【今月の英単語シリーズ】12月のニュースまとめ
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2024年もいよいよ最終月を迎え、多くの人が一年を振り返る時期となりました。
12月は、国内外で注目を集めた話題や出来事が多数報じられ、ニュースから学べる英単語も豊富です。
この記事では、12月のニュースを振り返りながら、英語学習に役立つキーワードを取り上げます。
時事問題への理解を深めるとともに、語彙力の向上にもつながる内容になっています。
ぜひ、一年の締めくくりとして、時代の流れを英語で学んでいきましょう。
日本のニュース
12月も終わりが近づき、日本ではさまざまなニュースが話題になっています。
これらのニュースには、今の時代を知るために大切な出来事がたくさんあります。
ここでは、12月のニュースを振り返りながら、英語の言葉や表現をご紹介します。
新しい英単語を覚えて、自分の考えを広げるチャンスにしてみましょう。
2024年「今年の漢字」は「金」に決定!
日本漢字能力検定協会は毎年、その年を象徴(Symbol)する「今年の漢字」を発表しています。
2024年は「金」が選ばれました!
「金」は「きん」や「かね」と読まれ、日本国内外での様々な出来事を反映した漢字として最も多くの票を集めました。
今年は22万件以上の意見が寄せられ、その結果、金メダル(Medal)ラッシュが印象的だったパリオリンピックやパラリンピック、日本国内での政治(Politics)と金銭を巡る問題、さらには「闇バイト 」による金銭目的の犯罪(Crime)が話題となったことが理由です。
次に多く票を集めたのは「災」。
この漢字は台風や豪雨など、今年も続いた自然災害(Disaster)を表しています。
キーワード
- Symbol(象徴)
- Medal(メダル)
- Politics(政治)
- Crime(犯罪)
- Disaster(災害)
例文
- The dove is often used as a symbol of peace.
(ハトは平和の象徴としてよく使われます) - She won a gold medal in the competition.
(彼女は大会で金メダルを獲得しました) - He decided to study politics at university.
(彼は大学で政治を学ぶことに決めました) - Crime rates have decreased in recent years.
(近年、犯罪率が減少しています) - Emergency teams responded quickly to the disaster.
(緊急対応チームが災害に迅速に対応しました)
火事の増加!過去10年で最多の死者数に
東京では家の火事(Fire)による死亡者(Death)が増加しており、2024年12月15日までに72人が亡くなりました。
これは、過去10年で最も多い人数です。
亡くなった火事の約半数では、火災警報器(Alarm)が設置されていなかったり、設置されていても動作していなかったりしました。
火災警報器が正常に動作しているか、日頃から点検することが重要です。
これから3月にかけては火事が増える時期であり、特に電気(Electricity)ストーブが原因となる火災が多いとされています。
火災の被害を防ぐためには日頃の注意が必要であり、火災警報器の活用や安全(Safety)な電気機器の使用が求められます。
キーワード
- Fire(火事)
- Death(死亡)
- Alarm(警報器)
- Electricity(電気)
- Safety(安全)
例文
- The fire destroyed several houses in the neighborhood.
(火事が近隣のいくつかの家を焼失させました) - His sudden death shocked everyone.
(彼の突然の死亡は皆を驚かせました) - Make sure your fire alarm is functioning properly.
(火災警報器が正常に作動しているか確認してください) - Using electricity safely can prevent fires and accidents.
(電気を安全に使用することで火事や事故を防ぐことができます) - Safety should always come first in any situation.
(どんな状況でも安全が最優先であるべきです)
政府が闇バイト撲滅へ新対策を決定
政府は、SNSなどで人を集めて犯罪(Crime)を行わせる「闇バイト(illegal part-time job)」を撲滅するため、新たな対策を導入する方針を決定しました。
12月17日の発表によれば、警察(Police)が闇バイトに応募し、運転免許証の提示を求められた際に偽名や偽の写真を使用した「偽(Fake)の免許証」を提示する方法を取り入れる計画です。
この手法により、犯罪グループに警察が潜入し、悪質な人物を特定して逮捕することを目指しています。
政府(Government)は、犯罪抑止のため警察がこうした偽造書類を使用できるよう法律や運用を調整する考えです。
この取り組みにより、闇バイトが引き起こす犯罪を未然に防止(Prevention)し、犯罪組織の摘発を進める狙いがあります。
キーワード
- Crime(犯罪)
- illegal part-time job(闇バイト)
- Police(警察)
- Fake(偽の)
- Government(政府)
- Prevention(防止)
例文
- The rise in cybercrime is becoming a global concern.
(サイバー犯罪の増加が世界的な懸念となっています) - Dark part-time job(Illegal part-time job) is a word used to talk about bad jobs that are not allowed.
(「闇バイト」というのは、やってはいけない悪い仕事を指す言葉です。) - The police arrested the suspect last night.
(警察は昨夜、容疑者を逮捕しました) - Beware of fake products sold online.
(オンラインで販売されている偽の製品に注意してください) - Citizens are urging the government to take immediate action.
(市民は政府に迅速な対応を求めています) - Wearing a helmet helps with the prevention of head injuries.
