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更新日:2024年8月4日 コーチング

【新形式対応】VERSANT試験対策&勉強方法をプロが徹底解説!

versant

国際的なビジネスシーンで活躍するためには、流暢な英語コミュニケーションスキルが必要不可欠です。

そのスキルを証明できる英語試験の一つがVERSANTです。

 

VERSANTは、英語の聞く力、話す力、読む力、書く力を総合的に評価できるリスニング・スピーキングテストです。

日本の多くの企業では、TOEICを用いて英語力を評価することがほとんどですが、近年VERSANTを昇進・海外駐在要件として設定する企業も増え始めています。

 

本記事では、VERSANTの試験対策法と勉強方法を徹底解説します。

試験の概要からスコアアップのテクニックに至るまで、VERSANT試験に関するあらゆる情報を網羅しているので、受験を控えた方はもちろん、さらなるスコアアップを目指す方も必見の内容です!

 

  • 「VERSANTってどんなもの?」
  • 「試験の対策はどうしたらいいの?」
  • 「難しい部分はどこで、どう準備すればいいの?」

 

といった疑問や不安を抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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VERSANTとは?

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「VERSANT」は、ビジネスで使える英語力を正確かつスピーディーに測定・分析するテストです。

世界70か国で事業を展開する教育サービス企業「ピアソン」によって開発された高度な言語認識・自動採点システムを利用しており、スマートフォンアプリまたはパソコンを使って、日時や場所を問わずに受験可能です。

最先端のAIを使った言語認識&自動採点システムにより、客観的で公平な英語力測定と弱点把握ができる点が大きな特徴です。

世界中の企業や政府機関でも活用されているため、その信頼性が高く評価されています。

 

また、VERSANTでは、発話をリアルタイムで理解し、的確に処理する能力が求められるため、実際のシーンに沿った英語力を測ることができます。

 

VERSANTテストの種類

VERSANTのテストの種類には、

 

  1. Speaking and Listening Test
  2. Writing Test
  3. Placement Test

 

の3つがあり、いずれにおいても、受験者は自動採点による結果を速やかに確認することができます。

 

ちなみに、従来の「Versant English Speaking Test」は、設問内容、判定項目を刷新し、2024年1月15日から、新テスト「Versant English Speaking and Listening Test」となりました。

従来の「Versant English Speaking Test」は、2024年9月をもって販売終了となるので注意しましょう。

 

また、本記事で「VERSANT」と呼んでいるテストは、基本的に「Versant English Speaking and Listening Test」を指しています。

 

【新形式】VERSANTの試験形式・試験時間・配点

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VERSANT(Versant English Speaking and Listening Test)のテスト時間は約20分、出題数は40問です。

出題内容は以下の通りです。

 

引用元:新VERSANT Speaking &Listening Test 発売開始 – info20240115.pdf

 

従来の「Versant English Speaking Test」から問題形式が変更になっているので、一度受験したことがあるという方も、再度確認しておきましょう。

versant-new-test

引用元:新VERSANT Speaking &Listening Test 発売開始 – info20240115.pdf

 

大きく変更になったのは

 

  • Reading がなくなった
  • Sentence Builds がなくなった
  • Answer a question about a conversation が追加された
  • Answer questions about a passage が追加された
  • 設問総数が少なくなった

 

という点です。

 

表示された英文を音読する​​Reading パートが廃止され、従来形式にはなかったリスニング問題が新たに導入されました。

これにより、従来のテストよりも実践的なコミュニケーション力が測れるようになっています。

また、多国籍な人々とのコミュニケーションを想定し、出題音声の英語アクセントのバリエーションが増えました。

 

また、スコア表示についても変更があります。

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引用元:新VERSANT Speaking &Listening Test 発売開始 – info20240115.pdf

 

従来は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)」と「Global Scale of English(GSE)」の指標でスコアが表示されていました。

新形式では、採点スコアはGSE (*)10ー90のみ表示されます。

しかし、GSEとCEFRの相関について、VERSANT公式サイトに記載があるので、スコアの表示に関しては特に気にする必要はないでしょう。

 

また、リスニングスコアが採点に追加されています。

そして、Fluency(流暢さ)、Pronunciation(発音)、Intelligibility(わかりやすさ)はManner of Speaking(話し方)のスコアに統合されました。

 

総合的に、新形式では、従来のテストに比べて、より実際の英語を使用するシチュエーションを考慮した問題設計になっています。

 

VERSANTの受験料・申し込み方法

VERSANTの個人受験を希望する場合は、VERSANT販売代理店である、「株式会社キャリタス」または「株式会社ドリームブロッサム」から受験申し込みをしましょう。

 

会社や学校など、法人・教育機関を通して申し込む場合は、各団体の案内に従ってください。

 

各試験の受験料は、それぞれ以下の通りです。

 

