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更新日:2024年9月2日 英語コラム

【必見】英語初心者がTOEFL iBTで高得点を取るための勉強法を解説

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「TOEFL iBTで高得点を目指したい」と考えられている方は必見です。

今回は、英語初心者がTOEFL iBTで高得点を取るための勉強法を徹底的に解説します。

TOEFLでは単に英語力が高いだけではハイスコアは望めません。スピーキングやライティングといった実践的な技能と論理的思考力や瞬発力が求められます。

海外留学や外資系企業への転職を目指す方にとって、TOEFL対策は必須です。読了後すぐに勉強が始められるようになっているので、一緒に挑戦してみませんか?

はじめに:TOEFL iBTの基本概要について

まずは、TOEFL iBTの概要について見ていきましょう。

すでにTOEFLの試験内容について知っている方は、読み飛ばしていただいて構いません。

TOEFL iBTとは?

TOEFL iBT(Test of English as a Foreign Language Internet-Based Test)はETSというアメリカの期間によって開発された、英語力を測定するための国際的な英語能力試験です。

主に海外の大学や大学院への入学、留学、奨学金の取得などに活用されており、日本でも”難しい英語試験”として認知されています。

皆さんはTOEFLに種類があるのはご存じでしょうか。実は、テスト形式の違いで「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類があります。iBTはコンピューター上で受験しますが、ITPは紙ベースの試験です。TOEFL iBTの方がよりアカデミックな内容を含んでおり、難易度も高くなっています。

しかし一般的には、TOEFLというとTOEFL iBTのことを指し、本記事でもこちらについて解説します。

TOEFL iBTの試験内容

次に、TOEFLの試験内容について見ていきましょう。

TOEFLは英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を総合的に評価します。各セクション30点満点で、4つ全てを合計すると120点満点です。問題数も多く、試験時間は2時間となっています。

  1. リーディング:35分間で2題(各10問)
  2. リスニング:36分間で講義3題(各6問)/会話2題(各5問)
  3. スピーキング:16分間で4つの課題に口頭で回答
  4. ライティング:29分間で2つの課題に対してエッセイを書く

受講料は235ドル(約38,500円)です。試験は全国のテストセンターで受けられ、試験会場に設置されているパソコンを使って試験を行います。

以上が、TOEFL iBTの基本概要でした。次の項目では、セクション別のおすすめ勉強法を解説します。

セクション別!英語初心者がTOEFL iBTで高得点を取るための勉強法を解説

ここからが本題です。TOEFL iBTは試験難易度が高い英語試験で、日本人が苦手とするスピーキングやライティングも測定されるため、しっかり対策する必要があります。

この記事では、英語初心者がTOEFL iBTでハイスコアを取れる勉強法を解説します。

セクション別で英語初心者が取り組むことでスコアアップできる勉強法を詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

1. TOEFL iBTのリーディングの対策・勉強法

TOEFL iBTのリーディングセクションでは、700語程度の英語長文が2題出題されます。それぞれの問題文に対して、約10問の問題が設定されていきます。

TOEFL iBTの長文問題を攻略するためには、以下の能力を伸ばすことが大切です。

  • 英文を理解する力
  • 英文を速く読む力

英文を理解する力を伸ばすためには、英語の5文型を理解して、どんな英文でも意味がわかるようになる必要があります。そのための勉強法としておすすめなのが「精読」です。

精読とは、英文を時間をかけて分析し、英語の意味を正しく理解する勉強法です。いきなり英語を速く、正しく読むことはできません。まずは、英語を正しく理解する力をゆっくりでもいいので身につけましょう。

また、それと同時に速く読む力(速読力)も鍛えることをおすすめします。そのためにおすすめなのが「多読」です。多くの英文に触れることで、速読力は間違いなく身につきます。

リーディング試験の時間は35分間です。文章のトピックは科学や生物、経済、教育、ビジネスなどアカデミックな内容から幅広く出題されるため、一朝一夕で乗り切れる英文ではありません。

しかし、上記の2つの能力に特化して英語力を伸ばせば、TOEFL iBTのリーディングセクションで高得点が目指せるでしょう。

おすすめ記事:英語初心者におすすめの多読ができる無料サービス5選!効果的なやり方もご紹介

2. TOEFL iBTのリスニングの対策・勉強法

リスニングセクションでは、講義問題と会話問題の2種類の問題形式で出題されます。講義問題は3つの英文が読まれ、それぞれの問題文に設問が6つずつあります。会話問題では2題が出題され、それぞれの問題文に設問が5つずつです。

