【英検準1級】「レベル・単語数・試験時間・問題形式・合格点」について徹底解説!
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このようなお悩みはありませんか?
皆さんが気になる英検準1級に関するレベルや単語数、試験時間や問題形式、そして気になる合格点を徹底解説いたします。
2024年度より一部の問題形式がリニューアルされているところですが、準1級は今回のリニューアルの対象級です。
本記事では、リニューアル後の試験内容を詳しく解説をしています。
英検準1級に興味関心がある方、そろそろ準1級に挑戦してみようかな?と検討している方など、ぜひ最後までご覧ください!
英検準1級のレベルとは?
英検(実用英語技能検定)は、日本で広く認知されている英語の資格試験であり、その中でも準1級は「実際に使える英語力」の証明として高く評価されています。
その中でも準1級は、大学入試や就職活動においても有利に働くことが多く、英語に関心の高い人たちが合格を目指している級です。
結論から申し上げますと、英検準1級のレベルは「大学中級程度」で、社会生活で求められる英語を十分理解し使用することができるレベルです。
英検準1級ともなると、英語を使用するポジションでの応募資格となっていたり、所属する会社や各種入試での優遇を受けられたりと、さまざまな活用法があるのも事実です。
英検準1級で必要な単語数は?
英検準1級で求められている単語数の目安は7,500語~です。
目安の単語数が「5,100語」であった英検2級と比べると、約2,500語の単語の上乗せとなりますし、準1級で出る単語は語彙レベルが高く社会性の高いものが多く扱われます。
では、具体的に英検準1級の試験内容とはどのようなものなのでしょうか?
英検準1級の試験時間・問題形式は?
英検準1級の試験は、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)の2つのパートに分かれています。
筆記試験では、リーディング、リスニング、ライティングの3つのセクションがあり、それぞれのセクションで高い英語力が求められます。
また、二次試験である英語面接では、面接官との対話を通じてスピーキング力が試されます。
では、実際の試験時間と問題形式を、見ていきましょう。
まず試験時間についてですが、一次試験は約120分(筆記90分/リスニング約30分)、二次試験は約8分の英語面接です。
英検準1級の試験内容の詳細は、こちらとなっております。
出典:「測定技能と検定形式」.公益財団法人日本英語検定協会.英検.
英検3級から一次試験にライティングが登場し、級が上がるにつれ試験内容のレベルだけではなく試験時間も長くなっています。
特に一次試験は約2時間もの長丁場の試験となるため、高い集中力が必要です。
過去問や模擬テストなどを利用し、本番の試験形式にできるだけ慣れておくようにしましょう。
英検準1級におけるリニューアル内容とは?
2024年度施行された英検のリニューアルでは、各級によってその内容は変わります。
今回リニューアルが実施された級は、英検3級、準2級、2級、準1級、1級までに及び、2024年度第1回検定よりスタートしています(英検S-CBTは2024年度5月実施分から)。
今回のリニューアルでは、英検準1級においては以下の通り3つの変更点がありました。
<準1級における変更点>
一次試験(リーディング):41問→31問へ削減
一次試験 (ライティング):1題から2題へ出題数の増加
二次試験:スピーキング No.4に話題導入文を追加
参考:リニューアル内容「2024年度 実用英語英語技能検定(英検)問題形式リニューアル」公益財団法人日本英語検定協会.英検.をもとに作成
英検準1級においては、特に一次試験の試験内容において大きな変更点があったと言えます。
リーディング問題数が削減された分、解答に時間のかかるライティングに関しては、出題数が1題から2題と増えた形です。
既存の「意見論述問題」に加え「要約問題」が出題されるようになっています。
新しいタイプのライティング問題を含め、本番前にしっかりと試験対策の時間を取り、計画的に学習プランを立て余裕を持って本番を迎えられるように準備していきましょう。
英検準1級の合格点は?
英検準1級の合格点はリニューアル前と変わらず、一次試験1792点/二次試験512点と変わりません。
また、各技能に割り振られている英検CSEスコアは各750点と均等配分されているため、一次試験の合格点は2250点満点中1792点、二次試験は750点満点中512点となっています。
英検準1級の一次試験は、3技能(リーディング・ライティング・ライティング)で構成されています。
そのため、一次試験においては各技能でバランスよくスコアを獲得することが合格のカギであると言えるでしょう。
例えば、2015年度までの準1級では、配点が低いライティングで0点を取ってしまっても他の技能の得点が高ければ一次試験に合格する可能性がありましたが、2016年度以降では不合格となってしまいます。
正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。
英検準1級の場合は、どの分野もまずは7割以上正答できることを目指して学習を進めてみるのもよいかもしれません。
出典:3.合格するためには、技能のバランスが重要になります「英検CSEスコアでの合否判定方法について」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
試験前の対策ではこの点を踏まえた上で各技能の演習を行い、苦手分野には特に力を入れて対策をするようにしていきましょう。
まとめ
本記事では、英検準1級のレベル・単語数・試験時間・問題形式・合格点についてご紹介しました。
2024年度第1回検定よりスタートしたリニューアル情報にも触れ、受験前に把握しておきたい事前知識を解説しましたので、どうぞ参考になさってください。
英検準1級について少しでも理解が深まり、そして受験に対する意識の変化やモチベーションの向上につながって頂けたら嬉しい限りです。
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