  • VERSANT English Speaking and Listening Test:6,600円(税込み)
    ※2024年9月末まで特別価格:5,500円(税込み)
  • VERSANT English Speaking & Writing Test(セット価格):8,800円(税込み)
  • VERSANT English Writing Test:4,400円(税込み)
  • VERSANT English Placement Test:7,700円(税込み)
  • VERSANT English Certificate :9,900円(税込み)

 

VERSANTを受験するメリット

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VERSANTは、世界中で認知されている英語能力評価テストであり、多くの企業や教育機関でその結果が重視されています。

VERSANTを受験することには、英語力の証明となるなど多くのメリットがあります。

ここでは、VERSANT受験の具体的なメリットについて詳しく掘り下げていくので、これから受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

英語力に対して客観的な評価が得られる

VERSANT試験を受験する最大のメリットは、英語力を客観的に評価してもらえることです。

VERSANT試験では、話す、聞く、読む、書くといった英語の4技能を総合的に測ることができます。

(「VERSANT English Speaking and Listening Test」では、話す、聞くの2技能)

そのため、自分の英語力のレベルを正確に知ることが可能となります。

 

AIによる客観的な評価を受けることで、自己評価に偏りがあった場合でも、自分の英語力の強みや改善点を明確に把握できるため、より効果的な学習計画を立てることができるでしょう。

 

海外赴任やキャリアアップのチャンスが得られる

VERSANTでハイスコアを取得すると、海外赴任やキャリアアップ大きなチャンスが開ける可能性があります。

多くの企業では、世界中にビジネスを展開する上で英語力が欠かせず、VERSANTの結果は英語力を証明する重要な指標となります。

試験で高評価を得ることができれば、それが直接的に、昇進、新しいプロジェクトへの参加資格として評価されることが多いです。

そのため、VERSANTはただの語学試験ではなく、自分のキャリアを形作るための基盤になるという点でも、非常に価値があると言えます。

 

英語の会話力の向上

VERSANTは、実際に英語を使うシチュエーションでの会話能力を測るため、様々なパート問題から構成されています。

受験者は自然な会話状況を模したテスト、そしてテスト勉強を通じて、即座に反応し、適切な英語を使って意思疎通を図る練習ができます。

この過程で、自身の発音や語彙、文法的な正確性についても意識を高めることができ、実際の英語を使用する場面におけるコミュニケーションスキルを効果的に改善することが可能です。

したがって、VERSANT試験の準備をすること自体が、日常生活や職場での英語の使用に直接役立つ実践的なトレーニングとなります。

 

履歴書に英語力のアピールとして書ける

VERSANTは信頼性と正確性から知名度が高まっており、TOEICと同様に広く認知されつつあります。

つまりVERSANTスコアを履歴書や職務経歴書に記載することで、就職活動の際に英語でのコミュニケーション能力が高いことを具体的な数値で示すことができます。

特に社内公用語を英語にしているなど、グローバルな環境では、VERSANTのスコアが採用の重要な判断材料となり得るため、キャリアの機会を広げるためにも大きな利点となるでしょう。

そのため、英検やTOEIC同様に、英語力を証明する手段の一つとしても、VERSANTは価値のあるテストと言えます。

 

VERSANTのスコアの見方

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引用元:VERSANT|本当に話せる英語力の証明 | » スコア活用法

VERSANTテストのスコアは、Global Scale of English(GSE)という指標に基づいて10から90の範囲で1ポイント刻みで評価されます。

GSEはピアソンによって開発された、世界標準で通用する英語習熟度指標であり、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に完全準拠しています。

 

CEFRは世界中で英語の言語能力を評価するための基準で、言語使用者が何ができるかを初心者レベルのA1からネイティブレベルのC2まで大きく6段階で分類した指標です。

VERSANTのスコア(GSE)をCEFRに対応させることで、具体的にどのくらいのレベルの英語力を持っているかを把握できます。

GSEはCEFRよりも細かく定義されており、テスト受験者は自らの英語スピーキング力における課題や伸ばすべきスキルを明確に把握することが可能です。

 

また、ビジネスシーンで求められる英語力も、GSE基準で明確に提示されています。

例えば、「海外でのマーケティングマネージャーに必要な英語力」など、具体的な職務に応じた英語力も分かります。

 

平均スコアはどれくらい?

VERSANTの日本人平均スコアは32点(「A2[初級者]」)です。

簡単なフレーズを使って短い会話ができるレベルと定義されています。

英語初級者やVERSANTを初めて受ける方は、まず日本人平均スコアを一つの基準とするのが良いでしょう。

 

ビジネスシーンで英語を使うには何点が目安?

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引用元:VERSANT|本当に話せる英語力の証明 | » スコア活用法

VERSANTの総合スコアは、GSEとの相関を通じて、英語でできることが具体的に定義されており、ビジネス英語を使う際はCEFRの「B1」レベルに相当する43点以上を目指すことが推奨されています。

B1の実力であれば、日常会話については大きな問題なく意思疎通ができるレベルです。

 

しかしながら、海外の方と共同でプロジェクトを進めたり、海外駐在をしたりとなると、正直なところB1レベルでは心もとないです。

グローバルシーンでリーダーシップを発揮して、プロジェクトをリードしていくぐらいの実力となると、B1+ないしB2程度の英語力は必要となるでしょう。

 

43点は、ビジネスパーソンとしての一つの基準スコアとなりますが、それだけではあくまでも不十分であり、実際のビジネスシーンではより高い英語力が求められると覚えておきましょう。

 

関連記事:VERSANTスコア目安はどのくらい?スコア別の対策方法まで徹底解説!

