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【子ども英語】続・集中力が続かない!英語学習を飽きずに続けさせるコツ3選

【子ども英語】続・集中力が続かない!英語学習を飽きずに続けさせるコツ3選
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英語コラム

日常英会話を習得するには、約2000時間の学習が必要と言われています。
1日1時間英語を学んでも、約6年間かかる計算です。

ある程度「話す力」がついても、継続しないとその能力は低下します。

幼児期を海外で過ごしても、帰国後使わなければ忘れていきます。
1日10分でも英語に触れる時間を作ることが必要です。

とはいえ、

  • 初めは楽しそうだったけれど、だんだん飽きてきてしまった。
  • 英会話を始めたけれど、やる気が感じられない

と言った声を聞くことは珍しくありません。

この記事では、

「英語学習を飽きずに継続させるにはどうしたらよいのだろう?」

と解決策を探っている保護者さまに、

飽きてしまう原因と対策」をお伝えしたいと思います。

より具体的な例をあげていきますので、一緒に考えていきましょう。

集中力が続かないお子さまには、

集中力が続かない!子供が集中して英語学習をするには?

を合わせてご参照ください。

英語学習が続かない!原因と対策 

英語に限らず「取り組んだことが長続きしない」には共通した原因があります。

  • 目標が高すぎて達成が難しい
  • 負荷が重くて辛い
  • なかなか成果が見えない

などです。

皆さん一度は経験がありそうな「ダイエット」に当てはめると、想像しやすいかと思います。

上記ような状況で、続けることはなかなか難しいですね。

英語学習が続かない子供にも、同じことが言えるのではないでしょうか?
英語学習に当てはめてみると以下のような原因が考えられます。

  1. 学んでいる英語のレベルが本人の能力よりも高い
  2. 自主的ではないので、学習意欲が低い
  3. 成果が見えなく、達成感が感じられていない

これらの原因と対策を考えてみましょう。

1. 学んでいる英語のレベルが本人の能力よりも高い?

学んでいる内容が本人の能力よりも高い場合、飽きてしまうことが考えらます。

難しければ理解することが大変になり、分からなければ嫌になってしまいますね。

「お子さまの英語学習が続かない」と悩まれている場合、一旦学習内容を見直すことをお勧めします。

自分一人の力でやり遂げられるレベルまで下げることが理想です。

「一人で出来た!」という自信は、やり抜く力となります。

簡単な内容でも量をこなせるようになると、集中力がついてきます。

集中力がついてきたら、復習しながら少しずつ段階を上げていくと無理なくステップアップできます。

やり抜く力と集中力が育てば、難しい問題に取り組む力になります。

「一人で出来る!」経験をたくさんさせてあげてください。

英語が楽しくなるでしょう。

できたらたくさん褒めてあげてください。
モチベーションがぐっと上がることでしょう。

2. 自主的ではないので、学ぶ意欲が低い

子供が楽しそうに学んでいることは、興味を持って「自主的」に取り組んでいる時ではないでしょうか?

飽きずに英語学習をするためには、「自主性」がとても大事です。

英語に興味があり、自ら「話せるようになりたい」と思っているのであれば、自主的に学習するようになるからです。

そうは言っても、子供の気持ちをコントロールすることは出来ないですね。

でも「やらされている」と感じている場合、「英語はつまらない」というマイナスの感情を抱く原因になるでしょう。

「英語が好きで、自ら学ぶ子供」へ導くとっておきの方法は、親が英語に興味を持って一緒に楽しむことです。

親が笑顔で英語を楽しんでいると、子供は英語に対して「楽しいもの」というプラスの感情を持つようになります。

子供が興味を持つようなサポートをすることも大事です。

サッカーが大好きなお子さまであれば、海外で活躍している選手が英語でインタビューを受けている様子はとても刺激になるはずです。

子供の興味・やる気といった「内なる力」を育てるための環境を作ることが大切です。

学習の内容は子供に決めさせてあげましょう。

「何から始めようか?」

「単語を覚える?絵本を読む?」

と選択させると、主体的に決めた気になります。

選択に時間がかかるお子さまであれば、学習内容を書いたカードやあみだくじなどで順番を決めても楽しいでしょう。

主体性を育てるよう意識した環境作りと、声かけを工夫してみて欲しいと思います。

自ら取り組む姿勢が育ってきたら、保護者さまの嬉しい気持ちをたくさん伝えてあげてください。

学習意欲も高まるでしょう。

 

