初心者でもできる!TOEFL iBTで確実に点を伸ばす対策とは?

新規登録・無料体験
はこちらから
CLICK
  1. オンライン英会話ならQQ English
  2. 英語ブログ
  3. 初心者でもできる!TOEFL iBTで確実に点を伸ばす対策とは?
英語ブログ
検索
更新日:2024年9月26日 英語コラム

初心者でもできる!TOEFL iBTで確実に点を伸ばす対策とは?

toefl-ibt-2

海外留学のためにTOEFLを受験したいが、TOEFLの対策がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者でもできるTOEFLの全てのセクションに共通する対策方法と、セクション別の対策方法を解説します。TOEFLをよく知らない人のために、TOEFLについても解説するので、ぜひ確認してみてください。

そもそもTOEFLとは?

TOEFLは、アメリカのETSによって開発された英語能力試験で、読む・聞く・話す・書くの4技能を総合的に評価します。

各セクションの満点は30点、合計120点満点です。試験時間は3時間で、受験料は約25,000円。試験は全国のテストセンターでパソコンを使用して行われ、結果は2年間有効です。

TOEFLには3つの特徴があります。

第一に、アカデミックな内容が中心で、大学や大学院レベルの学術的な英語力が求められることです。

第二に、他の英語試験に比べて難易度が高く、問題も深く考えることが要求されます。

最後に、4技能を全てバランスよく活用する必要があり、特定のスキルだけではなく全体的な英語力が重要です。各技能に個別のスコア基準が設けられている場合もあります。

TOEFLには、TOEFL iBTとTOEFL ITPの形式があります。TOEFL iBTは、インターネットを通じて実施され、読む・聞く・話す・書くの4技能を評価するテストです。主に留学や移住に必要な試験で、多くの教育機関で認められています。

TOEFL ITPは、ペーパーテスト形式の試験です。これは教育機関内で行われる内部評価用であり、公式スコアとしては利用できません。

TOEFL初心者がまずやるべきこと

TOEFL初心者がまずやるべきことは、以下の3つです。

  • 公式模試を解いて現状のスコアと苦手な分野を確認する

  • 目標スコアを決める

  • 学習の計画を立てる

それぞれ順番に確認していきましょう。

公式模試を解いて現状のスコアと苦手な分野を確認する

TOEFL初心者がまずやるべきことは、公式問題を解いて自分の現在の実力を把握することです。現状を知らなければ、目標スコアを決めたり試験の計画を立てたりできません。

公式問題集を解いて、現状スコアを確認しましょう。取りたいスコアまでどれくらい時間がかかるかわかる上に、どのセクションに重点を置いて勉強すべきかが分かります。

また、苦手な分野を明確にすることも大切です。苦手な分野が分かれば、勉強時間を適切に配分するのが容易になります。例えば、リスニングが弱点であれば、その分野にもっと多くの時間を割くように計画を見直すと良いでしょう。

現状把握するために、公式問題集を解く以外に、一度試験を受けてみることもおすすめです。月に5回程度開催されるので、公式サイトで確認してみてください。

目標スコアを決める

TOEFL iBT®の目標スコアを設定しましょう。具体的なスコア目標を設定する際は、進学先のレベルや要求されるスコアを事前に調査し、自分の目的に合った目標スコアを決めてみてください。目標が明確になることで、効果的な学習計画が立てやすくなります。

留学や大学院進学を考えている場合は、希望する学校のスコア基準を調べる必要があります。進学先の候補校をリストアップし、それぞれのスコア要件を確認しましょう。

必要スコアが「90点」「70点」「85点」であれば、一番高い「90点」を目標に設定してください。

このスコアの目安は、以下の表を参考にしましょう。

スコア

レベル

50点以下

基本的な会話には対応可能

60点

英検2級程度の英語力

70点

英語圏の4年生大学への出願の最低ライン

80点

ネイティブとの会話がスムーズ

90点

英検準1級程度の英語力

100点

英検1級程度

105点

英語圏の一流大学院への出願が可能

学習の計画を立てる

自分の現在の英語力とTOEFL iBTの目標スコアを基に、学習計画を立てていきましょう。学習計画を立てると、効率的に学習を進められ確実にスコア達成に近づきます。

TOEFL iBTのスコアを上げるために、どれくらい時間が必要なのか具体的に確認していきます。

例えば、スコア40から100点に到達するには約1000時間の勉強が必要で、1日約3時間の勉強がおすすめです。スコア60から100点に引き上げるために必要な時間は約600時間で、1日2時間の勉強で達成ができます。