 

VERSANTでハイスコアを目指すなら英語コーチングがおすすめ!

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VERSANTの学習は独学でも進められますが、初級者・中級者・上級者、それぞれの段階で異なる壁にぶつかる傾向にあります。

一般的に、多くの学習者は以下のような悩みを抱えることが多いです。

 

  • 初級者:正しい学習方法が分からない。自分に合った教材の選び方が分からない。
  • 中級者:「B1」(自立した言語使用者)に当たる43点以上は取れるようになったが、そこからの点数がなかなか伸びない。50点の壁が超えられない。
  • 上級者:「B1+」〜「B2」程度まではコンスタントに取れ、基本的な英語のコミュニケーションも問題ないが、発話がスムーズに行かないことがある。67点の壁が超えられない。

 

コーチングでは、英語学習のプロフェッショナルがこれらすべての悩みに対して適切にアプローチし、より効果的かつ効率的に学習を進められるようにサポートします。

VERSANTのスコアが伸びない原因に頭を悩ませるより、プロに学習の質を担保してもらい、自身は学習を行うことのみに集中した方が、より短期間でスコアアップを目指せるでしょう。

 

英語のコーチやコンサルタントは、学習者のニーズやレベルに合わせた指導を行います。

例えば、課題の特定やそれに合わせた適切な学習プランの策定、モチベーションの維持など、独学では難しい部分を徹底的にサポートします。

学習者一人一人にカスタマイズした指導プランによって、短時間の学習でも最大の効果を得ることが可能です。

 

QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」では、独自のプログラムによって、100日間という短期間で英語力を向上させることができます。

独学での学習を続けているのに英語力が上がっていないと感じた際には、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

発話に焦点を当てたプログラムなので、VERSANTのスコアだけでなく、根本的な英語力もブラッシュアップしたいという方にもおすすめです。

 

「英語コーチングや英語学習コンサルタントってどんなことしているの?」という方は、本ブログのこちらの記事も併せて読んでみてください!

 

関連記事:英語学習コンサルタントとは?期待できる効果やおすすめできる人を解説!

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>>QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching

 

【新形式】VERSANTのPart別出題形式・対策

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引用元:VERSANT

ここでは、新形式「VERSANT English Speaking and Listening Test」のPart別出題形式および対策について解説します。

Partごとに意識すべき点をまとめているので、受験前に目を通してみてください。

 

パート名

内容

問題数

Part A

質問(Give a short answer to the question)

8

Part B

復唱(Repeat the sentence)

16

Part C

会話に関する質問(Answer a question about a conversation)

6

Part D

文章に関する質問(Answer a question about a passage)

6

Part E

ストーリーリテリング(Story Retellings)

2

Part F

自由回答(Open Questions)

2

 

Part A:質問(Give a short answer to the question)

Part A「質問(Give a short answer to the question)」では、受験者の語彙力が試されます。

このパートでは、全部で8個の短い質問が二択形式で出題され、出題内容は、語彙の定義を問うものや簡単な計算が必要な問題など、多岐にわたります。

 

回答形式は特殊であり、「A or B?」と問われた際には、「I think A.」や「This is B」といった文章形式でなく、「A」または「B」と単語のみで答えるのが正解です。

フレーズやセンテンスで回答した場合、たとえ内容が正しくても、VERSANTの機械採点では正解と認識されないことがありますので注意しましょう。

 

<対策>

対策としては、単語を正確に聞き取り、その意味を瞬時に理解するトレーニングが重要です。

普段から多くの単語をインプットし、見た単語だけでなく聞いた単語の意味も即座に理解できるようにすることが求められます。

単語暗記時には、視覚と聴覚を併用し、単語帳を見るだけでなく音声を聴いたり、自分で発音したりして正しい音も一緒に覚えることが効果的です。

さらに、単語を文脈の中で覚えることで、より記憶に残りやすくなります。

 

Part B:復唱(Repeat the sentence)

Part B「復唱(Repeat the sentence)」は、受験者の聞き取り能力と正確な発音を評価するパートです。

このパートでは全16問が出題され、流れる音声をそのまま正確に繰り返して回答します。

問題は進むにつれて長く複雑になり、難易度が増していきます。

 

<対策>

Part Bの対策としては、音声を正確に聞き取る訓練が必要です。

特に問題の後半になると、文章が長く複雑になるため、全文を丸暗記するのは困難です。

そのため、文章を丸々覚えるのではなく、大まかな内容を記憶して、その場で正確に再現できる能力が求められます。

 