3. 成果が見えなく、達成感が感じられていない

言語を習得するためには、インプットを行う沈黙期を経て、1語、2語、3語、と徐々に発話が長くなるのが普通です。

赤ちゃんが母語を習得する過程を想像すれば分かります。

「英語を話せるようになる」を目先の目標にしてしまうと、なかなか成果が出ないと感じてしまうことでしょう。

心配になるかもしれませんが、天才的な言語習得能力を持っている子供の脳は、フル稼働で新しい言語の情報を吸収していますのでご安心ください。

先ずは小さな達成感を感じられるようにしてあげて欲しいと思います。

英語学習を始めて1年もすれば、ある程度の単語と文法が理解できるようになっているでしょう。

I like dogs.

I can jump high.

といった一文が言えるようになっていませんか?

これを使えるようにサポートすることで「話せるようになった」という達成感につなげてあげて欲しいと思います。

I like dogs.という一文が言えるようになったら、

Do you like dogs? / Yes, I do. No, I don’t.

What kind of dogs do you like?

のように、一つの文から会話を広げるといったサポートです。

一文がスラスラと言えるようになったら、

I like dogs because they are cute.

のように、一文以上をつなげて会話ができるようにステップアップをしていきましょう。

「聞いて分かる」「言えるようになった」知識を、文法ドリルなどで確認すると、理解が深まりますのでお勧めです。

学んだ英語の一文を自分の言いたいことに展開させることができたら、大きな花丸をつけてあげてくださいね。

日頃の小さな達成感が、飽きずに英語学習を続けるコツだと考えます。

オンライン英会話レッスンを飽きずに続けさせるコツ

私たち大人は中学校・高校で、英語の文法をしっかりと学んできました。
よって意味の通じる正しい文を作って、言える能力があります。

単語と音声も学んでいますので、英語が使えるようになるはずでした。

しかし多くの日本人は、英語に対して苦手意識をもっています。

正しい文章を英語で作れても「会話のまとまりを作る能力」が無ければ、話せるようにはならないという証明になってしまったようです。

使い方を身につけていくためには、英語を話す人の使い方をインプットすることが必要となります。

オンライン英会話をたくさん活用して欲しいと思います。

飽きずにレッスンを続けるためには「お子さまから先生に質問する」といった場面を用意することがお勧めです。

それによって使えるようになるだけでなく、レッスンが楽しくなります。

自主的に参加し、理解してもらえたという自信が達成感につながるからです。

例1

先生:How are you?

生徒:I’m hungry.  

Are you hungry?

のように、自分から先生に質問してみましょう。

例2

先生:I’m David.  What’s your name?

生徒:I’m Mari.

先生の名前が聞き取れたら、知りたいことを質問してみましょう。

生徒:David,  Do you like dogs?

先生は質問に答え、同じ質問を返してくれるでしょう。

学習した英語を使うチャンスです。

「使えた!理解してもらえた!」は、相手の反応があるので一目瞭然です。

始めから質問と答えを練習しておくのも良いでしょう。

一つでも自主的に質問ができたら、頑張りを認めてあげてください。

英会話のレッスンがどんどん楽しくなってくるはずです。

まとめ

お子さまに、飽きずに英語学習をさせる対策をお伝えしてみました。

  1. 学習レベルを子供の能力に合わせる
  2. 自主性を育てる環境作りと声かけを工夫する
  3. ちいさな成功体験を積ませる

これらに注力し、振り返りながら進んでみてください。

最後に

それでも上手くいかないときはあるでしょう。

そんな時は “ You” を非難するのではなく “ I ”メッセージで伝えてあげてください。

子供は、お母さん、お父さんが大好きです。

いつも「認められたい」と思っています。

親の気持ちを素直に伝えていけば、子供は前を向いて歩き出すでしょう。

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