スコア80から100点にするためには、約300時間の勉強が必要で、1日1時間の勉強で目標に到達できるでしょう。

また、確実に目標スコアを達成するために、試験で実力を発揮できるようテストに慣れることも大切です。受験回数は3回が理想で、最初の受験で試験の形式を理解し、次に実力を発揮、最後に高得点を目指します。

全セクション共通でやるべきTOEFL対策

TOEFLの全セクションで共通でやるべき対策は、単語力を強化することと模試を反復することです。順番に確認していきましょう。

単語力を強化する

TOEFLの全セクションで共通でやるべき対策として、単語力を強化することは大切です。試験では大学や大学院レベルのアカデミックな単語が頻繁に登場し、専門用語も含まれます。そのため、これらの単語を理解していないとスコアを伸ばすのが難しいでしょう。

単語を覚える際は、意味だけでなく、発音や文脈での使い方も一緒に学び、リーディングやライティング、スピーキングにも役立てると効率的です。

TOEFL対策には、頻出単語集や対策アプリを使い、繰り返し学習することが大切です。TOEFLでは、頻出単語があります。試験中に推測するのではなく、頻出単語を事前に覚えておくと、試験中に効率よく問題を解けるでしょう。

また、例文を使って文脈の中で単語を覚えたり、音声を併用した学習も効果的です。また、単語集は1冊を完璧にしてから新しいものに移ることがポイントです。

模試を反復する

模試を反復することも、TOEFLの全セクションで共通でやるべき対策です。過去問を解くことで、試験の流れや問題形式、出題傾向を把握でき、自分の苦手なセクションを見つけ出せます。

解いて終わりではなく、何度も復習し、同じような問題で高得点を取れるようにしましょう。

効果的な復習の基準としては、以下の点が挙げられます。

  •  知らない単語は全て調べて理解する。

  • リーディングでは1文ずつ構文を完全に理解し、文全体の意味を把握する。

  •  リスニングではシャドーイングを行い、オリジナルの音と比較しながら発音や音声変化を改善する。

  •  スピーキングでは、内容や概念を英語で説明できるようにし、より良い表現を探す。何も見ずにスピーチができるかを確認する。文法のミスもなくし、メモの質も向上させる。

  •  ライティングでは、文法の癖を見直す。

翌日と週末に復習を行うことで、記憶の定着を図ります。TOEFLに限らず、英語のテスト全般において、復習の質を高めることがスコアアップの鍵となります。

単に答え合わせをするだけでは「慣れ」にしかならず、効果的な復習にはならないため、注意しましょう。

セクション別でやるべきTOEFL対策

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングのセクション別に行う対策を解説します。

リーディングの対策

TOEFLのリーディングの対策は、精読と音読の質を上げること、問題を先に確認すること、幅広いジャンルの内容を読むこと、パラグラフリーディングをすることです。

自分のレベルに合った教材で精読を行い、文の構成や文法を細かく分析することで理解力を高めましょう。その後、音読に移り、スラスラと読めるようになるまで練習してください。音読時には、文章の意味のまとまりごとに理解を深めることがポイントです。

これにより英語の語順に慣れ、リスニングスキルの向上にもつながります。

また、問題を先に確認することもおすすめです。問題文を確認し、その後長文をざっと読み、関連部分を詳しく読みましょう。この方法を繰り返すことで、効率的に解答できるようになります。

また、日常的に様々なジャンルの英文に触れることで、幅広いトピックに自信を持って対応できるようになります。

さらに、パラグラフリーディングをマスターすることで、各段落の要点を効率よく把握できるようになります。

初心者にはZ会の『TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス』が推奨されており、パラグラフリーディングのコツを学びながら実践的な時間配分感覚を養うのに役立ちます。