聞いた文章を正確に再現するためには、文法や語彙の正確な理解が必要不可欠です。

日常的な英語表現に慣れ親しむことで、自然な英語をスムーズに再現することができるようになります。

 

また、英語のリズムやアクセントを理解し、ネイティブスピーカーの発音に近づけることも重要です。

シャドーイングなどのトレーニングを通じて、正しい発音パターンを身に付けましょう。

このように、Part Bでは英語の聞き取りと正確な発音のスキルが求められるため、日頃からのリスニングと発音の練習が非常に大切です。

正しい英語の音声に慣れ、リアルタイムで正確に英語を再現する能力を鍛えましょう。

 

Part C:会話に関する質問(Answer a question about a conversation)

Part C「会話に関する質問(Answer a question about a conversation)」では、2人の会話を2つ聞いて、それに対して3つ質問が投げかけられます。

会話の内容および質問はさほど難しいものではありません。

瞬時に正しく英語を理解できるかというリスニング力が判定されています。

 

<対策>

会話を聞く際には、話の主題や登場人物の関係性、会話の進行に注意を払いましょう。

これにより、質問に対する答えを予測しやすくなります。

 

普段の学習では、日常会話でよく使われるフレーズやキーワードに耳を慣らし、それらが話の中でどのように使われているかを理解することが重要です。

また、異なるアクセントやスピードの会話を聞く練習を行うことで、様々な話者が話す英語のリスニングに対応できるようになります。例えば、イギリス英語やオーストラリア英語、アメリカ英語の違いを意識して聞き取る練習などが効果的です。

 

Part D:文章に関する質問(Answer a question about a passage)

Part D「文章に関する質問(Answer a question about a passage)」は、PartCがモノローグになったような問題で、2つの文章に対するそれぞれ3問ずつの質問に回答する形式です。

こちらも会話の内容は極端に難しいものではありません。

 

<対策>

モノローグを聞く際には、話の主題を中心に、詳細や具体例についても意識を向けることが重要です。

普段の学習ですは、長めの文章を聞いた後で、その要点を簡潔にまとめる練習をすることで、話のコアを捉え、関連する質問に迅速に答える能力を高められます。

また、様々なトピックやジャンルの英語に触れることで、幅広い語彙と知識を身につけ、未知のトピックにも柔軟に対応できるようになります。

 

Part E:ストーリーリテリング(Story Retellings)

Part E「ストーリーリテリング(Story Retellings)」では、短いストーリーを聞いて、その内容を自分の言葉で30秒以内に要約して伝えることが求められます。

リスニング・スピーキング・話法能力の3つすべての能力を診断するためのパートで、問題数は全2問です。

試験全体の中で最も多くの英文が読まれる特徴があり、後半パートでありながら、かなりの集中力を要します。

 

<対策>

聞いた話を正確に理解し、重要なポイントを抽出して短時間で要約する能力が重要です。

特に、話の流れ(起承転結)を捉え、ポイントを絞った要約力が求められます。

また、正しい発音と流暢さも同時に評価されるため、練習を通じてこれらのスキルを高める必要があります。

 

そして、30秒という限られた時間内にストーリーを要約して話すため、時間管理が非常に重要です。練習を重ねることで、効率的に情報を伝えるスキルを身につけましょう。

Part Eでは、リスニング力や即座に情報を整理して自分の言葉で表現するといった総合的な英語力が試されるパートです。

日常的に英語のニュースやプレゼンテーションなどを聴き、要約する練習を行うことが効果的です。

 

Part F:自由回答(Open Questions)

Part F「自由回答(Open Questions)」は、簡単な質問が2問出題され、それに対して自由に回答する形式です。

各質問に対しての制限時間は40秒で、シンキングタイムは特に設けられていません。

質問文は2回読み上げられた後、直ちに回答が求められます。

 

<出題例>

出題される質問は日常的なものや、趣味嗜好に関するものが多く、

  • 「Do you think television has had a positive impact on your family life?」
    (テレビは家族生活に良い影響を与えてきたと思いますか?)
  • 「Would you like to live in a large city or small town? Please explain why.」
    (大きな都市と小さな町、どちらに住みたいですか?その理由も説明してください)

といった内容です。

質問の内容自体は難しくないものの、質問がシンプルな分、設問によっては40秒間話し続けるのが若干難しい場合があります。

 

<対策>

Part Fでは、シンキングタイムが設けられていないので、1回目の読み上げで瞬時に質問を聞き取り、2回目が読まれている間に少し意見を考えておくのがポイントです。

 

また、英語では「主張 + 根拠」の形で答えるのが一般的です。

質問に対して直接的に意見を述べ、それをサポートする理由を簡潔に説明します。

例えば、先の例題「Would you like to live in a large city or small town? Please explain why.」であれば、まずは「a large city」「small town」のいずれに住みたいかを答えましょう。

その後、主張の根拠が分かるように、具体例や体験談などを用いて分かりやすく、説得力のある主張を続けます。

 

