初心者でもわかる英語の仮定法!基本ルールと覚えるべき例文10選

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更新日:2025年1月30日 英文法

初心者でもわかる英語の仮定法!基本ルールと覚えるべき例文10選

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英語学習において「仮定法」は、つまずきやすいポイントの一つです。

「どうやって使うのかよくわからない」
「例文を覚えても、実際の会話や試験では使えない」と感じていませんか?

その結果、仮定法が苦手意識の原因になりがちです。

しかし、基本ルールをしっかり理解し、例文を実生活や試験のシチュエーションに合わせて練習すれば、自然に使いこなせるようになります。

本記事で学べる内容

  • 仮定法の基本ルール
  • 日常会話や試験で役立つ例文
  • 仮定法に関するよくある疑問

この記事では、初心者でもわかりやすい解説を中心に、具体例とともに仮定法を徹底解説します。この記事を読み終える頃には、仮定法を自然に使いこなせるスキルが身についているでしょう!

仮定法とは?基本ルールをわかりやすく解説

英語の仮定法は、願望や想像、後悔を表す文法ですが、独特なルールがあるため、初心者には難しく感じられることがあるかもしれません。

仮定法とは何か?基本の定義を理解しよう

仮定法は、現実とは異なる状況や、あり得ない可能性を表現するための文法です。英語では、過去形や過去完了形を使って、現実ではないことを仮定します。

願望: 「もしこうだったらいいのに」と現状を変えたいとき

  • 例: I wish I were taller. (もっと背が高ければいいのに)

想像: 現実ではない状況を想像するとき

  • 例: If I were a bird, I could fly. (もし私が鳥だったら、飛べるのに)

後悔: 過去の出来事を悔やむとき

  • 例: If I had studied harder, I would have passed the exam. (もっと勉強していたら試験に合格していたのに)

仮定法過去の特徴と使い方

仮定法過去は、現在や未来における「非現実的な仮定」を表現します。
以下に特徴を示します。

  • 動詞の過去形を使うが、意味するのは現在や未来の仮定
  • 「If」節と主節で構成される

例文

  • If I were rich, I would travel the world.(もし私が裕福だったら、世界中を旅行するのに)
  • If it were sunny, we could have a picnic.(もし晴れていたら、ピクニックに行けるのに)

仮定法過去と単なる条件文の違い

仮定法過去は「現実とは異なる状況」を表現しますが、条件文は「現実の可能性がある条件」を表現します。

仮定法過去: 現実的ではない仮定

    • If I were a bird, I could fly. (現実的ではない想像)

条件文: 現実の可能性がある条件

    • If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.(もし明日雨が降れば、ピクニックを中止します)

違いを見分けるポイント

  • 仮定法過去では「were」や「would」を使う
  •  条件文では、未来の可能性を表現する際に「will」を使う

仮定法過去完了の特徴と使い方

仮定法過去完了は、過去の「事実とは異なる仮定」を表現します。
以下の点が特徴です。

  • 動詞の形は「had + 過去分詞」を使用
  • 過去の出来事に対する後悔や想像を表現する際に使われる

例文

  • If I had studied harder, I would have passed the exam.(もっと一生懸命勉強していたら、試験に合格していたのに)
  • If she had arrived earlier, she wouldn’t have missed the train.(彼女がもっと早く到着していたら、電車を逃さなかったのに)

「wish」を使った仮定法

「wish」を使った仮定法は、現実とは異なる願望や後悔を表現する際に使われます。

現在の状況に対する「wish」

現在の事実と異なる願望を表現する際に使います。動詞は仮定法過去を用います。

  • 構造: wish + 主語 + 過去形(ただし、「be動詞」は「were」を使用)

例文:

    • I wish I were taller.
      (もっと背が高ければいいのに)
    • I wish I could play the piano.
      (ピアノを弾けたらいいのに)

過去の状況に対する「wish」

過去の事実と異なる後悔を表現します。動詞は仮定法過去完了を用います。

  • 構造: wish + 主語 + had + 過去分詞

例文:

    • I wish I had studied harder.
      (もっと一生懸命勉強していればよかったのに)
    • I wish I hadn’t missed the train.
      (電車を逃さなければよかったのに)

