【英検4級】試験時間や配点はどうなっているの?合格の秘訣も徹底解説!
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そんな疑問やお悩みはありませんか?
英検4級は、5級に比べ、試験時間や合格に必要な単語や文法などの範囲も広がります。
合格を目指す方にとって4級受験は少しハードルが上がるかもしれませんが、対策をしっかり練れば合格は決して難しくありません。
本記事では英検4級の試験時間や配点、レベルや合格点、そして誰もが知りたい4級合格の秘訣をお伝えいたします。
英検4級を受験される方だけではなく英検5級を受験される方も、5級との比較をしながらお話をしていますので、ぜひ最後までご覧になってください!
英検4級の試験時間は?
では、英検4級と5級の試験時間を比較してみましょう。
筆記 | リスニング | 合計 | |
英検4級 | 試験時間:35分、問題数:35問 | 試験時間:約30分、問題数:30問 | 約65分 |
英検5級 | 試験時間:25分、問題数:25問 | 試験時間:約20分、問題数:25問 | 約45分 |
英検4級の一次試験は
- 筆記(試験時間:35分、問題数:35問)
- リスニング(試験時間:約30分、問題数:30問)
合計約65分です。
英検5級の場合は
- 筆記(試験時間:25分、問題数:25問)
- リスニング(試験時間:約20分、問題数:25問)
合計約45分の試験。
ですから、英検4級は20分程長く試験時間が設定されていることになります。
問題形式の違いとしては、5級にはなかった長文読解問題が出題されるというのがいちばんの違いと言ってもいいかもしれません。
英検4級の長文問題については、下記コラムにて詳しく解説をしています。
最新の過去問を使いながら長文問題の解き方のコツもお伝えしているので、4級受験をされる方は下記リンクからぜひご覧になってみてください。
「【英検4級】長文問題を徹底攻略!問題パターンや解き方のコツを詳しく解説」はこちらから
英検4級の試験では、大問1から大問5までの筆記パートが終われば、リスニングパートへと移ります。
リスニングにおいても全体の問題数が増え時間も長く設定されているため、引き続き高い集中力でのぞんでいきたいところです。
英検5級に比べ一段とレベル感が上がったように見える4級ですが、共通しているのはどちらも一次試験の合否で級が認定されるという点です。
5級同様引き続き一次試験の結果で合否が出て級が認定されますので、二次試験の面接がないことを考慮すると、少し楽に感じられる方もいるかもしれません。
とはいえ、4級・5級を対象としたスピーキングテストを受けることで、ご自分のスピーキング力をしっかりと計測ができ、独立した合否もしっかりと出ます。
一次試験の合否に関係なくご自宅から受験ができるので、英検5級、4級を受験された方は忘れずに挑戦してみましょう。
英検4級の配点はどうなっているの?
英検は、各技能でスコアが均等に配分されています。
英検4級で言うならば、「リーディング500点/リスニング500点」の1000点満点の試験です。
4級以外の他の級においても、技能ごとの配点が各級で均一となっています。
例えば英検5級なら各技能425点、英検3級なら550点といったように、級ごとに定められたスコアが均等に配分されているわけです。
2016年度からユニバーサルなスコア尺度CSE(Common Scale for English)に基づいた「英検CSEスコア」が採用されるようになりました。
英検CSEスコアは国際基準規格のCEFR(セファール)にも対応し、世界共通の尺度によるスコアが表示されます。
現在の英語力や伸び率などが客観的に分かるだけでなく、ご自身が得られたスコアを他の級や他英語試験と照らし合わせることもできます。
また、英検CSEスコアの算出には統計的手法(Item Response Theory)が用いられています。
受験者の正答率や問題の難易度等をもとに調整がされるため、どの回次の試験を受けてもこれらを考慮したスコアが算出されるというわけです。
ですから以前のように「〇問正解しているから〇点」というように、受験者側で正答数による点数化ができません。
この点を踏まえたうえで、気になる英検4級のレベルや合格点について次章で見ていきましょう。
英検4級のレベルと合格点は?
英検の公式ホームページによれば英検4級のレベルはずばり「中学中級程度」で、英検5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
5級で出題される範囲に加え、4級範囲となる単語・熟語・表現・文法知識が問われます。
単語帳や参考書を使用し、あやふやなところがないようにしっかりと準備していきましょう。
そして英検4級の合格点は、622点(1000点満点中)です。
実際どれくらいの正答率で合格できるのかについては分かりませんが、英検2級以下の場合、各技能6割程度の正答率で多くの受験者が合格していると日本英語検定協会は述べています。
出典:スコアの特徴「英検CSEスコアでの合否判定方法について」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
演習問題などを解くときは、まずは各技能で6割正解できることを目標に取り組んでいきましょう。
英検4級に合格する秘訣は?
英検4級に合格する秘訣を、以下にまとめてみました。
- 4級合格に必要な単語・熟語を、見聞きしてすぐ理解できるようにしておく
- 3種類の異なる長文問題の形式に慣れておく
- 長文問題を含む筆記試験は、タイムマネジメントを意識して問題を解く
- 過去問題などを繰り返し解き、苦手を潰していく
問題の出題形式は固定されていますし、出題内容も一定の範囲内から出題されるのが英検です。
過去問などを駆使し、まずは英検の出題形式に慣れることは英検受験者なら必須の取組みであると言えるでしょう。
そしてミスしたところは必ず復習することをお忘れなく。
一度間違えた問題は見直しても時間がある程度経つと再び間違えてしまう可能性があるため、何度も繰り返し解くようにして正答率を上げていきましょう。
まとめ
本記事では、英検4級の試験時間や配点、レベルや合格点について解説いたしました。
また英検4級に合格するうえで大切な秘訣について最後に述べていますので、試験対策を始める前にぜひチェックしてみてください。
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