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【英語学習への考え方】英語は本当に必要?英語を勉強する理由

【英語学習への考え方】英語は本当に必要?英語を勉強する理由
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英語コラム

今は世界中の物や情報が、簡単に行き来する時代です。

SNSで、世界からの配信を毎日見ることができますね。

「世界がとても身近になった」と感じる方は多いのではないでしょうか?

このようにグローバル化が進む中で、日本でも、

  • 英語が話せて当たり前の時代になる
  • 英語が話せないと不利になる

と数年前から言われるようになりました。

しかし一方で、

  • 日本に居たら、英語を使う機会はほとんどない
  • 英語が話せなくても全く問題ない

という方が大半なのではないでしょうか?

実際、日本にいて英語を必要としている人は1割程度と推測されています。

そのような現状なら尚更、
「英語が話せなくても、問題ないのでは?」
といった疑問が頭をよぎりますね。

この記事ではそんな疑問を持つ方に、

  • 英語は本当に必要なのか?
  • 英語を勉強する理由は何なのか?

をお伝えしたいと思います。

記事を読み終えた際に、答えが見つかると幸いです。

英語を勉強する理由

英語学習者が、英語を勉強する理由は何だと思いますか?

よく聞く理由を挙げてみます。

  • 世界中の人々とコミュニケーションができ、友達になれる
  • 世界が広がる
  • 海外ドラマや映画を、字幕なしで見ることができる
  • 海外旅行に一人で行っても、現地の人々と楽しく交流できる
  • 入試・就職・昇進・転職に有利

など。

とても魅力的なことですが、「しっくりこない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「言葉を習得する」ということは、もっと本質的な理由があるからだと考えます。

英語を勉強すると良い理由5選

現在、世界の共通語が英語であることは周知の事実ですが、いったい、世界の総人口80億人のうちどの位の人々が英語を話のでしょうか?

マイクロソフトを親会社に持つ「 Linkedin・世界最大級のソーシャル・ネットワークサービス会社」によると、

英語は75か国以上、20億人以上の人々のための公用語であり、7億5000万人の人々が英語を外国語として話している。

とのことでした。

これほど多くの人々に使われている言語は、他にないでしょう。

医療・IT・経済・エネルギー・スポーツ・美術などの公用語は全て英語です。

世界がボーダレスになっている現在、英語はますます身近になっています。

日本に居ても「英語を学び続けたほうが有利」な時代なのです。

その理由を5つ、別の視点からお伝えしていきます。

複数の視点から物事を見て考える力が育つ

言語を学ぶということは、その国の文化や思考を知ることになります。

言葉にはその言語独特の文化や思考が含まれているので、学べば学ぶほど異文化を知ることになります。

例えば、

英語では兄も弟も “brother” といいますね。

英語圏には、上下関係を区別する習慣がないことを知るでしょう。

英語を学ぶということは、英語圏で生活をする人々の思考や常識から価値観までも同時に学ぶことになります。

日本との違いをたくさん発見することでしょう。

異文化を知れば知るほど、日本の常識は世界の常識ではないことに気が付きます。

日本という国の文化や考え方を客観的に捉えることにもつながります。

よって、複合的な視野で物事を考える力が育つでしょう。

最新情報を手に入れる力となる

何か知りたいことがある時、皆さんはどうされますか?
インターネットを利用して情報を検索するのではないでしょうか?

情報は、私たちの行動を左右するほど重要な要素です。
「情報を制する者は、世界を制す」と言われているのを聞いたことがあるのではないでしょうか?

現在、上位1,000万サイトの60.4%は英語で書かれているそうです。

日本語はわずか2.1%程度、とのこと。

その差は約29倍です。

もし英語で情報を得る力があれば、日本語にない情報を手に入れることが可能でしょう。
これによって「人生を大きく動かすような情報に出会える」といっても過言ではありません。

