YouTubeから学ぶ英語表現⑤ 英語でフォアボールはなんていうの?
世界中の大谷ファンから寄せられたコメントを拾い、英語らしい表現を解説する第5弾!
今回も日常会話で使えそうなものを中心にお送りします。
39 homers for Ohtani! Shohei goes deep AGAIN to extend league lead!
https://www.youtube.com/watch?v=quCDEquWgaQ ↑YouTube動画からいくつかの表現を分析してみます。
Thank goodness(あ~良かった。ホッとした!)
もともとThank God!(神様ありがとう!)から始まった表現なのですが、宗教的な意味合いも出てしまうという理由から、最近ではあまり使われない傾向にあるようです。 *Oh My God=Oh My Goodness=Oh My Gosh どれも同じ意味で、“あらまあ!”などビックリしたときなどに口ずさむ言葉です。 しかし、一番初めのOh My Godは上に述べたような理由などから、特に敬虔なクリスチャンの方は、この表現は使わないようですね。 Thank goodness の他に、Thank heavens!(ありがたい!)という言い方もたまに見かけます。 *上の文で、rock and roll という言葉がありますが、いわゆるロックンロールが語源です。 特別な意味はないのですが、このコメントを書いた方の大谷選手へのお褒めの言葉として、“良かったじゃん!”のように、ノリの表現として使ったと思われます。
*Backup(バックアップ)は、データの複製などの意味として、“バックアップをとる”と 日本語で使われることが多いですね。 この例文でのバックアップとは、“ヘルプ(ヘルパー)、支援(者)という意味です。
Pops up(急に起こる、突如現わる!)
Pop Up Store(ポップアップストア):空きスペース等での期間限定のお店。 突如現れ、あっという間に?消えてしまう(閉店)してしまうので、Pop upという表現が使われています。
weirdは日常生活で頻繁に耳にします。 Strange, odd, などが類義語で、変な、奇妙でおかしな、ちょっと理解しがたい等。主にネガティブな意味ですが、使い方によっては”個性的“と捉えることもありますね。
Tuning in(経過をチェックする、番組を観てみる)
“tuning in” は(ラジオ)調節という意味があり、”tune in”(波長を合わせる)が派生しています。 音合わせ:チューニングする 日本語でも聞いたことがあるかと思います。
@はもちろん“at”のことです。後ろに、時間、場所などを書きますよね。日本語では、“アットマーク”と呼びますが、これは和製英語なのです。英語ではそのまま、“アット”とか“at sign(アットサイン)”と呼びます。
*“tune into“は、tune inと同じように使われます。
Between you and me (ここだけの話、秘密なんだけどね)
人に知られたくないけれど、あなたにだけは教えてあげる!のような秘密締約的?!な表現として使われますね。 (“誰にも言わないでね。” 本当に守られることってどのくらいあるのだろう?なんて思ってしまいます(lol)) このコメントのfour ballsは日本語のフォアボールを指していると思われますが、これは和製英語です。 英語でフォアボールは、throw a walkです。
*get along (with~): “うまくやっていく、仲良くしていく”はよく使われる定番表現ですね。 もう一つの意味として、“なんとか対応、対処する”があります。
literally(マジで!本当に!)
この語彙も、スラングでよく使われます。Literallyは、“文字通りに”という元々の意味があります。 そこから感覚を発展させると、“何の疑いもなく”、“そのまま理解する”という意味に捉えられますね。 つまり、真正直に、マジで、ガチで、といった意味も納得できるでしょう。 Literallyのもう一つのスラングとして、“just” “simply”など、”普通に“という意味で使われることもあります。 しかしこれも、元をただせば、“文字通りに=そのまま=シンプルに”に通じますね。
wind up (~に至る。~な結果に終わる。)
*Weirdは、pop upの用語説明のところでも解説しましたので、参考にして下さい。 *Wind up は~が終わる。けりをつける。 End up という表現は、“結局~に終わる”というイディオム表現としてご存知の方は多いかと思います。意図していたわけではないけれど、最終的にこうなった。という状況の時に使いますね。 Wind upも同じように使えますし、ネイティブの方はこちらの表現を好む方が多いように思います。 もう一つ。wind upには、“巻き上げる”という意味もありますので、覚えておくといいですね。海外ドラマや映画などにも、このwind upという表現はよく見かけます。
これらの例文は、wind upを使うのに良いですね。 *messも良く使われる単語です。(解説記事⑤にも載せていますので、参考にして下さい。) インプットした後は、アウトプットが大切です。 オンライン英会話で気軽に初めてみませんか? 今ならレッスンを無料で2回体験できます。
YouTubeから学ぶ英語表現シリーズはこちら →YouTubeから学ぶ英語表現① 大谷選手、31号ホームランへのコメントから抜粋 →YouTubeから学ぶ英語表現②大谷選手、ピッチングへのコメントを解説 →YouTubeから学ぶ英語表現③!大谷選手に寄せられたポジティブなコメント →YouTubeから学ぶ英語表現④!大谷選手へのコメントを抜粋