初めての英検®前に確認すべきこと【4選】本番に強くなる!
最近では未就学・低学年でも、英検受験を考える方が増えてきました。
英検を受けるのにあたり英語力もそうですが、試験会場での指示などにきちんと対応できるのか、そんなところも気になるかと思います。
1,受験当日の準備をしておこう
英検の準備というと、単語を覚える、文法を確認する、過去問を解いてみるなどが挙げられますが、それ以外にも準備しておきたいことがあります。
「英検の会場で受験番号などを記載できるのか?」
「何か困ったことがあったときにちゃんと言えるか?」
「席を立ったりせずに他の人に迷惑をかけずに行動できるのか?」
そんなことも気になりませんか?
英語学習の中身だけではなく、試験に解答する準備も気になるところです。
解答用紙にマークをする練習するほかに、受験地番号や生年月日、氏名を指定されたところに書く練習なども、普段の子供の様子を見ていると、一人でできるのか気になります。
子供が不安にならず緊張せずに受験できるように、当日の流れ通りにやってみるなど練習をしておくと良いですね。
2,試験の流れを知っておこう
はじめて経験する英検®︎は5級になると思いますが、5級の試験はこのような流れで進みます。
13:35入場開始
14:00着席
15:30頃終了
試験は45分なのですが、集合して試験官の説明を聞く、試験の後も回収した解答用紙の数を数えるなどの手続きがあり拘束時間は約1時間半ほど。
小学校の通常授業は約45分ですから、子供にとっては長い時間です。
小学生でも1年生の最初は、この時間座っていることが難しい子供もたくさんいます。
1時間半椅子に座っている時間は、子供たちにとっては初めての経験かも知れません。試験の内容がわからない時には集中力が続かなくなることもあるかもしれません。
「マークシートに記入した答えのところは問題の紙にも○をつけておこう、わからない問題があった時には、問題の方に△をつけておこうね。」
と、テストの進め方も決めておくと迷わずに進められます。
3、英検®︎協会のサイトを見ておこう
小さなお子さまの受験に関しては、英検®︎協会でも以下のようなページを準備してくれています。1人で受験について不安を感じる場合には確認をしておいてください。
→https://www.eiken.or.jp/eiken/eikenkids/
お申し込みを検討している方のための確認
英検とはどういうものなのか、受験できるかどうかの確認のためのチェックリスト。
受験を決め、実際の準備のために行った方が良いこと
試験の5分前までは保護者が同席し、名前を記入するなどのサポートを行うことができます。保護者の同席を「保護者シール」が渡され、試験の教室までついていけます。
英検®︎協会のページを見ていただくとわかるのですが、小さな子の受験について周りに迷惑のない状態で受けてくださいというメッセージも書かれています。
同席する場合も、我が子のことが心配で色々声をかけてしまいがちですが、周りにいる方への配慮も大切ですね。その会場にもよりますが、大体2〜3割は保護者同伴のお子さんがいます。
4,英検当日の過ごし方をシュミレーションしておこう
試験開始が14:30の場合
14:10までは適当に過ごしてよく、トイレなども行けます。
14:10になると、鉛筆と消しゴム以外は机の中にしまうように指示が出され、問題用紙・解答用紙が配られます。
気をつけないとすぐに問題を開いて回答しようとするなどもありますので、会場の方の指示などを聞いてきちんと行動をすることができる年齢までは、保護者が付き添いをしていただいた方が安心です。
解答用紙には受験者の情報を書く欄があり、保護者が付き添っている間に記入できますので、確認してあげることができます。
氏名の漢字は書けない場合には書かなくても大丈夫です。
そして、5分前には保護者に退出の指示が出されます。
試験会場は保護者の待機室など待つスペース無いことも多いです。特にコロナの問題で場所を準備しにくくなっているようです。
試験を待つ間も気になるところですが、開始後1時間ほどで会場から退出してきますので、是非、一人で頑張れたことを褒めてあげてくださいね。
最後に、英検の「英検For Kids」のページの冒頭には、
「英語を学んだ証明として」「「英語を学ぶモチベーションとして」英語力の向上に合わせ、長くお付き合いしたい・・・・
というメッセージが書かれています。
試験の合否だけに意識を向けるのではなく、お子様の英語を学ぶ上での目標や、自信につながるようにサポートしていきましょう!