目指せ英検3級合格!「レベル・合格点・単語数」など、徹底解説!
- 「英検3級のレベルや単語数は?」
- 「英検3級の合格点(合格ライン)は?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
英検3級は「中学校卒業程度」の英語力を測る試験です。
英検3級に合格すると、日常生活や仕事で英語を使う場面に対処できるということを証明できます。
また、中学・高校受験においても英検3級保持が有利になることもあるほど。
英検3級に合格するためには、いったいどのくらいの点数が必要なのでしょうか?
本記事では、英検3級のレベル、単語数、合格点(合格ライン)について解説します。
英語3級合格に大事なポイントや効果的な勉強法も併せ勉強も併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
英検3級のレベル(難易度)や合格に必要な単語数は?
英検3級のレベル(難易度)は、ずばり「中学卒業程度」です。
もっと具体的に言うと、合格するうえで必要な単語数は(1,250~)2,100語程度であり、身近な話題に出てくるような単語が多く出題されます。
例えば、旺文社出版「英検3級 でる順パス単」のような頻出単語をまとめた単語帳をお手元に1冊用意し、ここに出てくる単語を覚えることが合格への鍵となります。
本書は過去5年分の過去問題を解析し、頻出される語を出る順に掲載、無料で音声をダウンロードやアプリで聞くことが可能です。
また、英検3級から5級・4級では課されなかったライティング試験や面接で評価される二次試験が登場するため、書く力と話す力が求められるようになっています。
どの技能においても、単語や熟語の知識が大前提です。
音声を確認しながら単語帳に載っている頻出単語や頻出表現を徹底的に学習し、英検3級の対策を行うとよいでしょう。
英検3級の合格点(合格ライン)は?
英検3級は、一次試験と二次試験の2つの試験で成り立っています。
一次試験は、リーディング、リスニング、ライティングの3つの技能を測る試験で、二次試験は、スピーキングの技能を測る試験です。
一次試験と二次試験の両方に合格しなければ、英検3級に合格したことにはなりません。
英検3級の合格点は、英検CSEスコアという共通のスコア尺度で表示されます。
英検CSEスコアは、英検の各級で共通の指標であり、自分の英語力や伸長度がひと目で分かります。
なお、国際標準規格のCEFR(セファール)にも対応しているので、自分の実力が世界基準で見るとどれほどの位置にあるのかが分かるようにもなりました。
英検協会は、公式サイトで各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)を公表しています。
英検3級の場合は、以下のスコアが合格点です。
- 一次試験:1103点(1,650点満点)
- 二次試験:353点(550点満点)
これらのスコアは変動しないため、このスコア以上を取れば合格ということになります。
ただし、回次により同じ正答数であってもスコアは異なってくるため、一概に正答数では合格とは言い切れないのが予測の難しいところです。
少しでも合格に近づけるように各技能をバランスよく学習し、苦手分野をカバーしていくことも大切であると言えますね。
英検3級の問題形式や内容は?
英検3級になると、5級・4級にはなかったライティングや、二次試験という名の面接が初めて登場します。
英検3級一次試験における試験時間は、筆記(リーディング・ライティング)50分とリスニング約25分の計75分の試験です。
75分という長丁場ですので、ここは集中力を切らさずにのぞみたいところです。
各セクションの問題形式や内容は、公式サイトに掲載されています。
出典:「3級の試験内容」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
この一次試験に晴れて合格した人が、ニ次試験へと進むことができます。
英検3級におけるニ次試験は、英語による面接試験(約5分)です。
なお、英検3級のニ次試験の詳細については、下記コラムにて具体的に解説をしています。
英検3級受験者必見の内容となりますので、ぜひチェックしてみてください。
「英検3級の二次試験対策とは?流れや問題形式など徹底解説!」はこちらから
【英検3級】合格に向けた効果的な勉強法と大事なポイント
英検3級に合格するために、知っていただきたい大事なポイントがいくつかあります。
- 過去問などを使い、問題形式や出題傾向を把握する
- 単語帳に掲載されている頻出単語・熟語はマスターする
- 一次試験の時間配分には気を付ける
- ライティングは得点しやすい分野でもあるため、型を身につけ英作文の練習をする
英検は毎年同じ難易度で試験が繰り返されるため、必然的に出題される内容や問題は似てきます。
そのため出題傾向を把握することは、英検に合格するうえで欠かせない行為です。
英検試験の数ヶ月前から準備をすることで、過去の出題傾向をつかみ効果的に学習をすることが可能になります。
また、過去問題の傾向をつかむうえで大切になってくるのが、過去問題を解くということです。
過去問題を解くことで、英検試験の流れや時間配分をつかめたり自分の苦手分野が分かったりするので、そこを重点的に勉強することが可能です。
そして同時進行で、単語帳に出てくる単語や熟語をマスターしていきます。
小学生の時に行った計算カードを覚えるのと同じように、単語帳を何周も繰り返し、聞ける・読める・理解できる単語を2,100語まで近づけていきましょう。
また、英検3級では初めてライティングが登場します。
筆記試験(50分)の中でリーディングとライティングを解く必要があるため、時間配分には気を付けなければなりません。
リーディングの問題を解くのに必死になり過ぎてしまい、ライティング問題を解く時間をほとんど当てられなかったという不測の事態は回避せねばなりません。
日頃の英検対策においても、時間配分を意識して解いていくようにしましょう。
ライティングは一定の「型」に沿って、正しく質問に答えていれば得点が得られやすい分野でもあります。
英検3級のスコアは各技能につき550点ですが、リーディングの問題が30問あるのに対し、ライティングは1問です。
前述の通り、英検3級の一次試験における合格点は 1103点(1,650点満点)です。
要は、ライティングをしっかりと解答できれば、ライティングだけで550点近いスコアを獲得することができます。
日頃の英検対策ではライティングの勉強もしっかり行い、一次試験では時間配分に気を付けるということを忘れず、本番をむかえるようにしましょう。
まとめ
本記事では英検3級のレベル(難易度)や必要な単語数、そして合格点(合格ライン)についても解説をしました。
以下は、英検3級に関するおさらいです。
- レベル:中学卒業程度
- 合格点:一次試験 1103点(1,650点満点)
- 二次試験 353点(550点満点)
- 単語数:(1,250~)2,100語程度
英検は級が進むにつれ、必要な勉強時間も増えていきます。
前章で挙げた効果的な勉強法とポイントをしっかりと把握し、英検対策をしていきましょう。
当スクールQQキッズでも、英検対策につながるカリキュラムを各種ご用意しています。
英検に特化したカリキュラムもあれば、英語力強化が測れる人気のカリキュラムが豊富にあります。
ライティングを強化したいという方には、キッズのためのライティング教材「Write Source -writing for kids-」もおすすめです。
アメリカで人気のライティング用教材をもとにしたカリキュラムで、英作文の基礎から応用まで段階を踏んで学べます。
特に英検3級を受験する方は、初めてのライティング受験になるかと思いますので、このようなライティングに特化した対策などを活用するなど、英作文にもしっかりと時間をかけて本番に望むようにしましょう。
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