導入事例とインタビュー

学校法人 昭和学院

外国人講師派遣導入の背景と効果について

派遣先:昭和学院中学校・高等学校様

落合先生(英語科副主任、全コース・文法クラス担当)、Mike先生(ネイティブ講師リーダー、国際コース担当)にお話を伺いしました。

QQ Englishから派遣された講師メイについて教えてください。

メイ先生は、生徒たちとのコミュニケーションが非常に積極的で、休み時間にも「メイ先生!」と声をかけられるほど、生徒たちに親しまれています。
また、私とチームティーチングで英文法の授業を担当しており、特にスピーキングの部分を全てお任せしています。そのおかげで、生徒たちの英語でのアウトプット力が確実に向上しています。

講師メイのパフォーマンスについてどのように感じていますか?

スキルが非常に高いです。特に、作文ライティングの添削では、私たち日本人教員の数倍のスピードで対応してくれます。全員分をしっかりと添削してもらえるので、本当に助かっています。このような作業の正確さと効率性は、メイ先生の強みだと感じています。
また、ピクチャディスクリプション(画像説明)のアクティビティでは、ただリスニングをするだけではなく、外国人の視点から日本文化をどう見ているかを知る機会を生徒に提供してくれています。このような活動を通じて、生徒たちは異文化理解を深めるだけでなく、自国の文化についても新たな気づきを得ています。とても価値のある授業を提供しています。

講師メイに依頼している具体的なタスクは何ですか?

主に4つのコースと学年に分かれて指導をお願いしています。

  • 中学2年生(一般コース)、3年生(国際コース)、高校1年生(国際コースA/B)
    • 一般コース(英文法)- 文法クラスで発話量を増やすためのスピーキングの授業を担当してもらっています。リスニングはサポート役として関わっています。
    • 国際コース - ネイティブ講師が授業をリードする授業の中で、4技能のオールスキル全てを教えています。高1ではAとBのレベル分けクラス分けをしています。

現在のネイティブ講師の在籍状況について教えてください。

本校では、現在ネイティブ講師が7名在籍しており、そのうち6名は欧米出身の先生たちです。その中でも4名は、日本で英語を単独で教えられる「特別教員免許」を取得しており、これは日本人教員と同等の資格です。

ネイティブ講師の体制はどのように変化してきましたか?

12年前は、1名のアシスタント講師(ALT)がいるだけでした。それから徐々に体制を強化し、現在では7名に増えています。このような体制の進化によって、学校全体の英語教育が格段に向上していると思います。

英検の合格率についてはいかがですか?

中学3年生の国際コースでは、ほとんどの生徒が準2級、2級に合格しています。
一般コースでも、中学生の大半が3級に合格しており、高校3年生になると、2/3以上の生徒が準1級に合格しています。
現在の目標としては、大学受験を考慮すると、2級以上の取得は必須ですので、高校2年生から3年生で準1級を取得し、さらにIELTSを目指す指導を進めています。

ネイティブ講師が在籍してから、合格率に変化はありましたか?

落合先生:
12年前と比べると、英検合格率は大幅に向上しました。特に中学生の成績が大きく伸びています。当時は1年間で準1級に合格する生徒が1人程度でしたが、現在では学年で15~20名以上が準1級に合格するようになりました。この成果はネイティブ講師の指導によるものだと考えています。

将来的にQQ Englishの講師と試してみたい科目や活動はありますか?

英検の面接対策など、スピーキング以外の分野でお願いしたいです。ライティング等での授業内容でも、英語へのモチベーションを上げる活動ができたらいいなと思っています。

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