研究者による学術的な発表、医療・科学分野の論文は共通語である英語で書かれています。

英語力の高い人は、英語から日本語に翻訳される前に最新情報を得ることができます。

皆が知らない情報は、とても価値の高いものとなるでしょう。

「最先端の情報を英語で得ることができる」ということは、ビジネスでも成功するチャンスを先取りできる力が備わっていると言えるでしょう。

情報を世界に向けて発信できる

今は個人が活躍している時代ですね。
SNSやブログ・ユーチューブなどで、自分のコンテンツを発信する人は今後も増え続けていくはずです。

そんな中、英語で情報を発信すれば、世界に届けることができます。
英語を使いこなせれば、莫大な数々のコンテンツからの差別化になるでしょう。

日本の文化を英語で紹介したら、世界中からたくさんの反応が得られるかもしれません。

世界中の人とコミュニケーションをとることは、英語を学ぶ醍醐味ではないでしょうか?

世界が舞台になる

英語を使いこなせるようになると、自分を取り巻く環境が変化していくでしょう。

生まれた時に与えられた環境ではなく、学ぶ場所、交友関係、住む場所、から仕事まで、生きていくために必要な選択肢を世界に広げることができるからです。

必要な言語を身に付ければ、その言語を使う国や地域で暮らすことは難しいことではなくなります。

価値観の合う国で、自分らしく自由に生きることが可能になるでしょう。

希少価値が高く、需要のある存在になれる

日本で英語を話せる人はどの位いると思いますか?

正確なデータがないため現在、はっきりとした数字はありません。

ただし、以下のデータから日本人の英語力が分かります。

  1. 非英語圏に住む人々の英語力を測定した指数によると、日本語は111ヶ国語中80位
    (2021年度の78位より更に順位を落としており、低い能力ランクに位置)EF指数
  2. 楽天インサイト(株)が全国20~60代男女に行った調査結果で、英語が得意と答えた割合は8.7%

これら2つを参照しても、まだまだ日本人の英語力は高いとは言えません。

そうした中で、英語が話せる人材は貴重な存在になります。

日本市場は、少子高齢化による経済成長の鈍化に伴い縮小しています。
市場を大きくしていくためには、海外との取引なしでは成立しない時代です。

企業の規模に関わらず、英語を話す人材が更に必要となるでしょう。

「日本の英語話者が、希少価値の高い存在で需要がある」ことは、英語を話す人材の収入の高さからも分かります。

エンワールド・ジャパン社が行った調査によると、年収1000万以上の割合は、

  • 英語レベル上級者においては、60%
  • 英語レベル初級者(挨拶程度)では、10%

であり、英語レベルと年収には相関関係がみられたということです。

(参照:英語レベルと年収

専門分野×英語で唯一無二の存在になれる

「今の時代は好きなことをして、才能を生かして生きるために時間を使った方がいいのでは?」

と考える保護者の方も多いことでしょう。

確かに今は「才能を生かして好きなことを」という風潮が見られる時代ですね。

でも、誰もが上手くいくとは限りません。

そこで、英語が得意ならば「専門分野×英語」で、周りから頭1つ上に抜け出すことができると考えます。

ITの専門性×英語が話せる人材は現在でも需要が高いです。

もし魚の知識が豊富な「さかなクン」に英語力があったら、世界中から引っ張りダコでしょう。

まとめ

ここまでに、英語を勉強すると良い理由の5つ

  1. 複数の視点から物事を見て考える力が育つ
  2. 最新情報を手に入れる力となる
  3. 情報を世界に向けて発信できる
  4. 世界が舞台になる
  5. 希少価値が高く、需要のある存在になれる

をお伝えしてみました。

どのように感じたでしょうか?

「英語を勉強することが必要かどうか?」

その答えは本人の中にあります。

英語を使いこなす未来を描くことができれば、その道を切り開くことができるでしょう。

しかし、小さい子供が判断するには経験も材料も不足しています。

子供が判断できるようになるまでに、親の価値観で「必要・必要ない」を決めてしまうと、後に後悔することになってしまうかもしれません。

親は子供の一番の応援団になって、知的好奇心を伸ばす働きかけをしてあげて欲しいと思います。

言語の習得は長い道のりです。
習得能力が高い子供のうちから少しずつでも英語学習を続けることは、決して無駄にはならないはずです。

世界に視野を広げ多様性を学ぶことは、「子供が成長する」過程でとても大切なことだからです。

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