「wish」とよく使われる表現

「wish」を使った仮定法の中で、日常的によく使われるフレーズを以下にまとめます。

  • I wish I could…(~できたらいいのに)
    • 例: I wish I could visit Paris this summer.
      (この夏パリに行けたらいいのに)
  • I wish it were…(~であればいいのに)
    • 例: I wish it were Friday today.
      (今日が金曜日だったらいいのに)
  • I wish I had…(~していればよかったのに)
    • 例: I wish I had taken that opportunity.
      (その機会をつかんでいればよかったのに)

覚えるべき仮定法の例文10選

仮定法を実際に使いこなすためには、例文を覚え、それを応用する練習が欠かせません。

日常会話で使える仮定法の例文5選

日常生活でよく使われるフレーズを集めました。これらを覚えておくと、自然な英会話ができるようになるでしょう。

  1. If I were you, I’d take the job.
    (もし私があなただったら、その仕事を受けるのに)
  2. If it were sunny, we could go for a walk.
    (もし晴れていたら、散歩に行けるのに)
  3. I wish I could play the guitar.
    (ギターが弾けたらいいのに)
  4. If I had more time, I would watch a movie.
    (もっと時間があれば、映画を見るのに)
  5. If only it were true!
    (それが本当だったらいいのに!)

試験で役立つ仮定法の例文5選

TOEICやTOEFLなどの試験で頻出の仮定法の例文を紹介します。正確に覚えておくと、点数アップに繋がるでしょう。

  1. If I had studied harder, I would have passed the exam.
    (もっと一生懸命勉強していたら、試験に合格していたのに)
  2. If she had arrived earlier, she wouldn’t have missed the train.
    (彼女がもっと早く到着していたら、電車を逃さなかったのに)
  3. If he were here, he could explain the situation.
    (彼がここにいれば、状況を説明できるのに)
  4. If we had known about the problem, we could have fixed it earlier.
    (その問題を知っていたら、もっと早く修正できたのに)
  5. If I were in your position, I would make a different decision.
    (もし私があなたの立場だったら、別の決定をするのに)

よくある仮定法の疑問と間違いを解消!

仮定法は動詞の形や時制の使い方を間違えることが多い文法です。

仮定法でよくある間違いとその理由

仮定法を使う際に起こりやすい間違いと、その原因を具体例とともに説明します。

動詞の形の間違い

  • 間違い例: If I was you, I would apologize.
    • 「If I was」はカジュアルな会話では許容される場合もありますが、正式な文法では「If I were」が正しい。
    • 正しい形: If I were you, I would apologize.

時制の混乱

  • 間違い例: If I would be rich, I would travel the world.
    • 仮定法では、「would」は主節で使い、「If節」では使わないのが原則。
    • 正しい形: If I were rich, I would travel the world.

現在と過去の仮定の混同

  • 間違い例: I wish I could have studied harder.
    • 「could have」は過去の仮定では不適切。「had studied」を使うべき。
    • 正しい形: I wish I had studied harder.

「will」や「shall」の誤用

  • 間違い例: If it will rain tomorrow, we will cancel the picnic.
    • 仮定法ではなく条件文を使うべき場合。未来の可能性を表すには「will」を使うが、仮定法では「were to」などを用いるのが一般的。
    • 正しい形: If it were to rain tomorrow, we would cancel the picnic.

こんなときどうする?仮定法の応用に関するQ&A

仮定法を使う際によくある疑問について見ていきましょう。

「If I was」と「If I were」の違いは?

答え:  文法的には「If I were」が正しい形です。「If I was」はカジュアルな会話では許容されることもありますが、正式な場では避けるべきです。

「If節」に「would」を使うのはなぜ間違い?

答え:  仮定法では、「would」は主節で使われ、「If節」では使いません。「If節」には「過去形」または「過去完了形」を使うのが原則です。

例: If I were rich, I would buy a big house.

仮定法を正しく使いこなして英語力をアップしよう!

仮定法は英語表現の幅を広げるために欠かせない文法です。

基本ルールを押さえ、繰り返し練習することで、日常会話や試験で活用できるようになります。

この記事で紹介した例文やコツを使って、ぜひ仮定法を習得し、英語をより自然に使いこなせるようになりましょう!

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