可能性があるので試してみてください。
<テストを受けて実力をチェックする>
学習を続けているのに成果が出ない場合、自分の今のレベルに合った学習ができていない可能性が高いです。
自分のレベルを自分自身で客観的に判断するのは難しいので、資格試験やテストを受けて測るのが良いです。
実力チェックがメイン目的の場合、合格/不合格を判断するような資格試験ではなく、スコアが測定できるようなテストが望ましいです。
例えば、TOEICやVERSANT、TOEFL、IELTSなどの試験を受けて、得られたスコアから今の自分がCEFR指標のどこに位置するかを把握すると、適切な学習レベルが判断できるでしょう。
CEFR指標とは、国際的な語学力の基準です。
各種英語の資格試験やテスト結果はCEFR指標に換算することができます。
CEFRについて詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご確認ください。
こちらの記事では、CEFRのそれぞれのレベルについての詳しい解説、自身のCEFRを知ることができるスピーキングテスト「VERSANT」について紹介しています。
関連記事:VERSANTスコア目安はどのくらい?スコア別の対策方法まで徹底解説!
<プロの指導を受け、正しい学習方法を身につけてから独学をする>
特に英語学習に慣れていない初級者の場合、適切な目標設定や学習計画の立案がうまくできないことがあります。
また、往々にして学習進捗管理には時間がかかるものなので、その分学習時間が減ってしまいます。
もし、自己管理に不安があったり、効率的に学習を進めたいと考えるのであれば、学習初期の段階でプロの指導を受け、上手な学習サイクルを身につけてから独学を行うのがおすすめです。
ここで言うプロとは「英語コンサルタント」のことです。
英語コンサルタントとは英語学習のプロで、効率的な英語学習の方法を指導し、学習の効果を最大限高めるためのサポートを行います。
コンサルタント自身も英語学習の経験が豊富なため、学習者の気持ちに寄り添いながら、目標達成のため最短ルートでの学習を提案してもらえます。
短期間での英語力向上が期待できるだけでなく、正しい英語学習の方法も身につけることができるため、指導を受けてから独学に戻ることで、より効率よく学習ができるようになるでしょう。
不安を抱えながら学習を続けなくてはならない
独学で英語学習を進める場合、プロや教師からの指導がないため、学習者は自分の学習の進捗や学習方法に対して自信を持つことが難しく、しばしば不安や心配を抱くことがあります。
特に、学習の進捗が遅いと感じる時に、自分の学習方法やこれまでの努力について疑問を持ち、その結果、モチベーションが低下したり、学習の効率が落ちたりすることも。
また、独学では客観的な評価を得られないので、自分のレベルが適切であるかどうか判断するのも困難です。
学習に不安を感じた場合は、闇雲に学習方法や教材を変えたり、学習をやめたりせずに、すぐにプロに相談するようにしましょう。
そうすることで、ここまでの努力を無駄にせず、これからの学習も効率的にポジティブに進めることが可能です。
いくら考えても、自分では解決策が見つからないという状況でも、プロのコンサルタントであれば課題を特定し、適切な学習計画を提供してくれます。
一般的に、コーチングサービスでは、まずはじめに無料カウンセリングの時間が設けられています。
このセッションでは、英語学習のプロフェッショナルが、これまでの学習歴や現状の英語力、今後の目標などのヒアリングを通して学習者の弱点や課題を特定し、最適な学習プランを提案します。
それを踏まえた上でコーチングサービスを実際に受けるかどうかを判断することができるので安心です。
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独学でも英語が話せるようになる勉強法
ここからは、実際に独学でも英語が話せるようになる勉強法を紹介していきます。
各勉強法で意識すべきコツについても触れていくので、日々の学習メニューとして取り入れてみてください。
中学英語を完璧にする
中学レベルの英語は、英語の日常会話や基本的な文章構成に必要な語彙、文法といった要素をカバーしているため、まずはこのレベルの基礎をしっかりと固めることが重要です。
具体的なやり方としては、まず中学で学ぶ基本的な文法規則を理解し、それらを使って簡単な文章を作成できるようにします。
文法の理解は、正しい文の構築と英語の基本的な意味理解に必要不可欠です。
次に、基本的な語彙を身につけ、それを使って日常生活でよく使うフレーズや短い文章を覚えます。
基礎段階で正しい発音を身につけることも重要なので、単語を覚える際には音声を聞いて、実際に声に出すことで、単語の意味だけでなく音も同時に記憶するようにしましょう。
使用する教材は、社会人向けに構成されている教材でも、中学生向けの参考書でもどちらでも構いません。
いずれも必要な学習事項は網羅されているので、実際に教材を見てみて、自分が使いやすい、勉強しやすいと感じたものを選びましょう。
