【子供英会話】オンライン英会話でフォニックスは身につけられる?
- カテゴリー
- 英語コラム
- 「フォニックスを学ぶと良い」と聞くけど、実際どんな効果があるのだろう?
- オンラインレッスンでフォニックスを学べるのかな?
この記事を訪れてくださった保護者さまは、この様な疑問をお持ちではないでしょうか?
フォニックスを学ぶことは、とても大切であると考えます。
そしてオンライン英会話は、フォニックスを学ぶのに適していると言えます。
この記事では、これらの理由を、「フォニックスって何?」という保護者さまにも分かりやすく、丁寧に解説していきます。
フォニックスとは?
フォニックスとは、子供たちに「読み方」を教えるための教育方法です。
アルファベットには、
- A(エイ)B(ビィー)C(シィー)という「名前読み」
- A(ア)B(ブ)C(ク)という「音読み」
があります。
このアルファベットの持つ「音と、文字のつづり」の関係を理解させて、単語の読み方を教える手法をフォニックスといいます。
アルファベットの「A~Zの音」に加え、アルファベットを「2つ以上組み合わせた音」や、ある一定の規則を学んでいきます。
- アルファベット26文字の音
- sh /th/ai/oa/ee/oo/owなど、一般的な組合せ
- ある一定の規則
これらを学ぶことで、知っている単語は「文字と、発音の対比」が出来るようになり、
知らない単語はある程度推測して読めるようになるという事です。
例えば、“ cup ” という単語を音素で分けると
C・U・P
C:ク(口の奥で息だけでク)
U:ア(小さなびっくりでア)
P:プ(唇を閉じてから息をプ)
となっているのでCAPを ”cup” 「カァプ」と読むことが分かります。
なぜフォニックスを学ぶことが大切なのか?
英語のアルファベットを覚えることは、基礎的な学習ですね。
同じく、アルファベットの持つ「音」を知ることも、英語を学ぶ基礎的な学習です。
基礎をしっかりと固めることは、後々の学習を効率的にします。
ネイティブの子ども達は、アルファベットの形を認識した後、「音」を理解していくのが通常のプロセスです。
小学校に入って文章を本格的に読んでいく段階の前までに、アルファベットの音を2つ組み合わせた音 [sh] や [th] などは習得しています。
英語圏の子供たちも、文章を読む段階に入る前に、フォニックスを学んでいることが一般的なのです。
英語が読めるようになると、自分で学習が出来るようになります。
日本語を学ぶ過程でもそうだったように、自分から進んで文字を読み始めるでしょう。
日常会話では得られない語彙やフレーズも、絵本や教材を通して増やすことができます。
目からの刺激は、学習内容を定着しやすくするので学習効果はより高くなります。
しかも、フォニックスを学ぶと得られる力は「読む力」だけではありません。
以下に見えてきた「日本人がフォニックスを学ぶメリット」をお伝えします。
日本人がフォニックスを学ぶメリット
フォニックスは、ネイティブの子ども達に「英語の読み方」を教えるための手法です。
この手法を非ネイティブの日本人が学ぶことで「読む力」を育てるのみならず、英語力そのものを上げる手助けになることが分かっています。
その他メリットを2つご紹介してみます。
- 日本語にない音を学ぶので、発音がネイティブの英語に近づく
- 正しく発音できれば聞き取れるので、リスニング力が上がる
順番に解説していきます。
日本語にない音を学ぶので、発音がネイティブの英語に近づく
日本語と英語は、音が異なりますね。
日本人の話す英語が、日本語の持つ音になるのは当然のことです。
ただし、「英語の音」の出し方を正しく学ぶことで英語らしい発音になります。
例えば英語の “ f ” の音は、下唇に上の前歯を軽く乗せて「息を、無声音でふー」と吐くことで出せる音です。
日本語にはない口の形ですね。
英語の「4」という数字の [four] を日本語の口で読むと「フォー」となり、唇に上の前歯が付くことはないはずです。
皆さまも一度、試してみてください。
全く違う音になりませんか?
