「仕事」の英語表現を正しく使い分けよう!あの職業の英語名も紹介!
英語には「仕事」を意味する英語表現が豊富にあります。
日本語では「仕事」とひとまとめに表現できる場面でも、英語で表現する際には細かく使い分ける必要があることも。
しかし、どう使い分ければ良いのか悩むこともあるでしょう。
この記事では、様々な「仕事」の表現の使い分け方や、色々な職業の英語名についても併せて紹介します。
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色々ある「仕事」の英語表現はどう使い分ける?
「仕事」を意味する英語表現としては「work」「job」「business」「career」などが挙げられます。
それぞれの英語表現がどのような場面で使用されるのか、使い分け方について見ていきましょう。
<work>
「work」は、広く一般的に「仕事」を意味する表現です。
会社で行われる業務や日常の雑務など、「働く」ことそのものを指す表現として使われている語です。
報酬が発生する仕事だけでなく、報酬が発生しないボランティアなどの仕事も含まれます。
また、「仕事」を広義に捉えて、名詞で「作品」という意味にもなります。
・I have a lot of work to do today.
(今日はやるべき仕事がたくさんあります。)
・I do some volunteer work on the weekends.
(週末にあちこちでボランティア活動をしています。)
<job>
「job」は職業や、特定の業務を指す単語です。
例えば「就職活動」は「job」を使って「job hunting」という表現になります。
また、「work」とは異なり、基本的に報酬が発生する仕事を意味します。
・I lost my job last month.
(私は先月、失業しました。)
・I’m looking for a new job.
(私は新しい仕事を探しています。)
<business>
「business」は日本語でも「ビジネス」という言葉が浸透し、英語と同じようなニュアンスで用いられているのでイメージしやすいのではないでしょうか。
個人が行う仕事や業務というよりは、「商業」や「事業」といった、大きな規模の仕事を意味しています。
・He will start a new business next month.
(彼は来月新しい事業を始めるつもりです。)
・I went to Tokyo on a business trip.
(出張で東京に行きました。)
<career>
「career」は日本語でも「キャリア」として広く使用されており、そのニュアンスは英語と日本語でほぼ同じで、「経歴」や「職歴」を意味します。
「職業人生」や、人生の中の大きなパートを占める「仕事」という意味で使用されます。
・I have trouble choosing a career.
(仕事を選ぶのに苦労しています。)
・He quit his career after twenty years.
(彼は20年勤めた仕事を辞めました。)
ここまでで「仕事」を意味する英語表現を4つ紹介してきました。
最後に、それぞれの使い分けを改めておさらいしましょう。
- work:抽象的な意味における仕事。幅広い意味での仕事全般に使用可能。
- job:具体的な仕事を意味し、特定の職業や業務について表現する際に用いられる。
- business:「商業」「事業」などの大きな規模の仕事。
- career:「職業人生」「経歴」など、ある程度の期間や長さのある仕事。
これらのニュアンスの違いを理解した上で使い分けられると、より正確なコミュニケーションができるようになるでしょう。
「仕事を休む」「仕事が忙しい」よく使われる仕事に関する表現を紹介!
仕事に関連したフレーズや表現は日本語でも豊富にありますが、英語ではどのように表現するのでしょうか。
ここからはよく使われる表現を例文と共に紹介していきます。
<仕事を休む>
休む日が1日だけの場合は「take the day off」、1週間休む場合は「take the week off」のように表現します。
・I’d like to take the day off tomorrow.
(明日お休みをいただきたいのですが。)
・My sister took the week off and went to Okinawa.
(姉は1週間休暇を取って沖縄に行きました。)
<仕事が忙しい>
「仕事が忙しい」状態は、忙しいという単語「busy」を使って「busy with work」「busy at work」のように表します。
「busy with work」は、仕事量が多く、やることが大量にあり忙しいというニュアンスです。
一方で、「busy at work」は、 職場で忙しくしているという意味になります。
・I’m really busy with work.
(仕事がとても忙しいです。)
・Are you busy at work at the moment?
(今お仕事忙しいですか?)
<仕事に行く>
「go to work」で、「仕事に行く」という意味になります。
・I go to work.
(仕事に行きます。)
・It’s depressing to go to work.
(仕事に行くのが憂鬱です。)
<仕事仲間>
仕事仲間や同僚を意味する英語表現には「colleague」や、同じ職場で働く人という意味の「co-worker」が使われます。
職場で仲良くしている友人を指す場合は、「work friend」のように表現します。
・I went out with my work friends on the weekend.
(週末、仕事仲間と一緒に出かけました。)
・I’m going out for drinks with my co-workers/colleagues.
(仕事終わりに同僚と飲みに行きます。)
<英語を使う仕事>
「英語を使う仕事」は、「jobs that use English」と表すことができます。
文脈に応じて他の表現もできるので、柔軟に捉えてみてください。
・I would like to have a job that uses English in the future.
