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更新日:2025年2月27日 英文法

英語で「トレーナー」=Trainerは誤解を招く?正しい単語の使い方を解説

trainer

肌寒い日や家でリラックスするときにぴったりのトレーナー。しかし「新しいトレーナーを買ったよ!」と言いたくて “I bought a new trainer!” と伝えても、英語では正しく伝わりません。

アメリカ英語を話す人は「運動をするために教えてくれる人を新しく雇ったのかな?」と不思議に思い、イギリス英語を話す人は「新しいスニーカーを買ったの?」と受け取るでしょう。

実は、日本語の「トレーナー」という言葉は英語と違った意味を持つのです。

この記事では、英語における「トレーナー」の使い方について詳しく解説します。

服の「トレーナー」は英語で何と言う?

日本語でいう服の「トレーナー」は、英語では sweatshirt(スウェットシャツ)と表現します。

これは、運動時や普段着として着るフードなしの厚手の長袖シャツを指します。そのため、「新しいトレーナーを買ったよ!」は、 “I bought a new sweatshirt!” となります。

例文:

I bought a new sweatshirt for jogging.
(ジョギング用に新しいトレーナーを買いました。)

I prefer wearing a sweatshirt over a sweater.
(私はセーターよりもトレーナーを着る方が好きです。)

I always wear a sweatshirt when I go for a walk in the morning.
(朝の散歩に行くときは、いつもスウェットシャツを着ます。)

フード付きの長袖のトップスは「パーカー」と言いますが、英語ではhoodie(フーディー)と呼ばれます。

例文:

His hoodie has a big pocket in the front.
(彼のパーカーには前に大きなポケットがついています。)

She pulled up her hoodie when it started raining.
(雨が降り始めたので、彼女はパーカーのフードをかぶりました。) 

英語にも「パーカー」と呼ばれるものがありますが、英語の parkaは冬用の厚手のフード付きコートを指します。

日本語の「パーカー」を英語で言いたいときに parkaを使うと、冬用の防寒コートと誤解されてしまう可能性があるので注意が必要です。

例文:

I need a warm parka for the snow.
(雪の日のために暖かい冬用の厚手のフード付きコートが必要です。)

This parka has a fur-lined hood.
(この冬用の厚手のフード付きコートには、ファーがついたフードがあります。)

日本語

英語

トレーナー(スウェット素材の厚手の長袖トップス)

sweatshirt

パーカー(フード付きのトップス)

hoodie

冬用の厚手のフード付きコート

parka

 

日本語と英語で違う?「スウェット」と「トレーナー」の意味

日本では「スウェット素材のカジュアルな服」を「スウェット」や「トレーナー」とほぼ同じ意味で使うことがあります。

しかし、英語ではニュアンスが異なります。

英語で sweat (スウェット)は基本的に「汗」を意味します。服の意味で sweatsというと、運動用の服、特にスウェットの上下セットを指すことが多いです。

例文:

My favorite sweats are so comfortable that I wear them all the time.
(お気に入りのスウェットが快適すぎて、いつも着ています。)

I wear sweats when I go to the gym.
(ジムに行くときはスウェットを着ます。)

一方、日本語の「トレーナー」に相当する英語の sweatshirt は、スウェット生地の長袖トップスを指します。

例文:

He wore a gray sweatshirt with jeans.
(彼はジーンズにグレーのトレーナーを合わせていました。)

I spilled coffee on my sweatshirt.
(トレーナーにコーヒーをこぼしてしまいました。)

日本語

英語

英語での意味・特徴

スウェット

sweats

スウェットの上下セットを指すことが多い。

トレーナー

sweatshirt

スウェット生地の長袖トレーナー。トップス単体を意味することが多い。

 

英語でのtrainerはどういう意味?

英語で trainer というと、アメリカ英語とイギリス英語で異なる意味になります。

アメリカ英語での trainerは「指導者、コーチ」を意味し、服の意味では使われません。

例文:

My personal trainer gave me a new workout plan.
(パーソナルトレーナーが新しいトレーニングプランを作ってくれました。)

My trainer helped me improve my running form.
(私のトレーナーは、ランニングフォームを改善する手助けをしてくれました。)

対して、イギリス英語でのtrainerは「スニーカー(運動靴)」を指します。

例文:

I bought a new pair of trainers yesterday.
(昨日、新しいスニーカーを買いました。)

He always wears trainers instead of dress shoes.
(彼はいつも革靴ではなくスニーカーを履いてます。)

言語

trainerの意味

アメリカ英語

スポーツやフィットネスの指導者など
例:パーソナルトレーナー(personal trainer)

イギリス英語

スニーカー(アメリカ英語の sneakers)

 

指導者としての「トレーナー」と「コーチ」の違いは?

指導をする「トレーナー」はtrainerと呼ばれますが、「コーチ(coach)」も同じような意味で使われることがあります。

どちらも指導者や教育者の意味を持ちますが、使われる場面やニュアンスには明確な違いがあります。

trainer(トレーナー) は、特定のスキルや知識を教える人を指します。決められた方法やルールに基づいて指導し、受講者が特定の技術を習得できるようにサポートする人です。

例えば、フィットネストレーナーは運動方法を指導し、企業のトレーナーは業務スキルを教えます。

例文:

I meet with my fitness trainer twice a week at the gym.
(私は週に2回ジムでフィットネストレーナーと会います。)

The trainer taught us how to use the new software.
(トレーナーは私たちに新しいソフトウェアの使い方を教えました。) 

coach(コーチ) は指導者や監督として相手の能力や可能性を引き出し、目標達成をサポートする人のことを指します。

単に知識を伝えるのではなく、質問を投げかけたり、フィードバックを与えたりする人です。

スポーツのコーチやビジネスコーチがその例です。

例文:

He is the head coach of the basketball team.
(彼はバスケットボールチームのヘッドコーチです。)

The career coach guided her through the job interview process.
(キャリアコーチは彼女が就職面接のプロセスを進められるようサポートしました。)

まとめ:「トレーナー」の正しい英語表現

日本語で「トレーナー」と言うと、一般的には服の「スウェット」を指しますが、英語では sweatshirtが適切な表現です。

また、trainerという単語は、アメリカ英語では「指導者・コーチ」、イギリス英語では「スニーカー」を意味します。

さらに「指導者・コーチ」としてのtrainerと coachの違いについても説明しました。

このように、カタカナ英語と実際の英語では意味が異なることがあるため、適切な単語を使い分けることが大切です。

英語を使う際は、アメリカ英語とイギリス英語の違いにも注意し、誤解のない表現を心がけましょう。

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