【今月の英単語シリーズ】4月にまつわる英単語一覧
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4月は新しい環境が始まる月ですね。
どんな年度になるのかドキドキ、わくわくしているのではないでしょうか?
この記事は「今月の英単語シリーズ」です。
4月に相応しい英語や雑学を紹介していきます。
【4月】を英語で表す
4月:April(エイプルゥ)
「4月」は英語でAprilですね。
古代ローマにて使われていたラテン語では、4月をAprilis(アプリリス)と言います。
英語のAprilはこのラテン語が語源です。
Aprilisには「開く」という意味があり、つぼみの開く「4月」を意味するようになったという説があります。
【4月】の星座を英語で表す
おひつじ座(3/21-4/19)
Aries(エアリィーズ)
おうし座(4/40-5/20)
Taurus(トォーラァス)
12星座が「おひつじ座」から始まる理由をご存知ですか?
おひつじ座は3/21日から4/19日生まれの誕生星座ですね。
そして3/21日は春分の日、昼と夜の時間が同じになる日です。
この日を境に「昼の時間が長くなっていく」ので、春分の日は宇宙にとっての新年なのです。
宇宙にとっては「おひつじ座」が始まりの星座なのですね。
【春】の旬の食べ物を英語で表す
春キャベツ:spring cabbage(スプリング キァビィヂ)
しらす:whitebait (ワァイトゥベェイトゥ)
春キャベツ [spring cabbage]
春は、キャベツが美味しい季節ですね。
春キャベツは「春 / スプリング」をつけて、”spring cabbage”と言います。
春キャベツはふんわりと巻いた葉っぱが鮮やかで、葉が柔らかいのが特徴です。
甘くて柔らかく、どんなお料理にもあうでしょう。
日本語では「キャベツ」と言いますが、英語の発音とは少し異なります。
・cabbage [kǽbidʒ]:キァビィヂ
何度か練習してみてくださいね。
しらす [whitebait]
しらすとは、体に色素を持たない「透明な稚魚の総称」です。
イワシ・鮎・ウナギ・ニシンなどの子供たちのことなので、
baby sardine(赤ちゃんイワシ / ベェイビィ サァーディーン)とも呼ばれています。
しらすという魚がいるわけではなく、茹でると白くなるので、白子(しらす)なのですね。
しらすに関連した英語をご紹介します。
しらす
・whitebait
・baby sardine
生しらす丼
・fresh whitebait bowl
しらす干し(ちりめん)
・dried whitebait
冬の間は自然保護の観点から、しらすを獲ることは禁止されているのですが、3月中旬頃には「解禁」となります。
漁獲量の多い4月に「新鮮な生のしらす」を水揚げ漁港に食べに行くのも良いかもしれませんね。
【4月】のイベントを英語で表す
エイプリルフール
April Fool’s Day
入学式
entrance ceremony
お花見
cherry blossom viewing
イースター
Easter
エイプリルフール [April Fool’s Day]
4月1日 [April 1st] はエイプリルフールの日ですね。
エイプリルフールとは、「罪のない噓をつくことが許される日」とされています。
起源はイギリス、フランス、インドなど諸説ありますが、これらの風習が日本に伝わったのは大正時代でした。
当時はエイプリルフールの日に騙された人を「4月馬鹿」とからかっていたようです。
最近では、国内外の企業で「噓の広告や情報発信」が話題になっていますね。
例えば2022年度では、
- ケンタッキー・フライド・チキンが「月面店」をオープンしたと公式Twitterで発表
- 楽天モバイルが、つまようじで操作する「史上最少スマホ」を発売
など。
「あり得ないけどあったら楽しい」と思わず笑ってしまうような、エイプリルフールの噓とわかるようなネタを投稿しています。
今年はどんなネタが発信されるのでしょう。
入学式 [entrance ceremony]
4月と言えば、新年度の始まりです。
年度の初めには、幼稚園から企業まで「新しい仲間」を迎えてお祝いする式典がありますね。
日本人の私たちにとって、この行事は毎年の風物詩ですが、この慣習は、日本独特の文化と言えるでしょう。
海外では「入学式」といった節目の儀式はなく、新学期の1日としてスタートします。
よって、外国の方には入学式といった概念がありません。
入学式を英語でentrance ceremony(エントランス セレモニー)と言いますが、説明を加える必要があるでしょう。
1例をご紹介します。
<例>
- School entrance ceremonies are held in Japan.
日本では、入学式が行われます。 - It’s the welcome ceremony for new students.
それは新年生のための歓迎式典です。
日本では4月に新学期が始まりますが、海外の多くの学校は9月にスタートします。
日本に詳しくない外国の方には次のような補足も必要でしょう。
- In Japan, the new school term starts in April.
日本では、新学期は4月に始まります
新学期の言い方
- new school term
- new school year
- new semester(シィメェスタァ)
「入学式おめでとうございます」は、
“Congratulations on your entrance to school.”
と表現すると良いでしょう。
お花見 [cherry blossom viewing]
お花見といえば、「桜の木の下で宴会を楽しむこと」という代名詞にもなっていますね。
桜は日本を象徴する花であり、「お花見」は日本独特の文化です。
始まりは、奈良・平安時代の上流階級の人々によるものでした。
宮廷より桜を眺めて春の和歌を詠み、桜の木の下で宴会を楽しんでいたようです。
江戸時代に入ると京都を中心にしていた桜は、接ぎ木や押し木されて全国各地に広がっていきます。
桜が広がると同時に、民衆の間でも「お花見」が楽しまれるようになりました。
その風景は今とあまり変わりがないようです。
お花見に関連した英語をご紹介します。
- お花見
cherry blossom viewing - 桜の花
cherry blossoms - 桜の木
a cherry tree - 桜が満開です
Cherry blossoms are in full bloom. - 桜の木の下で宴会を楽しむ
enjoy a picnic under cherry trees. - 桜吹雪
a shower of cherry blossoms
イースター [Easter ]
イースターとは、十字架にかけられたイエス・キリストが死後3日後によみがえった「復活」を祝う日で、キリスト教徒にとってはとても大切な祝日です。
イースターは「年によって日付が変わる移動祝日」なので、毎年違う日になりますね。
2023年のイースターは4月9日です。
(※春分の日の後に来る満月を過ぎた、次の日曜日がイースターの日)
Easterに関連する言葉を紹介します。
Easter egg
ゆで卵の殻にペイントしたカラフルな卵のことを指します。
卵は「新しい命の象徴」とされており、イースターには欠かせないものです。
Easter bunny
卵を運んでくるうさぎをイースターバニーと呼びます。
多産のうさぎは、新たな命の象徴にぴったりです。
まとめ
4月にまつわる雑学と英語をご紹介しました。
たくさんのイベントで楽しい1ヶ月になりそうですね。
皆さまもこの4月、新年度に向けて「お子さまと一緒にやってみたいこと」を、リストアップしてみてはいかがでしょうか?
新しい何かに出会えるかもしれません。