TOEFL iBTのリスニング問題はTOEICとは違い、メモを取ることができます。しかし、問題文の先読みは厳禁です。

そんなTOEFLのリスニング対策として、おすすめの勉強法は以下の2つです。

  • ディクテーション
  • シャドーイング

「ディクテーション」とは聞き取れた英語音声を一字一句書き起こす勉強法です。一方で「シャドーイング」は、流れてきた英語音声に0.5〜1秒ほど遅れて同時に発音する勉強法です。

どちらの勉強法も正しく英語を聞き取れていないと文字に起こせない、発音できないため、自分の聞き取れない英語を見える化できます。特にディクテーションは文字に起こすため「toの後の単語が聞き取れないな」といった具合で、自分の苦手を洗い出せるでしょう。

両者ともに一長一短の特徴があるため、皆さんのライフスタイルにあわせて勉強法を使い分けていただければと思います。

ディクテーション

シャドーイング

メリット

  • 聞き取れない英語が見える化できる
  • 声を出せない環境でもできる
  • 聞き取れない英語がわかる
  • 発音できない英語がわかる

デメリット

  • 文字を書き起こすのに時間がかかる
  • 発音できるかどうかはわからない
  • 声が出せない環境ではできない
  • 聞き取れていないのに発音をごまかしてしまう恐れがある

おすすめ記事①:シャドーイングの効果と正しいやり方を超解説!最新おすすめアプリも紹介
おすすめ記事②:TOEICのリスニングが聞き取れないのはなぜ?原因と効果的な学習法を徹底解説!

3. TOEFL iBTのスピーキングの対策・勉強法

スピーキングセクションは全部で4題出題されます。1問目ではある質問に対して自分の意見を述べる力が測定されます。残り3題は文章を読んで音声を聞き、その情報を要約する力が求められる問題です。

全ての問題はヘッドセットをして、制限時間内にマイクに向かって回答する形式で行われます。約17分間の試験です。

TOEFL iBTのスピーキングではリスニング力なども求められるため、ただ単にスピーキングを鍛えるだけでは攻略できません。そのため、おすすめの勉強法としては、以下の3つが挙げられます。

  • 質問に対する解答を事前に作る
  • シャドーイング
  • オンライン英会話で英会話慣れする

まず、スピーキングセクションの1問目に出題される問題形式は、事前にある程度の準備をすることが可能です。試験当日まで何の準備もせずに、いきなり質問内容に対して反対や賛成、そしてその意見の根拠を述べることは日本語でも簡単ではありません。

そのため、いろいろな時事問題・社会問題に対する解答集を事前に作っておくことをおすすめします。

【出題される質問の一例】

  • Do you agree or disagree that students should bring their cellphones to school?「あなたは、生徒が学校に携帯電話を持ち込むことに賛成ですか、反対ですか?」
  • Describe the most impressive moment in your life.「あなたの人生で最も印象的な瞬間を説明してください」

また、シャドーイングはスピーキングセクションの対策についても使える勉強法です。なぜなら、シャドーイングではリスニング能力と同時に発音などのスピーキング力も鍛えられるからです。

さらに、オンライン英会話を活用して英会話練習を多く積みましょう。TOEFLの試験では、解答までに2秒ほどの沈黙があるだけでマイナス評価を受けます。そのため、TOEFLのスピーキングでは瞬発力が大切なのです。

スピーキングの瞬発力は英会話の量が物を言うため、オンライン英会話でレッスンを受けることを習慣化して英語を話すことに慣れておきましょう。

4. TOEFL iBTのライティングの対策・勉強法

ライティングセクションでは、全部で2つの問題が出題されます。1つは自分の意見を書く問題で、もう1つは文章を読み、短い講義音声を聞いて、そこで得られた情報を要約する問題です。

他セクション同様、このライティングセクションでも総合的な英語力が要求されます。

TOEFL iBTのライティングセクションを攻略するためのおすすめ勉強法は「文章の組み立て方を学ぶ」です。TOEFLのライティングセクションでは、評価されやすい書き方、テンプレのようなものが存在します。

