TOEICリスニングセクション!高得点のための『先読みテクニック』を一挙公開!

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更新日:2024年9月26日 TOEIC

TOEICリスニングセクション!高得点のための『先読みテクニック』を一挙公開!

toeic-listening

TOEIC(トーイック、Test of English for International Communication)におけるリスニングセクションは、受験者を悩ませる大きな壁です。

ベテランの英語学習者であっても、なかなかハイスコアを取得することが難しく、途中で諦めてしまうことも……。

そもそも本番のリスニングは聞き直すことができないため、万全を期した状態でも、なにかトラブルが起こると一気にペースを崩してしまい、集中力が切れてしまうことがあります。

しかし、そんなリスニングセクションで使える効果的なテクニックが存在します。それは『先読み』です。

それぞれの設問の特徴をつかみ、事前に問題内容に目を通しておくことで正解率が大幅にUPします。スコア900点以上も夢ではありません。

そこで今回は、ぜひチャレンジしてほしい『先読み術』についてご紹介します。

 1. TOEIC リスニングセクションはどんな問題が出題される?

「受験は情報戦!」とも言われているように、TOEICを受ける際も前もって出題形式を知り対策を立てておくことで正答率が上がります。

まずは、リスニングセクションの内容をおさらいしましょう。 

1-1. 全体の設問構成

時間、問題数、そして各パートの設問内容を確認しておきましょう。合計100問ありますが、パートは4つしかないため対策を立てやすいです。

リスニングセクション(約45分間・100問)

Part 1

写真描写問題 6問

Part 2

応答問題 25問

Part 3

会話問題 39問

Part 4

説明文問題 30問

1-2. リスニングパート1の特徴

放送される英語を聞きながら、問題用紙に印刷された写真を見て、その写真を適切に描写している英文を選ぶ問題です。

1枚の写真につき4つの選択肢が設けられています。

サンプルイラスト(いらすとや:https://www.irasutoya.com/

(放送文)

(A) A boy is sitting beside the table.

(B) A boy is playing the soccer. 【正解】

(C) A boy is planting a tree.

(D) A boy is eating breakfast.

1-3. リスニングパート2の特徴

問題用紙に“Mark your answer on your answer sheet.”という英文だけが記載されています。

1つの質問もしくは発言を聞いて、それに対する応答として最も適切なものを3つの選択肢のなかから選ぶ問題です。

サンプル

放送文

(Q) How long does it take from my house to the station?

(A) It’s a ten minutes’ walk. 【正解】

(B) It’s 10 dollars.

(C) You can go there by car.

 1-4. リスニングパート3の特徴

二人による会話を聞き、その後に続く質問に対して適当な選択肢を選ぶ問題です。問題用紙には、会話文は記載されておらず、設問と選択肢のみが与えられています。

サンプル

(放送文)

A: Welcome to Starbucks. What would you like to drink?

B: I’m not sure. What do you recommend?

A: You should try the new pumpkin spice latte.

B: Sorry. I don’t like spicy beverages because my tongue gets hot.

A: Sure. How about this one? This latte is sweet.

B. OK. I will try this one.

(印刷部分)

(Q) Why doesn’t the man order the pumpkin spice latte?

(A) Because he does not like coffee.

(B) Because he hates following trends.

(C) Because he likes sweet juice.

(D) Because his tongue feels like it’s on fire. 【正解】

 1-5. リスニングパート4の特徴

ナレーションやアナウンスなど、長めの英文が放送されます。

その後に続く設問を聞き、最も適切な選択肢を4つのなかから選択する問題です。

Part3と同じ形式ですが、会話文ではないので登場人物は一人のみです。

サンプル

(放送文)

I arrived at Lake Tanganyika, in East Africa, when I was thirty-nine years old. I wanted to study about chimpanzees. At first, the chimpanzees ran away when they saw me. However, after some time they began to get close to me. They were so cute and curious. I gave them names. I observed them and wrote about them. I spread their habitat to other scientists. Then I helped to protect chimpanzees and the environment in Africa.

(印刷部分)

(Q) Why did the speaker go to East Africa?

(A) Because the speaker was interested in traditional food in Africa.

(B) The speaker had an opportunity to visit Africa.

(C) Because the speaker wanted to learn about chimpanzees. 【正解】

(D) The number of chimpanzees was increasing.

 またPart3とPart4には「図表問題」が登場しますが、それについては後ほど説明いたします。 

2. スコアUPに繋がる『先読み』!徹底的にレクチャーします!

リーディングセクションの内容を熟知したら、次は『先読みテクニック』を駆使してどんどん解いて練習を重ねましょう。 

2-1.  Part 1の写真描写問題 『先読みテクニック』!

TOEICが始まるとまず指示文と説明文(Directions)が流れます。

こちらは問題に関係ないので聞く必要はありません。
先読みをするための貴重な時間になるため、すぐにNo.1の6枚の写真に目を通しましょう。

あらかじめ写真が何を示しているか把握することで放送文の予想が可能です。

例えば「草花に水やりをしている女性」が描かれているのであれば“planting”や“watering”、“gardening”などの動詞が浮かんでくると思います。

『先読み』では先に読むだけで終わらず『その先を予想・想像しておく』ことが大切です。まさに先見の明ですね!

ちなみにTOEICリスニングセクションのなかではシンプルな問題なので、高得点を目指すのであれば全問正解を狙いにいきたいところです。

設問の選択肢も短いため、練習さえすればすぐに解けるようになると思います。

2-2. Part 2の応答問題 『先読みテクニック』!

Part2では、設問や選択肢が印刷されていません。つまり先読みは不要となります。

しかし悠長にDirectionsを聞いている暇はありません。

30秒ほど指示・説明文が流れている間に、Part 3とPart4の図表問題に目を通しておきましょう。 

2-2-1. TOEICの図表問題とは?

