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【英検3級攻略法】合格に効果的な勉強法とは?英検3級と4級の違いについても徹底解説!

【英検3級攻略法】合格に効果的な勉強法とは?英検3級と4級の違いについても徹底解説!
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英語コラム
  • 「そろそろ英検3級を受けてみようかな」
  • 「英検3級と4級の違いが気になる」
  • 「英検3級に合格したいのだけど、効果的な勉強法は?」

こんな風に考えている方はいらっしゃいませんか?

「受験するからには英検に合格したい!」
と考えている受験生の皆さんに向けて、本記事では英検3級合格に向けた効果的な勉強法を、英検4級との違いを解説しながらご紹介していきます。
試験の内容を把握し効果的な勉強法で学びを深めていくことは、英検3級に合格するうえで非常に有効な方法です。

気になった勉強法が何か1つでもありましたら、ぜひご自身の勉強に採り入れてみてくださいね!

勉強法の前に知っておくべき英検3級概要

最初に、英検3級受験前に知っておきたい基本情報について解説します。
英検3級は英検4級合格者が次に目指すべき級で、まさに「基礎力の集大成」とも言える級です。

具体的な難易度は「中学卒業レベル」で、多くの中学生が合格を目指し受験をしています。
英検3級の一次試験は、「筆記(リーディング/ライティング)65分間+リスニング約25分間」で構成される約90分の試験※1 です。

※1  2024年度対応問題形式リニューアル後の試験時間を記載
一部問題形式のリニューアルに関しては、今回取り上げる英検3級以上の級が対象となっています。
英検リニューアル情報を含む今後の大きな変更点に関しては、以前のコラムで詳しく解説をしています。

「いつから始まる?|英検新設級(準2級と2級の間)導入と試験の一部リニューアル(新方式)を詳しく解説!」はこちらから

英検3級からは、筆記の中にこれまで登場してこなかった英作文(ライティング)問題が出題されます。
これまでは50分間の筆記試験の中でライティング問題は1題でしたが、リニューアル後は65分と試験時間が延長。

2題の異なるタイプのライティング問題を、リーディング問題とともに時間内に終わらせなければなりません。
なお、英作文の解答形式は記述式、リーディングとリスニングはマークシート方式となっています。

そして二次試験は、面接形式のスピーキングテスト約5分で構成されています。
英検5級や4級では一次試験の合否で級が認定され、スピーキングテストの合否は級の認定に影響されませんでした。

しかし英検3級からは二次試験が登場、ここで得られたスピーキングテストの結果で級の合否が判定されます。
一次試験合格者は最後まで気を抜かず、二次試験対策をしっかりと打ったうえで本番にのぞみましょう。

英検3級合格に必要な単語数

英検3級合格に必要な単語数は(1,250~)2,100語程度だと言われています。
英検3級の難易度は「中学卒業レベル」ということで、中学1・2年生分を含め、中学校の教科書に出てくるレベルの単語・熟語はマスターしておきたいところです。

下記のような音声が確認できるタイプの単語帳を用意し、聞いても読んでも意味が分かるレベルまで語彙力をつけるようにしていきましょう。

出典:「英検3級 でる順パス単 5訂版」. 旺文社

英文理解の肝とも言える「語彙力」を向上させ、英検3級合格を目指していきましょう。
なお、下記コラムでは英検3級の合格点についても触れていますので、さらに詳しく知りたいと思われた方は、ぜひ参考になさってください。
「目指せ英検3級合格!「レベル・合格点・単語数」など、徹底解説!」はこちらから

英検3級と英検4級の違い

英検3級と4級の違いは以下の点で違いがあります。

  1. 一次試験(筆記)の中にライティング(英作文)問題が登場
  2. リスニングの一部の問題が放送回数1回のみとなる
  3. 試験時間が全体的に長くなる
  4. 二次試験の合否で級が認定される

1.一次試験(筆記)の中にライティング(英作文)問題が登場

英検3級では筆記試験の問題形式が大きく変わり、5級4級の定番問題であった「短文語句整序問題」がなくなり、ライティング能力を測る英作文問題が登場します。
「短文語句整序問題」では、日本語文の内容に合った文章のとおりに語順を並べ替え、適切な選択肢をマークさえすれば正解となりました。

しかし3級以降のライティング(英作文)問題では、正しい構成のもと自分で文章を練っていかなければなりません。

また、問題形式リニューアル後のライティング問題では、既存の「意見陳述」問題に加え「Eメール」問題※2が出題されることになります。(※2 2024年度スタートの問題形式リニューアル後から)
要はライティング問題が1題から2題に増えるということです。

「Eメール」問題では、以下の通り与えられたメールの返信メールを英文で書くという内容となっています。 

出典:出題例「2024年度 実用英語技能検定(英検)問題形式リニューアル」公益財団法人日本英語検定協会.英検.