スマホアプリを使って学習する
従来の英語学習法では、教材を購入し、自宅やカフェなどで勉強するのが一般的でした。しかし、近年のデジタル技術の発達に伴い、スマートフォンアプリを使った学習が主流になりつつあります。
場所や時間を選ばずに学習することができ、通勤時間などのスキマ時間にも学習しやすいため、多くの学習者が取り入れています。
最近では、無料で使える高品質なアプリも増えているため、スマホアプリのみで学習を完結させている人も少なくありません。
スマホアプリを使用して学習する場合、自分の学習目的やレベルに合ったアプリを選ぶことが大切です。
例えば、初級者向けのアプリでは基本的な語彙や文法から学ぶことができ、より上級者向けのアプリでは複雑な文法や会話練習に焦点を当てることができます。
アプリによっては、1つのアプリの中でレベルや学習内容が分かれており、幅広いニーズに対応できるものもあります。
ゲーム感覚で楽しみながら学べるアプリもあるので、英語学習の習慣がないという人でも続けやすいでしょう。
また、発音練習機能を備えたアプリも多く、これらを利用することで正しい英語の発音を学ぶことが可能です。
一部のアプリでは、ユーザーの発音を分析し、改善点を指摘してくれるものもあります。
独学で英語学習を行う場合、誤った発音を身につけてしまうリスクがあるので、こういったアプリを活用して、フィードバックを得ることは非常に重要です。
リスニングスキルの向上にもスマホアプリは有用です。
イヤホンを使用すれば、通勤時間や家事の間などのスキマ時間でも学習できるので、学習時間の捻出もしやすいでしょう。
このように、スマホアプリを活用することで、語彙、文法、発音、リスニングといった、あらゆる英語スキルの学習をカバーすることができ、効果的に独学を進めることができます。
本ブログのこちらの記事では、ビジネス英会話を身につけるのにおすすめのアプリを紹介しているので、ぜひアプリ選びの参考にしてみてください。
関連記事:
無料で使える!英会話アプリおすすめ7選【TOEIC955の私が厳選】
オンライン英会話を受ける
独学で英語を学ぶ際に最も困るのが、身につけた英語を実際に使って練習する相手がいないということです。
英語はあくまでも言語なので、受験のように読み書きができたり、問題に答えられるようになるだけでは意味がありません。
英語を話せるようになりたいのであれば、やはり実際に英語を話す経験は欠かせません。
そこでおすすめなのが、オンライン英会話レッスンの利用です。
オンライン英会話の最大の利点は、時間や場所に縛られず、自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けることができる点です。
そのため、忙しい日々の中でも効率的に英語の勉強を組み込むことが可能となります。
また、オンライン英会話は、従来の対面式の英会話スクールに比べると、比較的金額を抑えて受講することができます。
参考として、業界最安水準と言われているQQEnglishの料金体系(税込)は以下の通りです。
- 月4回コース (200ポイント):2,980円
- 月8回コース (400ポイント):4,980円
- 月16回コース (800ポイント):7,980円
- 月30回コース (1,500ポイント):11,980円
このように、月々のレッスン回数によってコースを選択できるので、無駄なく経済的に利用できます。
レッスン価格はリーズナブルでありながら、教師全員が国際的な英語教授法である「TESOL」の修了を義務付けられているため、レッスンの質が高いことでも知られています。
ちなみに、QQEnglishでは無料で2回のお試しレッスンを受けることができます。
また、LINEの友達追加をすることで無料体験レッスンが3回に増えます。
レッスンでは、基本的な挨拶から始まり、日常会話、ビジネス英語、特定のトピックに関するディスカッションなど、自分の学習目標や関心に合わせた内容で進めることが可能です。
実際のコミュニケーションシーンで使える言葉や表現を学び、同時に文化的背景や慣習についても理解を深めることができます。
自分のレベルが分からない場合でも、英会話の先生が学習者に合ったコースや教材を提案してくれるので心配ありません。
また、オンライン英会話では、レッスン中にすぐフィードバックを受けることができるため、発音や文法の誤りをすぐに修正し、正しい英語の使い方を身につけられます。
さらに、会話中に生じる疑問や不明点について、リアルタイムで先生に質問し、解決することが可能です。
このように、オンライン英会話レッスンを利用することで、実際の会話練習を重ね、効果的に英語のコミュニケーションスキルを向上させることができます。
オンライン英会話の上手な活用法や学習継続のコツについて、本ブログの以下の記事で解説しているので、こちらも併せてチェックしてみてください。
関連記事:オンライン英会話は毎日受けないと効果が出ない!?学習継続のコツと併せて徹底解説!
