「文法を理解するのが難しい時はどうすれば良いですか？」QQキッズ知恵袋#17

「QQキッズ 保護者の知恵袋」、今回で17回目を迎えました。

今回は「英語で文法を身につける際のサポート方法」に関するご質問にお答えしたいと思います。

早速、見てみましょう！

今回の相談内容

「文法の取り組みについて悩んでおりアドバイスをいただきたいです。

現在、オンライン英会話のカリキュラムに文法の内容があり、全て英語で説明を受けています。

現在8才です。
時制は理解できていましたが、受動態と過去分詞による修飾との違いが理解できていない様です。
日本語で説明をし直しサポートした方が良いのか、先生に任せた方が良いのか、ドリルなどで問題を解く訓練などで習得させた方が良いのか悩んでいます。」

QQスタッフからのアドバイス

8歳ということで、文法を抽象的な概念でくくり、理解する中高生レベルの学習はまだ難しいのかもしれません。

今の段階では、文法を取り出して理解しようとするよりも、母国語をお子さまが習得するように、「このような状況の時にはこう言う」というスタイルで覚えていくほうが望ましいと思います。

感覚的に「こう時はこう言うほうが正しい」とわかっている状態で、後々に学校の授業で文法事項が出てきたときには、使うシーンが既に理解できているので「文法」としての理解度が更に明確になっていくでしょう。

もう少し年齢が上がるまでは、頭で理解させるより、楽しく繰り返しレッスンを受ける中で精度をあげていく。
また復習になる教材を繰り返すなどをお勧めします。

保護者の皆さんからのアドバイス

10歳 女の子がいる保護者さまの声

「まず8歳ということでは、抽象的な概念を理解できないのが普通です。
英語に限らず文法というものを意識して身につけることに無理がありますので、今はできてなくても気にしなくて大丈夫です。

原理原則を理解するよりも、やはりたくさん文章やフレーズに触れて、まずは耳で覚えることが効果的ですので、先生に任せておいて良いと思います。
英会話では、自分が分かるフレーズでいかに表現できるかが大切ですので、分からないことがあっても大丈夫です。」

6歳 女の子がいる保護者さまの声

「自分の子どもは6歳からオンライン英会話を利用しています。

現在は10歳で、文法を理解できるようになっていますが、8歳の頃は同じく受動態と過去分詞による修飾との違いが理解できていませんでした。

自分は、子どものペースで勉強させたら良いと思っていたので、オンライン英会話の講師に指導を任せていました。
専属の講師だったため、理解しにくいところは急がさず自分のペースで学ばせてあげてほしいということを伝えていたので、講師も子どものモチベーションを落とさないように上手く指導してくれました。子どもの理解する力はバラバラなので、個人的には講師に任せるのが一番だと感じています。」

6歳 女の子がいる保護者さまの声

「オンラインで英語で文法の説明を受けているとのことですが、英語なので理解できていない可能性もあります。

まずはお子さんが英語で理解できているのかを確認してみましょう。
わかっていれば良いですが、わかっていないのなら日本語でサポートする必要があります。

日本語の文法とは違うため、子供には理解しにくくつまづきやすい箇所です。
しっかり落とし込みをすることで、お子さんの英語への苦手意識もなくなり楽しんで英語を学べるはずです。」

8歳 男の子がいる保護者さまの声

「英会話だと、カリキュラム内に文法が入っていても、なかなかうまくそれを理解することは難しいですよね。

私も初めは講師の方にお任せしていたのですが、やはり日本語にはないものかつ、それを母国語ではない言語で理解するのはなかなか難しいと思い、少しサポートしてしまいました。

いつもの教材以外に更にドリルを買い足してしまうと、子供の負担が増えてモチベーションが下がってしまうと思うので、使用中のテキストを日本語で説明してあげ、テキストの中で練習しいけば充分だと思います。

どうしても練習をしたければ、今はネット上にもさまざまな英語の学習用プリントがアップされているので、その箇所だけ利用するのも良いと思います。」

10歳 男の子がいる保護者さまの声

「お子様が8歳とのことなので、母国語であっても受動態と過去分詞を理解するのは簡単ではないと思います。

授業内容で勉強したところを、暗記するくらい何度も復習するのがベストだと思います。
それでも難しい場合は、ご両親がインターネットなどでお子さんがよく使いそうな受動態や過去分詞のフレーズをいくつか書いてあげて、教えてあげるのもいいと思います。

英語で説明を受けているようなので、あまり日本語では説明しない方がいいという場合もありますが、一緒に理解しようという寄り添いがあれば、少し日本語でサポートしてもいいかもしれません。」

まとめ

いかがだったでしょうか？

他の保護者様の声を聞いても、「頭で理解させる」よりは、母国語の習得と同じように「楽しみながら感覚で理解させる」という方が多いようです。

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