練習段階では、実際にタイマーを使って40秒間のスピーチを何度も練習することで、時間内に適切な回答をする練習をしましょう。

これにより、思考と表現のアウトプットのスピードが向上します。

Part Fでは、即興のスピーキング能力と、短時間でのコミュニケーション能力を測るもので、日常会話で即座に反応する力を試されるため、事前の準備と練習が非常に重要です。

 

VERSANT対策におすすめの学習法

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VERSANTでハイスコアを達成するためには、効果的な対策と学習方法を継続する必要があります。

「VERSANT English Speaking and Listening Test」では、英語におけるリスニング・スピーキング・話法能力(発音や流暢さ)が総合的に評価されます。

そのため、各スキルをバランス良く伸ばすことが重要です。

 

ここでは、VERSANTのスコアアップに役立つ学習法を紹介し、各パートにどのように効果があるかを解説していきます。

ぜひ、自分の苦手分野を中心に取り組んでみてください。

 

【話法能力】アプリを使った発音練習

発音は英語コミュニケーションにおいても非常に重要な要素であり、VERSANTの「話法能力」の観点で高評価を受けるためにはクリアで正確な発音が求められます。

 

アプリを使用した発音練習は、ちょっとしたスキマ時間でも簡単に行うことができ、日常的なトレーニングに最適です。

発音練習アプリには、実際の発音を録音してAIによって正確さをチェックする機能や、母国語との発音の違いを視覚的に示す機能があります。

これらの機能を活用することで、自分では気づきづらい発音の誤りを特定し改善することが可能です。

継続的に使用することで、自然な英語のリズムとイントネーションを身につけることができ、VERSANT試験のスピーキング部分でよりなめらかに話すことができるようになります。

 

おすすめアプリについては、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:【2024年最新】ビジネス英会話のおすすめ推しアプリ16選

 

【全項目対策】単語学習

単語学習は、VERSANT試験の全項目にわたる対策において非常に重要です。

語彙力は、全評価観点において重要な基礎力となり、豊富な語彙を運用できることは実際の英語コミュニケーションの場でも役立ちます。

 

単語学習の効果的な方法には、単語帳を使って覚える、自身でオリジナルの単語帳やノートを作る、アプリを使って学習するなどの方法があります。

人によって学習しやすい方法は異なるので、自分に合った方法で日常生活やビジネスシーンで使用される単語を覚えていきましょう。

また、英語のプレゼンテーションを聞いたり、映画を見たりして、単語を文脈の中で学ぶことで、実際の使い方やニュアンスをより深く理解することができます。

継続的に語彙力を強化することで、VERSANT試験のすべての観点において成長が現れ、結果的に全体的なスコアの向上につながります。

 

効率的な単語の覚え方については、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:英単語は一日に何個勉強するべきか?記憶の仕組みに基づいて解説

 

【スピーキング】文法学習

英語を正しく流暢に話すには、語彙力と共に正確な文法知識が必要不可欠です。

VERSANTでは、細かい文法知識よりも、自然な会話の流れの中で文法的に正しい英語を使用する能力が求められます。

そのため、複雑な文法事項を覚えるというよりは、中高生までで学習する最低限の文法の基礎知識が身につけられていれば問題ありません。

 

「現在完了の文章ってどうやって作るんだっけ?」

「関係代名詞の使い方がよく分からない…」

というように苦手な文法事項がある方は、一度参考書などを活用して一通り文法のおさらいをしましょう。

 

大体の文法ルールは頭に入っているという方は、実際に英語を話す練習を通して、会話の中で文法知識を活用する練習を重ねるのが効果的です。

実際の会話の中で文法を適用することで、理論だけでなく実践的な使い方を身につけられます。

 

文法力は、VERSANTのスコアアップに直接的に役立つものではありませんが、英語をスムーズに話せるようになることでスピーキング項目の評価アップが期待できます。

試験前に、一度文法知識の見直し・確認をしてみてください。

 

【スピーキング・話法能力】瞬間英作文

英語のスピーキング力を高めるためには、思考を迅速に英語に変換する練習が非常に重要です。

そして、瞬間英作文は、素早く正しい英語を話すためのトレーニングとして多くの人におすすめの学習方法です。

 

瞬間英作文とは、与えられた日本語の文章に対して、即座に英語で文章を作り、声に出して言う学習であり、英語での反応速度を向上させ、言語処理能力を養うことができます。

瞬間英作文のやり方は、専用の参考書を使用したり、アプリを活用したりなど多岐に渡ります。

いずれの場合であっても、日本語を見た後にあまり時間をかけず、ほぼノータイムで英語が出てくるようになるまで繰り返し練習することが大切です。

全体的なスピーキング力の向上に効果的ですが、特にPart Bの復唱パートの対策としておすすめです。

 

また、瞬間英作文は、思考を言語化するスピードだけでなく、文法的に正しい表現を使う能力も同時に鍛えられます。

学習を継続して行うことで、自信を持って、流暢かつ正確に英語を話すことができるようになります。

 

そして、瞬間英作文は、英語を英語のままで考えられる状態である「英語脳」を鍛えるのにも効果的です。

英語脳の作り方や、瞬間英作文の具体的なトレーニング方法については、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:英語脳の作り方3ステップ!留学経験なしの独学で英検準一級ある私が解説します!