リスニングの対策

リスニングの対策は、シャドーイングやディクテーションを行うこと、要約すること、メモ取りのスキルを上げること、様々な内容を英語のリスニングをすることです。

シャドーイングは、聞こえた音声を数秒遅れて声に出して繰り返す練習方法です。初心者は簡単な教材から始め、慣れてきたらテキストなしで行うと良いでしょう。

音声の単語を認知し意味を理解しながら進めることで、より高い効果が得られます。

ディクテーションは、聞き取った音声をそのまま書き取る方法で、リスニング力を高めるのに有効です。シャドーイングで単語を認知する力を鍛えてからディクテーションを行うことがおすすめです。

リスニング力上げるための要約するトレーニングは、音声を聞きながら要点を簡潔にまとめるスキルを養うものです。

TOEFLのリスニングでは音声が長く、すべての単語を記憶するのは困難ですが、要約すると、重要な情報を効率よくメモできます。音声は一度しか再生されないため、集中して聞きながら要点をメモする能力が、本番の試験で非常に有効です。

多くの英語音声を日常的に聴くことも重要です。TOEFL iBTのようなアカデミックな内容に触れることで、試験対策に役立ちますが、まずは自分の興味のある話題から始めても良いでしょう。

リスニング中は、メイントピックや登場人物の感情、意見、因果関係に注目し、要点を押さえる練習をしてみてください。

関連記事:シャドーイングの効果と正しいやり方を超解説!最新おすすめアプリも紹介

スピーキングの対策

スピーキングの対策には、発音や語法などのインプットと実際に発話することに慣れるためのアウトプットが必要です。

まずは発音の参考書で基本を学び、リスニング音源のシャドーイングで模倣することが効果的です。発音は一朝一夕で改善されるものではないため、継続的な取り組みが大切です。発音が正確でないと、英語が伝わりにくく得点に影響します。

スピーキングの実践にはアウトプットの場が重要です。オンライン英会話は、手軽にフィードバックを受けられ、スピーキング力向上に役立ちます。速さよりも正確さを重視し、リズムやイントネーションを意識して話すことで、スムーズなスピーキングが求められます。

また、英語を瞬時に話す力を鍛えるために口頭英作文も有効です。簡単な日本語を素早く英語に訳す練習をすることで、言葉に詰まらずに話す力が養われます。

関連記事:TOEFL スピーキングの評価基準は?効果的な勉強法と対策のコツを解説

ライティングの対策

TOEFLのライティングセクションでは、読んだり聞いたりして回答を書く「Integrated Task」と自分の主張をロジカルにまとめる「Independent Task」に分かれています。

ライティングの対策をするためには、口頭英作文をすることや論理的な文章の型を身につけること、フィードバックをもらうこと、英語でのタイピングに慣れることが重要です。

日本語から英語への瞬時の変換を鍛える口頭英作文をすると、文章を作成する力が身につくのでスピーキングの即答力だけでなく、ライティングにも役立ちます。中学レベルの簡単な文章から始め、次第に難易度を上げることでスムーズな文章作成ができるでしょう。

ライティングを独学で取り組む際は論理的な文章を心掛け、「結論→理由①→理由②」を先に述べるスタイルを意識しましょう。ネイティブや講師にフィードバックをもらうことが推奨されますが、内容の質が最も重要なので、文字数にとらわれずに練習を重ねることが大切です。

タイピング能力を上げることも効果的です。特に、USキーボードの使用に慣れておくと本番でのタイピングミスを減らせます。

関連記事:TOEFLライティング対策の大前提!文法を確認しよう

まとめ

この記事では、TOEFLの対策について解説しました。

全セクションに共通する対策は以下のとおりです。

  • 単語力を強化する

  • 模試を反復する

また、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングのセクション別に対策することも重要です。

ぜひ十分なTOEFL対策をして、達成したい目標を実現していきましょう。

無料体験にクレジットカードの登録は必要ありません!

日本人のサポート付き無料体験レッスンはこちら