(将来は英語を使う仕事に就きたいと思っています。)
・There are many jobs where you can use English.
(英語を使う仕事はたくさんあります。)
<仕事が終わった>
「finished」を使うことで、「仕事が終わった」ことを表現できます。
また、「仕事が終わったら」のような文脈の場合は、「仕事の”後”」として「after」も良く使われます。
・I just finished work.
(今、仕事が終わったところです。)
・Let’s grab a drink after work.
(仕事終わりに軽く飲みに行きましょう。)
<仕事を辞める>
「仕事を辞める」という表現には、「辞める」という意味の「quit」や、「去る」という意味の「leave」を使うことができます。
それぞれ「仕事(会社)を辞める」、「会社を去る」という意味になります。
・I decided to quit my job.
(私は仕事を辞める決意をしました。)
・He left his job because he moved overseas.
(海外移住のため、彼は仕事を辞めました。)
<何の仕事をしているの?>
仕事を尋ねる英語表現は数多くあります。
そのうちの一つに「What’s your job?」がありますが、こちらはややストレートすぎる表現であるため、ビジネスシーンでは不適切なことも。
フォーマルシーンでは、「What do you do?」や「What’s your profession?」の方が適切なので覚えておきましょう。
・What do you do for a living?
(何の仕事をされているんですか。)
・What’s your profession?
(お仕事は何ですか。)
関連記事:「What do you do?」ってどういう意味?バリエーション豊富な答え方や聞き方をマスターしよう!
<仕事頑張ってね>
仕事を労ったり応援したりするには、「Good luck.」や「Wish you all the best.」などの幸運を祈るフレーズを使いましょう。
・Good luck with your work.
(お仕事頑張ってください。/ 仕事が上手くいきますように。)
・Wish you all the best at work.
(仕事が上手くいくよう祈っています。)
関連記事:「頑張れ!」を英語で表すフレーズ5選!勉強や仕事中の相手を一言で励ます方法
仕事の英語名一覧
「仕事」に関する英語表現について学んだところで、最後に身近な職業の英語表現を紹介していきます。
- student(学生)
- office worker(会社員)
- doctor(医者)
- announcer(アナウンサー)
- teacher(教師)
- architect(建築士)
- care worker(介護士)
- psychology counselor(心理カウンセラー)
- lawyer(弁護士)
- police officer(警察官)
- photographer(カメラマン)
- singer(歌手)
- newspaper reporter(新聞記者)
- baseball player(野球選手)
- astronaut(宇宙飛行士)
- firefighter(消防士)
- librarian(司書)
- hairdresser(美容師)
- carpenter(大工)
英語を生かせる仕事にはどんなものがある?
英語を生かせる仕事は様々ですが、ここではその中から3つの職業を紹介します。
<キャビンアテンダント(客室乗務員)>
旅客機に常務し、機内サービスや保安業務などを行う仕事です。
外国人客の対応だけでなく、国際線では外国人クルーと一緒に仕事することもあり、英語でのコミュニケーション能力が求められます。
航空会社によっても基準は異なりますが、一般的にTOEIC600点程度もしくは英検2級以上程度の英語力が必要とされています。
英語力はもちろんですが、強調性やホスピタリティーなどその他の能力も重視される職業です。
<英語教師/英会話教師>
近年では小学校から英語学習が必須となり、英語教育が注目されるとともに英語を教える場も学校だけでなく、英会話スクールや塾、オンラインレッスンなどと増えています。
英語力だけでなく、生徒に分かりやすく英語を教える能力も求められるので、自身の英語を学んだ経験も生かせるでしょう。
学校で勤める場合は教員免許が必要になりますが、英会話スクールなどの場合、専門資格は不要なことが多いです。
<通訳/翻訳家>
通訳は人が話している言語を別の国の言語に訳す仕事、翻訳家は文章を他言語に訳す仕事です。
言語の橋渡しをする仕事で、活躍の場も豊富です。
例えば、翻訳家であれば、小説や論文などの出版物だけでなく、映画や動画の字幕など、英語で書かれているあらゆるものが翻訳の対象となります。
単に英語や日本語が喋れるというだけでなく、瞬時に分かりやすく訳す能力も求められます。
まとめ:「仕事」に関する英語表現の違いを身につけて、英語力を磨こう!
「仕事」を意味する英語表現にはいくつかあり、それぞれ細かいニュアンスが異なります。
日本語では区別されない概念もあるため、覚えた英語表現を積極的に使用することで違いを深く理解することが肝心です。
適切な使い分け方を覚えれば、より正確な英語のニュアンスを相手に伝えることができるでしょう。
この記事を参考に、皆さんの「仕事」に関する英語への理解がより深まっていれば幸いです。
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