 

【リスニング・スピーキング】速読・多読

速読および多読はリーディング力の強化を目的に行われることが多いトレーニングですが、リスニングとスピーキングのスキル向上にも非常に効果的な手法です。

この2つの学習を通して、英語の理解速度と処理能力を高めることができます。

 

速読はテキストをできるだけ素早く正確に読み取る学習で、多読は様々なジャンルのテキストを幅広く読む学習方法です。

リーディングトレーニングでは「受容スキル」という、「英語を素早く理解する力」を鍛えていきます。

英語の4技能では、リスニング・リーディングにおいて受容スキルが必要です。

そのため、リーディング力を強化することは、リスニング力の強化にもつながります。

速読を練習することで、短時間での情報受容力が向上し、リスニングテストでの会話や指示の理解が早くなります。

 

一方、多読は様々な文脈での語彙や表現に触れることで、より自然で流暢なスピーキング能力を培うのに効果的です。

また、広範囲にわたる文章に触れることで、幅広いトピックに対する理解力や語彙力も強化され、リスニングとスピーキングの両方で反応速度や正確性が向上します。

 

このように、速読と多読を組み合わせることで、英語のリスニングにおける迅速な理解力と、スピーキング時の即座の反応力を養うことができます。

 

速読・多読の具体的なトレーニング方法については、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:多読で英語力アップ!おすすめの勉強方法からアプリをご紹介!

 

【全項目対策】シャドーイング

シャドーイングは、英語のリスニングとスピーキングおよび話法能力のスキルを同時に向上させる効果的な学習法です。

シャドーイングとは、英語の音声を聞いて、話者の発言を影(シャドー)のように2〜3語ほど遅れて真似するように発話するトレーニングです。

 

シャドーイングを行うことで、英語の自然な発音、イントネーション、リズムを体得し、流暢さを大幅に向上させることができます。

 

また、聞いた内容をすぐに反復するため、リスニング力を鍛えると同時に、スピーキングの練習にもなります。

加えて、シャドーイングは口の筋肉の記憶を形成し、英語の「音」に慣れることを助けるため、発音の正確さの向上にも有効です。

 

VERSANTでは、リスニング力の正確性とスピーキングの流暢さが求められるため、定期的なシャドーイング練習を通じてこれらのスキルを磨くことが、ハイスコア獲得につながります。

様々なレベルや内容の音声を利用してシャドーイングを行うことで、より幅広いシチュエーションでの英語力を高めることができるでしょう。

 

シャドーイングの具体的なトレーニング方法については、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:シャドーイングの効果と正しいやり方を超解説!最新おすすめアプリも紹介

 

【全項目対策】オンライン英会話

オンライン英会話は、VERSANT試験の全項目にわたる対策となるだけでなく、実際に英語を使用するシチュエーションにおいて、流暢に英語を話せるようになるためにも効果的な学習です。

 

オンライン英会話では、生の英語を聞きながら即座に反応し、自分の考えや意見を英語で表現する必要があるため、英語での思考力およびアウトプット力が自然と身につきます。

また、先生から直接フィードバックを受けることで、自分の苦手や弱点を即座に修正できるので、参考書を使って独学を行うよりも学習効率が非常に高いです。

 

通学型の英会話教室に比べて、個人の生活リズムや学習ペースに合わせてレッスンスケジュールを柔軟に調整することができるため、継続的な学習がしやすいのも大きな魅力です。

VERSANTに向けて、総合的に英語力を強化したい場合や、実際の会話で自然に英語を使えるようになりたい場合に、オンライン英会話を取り入れてみてください。

 

オンライン英会話の効果的な活用方法については、当ブログの以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

関連記事:オンライン英会話は毎日受けないと効果が出ない!?学習継続のコツと併せて徹底解説!

 

【全項目対策】英語コーチング 

英語コーチングは、VERSANT試験の全項目に対する総合的な対策として非常に有効です。

英語コーチングの最大の利点は、コンサルタントによって、学習計画が個々に合わせて完全にカスタマイズされることです。

 

コンサルタントは受講者の現在の英語レベルをもとに、現実的かつ具体的な目標を設定し、目標達成に向けて効率的な学習計画やトレーニング内容を設計し、進捗状況をチェックしながら適宜調整。

これらのサポートにより、学習者は効果的に英語力を向上させることができ、短期間で効率的にVERSANT試験の準備を整えられます。

 

また、コーチングはモチベーションの維持にも非常に効果的です。

コーチが定期的にサポートし、課題に対する適切な解決策を提供することで、学習者は学習の障壁を乗り越えやすくなります。

VERSANTにおいてハイスコアを目指す場合、英語コーチングは、総合的な英語力向上だけでなく、試験当日に自信を持って臨むための心強いサポートとなるでしょう。

 