英語で日記をつける
オンライン英会話が英語力の向上に役立つと分かっていても、実際に先生と英語を話すのはハードルが高く、難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
そういった方は、まずは英語で日記をつけることを習慣づけてみましょう。
独学での学習は、教材やアプリを使ったインプットに偏ってしまいがちですが、英会話やライティングなどのアウトプット学習も大変重要です。
アウトプット学習は、学んだ知識を実際に使える知識へと転換させるためにも、インプット学習と並行して行う必要があります。
自分の思考や経験を英語で表現する習慣をつけることで、頻出の表現やフレーズを自然に使う能力が向上します。
日記には、その日起こった出来事や感じたこと、学んだ新しい単語や表現などを書くのがおすすめです。
こうすることで、実際の生活と密接に関連した言葉やフレーズを学ぶことができます。
また、日記を書くことは、文法や構文の練習にも有効です。
正しい文法を使い、論理的に思考を整理するプロセスを通じて、英語の文法理解が深まり、より複雑な構文を使って表現する能力も養われます。
過去の日記を読み返すことで、自分の英語力の成長を実感できるので、モチベーション維持にもプラスに働きます。
初期の段階で細かい間違いを気にする必要はあまりありませんが、文法やスペルミスが気になる方は、紙ではなくスマホやPCを使って日記をつけるのが良いでしょう。
最近ではスペルミスや文法の誤りを指摘してくれるツールがあるので、書いた文章をそれらを使ってチェックすることで、その場で間違いに気づくことができます。
英語で日記をつけるのは地道な学習ですが、日々の小さな努力が積み重なり、結果として英語の総合的な能力向上につながるでしょう。
映画やドラマを見る
英語学習としてすでに取り入れている人も多く、鉄板の学習法ではありますが、映画やドラマを使った学習はリスニング力の強化や頻出のフレーズや単語を覚えるのに非常に効果的です。
まず、映画やドラマを見ることで、日常会話や様々なシチュエーションで使われる自然な英語表現に触れることができます。
実際の会話には、教科書や参考書には載っていないスラングやイディオム、口語表現が多く含まれており、これらを聞くことで、より自然で現代的な英語が身につきます。
映画やドラマが難しすぎるという方は、アニメやYouTubeなどの、子供向けのコンテンツから始めてみましょう。
また、映画やドラマは、文化的な背景やコンテクストも学ぶことができるため、言葉だけでなく、言葉が使われる背景やニュアンスの理解を深めることが可能です。
特に異文化間のコミュニケーションにおいては、この文化的理解が非常に重要です。
映画やドラマはリスニングスキルの向上にも効果があります。
ネイティブの速度で話される英語を聞くことで、耳が英語のリズムや発音に慣れ、実際の会話での聞き取り能力が向上します。
はじめは字幕を利用して内容を理解し、慣れてきたら字幕なしで視聴してみましょう。
同じ作品を、セリフを覚えてしまうまで繰り返し見ることもおすすめです。
セリフを真似して口に出してみたり、シャドーイングをすることで、リスニング力だけでなく発音の精度も高めることができます。
お気に入りのキャラクターや人物のセリフを繰り返し話すことで、発音が自然になり、話すスピードや流暢さも向上します。
このように、映画やドラマを見ることは、リスニング力を鍛えるとともに、自然な発音や会話表現を学び、英語の理解を深められる学習法の一つです。
楽しみながら学べるため、長期的に継続しやすいというメリットもあります。
ただし、ただ漠然と映画やドラマを見ているだけでは当然効果は見込めません。
会話をしっかりと聞き取ろうとしたり、できるだけ字幕を見ないで内容を理解できるようにするなど、あくまでも「英語学習」であるということは忘れないようにしましょう。
関連記事:
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英検を軸に学習を行う
独学で英語が話せるようになるための勉強法として、英検を軸にした学習を行う方法があります。
このアプローチの大きな利点は、英検が段階的にレベルが上がる構造を持っていることと、資格取得が具体的な学習目標となることです。
英検は、初級レベルから上級レベルまで、様々な段階の試験が用意されています。
そのため、学習者は自分の現在の英語力に合ったレベルから受験を始めることができ、徐々に上のレベルに挑戦していくことが可能です。
最も易しい5級のレベルは中学初級程度なので、先に紹介した「中学英語を完璧にする」ことができているかをチェックするのにも役立ちます。
最上級レベルの1級は大学上級程度とされており、世界で活躍できる人材の英語力を証明する資格として、企業の昇格要件などに採用されていることも。
また、英検の問題には、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング(5級・4級は録音形式)の4技能のセクションが含まれており、総合的な英語力が測定できます。
特に、上位レベルの試験では、実際の英語使用状況を想定した問題が多く、試験対策を通して実践的な英語力の向上が期待できます。
さらに、英検の資格取得を目標とすることで、学習に対するモチベーションを高める効果も。
具体的な目標があることで、学習に対する意欲が増し、目標達成に向けて努力する明確な理由が得られます。
資格取得は自分の英語力の証明となるため、自信の向上にもつながります。
