初心者さんが目指すべきTOEIC 400点!出題形式と勉強のコツを知ってラクラクGETしましょう!

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更新日:2024年9月19日 TOEIC

初心者さんが目指すべきTOEIC 400点!出題形式と勉強のコツを知ってラクラクGETしましょう!

toeic-400

英語の勉強を始めると、よく耳にするTOEIC(トーイック)。

これは自身の英語力を測定するテストで、正式名称は「国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)」です。ビジネスシーンを中心に、社会生活全般を題材とした内容が問われます。

ベテランの英語学習者ならTOEICテストをもう何度も受験したことがあると思いますが、受けたことがない方は「TOEICってどんな形式なの?」と不安になることもあるでしょう。

そこで今回は、大学生や社会人の方に向けて、TOEICのレベル感や出題形式、そしてスコア400点取得のコツをご紹介していきたいと思います。最後にサンプル問題を載せているので、ぜひ挑戦してみてください。

TOEIC

(TOEIC公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic.html 

1. TOEICの内容・出題形式は?

世界共通のテストであるTOEICは、以下のように複数のテストが存在します。

テストの種類

内容

形式

スコア

TOEIC® Listening & Reading Test

(TOEIC L&R)

リスニング45分とリーディング75分

 

マークシート

 

990点満点

TOEIC® Speaking & Writing Tests

(TOEIC S&W)

 

スピーキング20分とライティング60分

 

パソコンによる録音とタイピング

 

200点満点

TOEIC® Speaking Test

 

スピーキング20分

 

パソコンによる録音

 

200点満点

※英語学習者の初心者から中級者を対象としたTOEIC Bridgeというものもあります。 

多くの英語学習者が受験しているのは「TOEIC® Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」と呼ばれるものです。

海外留学や就職活動で求められる多くは、この略称「TOEIC L&R」なので間違えないようにしましょう。リーディングとリスニングセクションがそれぞれ495点満点で、合計が900点。マークシート式なので、声を出したり、スペルを綴ったりなどということはありません。 

2. 初心者さんにスコア400点をオススメする理由(レベル感)

「英語を最後に勉強したのは高校生のとき…。」

「学生時代、かなり英語が苦手でした…。」

「文法も単語もあまり分からない…。」

このような初心者さんは、まずスコア400点を目指しましょう。公式サイトによると「2024年7月28日 午後」に実施されたテストの平均スコアは605点でした。平均点はだいたい600点前後を行き来しています。

「スコア400点って平均スコアから200点も下回っている…」と思うかもしれませんが、TOEICは英語学習に意欲のあるベテランさんが数多く受験しているため、高い傾向にあります。「全国学力テスト」のようにだれもが受験するわけではないので…。

そのため、「高校卒業レベル」である400点は、初心者さんにとって最初の壁だと思います。

以下、TOEICを運営しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が示した『TOEICスコアと能力レベルの相関表』です。断定はできませんが、スコア400点は「限定的な場面で、最低限もしくは滞りのないコミュニケーションができる」となりますでしょうか。

学校教育の後に英語学習から離れていた方にとっては、程よいレベル感だと思います。

レベル

スコア

評価

A

860〜

ネイティブとして十分なコミュニケーションができる

B

730〜

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている

C

470〜

日常的なニーズを充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる

D

220〜

通常会話で最低限のコミュニケーションができる

E

〜219

コミュニケーションができるまでに至っていない

TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

理由はなんであれ、英語力を高めたい方にとってTOEICの受験をおすすめしています。英語学習においてスコアの可視化は、自身の成長を確認でき、モチベーションを維持しやすくなります。

 3. TOEICスコア400点を取るために

3-1. まずは受験してみる

自分がどのくらいのスコアを取ることができるのかを確認するために、実際にTOEICテストを受けてみましょう。基本的に月に1回あるため受験しやすいです。

目標を設定して、モチベーションを高めることは英語学習ではとても大切なことです。私たちは、嫌いなことは目を逸らしてしまいがちですが、好きなことなら意欲的に取り込むことができますよね!

それと同じで、常に前向きな姿勢を保つことができていると、集中して勉強することができます。

またテストの流れや、会場の空気感を知ることができます。ピリッとした緊張感のある会場を経験しておくと、気圧されることがなくなるでしょう。

受験費用は8,000円ほどです。できるだけ費用をかけたくない…という方は、以下のサンプル問題(公式サイト)に挑戦してみてください。テストのレベルをある程度確認することができると思います。

>>TOEIC® Listening & Reading Test サンプル問題

3-2. 参考書を入手する

TOEICでスコア400点を獲得するには、ただ英語力を高めるだけではなく、出題内容について深く知ることも重要です。各セクションは以下のような内容なので、Partごとの特徴を理解しながら進めていきましょう。

参考書のバリエーションは豊富で、目標スコア別に出版されているため「初心者用」のものを1冊購入するとGOODです。

TOEICも時代の変遷に合わせて出題傾向が変わっているので、できれば出版年が新しいものを選びましょう。また、インターネットやYouTubeにも解き方のコツや練習問題が載せられているので、進んで活用してみてください。 

リスニングセクション(約45分間・100問)

Part 1

写真描写問題 6問

Part 2

応答問題 25問

Part 3

会話問題 39問

Part 4

説明文問題 30問

リーディングセクション(75分間・100問)

