英語で「商社」はどう言い表す?実際に使えるフレーズをご紹介!
皆さんこんにちは!
今回は、「商社」に関連する表現を紹介していきたいと思います。
日本語で「商社マン」や「商社に勤める」などの表現をよく使いますが、英語では何というのでしょうか?
この記事を読むことにより、「商社」に関連する単語や表現を紹介したいと思います。また、商社で働くにはどれくらいのTOEICスコアが求められるのかもご紹介します。
「商社」は英語でなんと言う?
まず最初にですが、「商社」は英語で trading company と言います。
trade には名詞で「貿易・取引」、動詞で「交換する」、「売買する」という意味があります。
以下の例文を見て、大体のイメージを掴んで頂けたらと思います。
Our company is a global trading company specializing in agricultural products.
(私たちの会社は農産物を専門とするグローバルな商社です。)
He got a job at a major trading company in Tokyo.
(彼は東京の大手商社に就職した。)
商社の中には、特定の分野に特化した「専門商社」という言葉があります。英語では、specialized trading company といいます。
「商社」に関連する表現
「商社」はどう表現するのか先ほど紹介しましたが、ここでは商社でよく使う表現を見ていきましょう。
よく使われる表現の代表例としては、「輸入」と「輸出」という言葉があります。
まずは、「輸入」です。主に、商品やサービスを国外から国内に持ち込むことを指します。英語では、import と言います。
以下で使い方を具体的に紹介します。
Our company imports coffee beans from Brazil.
(私たちの会社はブラジルからコーヒー豆を輸入しています。)
Japan is a major importer of crude oil.
(日本は原油の主要な輸入国です。)
ちなみにですが、「輸入業者」のことを importer と呼びます。
次は、「輸出」です。英語では、export と言います。例文を見ていきましょう。
The company exports high-quality electronics to Europe.
(その会社は高品質な電子機器をヨーロッパへ輸出している。)
China is one of the world’s largest exporters of textiles.
(中国は世界最大の繊維製品の輸出国の一つです。)
先ほど「輸入業者」を紹介しましたが、輸出業者は exporter といいます。
補足ですが、輸出入に関わる税金のことを import duty/export duty (輸入税/輸出税)と表現しますので、併せて覚えておくと便利です!
「国際貿易」を英語で何という?
次は「国際貿易」を表す言葉を紹介します。
国際貿易は、商社の仕事に携わっていれば切っても切り離せない言葉ですが、具体的に何をするのかというと、輸出入業務を通じて国と国をつなぐビジネスです。
英語では、international tradeと言います。以下で例文を見ていきましょう。
A: What are the main factors affecting international trade?
(国際貿易に影響を与える主な要因は何ですか?)
B: Things like tariffs, exchange rates, and trade agreements play a big role.
(関税、為替レート、貿易協定などが大きな役割を果たします。)
「商社マン」を英語で何と言う?
次は「商社マン」です。商社マンと聞くとかなり英語が堪能で、何千万も稼いでいるイメージがありますよね。
「商社マン」ですが、英語でtrading company employee、または traderと言います。ただし、英語では「商社マン」に値する名詞が存在しないので、以下のように表現すると外国人にニュアンスが伝わります。
(彼は商社で働いている。)
意外とシンプルですよね!以下の文章を参考にすることで、更にイメージが湧くかと思います!
A: What does your company do?
(あなたの会社はどんなことをしているのですか?)
B: We’re a trading company, so we deal with importing and exporting various products.
(私たちは商社なので、様々な商品を輸入・輸出しています。)
A: That sounds interesting. What’s your role in the company?
(それは面白そうですね。あなたの会社での役割は何ですか?)
B: I work at a trading company, focusing on international sales and logistics.
(私は商社マンとして、国際販売と物流を担当しています。)
「商社マン」のカッコいい英語
続いては、「商社マン」にあたるカッコいい英語を紹介します!
Jet setter
Jet-setter(ジェットセッター) とは、頻繁に飛行機で世界中を旅する人を指す言葉です。
もともとは裕福な人たちの贅沢なライフスタイルを表す言葉でしたが、最近では仕事やプライベートで海外を飛び回る人全般に使われます。
A: Hey, did you hear about Ken? He’s in Singapore this week, and next week he’s flying to New York!
(ねえ、ケンのこと聞いた?今週はシンガポールで、来週はニューヨークに飛ぶんだって!)
B: Wow, he’s such a jet-setter! I can’t even keep up with his travel schedule.
(わあ、完全にジェットセッターだね!彼の旅行スケジュールについていけないよ。)
deal maker
deal maker とは、重要な取引や契約を成功に導く交渉の達人を指します。
ビジネスシーンでは、複雑な交渉をまとめ上げる能力が高い人、または取引成立の鍵となる人物に対して使われます。
A: Did you hear about Yuki? She closed a million-dollar contract with that overseas client.
(ユキのこと聞いた?あの海外クライアントと100万ドルの契約をまとめたんだって。)
B: Seriously? She’s a real deal maker! No wonder the company relies on her so much.
(本当に?まさにディールメーカーだね!そりゃ会社が彼女に頼るのも無理ないよ。)
商社で働くにはどれくらいのTOEICスコアが必要でしょうか?
ここまで「商社」について説明してきましたが、商社で働くには高い英語力が求められると言われています。
どれくらい英語力が必要かと言うと、一つの目安としてTOEIC800点ほどのスコアが求められます。
もちろんポジションにもよりますが、会議に参加したり、Eメールなどのやり取りをする際に、基本的な英語力が求められます。
800点のスコアを超えたあたりから、大体の基礎知識が身についてくるので、商社で働くことを志している方はまずは800点を目指してください!
ただ、プレゼンテーションや会議のファシリテーションなどは、より高度な英語力が求められるので、TOEIC900点は少なくとも必要になってきます。
まとめ
ここまで「商社」の英語についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?商社はグローバリズム化が進む世の中で、必要不可欠な存在です。
この記事を読んで少しでも国際的な仕事に興味が湧いたら、是非チャレンジしてみてください!