「英語がペラペラ」「流暢に話せる」って、英語で何て言う?シーン別に解説!

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母国語以外の言葉を流暢に話せる人に出会うと、「ペラペラですごいなぁ」という尊敬の念を抱きますよね。
同時に、自分も外国語が流暢に話せたらいいのに!という憧れの気持ちも湧いてきます。
ところで、「ペラペラ、スラスラ」という日本語のオノマトペは、英語ではどう表現したらよいかご存知ですか?
本記事では、「英語がペラペラ」であることを相手に伝えたい、または流暢に話せる相手を褒めたい!
そんなときに役立つ英語表現をシーン別に解説していきます。
「流暢な」= fluent(形容詞)、「流暢に」= fluently(副詞)を使う!

「スラスラ、ペラペラ話せる」とは、言い換えると「言葉を流暢(りゅうちょう)に話せる」ということ。
英語では、”fluent”(フルーエント) または“fluently”(フルーエントゥリー)を使って表現できます。
ポイント① 最もカジュアルな表現!<人> be fluent in <言葉>
「言語能力が堪能である、流暢である」ことを、英語ではbe fluent in (language)を用いて表します。inを忘れずに!
例文
- I am fluent in English.
(私は英語を流暢に話せます。) - Are you fluent in Chinese?
(あなた、中国語がペラペラなの?) - I am surprised that you are so fluent in Japanese!
(そんなに日本語がペラペラだなんて、びっくりです!)
【中級~上級者向け豆知識】
上記の表現で、十分に「〇〇語がペラペラ」であることが伝わりますが、fluentを使った別の言い回しもご紹介します。
例文
- My mother is a fluent Spanish and Japanese speaker. So, I know quite a bit of Spanish, but I’m not fluent yet. I wish I could become bilingual like her!
(私の母は流暢なスペイン語と日本語を話します。なので私もスペイン語はけっこうわかりますが、流暢ではないです。母のようなバイリンガルになれたらいいのに!) - I can make myself understood in French, as I have been living in France for 5 years. However, I am not fluent.
(私はフランスに5年住んでいるので、フランス語で自分の言いたいことが言えますが、ペラペラではありません。)
ポイント② 動詞speakと組み合わせて、”speak 〇〇 fluently”
続いて、fluently(副詞)を使ってみましょう。
「〇〇語を流暢に話す」という意味で、英語では、speak (language) fluentlyを使って表せます。
例文
- I can speak English fluently.
(私は英語が流暢に話せます。) - I’d like to speak English fluently.
(英語がスラスラ話せるようになりたいです。) - How can I speak English fluently?
(どうしたら英語がペラペラになれますか?) - It is difficult to speak Arabic fluently.
(アラビア語を流暢に話すのは難しいです。) - Wow, you speak Chinese so fluently! Amazing!
(わぁ!中国語ペラペラですごいですね!)
ポイント③ 注意!”speak smoothly”は「話し方」を指す!
fluentlyと似たような意味の単語に、smoothlyという単語があります。
Google翻訳などで意味を確認すると「スムーズに、すらすらと、滑らかに」という訳が出てくるのですが、ここで注意してほしいことは
「smoothly (スムーズに)」=話し方や口調、話している人の様子を表す言葉であること!
要するに、「つっかえたり言い直したりすることなく、よどみなく滑らかに話している様子」を表す言葉です。
英語のネイティブスピーカーは、誰かの口調や話し方について話している場合を除き、「言語能力がスムーズである」とは表現しません。
参考:https://oxfordlanguageclub.com/page/blog/speak-smoothly-clearly-confidently
例文
- The politician spoke smoothly during the debate.
(政治家は討論会において、スラスラと淀みなく話した。)
場面としては、スピーチ、講演、討論などで、話者が堂々と滑舌よく話す様子を思い浮かべてみてください。
おうち英語でも使える!子どもが話す英語を褒めたいときに使える表現♪

ここからは、子どもを褒めるときに使えるフレーズをご紹介します。
「流暢に話す」という日本語を理解できない子どもに対して、fluentやfluentlyの意味を説明するのは難しいですよね。
そんなときも大丈夫、「英語が上手だね」と褒めて励ます表現もたくさんあります!
ポイント① シンプルでわかりやすい表現!
例文
- Wow! You speak English so well!
- You’re really good at English!
- You talk so clearly!
- You use such big words!
big wordsとは、「難解な言葉、長くて複雑な表現」という意味です。
「そんなに難しい言葉も使えるようになったのね!」というニュアンスで、子どもの語彙力が増えたことを褒める意味で使えます。
ポイント② ちょっと大げさに!子どものやる気を引き出す褒め言葉!
例文
- Your English is awesome!
- You’re an English superstar!
- I love how well you speak English!
- You sound like a native speaker!
awesome(オーサム)やcoolは、アメリカ英語で頻繁に使われる「すごい!かっこいい!」を意味する口語表現です。
イギリス英語寄りに表現したいのなら、brilliantやfantasticを使ってみてもよいでしょう。
どちらも感嘆をこめて「わぁ、すごいね!」という気持ちが伝わる単語です。
ポイント③ 小中学生向け。よく頑張ってるね!と褒める!
例文
- Keep up the great work with your English!
- You’re doing an amazing job with your English!
- You’re getting better and better at English!
keep upは「〜を維持する、続ける」という意味。
Keep up the great workで「その調子で頑張って!」という意味になります。
do a good/great/amazing jobは「素晴らしい仕事をする」=「よくやっている、頑張っている」と讃えるときに使えます。
過去形にして、You did an amazing job!と言えば、「よく頑張ったね!」という声かけになります。
まとめ
本記事では、シーン別に使える「(英語が) ペラペラです!」という表現をお届けしました。
fluent/fluentlyを使いこなせるようになると、自分の英語力について説明したり、相手の会話能力を褒めることができたりと、コミュニケーションの幅も広がります。
fluentの用法が難しい…という方も大丈夫!
子どもへの褒め言葉として使えるシンプルな表現から覚えていただければと思います。
まずは声に出して、気持ちを伝えてみてください!