例えば、「結論→理由→具体例→まとめ」の4段階で文章を構成する、などです。

TOEFLのライティングだけに特化した参考書などもあるので、ライティングが苦手な方はぜひご活用ください。

そして、ライティングはパソコンのタイピングで行われます。そのため、タイピング速度に自信がない方は練習の段階からパソコン上でライティングを行い、試験と同条件で勉強に取り組みましょう。

以上が、TOEFL iBTの勉強法でした。各セクションごとに勉強法を提示しましたので、気になるものからチャレンジしてみてください。

TOEFL iBTに関するよくある質問

最後、TOEFL iBTに関するよくある質問についてお答えします。

  • TOEFL iBTの試験難易度は?
  • どれくらいのスコアを取ればいい?
  • 目標スコア別の勉強時間の目安は?

気になる質問だけ目を通していただければ幸いです。

Q1. TOEFL iBTの試験難易度は?

TOEFL iBTの試験難易度は、その他の英語試験と比較しても難易度が高いです。特にアカデミックな環境で必要とされる英語力を総合的に評価するため、単なる英語力だけでなく、批判的思考力や論理的表現力が求められるのも、難しくしている要因のひとつでしょう。

日本で一般的な他英語試験との点数換算表で、数値的に他試験との難易度を比較しましょう。

TOEFL iBT

IELTS

TOEIC

英検

120

9.0

119

8.5

117-118

8.0

109-116

7.5

970-990

100-108

7.0

870-970

1級

90-99

6.5

820-870

80-89

6.0

740-820

準1級

69-79

5.5

600-740

61-68

5.0

550-600

2級

52-60

4.5

500-550

45-51

4.0

450-490

準2級

33-44

3.5

300-440

29-32

3.0

250-290

3級

20-28

2.5

200-240

12-19

2.0

150-190

4級

※「ニュージーランド留学センター」を参考に作成しています。

これを見ても分かる通り、TOEIC高得点と呼ばれるような700点レベルでも、TOEFLだと半分近くのスコアにしかなりません。

Q2. どれくらいのスコアを取ればいい?

TOEFL iBTの難易度が高いことはわかりましたが、何点を目指せばよいのでしょうか。

一般的に60〜79点が留学の最低基準レベルとされています。実際、海外の大学の入学条件としても、これくらいのスコアが提示されているのが現状です。

しかし「よりレベルの高い大学に入学したい」「外資系企業に転職したい」という方は、100点超えを目指すとよいでしょう。

Q3. 目標スコア別の勉強時間の目安は?

TOEFL iBTの目標スコア別の勉強時間は、個人の英語力や学習効率によって大きく異なります。そこで「英語初心者の方が勉強をし始めたら…」という仮定の下、一般的な目安をご紹介しておきましょう。

60点台を目指す場合、6ヶ月程度の集中的な学習が必要になると考えられます。この期間で、基本的な英語力の向上とTOEFL対策(語彙力、各セクションの勉強)を同時に行います。

80点台を目指す場合は、9ヶ月〜1年程度の継続的な学習が推奨されます。

100点以上の高得点を目指す場合は1年以上の長期的な学習が必要です。100点を超えるというのは、ネイティブスピーカーに近い英語力と批判的思考力がある状態です。決して簡単に取得できるスコアではありませんが、目指す価値は十分にあるでしょう。

いきなり100点を目指して頑張るのではなく、60点を最初の目標とし、少しずつレベルアップするとモチベを高く維持しながら学習が進められますよ。

まとめ:TOEFL対策にはオンライン英会話がおすすめ!

今回は、TOEFL iBTの勉強法について詳しく解説しました。TOEFL iBTは難関英語試験の1つですが、ハイスコアを持っていると日本国内でも海外でも通用する英語力を証明できます。

海外大学への進学、一般的な外資系企業への転職であれば、TOEFL60点を持っているだけでも非常に有効なので、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

TOEICなどの英語試験とは違い、スピーキングなどの実技能力も測られますが、オンライン英会話を活用すれば日本にいながら英会話の練習が積めます。

「留学経験がないから…」と諦めず、日本にいながらQQEnglishを活用してTOEFLでハイスコアを目指しましょう。

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