VERSANT受験時の注意点

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VERSANTに備えてしっかりと日々学習を行ったら、あとは当日に最高のパフォーマンスを発揮するのみです。

受験の際には以下のことに注意して、VERSANTを受けるようにしましょう。

 

雑音が入らない静かな環境で受験する 

VERSANTを受験する際には、必ず雑音が入らない静かな環境で試験を受けましょう。

特に空調の音や、別の部屋から聞こえるペットの鳴き声や子供の声など、意外と見落としがちな音もマイクに拾われる可能性があります。

VERSANTはAIが採点するテストなので、これらの雑音が、試験のスピーキング部分のスコアに影響を及ぼすかもしれません。

事前に環境を確認し、可能な限り静かな場所を選びましょう。

 

また、試験中は回答タイムにおいて、咳をする、鼻をすするなどの音が出る行為も可能な限り避けてください。

これらの小さな音であってもスコアに影響を与え、結果に悪影響を及ぼすことがあります。

対人テストと違って、機械が人間の声を元に採点しているということを常に念頭に置いておきましょう。

 

無言・無回答・日本語の使用厳禁

VERSANTのすべての問題において、無言でのスルーや無回答は絶対に避けましょう。

例え質問の答えが分からない場合でも、「I don’t know.」でも良いので、何かしら英語での回答を試みてください。

発話量が少ないと、AIが英語力を正確に採点するためのデータが不足し、結果的にスコアが低くなる可能性があります。

 

また、試験中は日本語の使用もやめましょう。

「うーん」「なんだろう」「えーっと」などのフィラー(繋ぎ)言葉も英語である必要があり、日本語が混じると採点結果に悪影響を与える場合があります。

「『えーっと』と意味もなく言ったつもりが、『eight』と見なされてしまう」というようなことが起こりうるとイメージすると、なぜ日本語を使ってはいけないか容易に想像できるでしょう。

基本的に、フィラーは英語であっても試験中は避けるべきですが、日本語よりかは「Well」「Um…」などを使用した方が良いです。

 

まとめると、どんな問題に対しても積極的に、最後まで英語「のみ」で発言し続けることが、VERSANT試験で高い評価を得るためのポイントとなります。

 

スマホアプリでの受験時は機内モードにする

引用元:受験の方法

 

VERSANT側からも受験の際に案内がありますが、スマートフォンアプリからVERSANTを受験する際には、機内モードへの設定が必要となります。

これは、試験中に不意の電話やメールなどの通知によってテストが中断されることを防ぐためです。

試験中の中断は、集中力を損ねるだけでなく、テストの進行にも影響を与える可能性があります。

場合によってはエラーが発生し、試験が終わっていないにも関わらず、該当の受験番号が使用済みとなってしまう恐れがあるので十分注意しましょう。

試験開始前には必ず機内モードをオンにして、外部からの通信を遮断した上でご受験ください。

 

初めて受験する場合はサンプルテストを受験してみる

VERSANT試験を初めて受験する場合、まずサンプルテストを受けてみることが非常に役立ちます。

サンプルテストを受けることで、試験の形式や質問の種類、回答のタイミングなどに慣れることができ、試験への不安が軽減されるでしょう。

 

また、サンプルテストは自分の弱点や改善が必要な領域を明らかにするのにも有効です。

結果を基にして、試験までの残りの期間で特に集中して練習すべき点を絞り込むことができます。

ただし、2024年4月現在、VERSANT公式サイトに掲載されているサンプルテストは、旧形式のものとなっています。

そのため、新形式の「Versant English Speaking and Listening Test」とは、若干問題が異なるという点に注意しましょう。

 

定期的に受験するのがおすすめ

TOEICなどの他の試験と同様に、VERSANTでも問題の内容や自分のコンディションによってスコアが変動することがあります。

そのため、定期的に試験を受けることでスコアの波を平にして、より正確な実力の測定ができます。

 

また、VERSANTはいつでもどこでも簡単に受けられるため、「英語力の健康診断」のような観点でも定期的に受けるのがおすすめです。

VERSANTのスコアの変動をもとに自分の学習計画を見直すことで、必要な分野に焦点を当てて学習を進めることが可能です。

スコアが上がった/変わらなかった/下がった場合のいずれであっても、自分の学習量や質が適切かどうかを今一度見直す良い機会となるでしょう。

 

VERSANT対策に関してよくある疑問

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テストの日に心がけるべきことはあるか?

