1. QQキッズ
  2. お役立ち記事
  3. 日本の学校では教えてくれないネイティブ日常英語フレーズ

日本の学校では教えてくれないネイティブ日常英語フレーズ

日本の学校では教えてくれないネイティブ日常英語フレーズ
カテゴリー
英語コラム

皆さんは、
「How are you?」

と聞かれたら

「I’m fine thank you」

と学校で習いませんでしたか?

実は「I’m fine thank you」はネイティブではあまり使わないフレーズなのです。

このように、日本では習うのに現地ではあまり使われていない日常英語は、意外と多いことをご存じでしたか?

日本の形式的な英語のフレーズは、意味自体は間違っていなくても、ニュアンスが堅すぎたり、逆にストレートすぎたりすることがあります。
場合によっては、相手を不快な気持ちにさせてしまうこともあるようです。

せっかく覚えるなら、実践的な会話を身に着けて気持ちよく会話したいですよね。

ここでは学校で習わない、よりネイティブな英語表現を紹介していきます。
ネイティブな日常英語を学ぶことにより、留学生や現地の人との会話もスムーズになります。

まずは普段の生活の中でよく使う短いフレーズから覚えていきましょう。

朝の支度フレーズ

  • Are you ready?  準備できた?
  • I have to get ready.  支度しなきゃ!
  • I have to wash my face.  顔を洗わなきゃ!
  • I have to get dressed.  着替えなきゃ!
  • I have got bed head.  寝ぐせついちゃった。
  • I can’t be late.  遅れるわけにはいかない。
  • I’m going.  行ってきます。
  • It’s so good!  おいしい!
  • I’m going to brush my teeth.  歯磨きしよう。

<get ready>用意をするという行為を表します。
<get resdy>+<for ~.>で、「~の支度をしなきゃ」と表現できます。

例:I have to get ready for school. (学校の支度をしなきゃ。)

<get dressed>は身支度をするときに使えます。

dressedとついていますが、フォーマルな服装を指すわけではありません。

「いってきます。」は日本でしか使わないあいさつで、英語には直訳できるものがありませんが、一般的には<I’m going.>で「行ってきます。」と同じ表現になります。

学校生活で使うフレーズ

  • May I ask you something?  質問してもよいですか?
  • Can you show me the textbook?  教科書見せてもらってもいい?
  • I have no idea.  わかりません。
  • Can you get me that (pen)?  (ペン)を取ってくれる?
  • The (first) class is (English).  (1)時間目は(英語)だ。
  • Tell me too.  私にも教えて。
  • Let’s make up.  仲直りしよう。
  • Why is that?  なぜですか?
  • Are you all right?  大丈夫?

<May I ~?>は、目上の人に対して使う丁寧な表現です。

<Could you ~?>は丁寧な言い方です。

<Can you ~?>カジュアルな言い方で、友達に対して使うことが多いです。

<I have no idea.>は、人に意見を聞かれたり、答えがわからなかったりするときに使います。
<No idea.>だけでも覚えておきましょう。

ちょっとした一言

  • Good for you!  よかったね!
  • Got it.  わかった/理解した
  • I can’t wait.  楽しみ。
  • I’m jealous.  うらやましい。
  • No way!  まさか!/信じられない
  • What’s wrong?  どうしたの?
  • What do you think about it?  君はどう思う?
  • It’s going to be OK.  なんとかなるよ。
  • Don’t worry about it.  気にしないで。
  • What a pain!  めんどくさい!

<I got it>は、直訳すると「理解できた」という意味になります。
<Do you understand?>と聞かれた時は<I got it.>と答えるのが自然です。

<I can’t wait>は、<wait>=待つ すなわち、「待てない程楽しみ」という意味の表現になります。

<Don’t worry about it.>は、何かを心配している相手、もしくは謝罪している相手に対して使います。
このフレーズは、使い方の幅が広いため覚えておきましょう。

<No way!>の使い方は他にも、(絶対イヤ/すごい!/方法がない)という意味でも使います。
よく外国の映画にも出てくるフレーズです。

あいさつフレーズ

  • How’s it going?  調子どう?
  • Hey!  what’s up.  調子どう?
  • Morning!  おはよう!
  • I’m good.  元気です。
  • good.You?  いいよ。君は?
  • See you later.  またね。

