【英単語シリーズ】小学生必見!小学校にまつわる英単語を覚えよう
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英単語を覚えるのは得意ですか?
身の回りにある「物の名前」を英語で言うことができたら、語彙が増え、自分の言いたいことの幅が広がり、表現も豊かになります。
今回この記事では、小学生に覚えて欲しい「小学校にある物」や、「授業に関する英単語やフレーズ」をまとめています。
小学校にまつわる英単語を一緒に覚えていきましょう!
小学生必見!小学校にまつわる英単語を覚えよう
目次
- 先生は”teacher”とは呼ばない?
- 教室にある「物の名前」を英語で言ってみよう
- 「授業」に関する英単語やフレーズ
- 【文化の違いが分かる】学校の設備
この順番でお届けします。
先生は“teacher”とは呼ばない?
日本では先生のことを、「先生」と呼びますね。
英語圏の先生を“teacher”と呼ぶと、呼ばれた先生は違和感を覚えるそうです。
teacherとは、職種であって先生本人ではないからです。
ここに文化の違いを感じます。
英語圏の国ではファーストネーム(下の名前)で呼ぶのが一般的で、上司であっても同様です。
日本では相手に敬意を払って、肩書きを付けて呼びます。
例えば、会社でも「鈴木部長」のように呼ぶことが一般的でしょう。
では英語圏の生徒は、先生をどのように呼んでいるでしょう。
特に決まりといったルールはありませんが、以下に一般的な例をまとめています。
小・中・高校の先生
- Mr.+苗字(男性)
- Ms.+苗字(女性)
<例>Hello, Mr. Baker.
大学教授
- professor+苗字
- doctor+苗字(博士号を持つ教授)
<例>Hello, professor Baker.
その他、語学学校などの先生
- 名前(first name)
<例>Hello, David.
小学校のALTの先生や英会話の先生などは「どの様に呼んだらよいか」聞いてみると良いでしょう。
例
- What should I call you?
(何て呼べばいいですか?) - Please call me John.
(ジョンと呼んでください。)
このようなやり取りをするとお互い安心ですね。
日本人の感覚では、先生をファーストネームで呼び捨てにするのは「失礼にあたる」と考えがちですが、英語圏は「上下関係がない」という文化です。
よって失礼にはならないので安心してください。
以下に肩書きを紹介します。
- 校長先生
school principal / principal(スクール プリンシパル) - 教頭先生
vice-principal(バイス プリンシパル) - 担任の先生
classroom teacher(クラスルーム ティチャー)
homeroom teacher(ホームルーム ティチャー) - 養護教諭
nurse-teacher(ナース ティチャー)
<例>
- I ran into our nurse-teacher yesterday.
(昨日養護教諭にばったり会いました。) - My father is the principal of this school.
(私の父はこの学校の校長先生です。)
このように使ってくださいね。
次は、小学校の「教室の周りにある単語」を学習していきましょう!
教室にある物の名前を言ってみよう。
教室の中を思い浮かべてみてください。
たくさんの物がありますね。
語彙を増やすには、先ず自分の身の回りにある物に対して「英語ではなんていうのかな?」と考えることが大切です。
一緒に学んでいきましょう!
ランドセルの中にある物
- ランドセル
school bag(スクールバッグ) - 教科書
text book(テキストブック) - ノート
notebook(ノートブック) - 筆箱
pencil case(ペンソー ケース) - 下敷き
plastic sheet(プラスティック シートゥ)
※下敷きという英語はないので、このように説明するといいでしょう。
筆箱の中にある物
- 鉛筆
pencil(ペンソー) - シャープペンシル
mechanical pencil(メキャニカル ペンソー) - 消しゴム
eraser(イレイサー) - 定規
ruler(ルーラー)
お道具箱の中にある物
- はさみ
scissors(スィザース) - のり
glue(グルー) - ホチキス
stapler(ステイプラー) - カッター
cutter(カター) - 色鉛筆
colored pencil(カラード ペンソー)
教室にある物
- 黒板
blackboard(ブラックボード) - チョーク
chalk(チョーク) - 黒板消し
blackboard eraser(ブラックボード イレイサー) - 掲示板
bulletin board(ブルィティン ボード)
声に出して、何度も言ってみてくださいね。
授業に関する英単語やフレーズ
単語を知っていても「使い方が分からない」ということはないですか?
例えば、授業は“class”と知っていても「授業がある」って英語では何ていうの?
と考えたことがあるのではないでしょうか。
ここでは、授業に関する単語とフレーズを紹介していきます。
動作を伴うフレーズの場合、実際に動作をしながら覚えると記憶に残りやすいですよ!
授業に関するフレーズ
- 授業がある:have a class
I had 6 classes today.
(今日は6時間授業がありました) - ノートを取る:take notes
Let’s take notes.
(ノートを取りましょう) - 手を挙げる:raise one’s hand
Raise your hand when you know the answer.
(答えが分かったら手を挙げてね) - 提出する:hand in
We need to hand in our homework tomorrow.
(私達は明日宿題を提出する必要がある) - 宿題をする:do one’s homework
I will do my homework right now.
(今すぐ宿題をします) - 試験を受ける:take a test
All students have to take a test after the class.
(すべての生徒は授業の後にテストを受けなければなりません)
授業に関する単語
- 時間割
class schedule(クラス スケジュール) - 1時間目
first period(ファースト ピリオド) - 小テスト
quiz(クイズ) - 成績
grade(グレイドゥ) - 教科
subject(サブジェクト)
Japanese:国語 | math[mathematics]:算数 | English:英語 |
science:理科 | social studies:社会 | arts and crafts:図工 |
home economics:家庭科 | music:音楽 | PE [physical education]:体育 |
何度も言ってみてくださいね。
【文化の違いが分かる】学校の設備
最後は、小学校の設備でわかる「文化の違い」を学習してみましょう。
下駄箱 [shoe shelves]
一般的に欧米では、家の中でも靴を履いています。
日本人にとって、土足で家に上がるというのは、驚くべき慣習ですね。
靴を脱ぐ慣習のない外国の小学校には、下駄箱がありません。
下駄箱にはいろいろな種類がありますが、小学校にある扉のない「棚式」の下駄箱は、shoe shelves(シュー シェルヴズ)と表現すると良いでしょう。
職員室 [teachers’ room]
先生方のいる部屋を「職員室」といいますね。
英語圏の学校には、職員室がありません。
基本的に、それぞれの先生に、個別のオフィスが用意されています。
海外からきたALTの先生は、この違いに驚くようですが「コミュニケーションが取りやすい」という評価もあるようです。
職員室はteachers’ roomと表現します。
保健室 [nurse’s office]
保健室には養護教諭がいますね。
日本の保健の先生は、養護教諭といった教育者です。
海外では、医療処置が専門のスクールナース(看護師)です。
よって保健室は nurse’s officeと呼ばれています。
まとめ
この記事では、小学生に覚えて欲しい「学校にまつわる英単語」を紹介してみました。
声に出して、繰り返し発語してみてください。
小学生にとって大事なことは、楽しく遊んで、楽しく学ぶことです。
休み時間には校庭 [ schoolyard / playground ] で思いっきり遊んで、楽しんで学習してくださいね。