中学受験で英検®︎は有利になる?主な優遇制度4パターンと合格スケジュールを徹底解説

「中学受験を考えているけれど、英検®︎を持っていると有利になるの?」
「英検®︎を取得していると、具体的にどんな優遇措置が受けられるの?」
「中学受験対策と英検®︎対策の両立はどうすればいい?」
このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか。
近年、小学校での英語教育の義務化や国際化の波に伴い、中学受験において英検®︎(実用英語技能検定)を活用するご家庭が急増しています。
英検®︎はお子様の英語力を客観的に証明できるだけでなく、入試本番での加点や試験免除など、合格をグッと引き寄せる強力な武器となります。
本記事では、「英検®︎×中学受験」をテーマに、英検®︎が優遇される主な4つのパターン、取得すべき級の目安、小3〜小6の志望校合格ロードマップまでを徹底解説します。
最新の受検データや2025年度からの新体制(新形式・準2級プラス)にも触れていますので、英検®︎を戦略的に活用して中学受験を有利に進めたい保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください!
【30秒でわかる】中学受験×英検®︎活用のポイントまとめ

忙しい保護者の方のために、本記事の重要ポイントを30秒で把握できるよう要約しました。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 小学生の英検®︎受験状況 | 英検®︎志願者の約12.5%(年間50万人以上)が小学生以下。年々増加傾向。 |
| 主な優遇制度(4パターン) | ①受験資格の付与 ②学科試験(英語)の免除 ③入試得点への加点・みなし満点 ④学費・入学金の免除(特待生等) |
| 目標となる取得級 | 本格的な優遇は「英検®︎3級」から。難関校・国際系では「英検®︎準2級・2級」が強い武器に。 |
| 合格のタイムリミット | 出願時期から逆算して「小学6年生の10月(第2回検定/S-CBT)」まで。 |
なぜ人気?小学生の英検®︎受験者数と中学受験の最新動向

まずは、英検®︎を受験する小学生がどれくらい増えているのか、そして中学受験における最新の英語入試トレンドについて見ていきましょう。
データで見る!小学生の英検®︎志願者割合
公益財団法人 日本英語検定協会が発表しているデータによると、英検®︎の志願者数における属性割合は以下のようになっています。
| 属性 | 志願者数(2022年度実施分) | 志願者比率 |
|---|---|---|
| 小学生以下 | 524,833人 | 12.5% |
| 中学校・高等学校(高専含む) | 3,102,592人 | 73.7% |
| 大学(短大・専修学校含む) | 54,624人 | 1.3% |
| その他 | 523,871人 | 12.5% |
| 合計 | 4,205,920人 | 100.0% |
英検®︎受験者の実に7割以上が中高生ですが、小学生以下の志願者も全体の12.5%(50万人以上)と非常に高い割合を占めています。
直近の累計志願者数を見ても右肩上がりとなっており、小学生の間でいかに英検®︎への注目度が高まっているかがわかります。
中学受験で「英語入試・英検®︎利用」が増加している背景
小学生の英検®︎受検者が増えている最大の背景には、私立中学校・国立中学校における「英語入試」や「英検®︎優遇制度」の導入校拡大があります。
- 新学習指導要領による英語早期化:小学5・6年生で英語が「教科」となり、成績評価の対象となったこと。
- グローバル教育の強化:中学校側が「早いうちから英語に親しんでできた意欲の高い児童」を積極的に獲得したいと考えていること。
- 首都圏・関西圏での入試多様化:従来の国・算・理・社4教科入試だけでなく、「英語1教科入試」や「国・算+英語選択」「英検®︎加点入試」など、選択肢が多層化したこと。
高校受験や大学受験だけでなく、今や中学受験においても英検®︎取得は大きなアドバンテージとなる時代を迎えています。
中学受験で使える!英検®︎の主な優遇制度「4つのパターン」