このように、英検を軸にした学習は、具体的な目標を設定し、段階的にレベルアップできるため、独学でも効率的かつ効果的に英語力を高めることができる方法です。
参照:各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
英語に触れる機会を増やす
これは英語学習者であれば全員実施すべき学習方法ですが、特に独学で学習を進める場合、日常生活の中で英語に触れる機会を意識的に増やすようにしましょう。
独学や国内での学習だと、英語を使用する機会がどうしても少なくなってしまうためです。
具体的には、日頃から英語で思考する癖をつけるようにしましょう。
これは、言語処理能力を高めるのに非常に有効なアプローチです。
例えば、日常の簡単な計画や独り言を英語で考えることから始めてみてください。
スーパーマーケットで買い物をする際に、必要なものを英語でリストアップしたり、一日のスケジュールを英語で考えたりなどの方法であれば、すぐにでも実践可能です。
難しく考える必要はないので、日常のあれこれを単語や短いフレーズで表現してみましょう。
この練習により、英語での思考が自然になり、「ネイティブが英語を話す時の脳の状態」である「英語脳」を鍛えることができます。
次に、スマートフォンやパソコンの言語設定を英語に変更することも、日常的に英語に触れる良い方法です。
日常会話に頻出の単語を自然に覚えることができるので、今日からでもすぐに設定を変えてみてください。
また、ラジオ、ポッドキャスト、ニュースサイトなどを英語で聞くまたは読むことも効果的です。
これにより、最新の情報を得ながら同時にリスニングやリーディングスキルを鍛えることができます。
ニュースなどはハードルが高いという方は、自分の好きな洋楽を見つけてみたり、YouTubeで好きなアーティストの動画を見るなどするのも良いでしょう。
英語を学習することで、自分の世界が広がるようなイメージを持つことができると、学習へのモチベーションも維持しやすくなります。
このように、日常生活の中で英語に触れる機会を積極的に作ることで、英語への慣れを高め、実際のコミュニケーションで英語を使う予行練習ができます。
独学で英語を身につける7つのコツ
ここまでで何度もお伝えしましたが、独学で英語を身につけるのはとても難しいです。
モチベーションがうまく維持できなかったり、想定よりも学習成果が出ないなど、多くの困難を一人で乗り越えなくてはなりません。
ここでは、独学で英語学習を行う際の壁を乗り越えるための7つのコツを紹介していきます。
先に紹介した学習方法と一緒にこの7つのコツを実践することで、より効果的に独学での英語学習を進められるようになるので、ぜひ試してみてください。
明確な目標を立てる
独学で英語学習を行う際、モチベーションの維持が課題の一つとなりますが、モチベーションを一定に保つためにも明確な目標を立てるようにしましょう。
英語学習を長期的に継続していると、誰しも伸び悩むことがあります。
そんな時に学習の目的が曖昧だと
「自分は何のために勉強しているのだろう?」
「こんなに頑張る必要あるのかな?」
といったように、英語学習を継続する意味に疑念を抱いてしまいます。
このような事態を避けるためにも明確な目標を立てることは大変重要です。
また、明確な目標を設定することで、何をどのように学ぶべきかについての具体的な計画を立てることができます。
例えば、目標が「日常会話ができるようになること」であれば、基本的な会話表現や日常的な語彙の習得に重点を置くことになります。
「ビジネス英語を習得する」なら、ビジネス関連の語彙やメールの書き方、プレゼンテーションのスキルに焦点を当てることになるでしょう。
このように学習内容を絞り込むことで、無関係な情報や教材に時間を費やすことなく、必要なスキルや知識に集中することができます。
目標を立てる時は、大きなゴールを一つ持つだけでは不十分で、長期・中期・短期と、期間ごとの目標を立てるのがおすすめです。
多くの人が長期的なゴールを目標として据えますが、ゴールに近づいているかを短期的に判断することが難しく、かえってモチベーションを下げてしまう可能性があります。
例えば、以下のようなイメージで目標を立ててみましょう。
- 長期:「30歳までにはアメリカに駐在し、現地のクライアントと交渉ができるレベルの英語力を身につける」
- 中期:「隔週の英語ミーティングで自分の意見が言えるようにする」
- 短期:「駐在要件を満たすために、3ヶ月後までにTOEIC900点を突破する」
目標を立てる時には、上記の例のように、どれくらいの期間までにどうなっていたいかを明確にするようにしましょう。
また、目標を立てたら終わりではなく、定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて目標の上方/下方修正および学習計画の見直しをするのが大切です。
このように、独学で英語を身につけるためには、自分のニーズや興味に合わせて具体的な学習目標を設定し、それを達成するための計画を立て、定期的に進捗を評価することが重要です。これにより、学習プロセスがより明確かつ目標指向的になり、英語学習の成功につながります。
学習環境を整える
独学で英語学習を行う場合、学習場所に指定はなく、任意の場所で学習を進めることになります。
適切な学習環境は、集中力を高め、学習効率を向上させることにも繋がるので、ぜひ自分に合った学習環境を整えることにこだわってみてください。
そもそも、人によって集中しやすい環境は異なります。
自宅・オフィス・カフェ・図書館…など、まずは様々な場所で学習を行ってみて、自分が勉強しやすい場所を見つけてみましょう。