(ヘルメットをかぶると頭のけがを防止できます)
※「闇バイト」は造語です。直訳すると “dark part-time job” です。英語ではこの言葉だけでは意味が伝わりにくいです。そのため、 “illegal part-time job”(違法なアルバイト)や “underground part-time job”(隠れたアルバイト)など、もっと詳しく説明する言葉が使われます。
世界のニュース
世界でも、毎日様々なことが起きています。
それを知ることで、新しいことを学んだり、自分の考えを広げたりすることができます。
ここでは、ニュースを通じて英語の言葉を増やすお手伝いをします。
わかりやすい英単語や例文を使って、一緒に英語を楽しく学びましょう。
煙と灰が舞うフィリピンの火山災害!再噴火の可能性も
フィリピンのネグロス島で12月9日、カンラオン山が噴火(Eruption)しました。
この山は高さ約2400mで、噴火により3000m以上の高さまで煙(Smoke)が上がり、熱いガスや灰(Ash)が流れ出しました。
フィリピン政府は山から6km以内の立ち入りを禁止し、8万人以上の住民に避難(Evacuation)を命じました。
その影響で10日は学校が休校となり、多くの人々が避難生活を送っています。
政府は12月下旬の現在も「再び火山(Volcano)が噴火する可能性があるため注意が必要」と警戒を続けています。
この噴火は、多くの人々に影響を与え、避難生活が長期化する可能性もあり、今後の状況が注目されています。
キーワード
- Eruption(噴火)
- Smoke(煙)
- Ash(灰)
- Evacuation(避難)
- Volcano(火山)
例文
The eruption happened suddenly during the night.
(噴火は夜中に突然起きました)
The smoke from the campfire smelled like wood.
(焚き火の煙は木の匂いがしました)
People wore masks to protect themselves from the ash.
(人々は灰から身を守るためにマスクを着けました)
The teacher explained the evacuation plan to the class.
(先生がクラスに避難計画を説明しました)
The volcano erupted and sent smoke into the sky.
(火山が噴火して煙が空に上がりました)
2030年ワールドカップ!3か国共同開催と記念の試合が決定
2030年のサッカー男子ワールドカップは、モロッコ・ポルトガル・スペインの3か国で共同開催(Host)されることが決まりました。
この年は、初めてワールドカップがウルグアイで開催されてから100周年(Anniversary)を迎える特別な節目となります。
そのため、一部の試合(Match)はウルグアイなどでも行われる予定です。
また、FIFAは2034年の開催地も決定し、サウジアラビアで行われることが発表されました。
アジア(Asia)でのワールドカップ開催はこれが3回目となります。
このように、歴史を振り返りつつ新たな大会(Tournament)が計画されており、世界中のサッカーファンにとって記念すべき大会となることが期待されています。
キーワード
- Host(開催地)
- Anniversary(記念日)
- Match(試合)
- Asia(アジア)
- Tournament(大会)
例文
Japan was the host of the 2020 Olympics.
(日本は2020年のオリンピックの開催地でした)
The anniversary is a special day to remember important events.
(記念日は大切な出来事を思い出す特別な日です)
The match ended in a tie after extra time.
(延長戦の後、試合は引き分けで終わりました)
Many kinds of food come from Asia.
(アジアにはいろいろな食べ物があります)
Our school is hosting a basketball tournament this weekend.
(私たちの学校で今週末にバスケットボールの大会が行われます)
日本初のデフリンピック!ボランティアが国際手話を学ぶ
来年、日本で初めて「デフリンピック(Deaflympics)」が開催されます。
この大会は、耳に障害がある人々のための国際的なスポーツ大会です。
大会では、ボランティア(Volunteer)や関係者が「国際手話」(International Sign)を使用します。
手話は手の形や動きで交流(Communication)をするもので、国ごとに異なる方法がありますが、「国際手話」は世界で共通のやり方を採用しています。
12日には、東京の大学(University)で「国際手話」を学ぶ会が開かれました。
参加者(Participant)の女性は、「日本の手話と形が同じでも意味が異なる部分があり、難しいと感じた」と話し、デフリンピックでこの手話を使いながらボランティア活動をしたいと語りました。
キーワード
- Deaflympics(デフリンピック)
- Volunteer(ボランティア)
- International Sign(国際手話)
- Communication(交流)
- University(大学)
- Participant(参加者)
例文
The Deaflympics is a sports event for people who cannot hear.
(デフリンピックは耳が聞こえない人たちのスポーツ大会です。)
Volunteers worked together to clean the park.
(ボランティアたちは協力して公園を掃除しました)
People from different countries use International Sign to communicate.
(さまざまな国の人々が国際手話を使って交流をします)
Good communication helps people understand each other.
(良い交流は人々がお互いを理解する助けになります)
Many students dream of going to a famous university.
(多くの学生が有名な大学に行くことを夢見ています)
The participants worked together to solve the puzzle.
(参加者たちは協力してパズルを解きました)
まとめ
ニュースを通じて英単語を学ぶと、実際に使われる活きた英語を身につけることができます。
興味のあるニュースを調べ、自分で英単語や表現を学ぶことで、さらに理解が深まります。
ぜひ日常生活の中でニュースに触れ、実践的な英語を楽しく学んでみてください。