【スーパーマーケットにまつわる英語】各コーナーの呼び名も紹介!
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スーパーのことを英語で「スーパーマーケット」と言いますね。
一方、スーパーのことを英語で「グローサリーストア」と表現することもあります。
この違いって何だと思いますか?
この記事では、スーパーマーケットにまつわる英語を以下の順番でご紹介します。
- スーパーマーケットとグローサリーストアの違い
- 商品が置かれているコーナーの英語名
※例えば、野菜・フルーツのコーナーはproduce (プロデュース) - 買い物時に使いそうなフレーズ
知らなかった英単語に出会えるかもしれません!
スーパーマーケットを英語で何て言う?
スーパーマーケットは英語で “supermarket” です。
アメリカ人にとってのスーパーマーケットとは「コストコ」のような大型のスーパーを意味しています。
一方、グローサリーストア [grocery store]とは食料品を扱っている雑貨店を意味します。
アメリカの“grocery store”が、日本のスーパーマーケットのような感覚です。
grocery store
食料雑貨店
スーパーマーケットのように、地域で共通認識されている建物は定冠詞 [the] が好まれます。
例:
I’m going to the supermarket.
(スーパーに行ってくるね。)
例:
“I’m going to the grocery store”.
(食料雑貨店に行ってくるね。)
商品が置かれているコーナーの名前
スーパーマーケットにはたくさんの商品があって、初めて行ったスーパーでは「どこに何があるか分からない」ということがよくあります。
そんな時に役に立つのが、商品をどこに陳列しているかというパネルです。
商品が「カテゴリー別」に書かれているので、探す手がかりになりますね。
ヨーグルトを買いにアメリカのスーパーマーケットに行ったとします。
乳製品を英語でdairy products(デェアリィ プロダクツ)と知っていれば、直ぐに売り場にたどり着くことができるでしょう。
dairy(デェアリィ)乳製品 / 乳製品の
ここでは、アメリカのスーパーマーケットをモデルに、
- 商品カテゴリーの名前
- そこに置かれている商品
- 商品の様子
をお伝えしていきます。
Let‘s go food shopping!
Produce section(プロデュース セクション)
Produce sectionとは、
- 野菜(vegetable)
- フルーツ(fruit)
などの青果商品が置かれているコーナーです。
色鮮やかな個々の野菜と、フルーツが陳列されています。
日本では、ビニール袋にパックされて値段が記載されていますが、アメリカでは1個から買うことができます。
表示されている値段は1個の値段ではなく1lb(1ポンド)の値段、量り売りです。
※1ポンド453.6g
価格の感覚に慣れるまでは少し大変そうです。
Bulk section(バルク セクション)
- チョコレート(Chocolate)
- ナッツ類(nuts)
- ドライフルーツ(dry fruit)
- 豆類(Beans)
など、少し高級な健康食品などが量り売りされているコーナーです。
高価な食品でも少量なら買いやすいですね。
Seafood section(シーフード セクション)
- 魚(fish)
- エビ(shrimp)
- カニ(crab)
- 貝(shellfish)
など、シーフードセクションにある魚も、基本的に量り売りです。
(サーモンやタラの切身はパックされて売られています)
日本にある商店街のお魚屋さんが、スーパーマーケットにあるイメージです。
アメリカでは新鮮なシーフードが手に入りにくく、冷凍された物を買うのが一般的です。
Meat and poultry section(ミート&ポォゥルトゥリィ セクション)
meat and poultryのセクションは、
- 牛肉(beef)
- 豚肉(pork)
- 鶏(chicken)
- 七面鳥(turkey)
- 鴨(duck meat)
などの、精肉商品がおかれているコーナーです。
※poultryとは、鶏肉(鶏、七面鳥、鴨など)の意味。
お肉類は量り売り、パック売りとありますが、パックされているお肉のサイズが、大きいのが特徴です。
Frozen food section(フローズン フード セクション)
冷凍食品のコーナーです。
冷凍食品売り場はとても広く、ピザ・パンケーキ・冷凍野菜・フルーツ・フライなど、たくさんの種類の食品が冷凍されて販売されています。
レンジでチンして直ぐに食べられる夕食セットなども人気です。
(TV dinnerと呼ばれています)
Dairy section(デェアリィ セクション)
Dairy セクションは、
- 牛乳(milk)
- ヨーグルト(yogurt)
- チーズ(cheese)
- バター(butter)
- クリーム(cream)
などの乳製品が置かれているコーナーです。
アメリカの牛乳は1ガロン(3.78ℓ)が普通サイズです。
プラスチック容器に取手が付いているのですが、大きくて重いので注ぐ時は大変でしょう。
もちろん小さいサイズ、
・half gallon (1.89ℓ)
・one cart (0.9ℓ)
といったサイズもあります。
たくさんある種類の約8割が「低脂肪牛乳」で、成分調整牛乳が主流です。
・低脂肪乳(low fat milk)
・無脂肪乳(fat free milk)
反対に、ヨーグルトは濃厚なギリシャヨーグルトが人気です。
種類やフレーバが豊富なので、毎日違う味を試すのも楽しそうですね。
Deli section(デリ セクション)
Deliとは、Delicatessen(デリカテッセン)。
調整済の惣菜を売るコーナーです。
備え付けのタッパーに好きな惣菜を欲しい分だけ入れ、その重さで会計します。
Deliの隣にはパンの種類から中身まで、オーダーして作ってもらうサンドイッチ屋さがあるのが一般的です。
ハムやチーズの切売りもしているので、家でも簡単に本格的なサンドイッチが作れそうです。
日本のスーパーマーケットにも、デリがあると便利ですね。
その他のセクション
一般的に、内側の通路には次のようなセクションが置かれています。
- bakery(ベイカリィ)パン類
- cereal(シィァリィアル)シリアル
- beverage(べヴァリッジ)飲料水
- wine and spirits(ワイン&スピリッツ)お酒類
- canned food(キャンドゥ フード)缶詰め
- house hold(ハウス ホールド)日用品
お会計のレジは
- cashier (キャシィアー)※「シ」にストレスを置く
- checkout counter(チェックアウト カウンター)
といいます。
レジでは商品を自分でベルトコンベアのような台に乗せ、会計をしてもらいます。
アメリカでは一度にたくさんの買い物をする家族が多いため、袋詰めを手伝ってくれるスタッフがいることもあります。
- 袋詰めスタッフ:bagger(バガァ)
買い物時に使いそうなフレーズ
実際にスーパーマーケットで使いそうなフレーズを紹介します!
例1
Q: Excuse me. Where’s the cereal?
(すみません。シリアルはどこですか?)
A: It’s on aisle 3.
(3番通路にあります)
・通路:aisle(アイル)
例2
Q: Do you have seasonings?
(調味料はありますか?)
A: They are on the top shelf.
(棚の一番上にあります)
例3
Q: Do you accept a debit card?
(デビットカードはつかえますか?)
A: Yes, we do.
(使えますよ)
例4
Q: Can I have two bags?
(袋を2枚もらえますか?)
A: Here you are.
(はいどうぞ)
まとめ
スーパーマーケットにまつわる英語をご紹介しました。
アメリカに旅行に行かれた際には、是非スーパーマーケットに立ち寄ってみてください。
商品の多さと種類の豊富さに圧倒されますが、楽しいイベントになるでしょう。
日本のスーパーでは、覚えた英語を復習してみてくださいね。