TOEICにはPart1のイラストのほかに、Part3,4の図表問題があります。

以下のように一つの放送文に対して、3つの設問が用意されているのが特徴です。

図表に加えて3つの設問をPart3,4を解いている間に確認する時間がないため、このPart2のスキマ時間を活用して先読みをしておくことが重要となっています。

実は、下のサンプル設問に“Look at the graphic.”とある問題以外は、図表を見なくても解けるものがほとんどです。

図表問題はコツさえ掴めば正解を取りやすいので、Part2のDirectionsが流れている間に目を通して『先を見通して』おきましょう。

サンプル

The Apple Stadium  Official Price List

SSS

$100

SS

$70

A

$50

B

$40

C

$30

 

(Q1) Where most likely is the
conversation taking place?

 

(A) In a hotel

(B) In a restaurant

(C) In a stadium

(D) In a house

(Q2) Look at the graphic.
Which seat price does the
man most likely choose?

 

(A) $100

(B) $70

(C) $50

(D) $20

(Q3) What will the man do next?

 

(A) Buy a ticket

(B) Call his girlfriend

(C) Receive money

(D) Go to a bank

 まずパッと見ると、スタジアムの料金リストになっているので設問の横に「チケット代」と簡単にメモをしておくと良い下準備になるでしょう。

そして、リスニング問題では全体を通して「5W1H」が大切です。

「What:何を」「Who:だれが」「Why:なぜ」「When:いつ」「Where:どこで」「How:どのように」を頭に入れておくと、内容が入ってきやすいです。

図表問題は上記の表以外にも、以下のように様々な種類があります。

実際にTOEIC問題に触れてみて、慣れていくことが効果的な対策になるでしょう。

図表問題の種類

表(2列もしくは3列以上)

クーポン・チラシ

地図

棒グラフ・円グラフ・折れ線グラフ

イラスト

2-3. Part 3とPart4の問題 『先読みテクニック』!

こちらのパートの先読みに関しては、同じ流れで問題ありません。

Directionが流れている間に、次のようなステップを踏んでおきましょう。 

STEP①

塊になっている設問を3箇所読む。(5W1Hを抑える)

STEP②

各設問の選択肢に目を通す。(どのような内容かをなんとなく予想立てる)

STEP③

問題番号が放送されると同時に頭をリセットして、放送内容に集中する。

STEP④

設問を読み上げている最中に3問をそれぞれマークする。

STEP⑤

次の設問の先読みに進む。

 共通している部分

「Directionsが放送されている時間」と「会話や説明文の後に、設問が読み上げられている時間」を上手く使って先読みをしていきましょう。 

3. リスニングは急に聞こえるようになるのか?

結論からお伝えしますと、おそらく「突然聞こえるようになった!」ということは起きづらいでしょう。

リスニングスキルはなかなか上達の実感が湧きにくいのです。

特にスコアに伸び悩んでいる方は「この方法で合っているのか……」と挫折しそうになるかと思いますが、そういう時こそ継続が大切です!

そもそも英語には、日本語には表現されない音があります。“v”「ヴ」や“s”「ス」などの子音です。

これらは日本語で会話をしているときに使わない音なので、コミュニケーションを行うなかで脳が自動的に排除してしまっています。それも雑音として……。

そのため継続的に聞いていくしかありません。

ビジネスシーンで英会話を理解し、スムーズに対応できるようになるのは、個人差がありますが「1000〜3000時間」だと言われています。

しかし、今回はTOEICのリスニングに限った話なので、そこまでの時間を必要としません。

欲を言えば毎日1.5時間の勉強時間を確保したいですが、30分だけでも効果は十分にあります。

諦めずにコツコツと積み重ねていくことが大切です。 

4. リスニング練習におすすめのサイト

続いて、リスニングスキルを上達させるためのサイトを3つご紹介します。

日々の隙間時間に英語を聞いておくことで、だんだんと慣れて実力がついていきます。 

4-1. TED(テッド)

グローバルな知識に触れることができるTED(Technology Entertainment Design)。

様々な分野のプロフェッショナルが行なっている講演会を視聴することができます。

公式のアプリケーションもあるため日常的に使いやすく、隙間時間に英語を聞くことが可能です。

なかにはスマホにダウンロードできる講演や、日本語字幕がついているものもあります。無料なのでぜひ活用してみてください。

https://www.ted.com/talks

4-2. NPR(エヌ・ピー・アール)

アメリカ合衆国の非営利団体が行うラジオネットワークです。海外のニュースが聞けるため、情報収集をしながらリスニングスキルを鍛えることができます。

また英文原稿(トランスクリプト)が読めるので、シャドーイング(放送の0.5秒後に発声する)やオーバーラッピング(放送と同時に発声する)を効果的に行うことができます。

https://www.npr.org/ 

4-3. 英語の友

旺文社が刊行するTOEIC(R)対策書の音声が収録されている無料のアプリです。

書籍を購入すると、TOEICの問題に特化した音声が聞き放題です。書籍が手元になくても十分勉強になります。

このアプリの良いところは、音声の速度を0.5〜2.0倍に変更できることです。

まだTOEICの音声が速すぎる…という方はゆっくり聞いて、慣れてきた方は倍速で聞くと良いでしょう!

実際より速い速度に慣れておくと、脳の処理速度が上がり本番の音声が聞こえやすくなります。

https://eigonotomo.com

 5.おわりに

先読みテクニックを用いることで、だんだんとコツが掴めてスコアがUPしてきます。

継続的に練習を積むことで、きっとハイスコアが獲得できることでしょう。みなさんの素敵な英語ライフを願っています。

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