【親子で英会話】親が英語を話せないとだめ?
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小さなお子さまの英語教育をお考えの皆さま。
「子供に英会話レッスンをさせたいけど、保護者の私は英語が話せないけど大丈夫かな?」
と不安に思う親御さんも多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
今や英語は国際社会で生きていく上で必須のスキル。
とは言っても、なかなか話す機会がなく、
「英語ができる!」
と自信をもって言える人はまだまだ少数派です。
では、子供の英語教育に、親の英語力は必要なのでしょうか?
今回は、親が英語を話せない場合の、英会話レッスンを通した子供の英語教育について解説します。
【ビジネスパーソンの7割】英語が苦手な大人は多数派
そもそも「子供に英語を教えたい」と思う理由として、「自分自身が英語が苦手で、でも子供にはそうなって欲しくないから」というものが挙げられるでしょう。
ある調査では、「ビジネスパーソンの7割が英語が苦手だ」と回答しました。
このように、英語と接点のありそうなビジネスパーソンでさえも苦手な人が多く、日本人全体的に苦手意識を持っている人が多いと考えられます。
だからこそ、子供に苦労をさせないために、小さいうちから英語教育を検討する親御さんが増えています。
それでは、親が英語が話せなくても子供の英語教育に問題はないのでしょうか?
どのように子供の学習と関わっていけば良いのでしょうか?
【親が苦手でも大丈夫】子供は英語を話せるようになる
まず結論として、親が英語を話せなくても子供は英語を話せるようになります。
親の英語力と子供の英語力は関係がないのです。
インターネットのない時代であれば、親など周りが英語を話す環境でない限り、子供の英語力を伸ばすのは難しかったかもしれません。
しかし、今の時代はオンライン授業やオンライン教材、YouTubeなど、身近で英語に触れる機会が増えてきています。
そういった手段・方法を活用すれば、親の英語力に関係なく、子供は英語力を伸ばすことが可能なのです。
それでは、英語が苦手な場合、どのように子供の英語教育をすれば良いか考えていきましょう。
【子供の英語教育】英会話がおすすめ
子供の英語教育は、英会話レッスンから始めることがおすすめです。
言語はコミュニケーションのツールです。
そのことを肌で感じるためにも、英会話から始めることが良いでしょう。
日本で行われている義務教育での英語学習は、受験を意識したものが多く、英会話の比重が少ないことも事実。
ですが、実際に国際社会では、英語を手段としてコミュニケーションをすることが必要です。
そのために英会話をして「会話の手段としての英語」に慣れることが効果的だと言えるでしょう。
また英会話レッスンには、実際に教室に通うもの、自宅でインターネットを通して参加できるもの、クラス受けるもの、マンツーマンで受けるもの、など種類はさまざま。
お子さまに合うものがどれか色々と試してみるのが良いかもしれませんね。
また、それ以外にも、YouTubeなどの動画や音楽を通して英語を聞く機会を持てば、さらに興味を持ち、また耳も英語に慣れて、英会話レッスンにも生かされるでしょう。
では、お子さまが英会話レッスンをするとき、英語が苦手な親御さんはどのようにサポートすれば良いのでしょうか?
【英語が苦手な親御さん必見!】子供の英会話のサポート方法
親の英語に対する苦手意識に関係なく、子供は英語に苦手意識を持たず、まず自然と楽しむようになるものです。
ここからは、英語が苦手な親御さんでもできる、お子さまの英会話レッスンのサポート方法について解説します。
あくまでも、「親が一緒に英会話をして、英語教育をする」というよりは、「子供が英会話を楽しく続けられるよう、サポートをする」という意識が大切です。
どんなことができるか、具体的に見ていきましょう。
英会話レッスンを一緒に振り返る
レッスンの後に、先生と話したことなどを子供と振り返る時間を設けましょう。
「どんなお話をしたの?」
と子供に聞き、その上で学んだ言葉やフレーズを親子で繰り返すのが効果的です。
この時に大切なのは、子供の言い方や発音を無理に直そうとしないこと。
特に小さい子供の場合、プレッシャーを感じずに楽しく英語を学び続けることが大切だからです。
子供と英語の音楽を聞く
身近な英語の一つに音楽があります。
英語の音楽を聞くことで、子供が英語に触れる機会が増え、抵抗なく楽しめるようになるでしょう。
また、音楽の種類は子供向けのものが好ましいですが、大人が聞くポップミュージックなどでも問題はありません。
どんな音楽でも、「I」や「You」、「Hello」など少しでも分かる言葉が出てきたら嬉しいものですよね。
音楽を通して、英語の音に慣れる時間を増やしてみましょう。
子供と英語の動画を楽しむ
YouTube動画をはじめ、さまざまなプラットフォームで英語の動画を見ることができます。
子供向けのものもたくさんあるので、一緒に見て、楽しみましょう。
そして、一緒に英語を話してみましょう。
この時、発音を気にして恥ずかしがる必要はありません。
あくまでも、子供に「英語を話すのは恥ずかしいのではなくて、楽しいもの」だということを認識してもらうために、一緒に楽しく体験しつつ、サポートするのです。
子供の英会話レッスンの注意点
子供の英会話レッスンを進めるにあたって、親御さんのサポートは必須。
でもその時に気をつけたい点がいくつかあります。
親が英語を話すことを恥ずかしがらない
子供は親の行動を真似するものです。
親が英語を話すときに「恥ずかしい」という気持ちを見せると、子供も感じてしまいます。
英語の言葉の読み方や発音が分からなくても、子供と一緒に学ぶつもりで楽しく勉強しましょう。
親の役割は英語を教える、というよりは一緒に英語を楽しむことです。
子供の英語力が伸びなくても焦らない
子供の成長が人それぞれのように、子供の英語力の伸び方も人それぞれ。
同じ英会話レッスンで勉強していても、子供によって伸び方はもちろん違います。
また、英語を聞いて頭で理解できても、なかなか自分から話すまで時間がかかることもあります。
その場合も大切なのは、焦らず英語教育を続けることです。
子供は言葉をまず聞いて、学びます。
「英会話はあまり意味がないかな?」
と思っても、一定期間続けることで、子供が聞くことに慣れて自然と話せるようになるでしょう。
まとめ
小さなお子さまの英会話レッスンについて見てきましたが、いかがでしたか?
お子さまの英語教育を考えたくても、ご自身の英語力に自信がなく、どう教えたら良いか分からない親御さんも多くいらっしゃると思います。
それもそのはず、多くの大人が英語に苦手意識を持っているので、仕方がないことです。
ですが、子供の英語力は親の英語力と関係がありません。
親御さんがすべきことは、お子さまが英語を楽しく学べるよう、一緒に英語を学びサポートすることなのです。
そして、英語教育を始めるのであれば、身近な動画・音楽で英語に触れ、その上で英会話レッスンでコミュニケーションをするのがおすすめです。
英会話レッスンには、教室に通う方法もありますが、今はオンラインで海外にいる先生と簡単に繋がる方法もたくさんあります。
お子さまにあった方法を見つけて、親子で楽しく英語を学びましょう。