時には、環境を変えてみることで、学習のモチベーションを回復したりリフレッシュしたりすることもできます。
ちなみに筆者は人の目がない環境だと、サボってしまいがちなので、カフェや図書館で勉強することが多いです。
また、学習時には余計なものが目につかないように、身の回りの環境を整えるのも大切です。
例えば、自宅以外で学習をする場合は、学習に必要な道具以外の持ち物は必要最低限に抑え、気が散らないようにするなど。
ついついスマホを見てしまうという方は、機内モードや集中モードに設定するなど、意図的に情報を遮断するのもおすすめです。
自分に合った教材を選ぶ
自分に合った教材を選ぶことは、すべての英語学習者にとって重要なことですが、独学の場合、しばしば疎かになりがちなので、特に気をつけるようにしましょう。
学習教材が自分に合っていないと、学習効率が落ち、無駄な労力やコストが発生してしまう恐れがあります。
自分に合った教材を選ぶためには、まず自分の現在のレベルを正確に把握することが重要です。
自分のレベルがよく分からないという場合は、教材を解いた時に、正答率が8割程度になるものを選択するようにしましょう。
学習内容は、難しすぎても易しすぎても効果は薄く、「少し難しいけど頑張れば理解できる」程度のものが最も適切です。
このレベル帯を「ストレッチゾーン」と呼びます。
教材を選ぶ際には、ストレッチゾーンに属するものを選ぶようにすると間違いがないです。
ちなみに、難しすぎるレベルは「パニックゾーン」、優し過ぎるレベルは「コンフォートゾーン」と呼びます。
パニックゾーンだと未知の情報が多いため対処できず、コンフォートゾーンは既知の情報が多いため学びがほとんどないという状態になってしまいます。
加えて、自分の学習目的に合った教材を選ぶことも大切です。
例えば、ビジネス英語と日常会話は異なるので、ビジネス英語を学習したいと考えている人が日常会話向けの単語帳を使って学習するのは非効率です。
また、特定の試験の準備をしている場合は、その試験に特化した教材や過去問を使用した学習が適しています。
また、自分の好みや学習スタイルに合った教材を選ぶことも重要です。
ビジュアルが豊富な教材、インタラクティブなオンラインコース、聴覚に訴えるオーディオ教材など、自分が楽しみながら続けられるタイプの教材を選びましょう。
最後に、教材の評価やレビューを確認することも有用です。
他の学習者や専門家の意見を参考にすることで、教材の内容や質をよりよく判断することができます。
ただし、多くの人に適している教材が自分には合わない場合もあります。
あくまでも最終判断は自分の好みやレベルに合わせて行うようにしましょう。
当ブログのこちらの記事では、社会人のやり直し英語勉強法と教材の選び方を解説しているので、併せて参考にしてみてください。
関連記事:【完全ガイド】社会人が英語をゼロから勉強する方法を徹底解説。効率よく英語を身につけよう!
楽しみながら学習を行う
英語学習はあくまでも「勉強」ではありますが、英語を話せるようになることは本来楽しいことなはずです。
英語を話せるようになるための過程も楽しみながら行えると、モチベーションを維持し、継続的に学び続けることができるでしょう。
特に、大人になってからの英語学習はテストや受験のためではなく、自分の将来のためのスキルアップの一つなので、学習に対する見方を変えてみてください。
英語を楽しみながら習得する方法としておすすめなのは、自分の興味や趣味に関連する英語のコンテンツを使って学習を行うことです。
音楽、映画、テレビ番組、本、スポーツなど、個人の興味に合った題材を選ぶことで、学習がより身近に感じられ、学びたいという意欲を促進することができます。
また、何か自分が好きなもので海外のコンテンツがある場合は、それを英語で見る・聴くことを目標に学習を進めるのも良い方法です。
例えば、洋画が好きであれば、「洋画を字幕なしで見る」という目標を立てるのも良いでしょう。
定期的に同じ映画を見るようにすると、自分の英語力の向上に伴って理解できる箇所が多くなっていくので、モチベーションにもつながっておすすめです。
他にも、ゲーム感覚で学べるアプリやオンライン教材などを利用するのも、学習を楽しみながら進めるための良い方法です。
一定の目標を達成したら、自分へのご褒美として何か特別なことをするといったゲーム要素を取り入れるのも楽しいでしょう。
机に向かって紙とペンで勉強するだけが英語学習ではないので、柔軟に、自分が興味を持って楽しめる方法を模索してみてください。
英語学習は長期戦になるので、苦痛ではなく、楽しいと感じられるように工夫して頑張っていきましょう。
勉強仲間を作る
独学での英語学習は孤独な戦いとなります。
一人きりで、目標に対するモチベーションを維持し、日々努力し続けることは容易ではないです。
しかし、気づいていないだけで、職場の同僚や友人の中にも、実は頑張って英語を習得しようとしている人がいる可能性も。
そういった学習仲間を見つけられると、互いに切磋琢磨しながら、楽しく英語学習を続けられるでしょう。
周りに英語学習をしている人がいない場合は、SNSで学習仲間を探してみるのもおすすめです。
最近では、英語学習専用のアカウントを作り、「#英語学習」「#勉強垢さんと繋がりたい」「#勉強垢さんと一緒に頑張りたい」などのハッシュタグをつけて学習状況を発信している方々もたくさんいます。
学生時代にクラスメイトと一緒に勉強を頑張っていた時のように、仲間やライバルを見つけ、刺激を受けてみてはいかがでしょうか。
記録をつける
独学で英語学習を行う場合、自身の学習進捗をこまめに記録しておくことをおすすめします。