なお、新形式での試験開始時期に関しては従来型の英検が2024年度第1回から、英検S-CBTが2024年度5月実施分からとなるようです。
出題数が増え試験時間も延長されることから、一見ハードルが上がるように見えた方もいるかもしれません。
とはいえ、ライティングはしっかりと対策を得ることで、スコアを獲得しやすいパートです。
ライティング対策にはしっかりと時間を充てたうえで、本番にのぞむようにしていきましょう。

2.リスニングの一部の問題が放送回数1回のみとなる

また、リスニングテストの第1部に関しては、放送回数が1回のみとなります。
放送が1回ということは、言い換えると聞き逃してしまった場合の再挑戦ができないということです。

第1部のリスニング問題(10問)は、リスニング問題の最初に出題される問題です。
与えられたイラストを手掛かりに、集中して聞き取るようにしていきましょう。

3.試験時間が全体的に長くなる

英検3級と4級の試験時間の違いを見てみましょう。

<一次試験>
英検4級3級  3級(問題形式リニューアル後)
筆記35分50分65分
リスニング約30分約25分約25分
約65分約75分約90分
<二次試験>
面接n/a※3約5分約5分
※3 英検4級では任意で受験ができるスピーキングテストはあるものの、二次試験という位置づけのスピーキングテストがないため「該当なし」の表記としています。

英検3級はこれまで問われなかったライティング問題が登場するということもあって、英検4級に比べ試験時間が長めに設定されていましたが、リニューアル後はさらに試験時間が延長されます。

英検3級では、筆記試験から5級4級の定番問題であった「短文語句整序問題」が抜け、ライティング問題が追加されています。
英作文では一定量の英文を一から論理的に組み立てていく必要がある分、筆記試験の時間配分は当然増えます。

またリスニングに関しては、第1部の問題が放送回数1回に削減されているため、その分4級よりも試験時間は5分ほど短いです。
長文読解問題に関しては引き続き3種類の長文と、それに付随する問題計10問で構成されています。

本番試験までまだ時間があり長文読解に慣れていない人は、一定量の長めの文章を普段から読む習慣をつけていきましょう。

4. 二次試験の合否で級が認定される

また、英検3級から二次試験が登場します。
つまり、一次試験と二次試験の両方で合格判定がないと、級が認定されないというわけです。
この点も、英検4級とは大きく異なるところですね。

下記コラムでは英検3級の二次試験対策についても触れていますので、さらに詳しく知りたいと思われた方はぜひチェックしてみてくださいね。

「英検3級の二次試験対策とは?流れや問題形式など徹底解説!」はこちらから

英検3級合格に効果的な勉強法とは?

最後に、英検3級合格に効果的な勉強法を紹介します。

基本的には、以下のフローおよびポイントに沿って勉強をしていきます。

1.過去問を解く

2.苦手な分野を中心に演習問題を解く

  • 単語帳で頻出単語・熟語・会話表現を覚える
  • あやふやな文法事項を確認する
  • 長文問題に抵抗をなくす
  • 英作文対策の時間をしっかりと取る

過去問を解いて、試験全体の流れを把握し問題形式や問題の傾向を理解することは、英検合格において非常に有効な勉強法です。
何度か過去問を解いていくうちにつまずきやすい箇所が自然と見えていきますので、苦手分野を中心に演習問題などで量をこなしていくとよいでしょう。

回を重ねるごとにミスを少なくしていけば、自然と合格点に近づいていくはずです。

  • で挙げたポイントについては、上記フローに沿った「1.過去問→2.演習」を繰り返しながら、同時進行でやっていきます。

また語彙に関しては単語帳の音声をリピートして覚えていき、問題の中で初めて出会った語彙や理解できなかった表現などをその都度ノートに書き写すなど、五感をフル活用し覚えてしまいましょう。

そして文法事項に関しては5級4級で出題される範囲に加え、新たな文法知識が必要です。
関係代名詞、現在完了、現在分詞、受動態、付加疑問文は英検3級から新たに問われる文法知識です。
少しでも文法に不安がある方は、英検3級対策用の文法書などを用意し対策をされるとよいでしょう。

また英検3級でも、引き続き筆記試験に長文問題が出題されます。
異なる3つのカテゴリーの文章に対する質問文計10問が、大問3に登場します。

さらに、大問1~大問3全てのリーディング問題とライティング問題(英作文)を解き終えるようにしなければなりません。
とはいえ英作文はしっかりと時間を取り試験対策を行い、長文問題に関しても文章をしっかりと理解できれば時間がなくなってしまうこともなくなります。

本番のタイムマネジメントを成功させるためにも、適切なスピードと語順通りの英文読みを意識することは非常に大切です。

ある程度長めの英文を読む習慣を日頃からつけ、本番でもスピード感を持って長文問題に取り組めるようにしていきましょう。

まとめ

本記事では、英検3級について英検4級との違いや、3級合格に向け効果的なおすすめの勉強法を紹介いたしました。
また、2024年度からいよいよ一部問題形式のリニューアルがスタートします(英検S-CBTは5月実施分から)。
試験時間がこれまで以上に長くなりますが、英検3級に関してはライティング問題が1題から2題に変わるのみとなっているので、ライティング対策をしっかりと行い本番に挑戦するようにしましょう。

また、英検4級については以下のコラムにて解説をしていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
「【英検4級攻略法】合格に必須な勉強法とは?英検5級と4級の違いについても徹底解説!」はこちらから

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英検対策のカリキュラムに限って言えば、

  • 英検5級・4級用の一次試験対策用のカリキュラム
  • 英検3級・英検準2級・英検2級・英検準1級用の英検二次試験(面接)対策用のカリキュラム

がございます。
また英検3級受験者必見の、ライティングに焦点を当てたカリキュラムも用意しています。
少しでも気になるカリキュラムがありましたら、下記リンクから確認できますのでぜひチェックしてみてください。

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