まず、VERSANT試験前には十分な休息を取り、リラックスした状態で臨むことが重要です。

緊張を和らげるために、深呼吸をするなどして心を落ち着けましょう。

 

VERSANTは対機械と行うテストなので、声のクリアーさも大切になります。

喉のコンディションが悪いと、発話をAIが適切にキャッチできない可能性があるので、体調には十分注意しましょう。

 

また、日本語を母国語とする我々が、いきなり英語を喋ろうとしてもなかなか上手く話せないことがほとんどです。

そのため、VERSANTを受ける前に少し英語を口に出してから試験を受けるのがおすすめです。

例えば、音読練習をする、シャドーイングトレーニングをするなど、口を英語に慣れさせてから試験を受けてみてください。

 

最もおすすめな方法は、オンライン英会話を受講してからVERSANTを受ける方法です。

先生と英会話をすることで、口だけでなく脳も英語モードに切り替わるので、試験中に英語を引き出しやすくなります。

 

そして、試験が始まったら、少しでもハイスコアが取れるように英語を話し続けましょう。

対人の面接試験と異なり、間違えても恥ずかしさや気まずさを感じる必要はないので、分からない問題でも最後まで英語を発話してみてください。

 

これらの準備と心構えによって、VERSANT試験でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるでしょう。

 

VERSANTはどこで受験するのが良いか?

VERSANTを受験する際には、静かでインターネット接続が安定している環境を選びましょう。

自室やレンタルオフィスなど、外部の騒音から遮断された場所が理想的です。

静かな環境は集中力を高め、リスニングやスピーキングのパフォーマンスを向上させるだけでなく、単純にスコアに直接影響します。

なぜなら、VERSANTはAIによって採点されているため、時として、外部音までもが回答の一部と見なされてしまうことがあるからです。

つまり、周りの音が大きい環境で受けてしまうと、マイクにノイズが入り、採点の邪魔になってしまう可能性があります。

 

また、試験の中断やスコア送信の不具合などの技術的な問題を避けるためにも安定したネットワーク接続が必要不可欠です。

したがって、試験の成績を最大限に伸ばし、実力以外の要素での減点が発生しないように、事前に環境を整え、最適な条件で試験に臨みましょう。

VERSANTテストで難しいとされる部分はどこ?

VERSANTは全編英語で行われるテストなので、問題を聞き取ったり正確に発音したりすることが難しい試験です。

文章構成力がなかったり、スピード感を持って英語を発話することに慣れていなかったりすると、テストについていくこと自体が難しく感じられるかもしれません。

 

また、新しいVersant Speaking & Listening Testでは、いくつかの変更があり、それに伴い難易度が上がった点がいくつかあります。

これまでは20〜80点のVersantスコアとGlobal Scale of English(GSE)の2種類のスコアが表示されていましたが、新VersantではGSEスコアのみの表示となり、最も低い点数が10点、最も高い点数が90点になりました。

スコアの範囲が広がり、評価が細かくなったことで、受験者にとってはより高い精度が求められます。

加えて、旧Versantであった「音読」や「文の構築」のパートがなくなり、代わりに「会話に関する質問」や「文章に関する質問」が追加されました。

これにより、リスニングとスピーキングの実践的スキルがより厳しく評価されるようになりました。

そして、新パートの「会話に関する質問」は短い会話を聞いて質問に答える形式、「文章に関する質問」ではやや長めの文章を聞いて複数の質問に答える形式です。

どちらもリスニング力と即時の英語での応答能力が求められ、難易度が上がっています。

英語アクセントのバリエーションも増え、アメリカ英語だけでなくイギリスやオーストラリア英語も含まれるようになったため、多様なアクセントを理解する力も問われます。

 

VERSANTのテストスコアはどのくらいの期間有効?

VERSANTのテストスコアに公式な有効期限は設けられていません。

しかし、企業などに提出する場合、TOEICと同様に最近2年以内の結果が求められることが一般的です。

理由としては、英語力が時間とともに変化する可能性があり、最新のスキルレベルを正確に反映するためです。

したがって、テストに有効期限はないものの、自身の現在の英語力を正確に把握し続けるためにも、定期的に試験を受けることが推奨されます。

特に、企業への就職や昇進の申請、学校への入学申請など、公式な場で英語力を証明する必要がある場合には、なるべく最新のテスト結果を提出することが望ましいです。

 

まとめ

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この記事では、VERSANTテストの概要やスコアアップのための対策法などについて解説してきました。

本記事を通して、VERSANTを受ける意義や効率的にスコアアップするには、どのように勉強すれば良いのかがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

本記事で解説したことを踏まえて、VERSANTのスコアアップおよび英語力の向上を目指しましょう。

 

しかし、独学での英語学習に不安がある方や、できるだけ短期間でVERSANTのスコアをアップさせたいという方は、コーチングサービスの利用を検討してみるのもおすすめです。

 

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によって、効果的に英語学習を進められることが特徴です。

英語力の向上はもちろんのこと、効果的な学習方法も身につけられるので、受講後に1人で英語学習を続ける際の効率を上げることができます。

特に、VERSANTのスコアアップには、自身の弱点を正確に分析することが非常に重要です。

コーチングを受けることで、自身の苦手な傾向をプロから的確に指摘してもらえます。

苦手箇所に絞って重点的に対策を行うことで、短期間での大幅なスコアアップも夢ではありません。

 

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