記録をつけることで、学習の進行が可視化され、モチベーションの維持や、学習方法や学習内容の見直しに役立ちます。
記録として残しておくべきことは以下の項目です。
- 学習内容・範囲
- 学習時間
- 疑問点や要復習箇所
学習記録をつけることで、自分がどれだけの時間を学習に費やしたか、どの教材を使用したか、どのような新しい語彙や文法を学んだかを明確に把握できます。
また、定期的にこれらのデータを見返すことで、自分の学習が効率的に行われているかを確認できます。
記録を通じて、学習の習慣やパターンを識別することも可能です。
例えば、効果的な学習時間帯や、特定の教材が自分にとってより有益かなど、自分の学習スタイルを理解し、それに合わせて学習方法を調整することができます。
また、目標を設定し、目標達成に向けた進捗を記録することで、学習のモチベーションを高めることにもつながります。
例えば、特定の期間内に特定の語彙数を習得する、特定のテキストを完了するなどの目標を立て、日々進捗を記録することで、ゲーム感覚で学習を楽しむことができるでしょう。
余談ですが、筆者は学習記録をつけるようになってから、「学習時間0」と書きたくないがゆえに、毎日少しずつでも学習を継続しようと思えるようになりました。
最近では、こういった記録をつけられる無料のスマホアプリやWebツールなどもあるので、自分のやりやすい形で学習のデータを残すようにしてみてください。
定期的に復習する
独学で学習を進める際、新しいことの習得に目が向きやすいですが、定期的な復習も忘れないようにしましょう。
人間の脳は新しい情報を短期間で忘れがちですが、定期的にその情報を思い出すことで、長期記憶に移行させることが可能になります。
独学の場合、過去の学習内容が定着しているかの確認も自分で適宜行わなくてはならないので、あらかじめスケジュールを組んでおくのがおすすめです。
例えば、
- 週末はその週学習したことの確認&復習の時間にする
- 教材が1冊終わったら内容を確認&復習する
- 試験を受けて苦手が特定できたら該当部分を復習する
といったように、自分で復習の基準やスケジュールを明確にしておくと、忘れることがなくなるでしょう。
復習の際は、単に過去に学んだ内容を繰り返すだけでなく、その内容を異なる形式や文脈で使用すると、より効果的に知識を定着させることができます。
例えば、学んだ単語を使って新しい文章を作成、文法規則を異なる文の構造で適用するなどが有効な手段です。
これにより、学習した内容がより実践的な形で記憶されます。
また、スペースド・リピティション(間隔を空けて繰り返し学習する方法)を取り入れるのも良いでしょう。
この方法では、一定の間隔を空けて内容を復習し、その間隔を徐々に広げていきます。
最初は1週間ごと、次に1ヶ月ごと、3ヶ月、半年…といった具合です。
このように間隔を徐々に広げて繰り返し復習することで、より効率的に記憶を定着させることができます。
独学に限界を感じたらコーチングを受けるのがおすすめ!
英語学習は、独学でも進めることができますが、学習を続けるうちに限界を感じることもあるでしょう。
そんな時には、専門家やプロのサポートを受けることで、より効果的かつ効率的に学習を進めることができます。
英語力が伸びない原因に頭を悩ませるより、プロに学習の質を担保してもらい、自身は学習を行うことのみに集中した方が、より短期間で英語を話せるようになります。
英語のコーチやコンサルタントは、学習者のニーズやレベルに合わせた指導を行います。
例えば、課題の特定やそれに合わせた適切な学習プランの策定、モチベーションの維持など、独学では難しい部分を的確にサポートしてくれます。
そのため、学習者一人一人にカスタマイズした指導プランによって、短時間の学習でも最大の効果を得ることが可能です。
QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」では、独自の発話瞬発力特化プログラムによって、100日間という短期間で英語力を向上させることができます。
独学での学習を続けているのに英語力が上がっていないと感じた際には、利用を検討してみるのが良いでしょう。
「英語コーチングや英語学習コンサルタントってどんなことしているの?」という方は、本ブログのこちらの記事も併せて読んでみてください!
関連記事:英語学習コンサルタントとは?期待できる効果やおすすめできる人を解説!
>>QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」はこちら
独学で英語学習をする人によくある疑問
何から勉強すれば良いのでしょうか?
独学で英語学習を始める際、何から勉強すれば良いか迷ってしまうのは多くの人にとってよくあることです。
英語学習を行う際は、以下のステップで進めていきましょう。
- 学習の目的を明確にする
- 基礎知識の確認
- 苦手な項目から優先的に学習を進める
- 英会話によって実践的なスキルを習得する
- 資格試験を活用した定期的なレベルチェック
- 継続的な学習
これらのステップに沿って学習を進めることで、独学でも効率的に英語力を身につけることができます。
ポイントは、無理せず自分のペースで着実に基礎から学んでいくことです。
各ステップの詳しい内容については、本ブログの以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【完全ガイド】社会人が英語をゼロから勉強する方法を徹底解説。効率よく英語を身につけよう!
独学を続けているのに英語力が伸び悩む時はどうすれば良いですか?
