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更新日:2025年3月14日 英語コラム

「ライター」の英語表現を例文付きで解説!発音を間違えると大変なことに!?

writer

「ライター」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

日本語の場合は、文脈によって「文章を書くことを生業とする人」もしくは「タバコなどに火をつける道具」かを自然と見分けていますが、英語の場合はスペルと発音から明確に区別されます。

今回は「ライター」の綴り、発音の注意点から様々な表現について解説していきます。

今回は特にLとRの発音の違いで文脈が大きく変わってしまうといういい例なので、そこも深掘りしてみます。

最後に会話での使用例も載せますので、ライターの表現に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

「ライター」に対応する英語

「ライター」に対応する英語は、以下の2つです。

  • Lighter
  • Writer

どちらも品詞は名詞ですが、意味は大きく異なります。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

Lighter

Lighterは、タバコに代表されるものに火をつけるための道具を指します。

例えばチャッカマンのようなものは、”long lighter”や”BBQ lighter”、”Utility lighter”などと表現します。

Lの発音は日本語のラと大きくは変わりませんが、最後のerの所は「あー」と伸ばすと違和感がありますので、「ゥァー」という感じで、アクセントをラに置いて発音するとうまくいくと思います。

例文:
He used the lighter to start a candle and put it on the table.
(彼はライターを使って蝋燭に火をつけた後、テーブルに置いた。)

その他にも、以下のような表現で意味を限定できます。

着火する何かや、周辺の物品を指すことが多いです。

  • Cigarette Lighter:タバコ用ライター
  • Gas Lighter:ガスを使うライター
  • Lighter Fluid:オイルライターに使う燃料

また、先ほどLighterは名詞であると書きましたが、light (軽い) を表す形容詞の比較級lighter 「より軽い」としても使えます。

さらに、明るいや薄いの比較級「より明るい」「より薄い」という意味もあります。

すべて、発音も全く一緒なので、この差異は文脈と文中の配置から読み取るしかないです。

特にリスニングの際は混乱ポイントになりかねないので、注意が必要になります。

例文:
This backpack is lighter than that one.
(このリュックサックはあっちのよりも軽い。)

The color of this T-shirt is lighter than that pants.
(そのTシャツの色はあのズボンよりも明るい。)

I feel the flavor of soy sauce is lighter than anchovy.
(私は醤油の味はアンチョビよりも薄く感じる。)

Writer

文字通り、「書く」ことを生業とする方のことを指します。

カバーする範囲は比較的広く、雑誌のライター、Webライター、小説家から詩人、エッセイストまで何でもこれでカバーできます。

発音はアクセント位置と末尾はLighterと一緒ですが、冒頭のWrは「ゥルア」とするのが近いと思います。

例文:
He is a writer for the famous tabloid company.
(彼はその有名なタブロイド会社の記者です。)

また、何かしらの単語と組み合わせる事である程度意味の範囲を限定することも可能です。

  • Copywriter:マーケティング関係の文を書く人
  • Screenwriter:脚本家
  • Technical Writer:マニュアルや説明書を作成する人
  • Content Writer:Webライターやブログ記事を書く人(日本語でいう、いわゆるWebライター)

LとRの発音の使い分けについて

英語ではLとRの発音の違いにより意味が変わる単語は、これ以外にも以下の例のようにたくさんあります。

  • Light : Right (ライト:右)
  • Lice : Rice (シラミ:米)
  • Glass : Grass (グラス:草)

Lの発音は日本語のラと違うのは先ほども書きました。また、Rの発音も前述したとおり、日本語の文字にするのは少し難しい所があります。

今回のトピックで言えば、erの発音も日本語の「あー」ではネイティブには通じづらい傾向があります。

会話している相手との意思疎通をスムーズにするためには避けては通れない習得事項なので、動画なども見ながら耳に入れるようにしてください。

特に人間の特性上、自分で発音できない言葉は聞き取れない傾向が強いと感じてもいます。

そんな時は、オンライン英会話のような発声を通じたアウトプットが欠かせません。

Lighterの会話中の使用例

それでは、最後に会話中でのlighterの使用例を挙げていきます。

Lighterは意味の広い表現なので、繰り返しですが文脈含め読み取る、または聞き取る事が重要になります。

名詞の「ライター」として使う場合

A: Hi, could you pass me the lighter?
(ねぇ、そのライター取ってくれる?)

B: Of course, here you go!
(もちろん!どうぞ!)

A: Thanks! 
(ありがとう!)

「より軽い」という文脈で使う場合

A: Oh my god! This bag is so heavy…feels like these stairs never end.
(なんてことだ!カバン重すぎだよ…階段が終わる気がしないわ。)

B: Yeah… carrying a lighter bag could have been easier. Why did you choose that one?
(そうだねぇ…もっと軽いカバンだったららくだったのにね。何でそれ選んだのさ?)

A: Oh boy…
(ホントそれ…)

「より明るい」という文脈で使う場合

A: Hey, why is this restaurant so dark?
(ねぇ、なんでこのレストランはこんなに暗いんだろ?)

B: I have no clue! But I agree with you if it is lighter.
(知らないよ!でも、もう少し明るくてもいいのにね。)

A: I can’t even read the menu!
(メニューすら読めやしない!)

「食べ物の味の濃淡」という文脈で使う場合

A: Hi, what do you recommend at this restaurant?
(こんにちは、このレストランのオススメは何ですか?)

B: How about the prime rib steak? A side of blue cheese sauce would be perfect.
(プライムリブステーキはいかがでしょう?ブルーチーズソースを添えると最高ですよ。)

A: Thank you! I prefer a lighter taste, so is there another side option?
(ありがとうございます。もう少し軽めの味が好みなので、他の付け合わせはありませんか?)

Writerの例文

Writerについては基本は名詞での活用になるので、◯◯writerという表現が多くなります。

A: This advertisement looks perfect! Do you know which agency the copywriter works for?
(この広告、完璧ですね!担当したコピーライターの所属代理店はわかりますか?)

B: Yes, Jim from Anonymous Design Group worked on this, why do you ask?
(アノニマスデザイングループのジムさんです。どうしてでしょうか?)

A: Our department is planning to launch a new product this June, so I was looking for the right person!
(うちの部署で今年の6月に新製品を出すので、適任者を探してたんです!)

まとめ

この記事では、「ライター」にあたる英語の表現について深掘りし、発音の違いによって意味が変わる単語のアウトプットの重要性、そして会話での使用例に触れてきました。

この記事が皆さんの英語表現の幅を広げるお役に立てば幸いです。

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