ちなみに、幼児期から英語に触れている場合、自然に聞いた音を再現して “ f ” の音を出せているはずです。
お子さまを観察してみてください。
言語を学ぶには「臨界期」があり、9歳位を境に「自然に学ぶ力」が低下していくことが研究結果でわかっています。
フォニックスを学ぶのは「音」が関係しているため、早い時期に学ぶ方が習得は早いでしょう。
英語の音の数は日本語と比較にならないほど多いので、全て学ぶことは難しいのですが、「基本的な英語の音」を正しく学ぶと、より英語らしい発音で話せるようになります。
大人学習者の中でもフォニックスを学ぶと「発音が綺麗になる」と話題になっています。
正しく発音できれば聞き取れるので、リスニング力が上がる
日本語と英語では音が異なります。
覚えた音と違う音が聞こえてくるので、聞き取ることが難しく感じるのです。
英語のフォニックスを学ぶことによって、正しい英語の音で発音ができるようになっていきます。
正しく発音できるということは、英語との間に「音の違い」はありません。
よって、聞き取ることは難しくなくなるでしょう。
英語は日本語にない、強弱(ストレス)のある言語です。
正しく発音することで、この強弱も同時に習得できます。
単語を正しく発音できることが、リスニング力を上げる全てではありませんが、基本的な要素であることは間違いないでしょう。
フォニックスはネイティブ講師に習うべき?
フォニックスという英語の音を学ぶなら、ネイティブ講師の方が良いと考えますね。
耳の良い幼児期であれば、ネイティブ講師の発話した「音のみ」で自然に習得してしまうでしょう。
幼児期は耳が良いことに加え、あごと舌の可動域がとても広いことから、聞いた音を自由自在に真似することができるからです。
しかしある程度、日本語が「母国語」として確立してしまう小学生になると、音を聞いて正しい音を出すことは難しくなります。
学ぶことが必要です。
その場合、自然に習得したネイティブ講師よりも、自らも「第二言語」として英語を習得した非ネイティブ講師に習う方が近道かも知れません。
なぜなら、難しい音や発音しにくい音を「より分かりやすく教えることができる」からです。
学ぶ立場に寄り添うことができるので、音を発するための口周りの動きや音などをゆっくり、丁寧に教えてくれることでしょう。
子供たちもこのような指導であれば、聞き取りやすく発音しやすくなります。
家庭学習でも「音源」を利用して繰り返し発音の練習することで、英語の発音に必要な口周りの筋肉が鍛えられていきます。
オンライン英会話レッスンでフォニックスを身につけよう!
フォニックスを身に付けるには、オンライン英会話レッスンが良いと考えます。
オンライン英会話のほとんどは、「1対1の対面」であるため、個人のニーズを要求しやすいからです。
画面越しで対面しているので、先生の「口周りの動きがよく見える」ことや、ヘッドセットを使えば、「先生の発音を耳元で確認できる」ことが大きなメリットです。
「フォニックスに特化」したレッスンカリキュラムがあるのであれば、受講をお勧めします。
集中的に学ぶことができるので、理解だけでなく能力も高まります。
その後の学習効率も高まるので結果、英語の4技能が大きく向上するでしょう。
YouTubeなどを活用することはとても効果的ですが、正しい音が出せているか否かは、判断できません。
また学習的な要素が多いため、つまらなく感じてすぐに飽きてしまうお子さまが多いのではないかと推測します。
これらを併用しながらも、講師から「楽しく正しく学ぶ」ほうが効果的でしょう。
【最後に】QQキッズのフォニックス専用カリキュラム[Magic phonics] のご紹介
フォニックスを学ぶ大切さとメリットをお伝えしてみました。
フォニックスを学ぶことで得られるメリットを是非、QQキッズの「Magic Phonics(マジック フォニックス)」で体験して欲しいと思います。
QQキッズの「Magic phonics」は、正しい発音で、段階的に長文までスラスラと読めるようになるよう体系化されたカリキュラムです。
「非ネイティブ圏の生徒に英語を教える専門資格 (TESOL) 」を取得している講師陣が、お子さまに寄り添った細かなアプローチで、楽しいレッスンを提供しています。
まずは、無料体験から一歩踏み出してみませんか?
英語力向上への架け橋になることでしょう。