独学での英語学習を長期間続けているにも関わらず、大きな成長を感じられなくなることがあります。
実際、「伸び悩みの壁」にぶつかってモチベーションが低下し、英語の習得を諦めてしまう学習者も少なくありません。
このような状況を克服するためには、自分の学習方法や進捗を客観的に評価し、問題点を特定した上で、日々の学習をアップデートすることが重要です。
具体的には以下の方法を実行してみましょう。
<資格・テストを受けてみる>
資格試験やオンラインテストなどを受けてみることで、自分の強みと弱みを客観的に把握することができます。
これにより、注力すべき言語スキル(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)が明確になります。
外部試験を受けるのが難しい場合は、模擬試験を活用するのも良いでしょう。
<フィードバックの活用>
英語を母国語とする人や他の英語学習者からフィードバックをもらうことも有用です。
実施しやすい方法としては、オンライン英会話の先生に、レッスンの際に文法のミスや癖などを指摘してもらうやり方があります。
第三者に評価してもらうことで、自分では気づけなかった弱点を見つけることができます。
<学習内容の見直し>
学習内容およびどのスキルに焦点を当ててトレーニングを行っているかを振り返ります。
全ての言語スキルがバランス良く伸びているかを確認し、特に苦手と感じる分野は集中的に学習するようにしましょう。
その際、内容だけでなくレベルが自身に合ったものになっているかも確認することが重要です。
教材が簡単すぎても難しすぎても効果が薄れてしまうので、今の自分のレベルの少し上ぐらいの負荷がかかるように調節しましょう。
<学習方法の変更>
今の学習スタイルが自分に合っているかを見直し、必要に応じて変更を加えてください。
例えば、テキストベースの学習から音声や動画を用いた学習に切り替える、スマートフォンアプリを使うなどの方法があります。
色々な方法を試行錯誤することで、より自分に合った学習方法が見つかるかもしれません。
また、同じ学習を長期間続けていると、慣れによって集中力が低下したり、負荷が低減してしまう恐れがあります。
そこで学習方法のアレンジすることによってモチベーションや学習効果の向上も期待できます。
これらのステップでも改善が見られない場合、プロの手を借りることを検討するのが良いでしょう。
プロのコーチングやコンサルタントによる個別指導を受けることで、自分の弱点や学習方法の問題点をより具体的に特定できます。
そして、パーソナライズされた学習計画に沿って学習を進めることで、学習進捗の改善が期待できます。
QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」では、利用開始前にカウンセリングを受け付けているので、学習に関して悩みがある方はぜひ相談してみてください。
>>QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」はこちら
初級者でも独学で英語を身につけられますか?
初級者でも、本記事で解説した内容を正しく踏襲すれば独学で英語を身につけることはできます。
しかし初級者の場合は、自分で適切な学習カリキュラムを組んだり、自身の弱点を見つけることが困難なため、一度コーチングを受けることでその後の学習をより効果的に進められるでしょう。
仮に、初級者が独学で間違った方法で学習を進め、英語の基礎力を十分に身につけられなかった場合、その後の学習の軌道修正が難しくなる可能性も。
また、特に初級者の場合、教材や学習の選定に時間をかけるよりも、学習に時間をした方が効率的に英語力を向上させることが可能です。
そのため、専門家の指導を経験し、自分に合った学習スタイルや現在の自分のレベルを知った上で独学を進めていくことを推奨します。
コーチングサービスは、プロの英語コンサルタントが学習者の学習スタイルや学習目的、現在の実力に合わせて学習計画をカスタマイズし、英語力向上に向けたサポートしてくれるものです。
定期的にフィードバックも受けられるので、自身の苦手や癖を把握した上で学習を進められ、着実にスキルアップできます。
初学者のうちは特に英語力の伸びを感じづらく、モチベーションを維持するのが難しい傾向にありますが、コンサルタントが適切にアドバイスや指導を行ってくれるので、その点でも心配ありません。
つまり、初級者が独学で英語を学ぶことも可能ですが、専門家のコーチングを受けることで、学習の基礎をしっかりと築き、中級者、上級者とレベルが上がった後も効果的に学習を進めることができます。
毎日どれくらい学習をするのが良いですか?
英語学習に毎日充てる時間については、多くの方が悩むポイントです。
結論としては、目標から逆算して設定するのが良いでしょう。
詳しくは後述しますが、英語習得に必要とされている時間は2,200時間から1,200時間を引いて、約1,000時間です。
学習時間1,000時間に到達するまでにかかる日数は、1日の学習時間ごとに以下の通りです。
- 1時間/日:1,000日
- 2時間/日:500日
- 3時間/日:約333日
- 4時間/日:250日
- 5時間/日:200日
当然ですが、1日あたりの学習時間が多ければ多いほど、英語ができるまでにかかる日数は短くなります。
できるだけ早く英語を身につけたいという方は、日々なるべく多くの学習時間を確保しましょう。
1つのトレーニングに時間をかけすぎてしまうと、かえって効率が悪くなることもあるので、学習時間が長くなる場合は、バランス良く学習を行うことも意識しましょう。
しかし、学習した内容を定着させ、実践に活かすには、1日あたりの学習時間もそうですが、「継続性」を重視することがより重要です。
例えば、1日5時間の学習を土日にだけ行うよりも、1日30分の学習を7日間継続した方が、一般的に学習効果は高くなります。
1日あたりの学習時間は短くなっても良いので、とにかく毎日続けることを目標としましょう。
自分が無理なく毎日継続できる学習時間を目標として設定すると、モチベーションを維持しやすいです。
英語を習得するにはどれくらいの時間がかかりますか?
