効率よく単語を覚えるためにはオリジナル単語帳がおすすめ!作り方からメリット・デメリットを解説
今回は効率よく英単語を覚えるためのおすすめ勉強法である「オリジナル単語帳」について徹底解説します。
英語学習をしていると、以下のような悩みに直面したことがある方は多いのではないでしょうか。
- 英単語が覚えられない
- 単語帳を何周しても覚えられない単語がある
- 単語学習に時間が非常にかかる
でも、ご安心ください。オリジナル単語帳を作れば、これらの悩みをすべて解決できます。
本記事では英単語を覚えるために押さえておくべきポイントを最初に解説してから、オリジナル単語帳のメリット・デメリットと作り方を解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
効率よく英単語を暗記するために押さえておくべき3つのポイント
まずは、効率よく英単語を暗記するために押さえておくべきポイントについて解説します。
単語学習は継続することが大事ですが、ただ闇雲にやっていても結果はついてきません。正しいやり方を続けることで効果を最大化できるので、以下の3つのポイントを意識できているかチェックしてみてください。
- 接触回数を増やす
- 自分に馴染みのある意味で覚える
- 使うことを意識して覚える
ひとつずつ見ていきましょう。
接触回数を増やす
英単語を暗記するうえで大事なのは、質と量のどちらなのでしょうか。
もちろん、どちらも大事ではありますが、どちらかひとつのみを追求できるとするなら「量」を重視すべきです。
なぜなら、単語はすぐに忘れてしまうもの。1回で覚えようと質を上げるのではなく、何度も出会って覚える方法のほうが効率的なのです。
英単語帳を読むときに1単語に1分以上の時間をかけて読み進める方がいますが、それよりも1単語10秒と割り切って、何周もする方が記憶に定着しやすいと言われています。
自分に馴染みのある意味で覚える
自分に馴染みのある意味で単語を覚えることを意識すると、英単語の暗記が効率的に行えます。
単語帳には日本語で意味が書かれていますが、時には自分の中で「ピンとこないな」といった意味もあるでしょう。例文を読んでも想像し辛い場面で、使うイメージが沸かない英単語というは誰しもあります。
そんな時は自分に馴染みのある意味や形で覚えることを意識してください。言葉を額面通りに捉えるのではなく、自分なりに咀嚼して暗記することで、次で紹介する「使える英単語を増やす」ことにも繋がります。
使うことを意識して覚える
皆さんの英単語を暗記する目的はなんですか。多くの場合、英単語の暗記は英会話習得のための「手段」「プロセス」である方が多いのではないでしょうか。
それなら、英単語を暗記する際には「使える単語として覚える」ことを意識しましょう。単語帳で勉強を繰り返していると、ボキャブラリーは増えますが、どうしても使える知識ではなく「知っている知識」で止まってしまいます。
英単語学習の段階から自分で簡単なオリジナル英文を作成したり、オンライン英会話でアウトプットすることで「知っている知識を使える知識に変換」することが可能です。
英会話習得に効果のある英単語学習を実現したい方は、これら3つのポイントを押さえて学習に取り組んでみてください。
オリジナル英単語帳を作るメリットとデメリット
先ほど紹介した3つのポイントを意識しながら、英単語学習をすれば非常に効率的です。しかし、いきなり完璧にこなすことは難しいでしょう。
でも、ご安心ください。
オリジナル英単語帳を作って単語学習をすれば、前述した3つのポイントを誰でも簡単に英単語を暗記できます。
しかし、オリジナル単語帳を作ることにはメリットとデメリットがあるので、両方の要素を天秤にかけて、自分に合っているか確かめてみてください。
オリジナル単語帳を作る2つのメリット
オリジナル単語帳を作るメリットは、大きく分けて以下の2つです。
- 自分の苦手な英単語だけを覚えられる
- 単語帳を作る過程で記憶に定着する
オリジナル単語帳には、自分好みに選定した英単語のみを記していくため、すでに覚えてしまった単語などは書きません。「覚えたいけど覚えられない単語」「仕事の〇〇の場面で使えそうだから覚えたい単語」といったものだけをピックアップしているので、効率的に単語帳が回せます。
また、単語帳を作るには自分でノートに書いたり、notionなどのメモアプリに打ち込んだりする必要があります。その過程で記憶に定着させることができるので、一石二鳥なのです。
オリジナル単語帳を作る1つのデメリット
しかし、オリジナル単語帳にもデメリットはあります。それは「作るのに時間がかかる」ことです。
市販の単語帳なら買った瞬間から単語帳として使っていけますが、オリジナル単語帳は100個の単語をかき集めるだけでもかなりの時間を消費します。
それだけの時間をかけてもいい価値のある学習法ですが、人それぞれに向き・不向きがあるでしょう。
ルーズリーフだけで作れる!英語学習を効率化できるオリジナル単語帳の作り方
では、いよいよ本題です。
ルーズリーフ1枚から作れる、オリジナル単語帳の作り方を解説します。その手順というのがこちら。
- ノートの真ん中に縦線を引く
- 左側に英単語、右側に意味を書き込む
- 覚えにくい単語ならイラストや例文を一緒に掲載
たったこれだけです。簡単ですよね。オリジナル単語帳と聞くとハードルが高いですが、単語とその意味を書き込むだけなので、意外にシンプルです。
しかし、自分の覚えられない単語だけをピックアップしているため、周回効率は市販の単語帳の何倍もあります。
各ステップについて簡単に解説します。
STEP①:ノートの真ん中に縦線を引く
まずは、ノートの真ん中に縦線で区切りを作ります。
1ページにたくさん単語を書き込みたい方は、真ん中に線を引いた後、分割された2つの長方形の真ん中にそれぞれ線を引いて、2列作っても構いません。
STEP②:左側に英単語、右側に意味を書き込む
線を引いたら、単語を書き込んでいきます。
単語を見て日本語の意味を答えたい方は「左側:英単語/右側:日本語の意味」を書いてください。日本語を見て英単語を当てたい方は、逆にすればOKです。
しかし、日本語の意味に対応する英単語は無数に存在する可能性があるので、ひとまずは左側に英単語を書いて日本語の意味を覚える方が良いでしょう。
STEP③:覚えにくい単語ならイラストや例文を一緒に掲載
STEP②までをやるだけでも自分の苦手な単語だけを集めた単語帳になるため、勉強の優秀なパートナーとして役立ってくれます。
しかし、それだけだと少し無機質に感じる方もいるでしょう。
そんな時は、右側の欄にイラストや自分が使う場面を想像しやすい例文などをのせておくと良いです。
市販の単語帳だと書き込むスペースにも限界がありますが、オリジナル単語帳ではその制限がないので、好きなだけメモを記してみてください。
まとめ:オリジナル単語帳を使って英単語を効率的に暗記しよう
今回は、英単語を効率的に覚えられるオリジナル単語帳の作り方について徹底解説しました。
オリジナル単語帳は作るハードルが非常に低く、読了後からすぐに作ることが可能です。ぜひこの機会に自分の苦手単語だけをまとめたノートを作成し、効率的に英単語を暗記してもらえれば幸いです。
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