中学受験において、英検®︎取得者はどのような形で優遇されるのでしょうか。
学校によって細かな条件は異なりますが、大きく分けると以下の4つのパターンに分類できます。
パターン①:受験資格(出願条件)となる
特定のコースや入試枠において、「英検®︎〇級以上を取得していること」が出願の必須条件となっているケースです。
- 例:グローバルコース、帰国生・英語特命枠、英語1教科入試など
- メリット:基準となる英検®︎級を保持していれば出願できるため、ライバルが限定され、合格率が高まる傾向にあります。
パターン②:学科試験(英語)が免除される
入試に英語の筆記試験がある場合、「英検®︎〇級以上を保持していれば英語の試験を免除し、満点(または一定の高得点)とみなす」という制度です。
- 例:英検®︎3級以上で英語テスト免除(100点換算)
- メリット:当日の英語試験で失敗するリスクがなくなり、精神的なゆとりを持って他教科(算数や国語)の試験に臨めます。
パターン③:入試得点に「加点」される(※最も一般的!)
中学受験の英検®︎優遇措置の中で最も多く見られるのが「加点制度」です。筆記試験の総合点に、保持している英検®︎の級に応じた点数がプラスされます。
- 例:英検®︎5級で+5点、英検®︎4級で+10点、英検®︎3級で+15点、英検®︎準2級以上で+20点など
- メリット:わずか1〜2点の差で合否が分かれる中学受験において、数点〜十数点の加点は非常に大きなアドバンテージとなります。算数や国語でのミスをカバーする「お守り」として機能します。
パターン④:学費や入学金の免除(その他の優遇・特待生)
実施校の数は限定的ですが、高い英検®︎の級を保有している児童に対して、費用面での優遇措置を設けている学校もあります。
- 例:英検®︎準2級以上で入学金免除、英検®︎2級以上で授業料1年間免除(特待生指定)など
- メリット:進学後の経済的負担を大幅に軽減できる魅力的な制度です。
英検®︎は「何級から」優遇される?級別の基準と目標目安