<How’s it going?>より<Hey! what’s up>の方が、よりカジュアルです。

<Morning>は、<Good>をつけるとより丁寧ですが、Morningだけでも使うことが多いです。

<I’m good>の後に<Thank you.>をつけると更に印象が良くなります。

<Good bye.>はよく使いがちですが、「もういつ会えるか分からない」場合によっては「もう会わない」という表現が強いため、普段の挨拶としては使いません。<See you later.>を使いましょう。

<See you>を使ったあいさつ

  • See you tomorrow. また明日。
  • See you next week. また来週。
  • See you again. また会いましょう。
  • See you soon. またね。

間違いやすい日常会話フレーズ5選

『退屈だ。』

○ I’m bored.

× I’m boring.

よく後者の方を使いますが、<boring>は

The movie is boring.=「あの映画はつまらなかった」のように使います。

I’m boring.=「私は退屈な(つまらない)人だ」という意味合いになってしまいます。

ただ退屈である状態を表したい時は、感情に使う<I’m bored.>を使いましょう。

『トイレにいきたい。』

○I need to go to the restroom.

×I want to go to the restroom.

「行きたい」と表す時には<I want>と習いますよね。

しかしトイレの場合は願って行くのではなく、必要に迫られているという意味ですので、<I need >が正解です。

また、トイレには言い方がいくつかあります。

 restroom…アメリカでもイギリスでも使う一般的な言い方です。

bathroom…アメリカはユニットバスタイプが多いため、bathroomということもあります。

『病院に行こうと思う。』

○I’m going to see a doctor.

△I’m going to the hospital.

後者でも間違いではないですが、外国の場合hospitalというと、大きい総合病院をイメージします。

民間の小さな病院を受診するつもりの時や、軽いけがや病気であれば、「先生に診てもらいたい」という意味の<I’m going to see a doctor.>の方がナチュラルです。

『名前を教えてほしい時』

○May I ask your name?

△What′s your name?

名前を聞くときに定番の<What′s your name?>ですが、聞き方がストレートすぎてしまい、初対面や目上の人には適しません。

<May I ask your name?>(あなたのお名前を聞いても良いですか?)と聞くのが一般的です。

『聞き取れなかった時』

○Sorry?/Could you say it again?

×What?

先生や友達の言葉が聞き取れなった時、「え、何?」と聞き返しますよね。

英語でそのまま<What?>と言ってしまうと、態度が悪いと捉えられて、印象がかなり悪くなってしまいます。日本でいうところの「は?」のようなものです。

聞き取れなかったのはこちらの方なので、聞き返す時には<Sorry?>というのが正しいでしょう。

ネイティブ会話:例文紹介

  • How are you? 調子はどうですか?
    →I’m good.Thank you. 元気です、ありがとう。
    →Good.you? いいよ。君は?
  • I’m sorry. I’m late. 遅れてごめんなさい。
    →Don’t worry about it. 気にしないで。
  • You look sad today. What’s wrong? 今日は悲しそうだね。どうしたの?
    →Nothing. But thanks. 何もないよ。ありがとう。
  • Are you ready? 準備はできた?
    →Yes. I’m ready. うん。できたよ。
    →I’m not ready yet. まだ準備ができていないよ。
  • Do you know how to solve this question? この問題の解き方わかる?
    →I have no idea. 全然わからないよ。
  • Can you get me that book? 本を取ってくれる?
    →Here you are. はい、どうぞ。
    →Thank you. ありがとう。
  • Why don’t we have lunch together? ランチに一緒に行きませんか?
    →No way! 絶対にイヤよ。
  • I did it!won the tournament. やったー!大会で優勝したよ。
    →No way!good for you! すごい!よかったね!
  • I’ll be there soon. もうすぐ、そちらに行きます。
    →I got it. 了解です。

まとめ

学校で学ぶ表現とは、少し違ったフレーズが多く出てきたと思います。

全てではありませんが、せっかく苦労して学んだ英語が、実際使われていないなんて悲しいですよね。
しかし、そのことを知っているだけでも一歩前進です。

日常シーンでよく使うネイティブな英語を、普段から意識して使うことにより、構えず自然と言葉が出てくるようになります。

毎日1フレーズずつでも覚えていくことで、コミュニケーションの幅がどんどん広がりますので、ぜひ活用してみてください。

無料レッスンを受けよう※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。

関連記事

英会話レッスンを無料体験する