Part 5

短文穴埋め問題30問

Part 6

長文穴埋め問題 16問

Part 7

1つの文書 29問

複数の文書 25問 

3-3. 時間感覚を手に入れる

TOEICは200問を約2時間で解かなければなりません。多くの英語学習者のお悩みが『時間管理』です。単純計算で1問にかけられる時間は36秒。

時間が間に合わなくて「解ききれなかった」ということが頻繁に起きてしまうので、時間の感覚を掴み、タイムマネジメントをすることが大切です。そのため参考書に載っている練習問題や模擬演習にチャレンジするときは、時間を測定しながら取り組みましょう。

時間感覚が分かったら、自分なりの時間配分を決めておくと良いです。

スコア400点を目指すのであれば、全て解き終わらなくて当然です。「解き残し」があるのは当然だと思って、焦ることがないようにしましょう。

ちょっとしたコツですが、前半のリスニングが終わったあと、リーディングに入る前に後ろの問題を20問ほどマークしておくとつぶしが効きます。

間に合わないものだと思って先手を打っておくと、プレッシャーを抱えずに済みます。もちろん、自分の正確なスコアを知りたい方にはおすすめできません。 

3-4. 語彙力をつける

参考書に沿って勉強に励むと同時に、語彙力も養っていかなければなりません。外国語のガイドラインを示す新学習指導要領では、中学校で「1,600〜1,800語」の英単語、高等学校で「1,800〜2,500語」のボキャブラリーを増やすことが推奨されています。

つまり、スコア400点のためには最大“4,300語”を暗記しなければなりません。(小学校時の600〜700語は割愛)

そして語彙力を鍛えるためには、日々のスキマ時間を使うのが効率的です。

もちろんTOEICには高等学校では習わないような難解な英単語も登場します。しかしその都度、出会った英単語を漏れなくメモして、自分だけの単語帳を作成しましょう。すると、着実にボキャブラリーは増えていきます。

高校レベルであれば、見かけたことがある英単語もたくさんあると思うので、覚えるのはそこまで難しくありません。また、自分だけの単語帳のほかに、1冊の単語帳を購入するか、英単語専用のアプリケーションを手に入れることをオススメします。 

3-5. 文法力をつける

リーディングセクションの「短文穴埋め問題」では、文法問題も出題されます。中学・高等学校で習った英文法が理解できていないとつまずいてしまうので、参考書を使っておさらいをしていきましょう。

参考書の練習問題や模擬試験の設問で解けなかったものをピックアップし、なぜ間違えたのかを突き詰めることで、だんだんと文法理解が進んでいきます。

4. サンプル問題に挑戦

リーディングセクションPart5のサンプル問題を5問作成してみたので、チャレンジしてみてください。下に正解と解説を載せています。解き終わったら確認してみましょう。

4-1. A lot of clothes made in Japan are (     ) to America. 

A send

B sent

C sending

D sended 

4-2. Bruce and Alex have been good friends (     ) they were in elementary school.

A however

B despite

C since

D during

4-3. She was reading a novel (            ) was popular with teenagers.

A which

B who

C whose

D what 

4-4. She has been absent (        ) school for a week.

A at

B within

C on

D from

 4-5. Students were injured in the (     ).

A diversity

B sympathy

C dream

D accident

4-1. 正解:(B)

直前にbe動詞があるため、現在進行形のsendingもしくは受身形のsentが考えられます。主語が「日本で作られているたくさんの服(物)」なので、動詞は受身形が適切です。そのため過去分詞であるsentを選びましょう。

和訳:日本で作られているたくさんの服がアメリカに送られています。

4-2. 正解:(C)

空欄の直後が“they were in elementary school”の文であることに着目します。となると、カッコ内には前文と後ろの文をつなぐ接続詞が必要であることが分かります。すると前置詞であるdespiteduringは選択肢から外されます。残ったhoweversinceですが、動詞が“have been”の現在完了形であることに着目しましょう。sinceには「〜なので」という意味のほかにも完了形とセットで「〜以来」という意味を持つので、正解はCになります。

和訳:ブルースとアレックスは、小学生の頃からずっと良い友達です。

4-3. 正解:(A)

カッコ直前が名詞であること、選択肢が全て関係詞であることを踏まえると、関係詞の問題で間違いありません。先行詞が“a novel”で、後ろの文“was popular with teenagers”の主語が抜けています。このことから、主格の関係代名詞whichが正解であることが判明します。

和訳;彼女が読んでいたのは、10代の若者のなかで人気の小説です。 

4-4. 正解:(D)

“be absent from〜”「〜に欠席している」というイディオムを知っていれば解ける問題です。単語だけでなく、イディオムも知っておくことで正答率が上がっていきます。

和訳:彼女は1週間、学校を欠席しています。

4-5. 正解:(D)

こちらは解答の選択肢がそれぞれ異なる名詞になっているので、意味を取らなければならない問題です。意味はそれぞれdiversity「多様性」、sympathy「共感」、dream「夢」、accident「事故」となっており、“be injured in〜”「〜で傷付けられる」を踏まえると、Dが正解になります。 

5. おわりに

TOEICスコア400点を取得するためには、まず自分がどのくらいの点数を取ることができるのかチェックしてみてください。

大学受験の際の知識が活かされて、意外と簡単に取得できてしまうかもしれません。スキマ時間を活用しながら、目標を実現させましょう!素敵な英語ライフが送れることを願っています!

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