中学受験において「英検®︎が使える」と言っても、何級からどの程度の効果があるのかは気になるところです。
結論から言うと、多くの学校で本格的な優遇が始まるのは「英検®︎3級」からとなります。
ただし、5級や4級でも評価されるケースはあるため、級別の目安と特徴を押さえておきましょう。
級別・中学受験における評価と優遇度の違い
| 級 | 一般的なレベル | 中学受験での評価・優遇度 |
|---|---|---|
| 英検®︎5級 | 中1修了程度 | 低学年〜小4の入門目標。一部の学校で点数加点や書類上の参考要素となる。 |
| 英検®︎4級 | 中2修了程度 | 小4〜小5のステップアップ目標。加点対象とする学校が増え始める。 |
| 英検®︎3級 | 中3修了程度 | 【最重要ボーダー】 中学受験で優遇措置(加点・一部免除など)を受けるための標準ライン。 |
| 英検®︎準2級 | 高1修了程度 | 難関私立や国際系コースで大幅な優位性を獲得できるレベル。英語試験免除や高加点。 |
| 英検®︎準2級プラス (2025年度〜) | 準2級と2級の間 | 新設級。準2級からのステップアップとして、上位校を目指す受験生の新たな目標に。 |
| 英検®︎2級以上 | 高校卒業程度 | 英語1教科入試での特待生合格、入学金・授業料免除の対象となる最高水準。 |
2025年度からの「新形式」と「新設級(準2級プラス)」の影響
2024年度以降、英検®︎では一部の級でリニューアルが行われ、ライティング問題(要約作成など)の追加や変更が実施されました。
さらに2025年度からは、準2級と2級の間に「英検®︎準2級プラス」が新たに新設されています。
中学受験生にとって、この変更には次のようなポイントがあります。
- 表現力(要約・記述)の重視:単なる丸暗記ではなく、文脈を理解して自分の言葉でまとめる力が求められるようになりました。これは中学受験の国語や記述対策とも相乗効果があります。
- 挫折防止とスムーズなレベルアップ:「英検®︎3級(中3レベル)」を取得した後、一気に壁が高くなる「準2級・2級」との間に「準2級プラス」ができたことで、小学生でも段階を追って挑戦しやすくなりました。
いつまでに取得すべき?無理のない合格スケジュールと受験テクニック
中学受験対策と英検®︎対策を並行する場合、最も重要なのが「タイムリミットから逆算したスケジュールづくり」です。
提出期限から逆算!タイムリミットは「小6の10月(第2回)」
中学受験の出願時期は、一般的に12月〜1月頃です。出願書類として英検®︎合格証明書(または資格証明書)を添付するためには、合格通知が手元になければなりません。
そのため、英検®︎に挑戦できる最終タイミングは「小学6年生の10月実施(第2回検定)」となります。
【学年別】おすすめの英検®︎ロードマップ
- 小学3〜4年生:英語に親しみながら英検®︎5級・4級に挑戦。英語の基礎体力を培う時期。
- 小学5年生:本格的な受験勉強が始まる前に英検®︎3級の合格を目指す。
- 小学6年生(春〜夏):志望校に応じて英検®︎準2級・準2級プラスにチャレンジ。
- 小学6年生(秋以降):英検®︎受験は終了し、志望校の過去問対策・4教科(または2教科)の直前仕上げに100%集中する。
小学生の強い味方!「英検®︎S-CBT」の活用法
従来型の英検®︎は年3回(6月・10月・1月)しか実施されませんが、小学生の受験生におすすめなのが「英検®︎S-CBT」です。
- 毎週末実施されている:日程の都合がつけやすく、中学受験塾のテストや模試と被りにくい。
- 1日で一次・二次試験が完結する:スピーキングテスト(面接)もPC上で行うため、効率的。
- 受験チャンスが増える:出願ギリギリまで何度も挑戦できるため、1点に泣くリスクを減らせる。
(※英検®︎S-CBTは原則3級以上の実施となります)
中学受験と英検®︎対策を両立させる3つのコツ
「英検®︎の勉強に時間を取られて、算数や国語の成績が下がってしまっては本末転倒では?」と不安になる保護者の方も多いでしょう。
両立を成功させるためのポイントは以下の3点です。
① スキマ時間を徹底活用した「単語学習」
小学生の英検®︎対策で最もつまずきやすいのが「語彙力」です。
まとまった勉強時間を割くのではなく、塾の行き帰りや就寝前の10〜15分を単語アプリや単語帳(『パス単』など)を使ったスキマ時間学習に充てましょう。
② ライティング(英作文)とリスニングで得点を稼ぐ
小学生は文法用語を使った解説を理解するのに時間がかかることがあります。一方で、耳が柔軟なためリスニングで高得点を狙いやすい傾向があります。
また、ライティングは型のパターンを身につければ比較的安定して点が取れるため、筆記の長文読解に深入りするよりも効率的に合格ラインへ到達できます。
③ プロの指導やオンライン英会話を賢く頼る
ご家庭だけで二次試験(面接)やスピーキングの対策をするのは限界があります。
短期間で成果を出すためには、小学生向けの英検®︎対策カリキュラムを持った専門のオンライン英会話などを活用し、プロの講師からフィードバックを受けるのが近道です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 英検®︎の合格証に有効期限はありますか?
英検®︎の資格自体に有効期限はありません。
ただし、学校によっては「出願時から2年以内に取得したもの」「小学4年生以降に取得したもの」といった独自ルールを設けている場合があります。必ず志望校の「最新の募集要項」をご確認ください。
Q2. 帰国子女枠ではなく「一般入試」でも英検®︎は使えますか?
はい、多くの学校で一般入試の加点・優遇対象となっています。
近年では帰国生対象の入試だけでなく、一般の算・国受験生が英検®︎資格を提出することで+5〜20点の加点を受けられる学校が増えています。
Q3. 小学生でも英検®︎S-CBT(PC受験)は受けられますか?
はい、受けられます。
キーボードタイピングが難しい小学生向けには、画面上のキーボードをクリックして入力する機能や、手書き用紙への記入が選べる配慮がなされています。
まとめ:英検®︎を戦略的に活用して中学受験を有利に進めよう
中学受験における英検®︎の活用は、単なる「英語の資格」を超えて、入試本番での精神的アドバンテージや得点上の強力なバックアップ(加点・免除)として大いに役立ちます。
- まずは志望校の募集要項で「英検®︎優遇制度」の有無と基準級をチェックする
- 小6の10月までに「英検®︎3級以上」の取得を目指して逆算スケジュールを組む
- 英検®︎S-CBTやオンライン英会話などのツールを活用し、短期間で効率よく対策する
計画的な準備を進め、英検®︎を味方につけて志望校合格を確実に手に入れましょう!
小学生の英検®︎対策・二次試験対策なら「QQキッズ」!
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- 一次試験対策(英検®︎5級・4級):基礎的な文法や単語を無理なく定着
- 二次試験(面接)対策(英検®︎3級〜準1級・2級):プロの外国人講師と本番さながらの模擬面接を実施
- ライティング・読解特化レッスン:新形式の要約問題や記述対策にも対応
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