アメリカ国務省の機関であるForeign Service Institute(FSI)の調査によると、日本人が英語を習得するのに必要な時間は約2,200時間です。
日本人は学校教育で高校までに約1,200時間を英語の授業で終えています。
つまり、学校以外で1,000時間勉強すれば英語を習得できるということです。
FSIは70年以上にわたる外国語教育の経験から、67言語を英語との類似度によって4つのカテゴリーに分けています。
カテゴリーIは英語と語彙や文法構造が似ていて、カテゴリーIVに行くにつれ類似度が下がるため、英語を習得するのが困難とされています。
FSIが発表している、それぞれのカテゴリーの言語を母語とする学習者が一般的に英語習得に要する時間は以下の通りです。
- カテゴリーI言語:24-30週間(600-750時間)
- カテゴリーII言語:約36週間(900時間)
- カテゴリーIII言語:約44週間(1,100時間)
- カテゴリーIV言語:88週間(2,200時間)
日本語や韓国語、中国語といったアジア地域言語は、英語と大きく異なる言語のため、4つの中で最も習得に時間がかかる(Super-hard languages)とされているカテゴリーIVに属しています。
また、2,200時間の学習によって到達できるレベルは、ILR(Interagency Language Roundtable)スケールで3と定義されています。
ILRとは、米国の連邦レベルのサービスにおける言語能力の標準評価尺度として使用されているスケールです。
PROFICIENCY CODE (習熟度) |
SPEAKING DEFINITIONS (スピーキングスキル) |
READING DEFINITIONS (リーディングスキル) |
3 – Minimum Professional Proficiency (3 – 最低限の英語が使えるレベル) |
Able to speak the language with sufficient structural accuracy and vocabulary to participate effectively in most formal and informal conversations on practical, social, and professional topics (実践的、社会的、専門的な話題について、フォーマル、インフォーマルを問わず、ほとんどの会話に参加できる程度の構造的な正確さと語彙力を有する) |
Able to read standard newspaper items addressed to the general reader, routine correspondence, reports, and technical materials in the individual’s special field. (一般読者向けの新聞記事、日常的な文書のやりとり、報告書、各自の専門分野の技術資料を読むことができる) |
英語学習に必要な時間は、個人の学習環境、前提知識、学習方法、そして目標レベルによっても大きく変化するのであくまで参考程度に頭に留めておいてください。
しかし、個人差があるとはいえ、日本語を母国語とする学習者が英語を習得するには、ある程度時間がかかることは覚悟しなければなりません。
なるべく早く英語を習得する必要がある方は、カランメソッドのような効率的な学習法を取り入れることも検討すべきでしょう。
カランメソッドは反復と実践を重視した学習法で、通常の学習方法に比べて速いペースで英語の習得を目指すことができます。
英語を話すために必要な反射神経と、発音・発話を司る調音器官のトレーニングを徹底的に行うため、実践的な英会話力を効率的に磨けます。
カランメソッドを取り入れることで、上記の一般的な学習時間よりも早く英語の習得が見込めるかもしれません。
ただし、どんな学習方法を選んでも、最終的には個人の努力、継続性、そして学習に対する熱意が、英語習得にかかる時間を左右する重要な要素となります。
他人や平均値と比べるのではなく、自分の目標に集中して、日々コツコツと学習を継続していきましょう。
カランメソッドについてより詳しく知りたい方は、当ブログのこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:カランメソッドの効果とは?日本初の正規認定校が解説!
参照:
Foreign Language Training – United States Department of State
Students: Language Proficiency Definitions – United States Department of State
まとめ
この記事では、独学で英語を話せるようになりたい人に向けて、勉強法やコツを実際に独学で英語を身につけた筆者が紹介してきました。
英語学習のためのリソースは豊富にあるので、コツを押さえることで独学でも英語は十分に身につけることができます。
しかし、独学での英語学習に不安がある方や、できるだけ短期間で英語を話せるようになりたいという方は、コーチングサービスの利用を検討してみるのが良いでしょう。
QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」は、日本人ビジネスパーソンに向けたプログラムで、100日という短期間で成果が出るように設計されています。
- 発話瞬発力を徹底的に鍛えるカランメソッド
- 厳選されたフィリピン人教師によるオンライン英会話レッスン
- 英語学習コンサルタントによる週次面談とチャットサポート
- 完全オンラインで完結できる学習
によって、効果的に英語学習を進められることが特徴です。
英語力の向上はもちろんのこと、効果的な学習方法も身につけられるので、受講後に1人で英語学習を続ける際の効率を上げることができます。
受講前には無料カウンセリングをお受けいただくことができます。
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