【今月の英単語シリーズ】6月にまつわる英単語一覧
- カテゴリー
- 英語コラム
6月と言えば「梅雨」の時期です。
雨の日が続くと憂鬱に感じることもありますね。
梅の雨と書いて「つゆ」と呼ぶのは、梅の実が熟す頃に降る雨の象徴として、「梅雨」と呼ばれるようになったという説があります。
この記事は、毎月お届けする「今月の英単語シリーズ」6月編です。
気象庁によると、6月は「夏」と定義されています。
ジメジメとした蒸し暑い日、雨で肌寒い日、を繰り返して本格的な夏に向かう月でもありますね。
そんな6月に関連した英語や雑学をご紹介していきます。
【6月】を英語で表す
6月
June(ヂューン)
「6月」は英語でJuneです。
6月の花嫁を「ジューンブライド (June bride)」と言いますね。
「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えを聞いたことがあるのではないでしょうか?
ギリシャ神話に出てくる6月の女神・Juno(ヂューノォゥ)が「幸せな結婚生活の守護神だから」というのが、理由です。
6月を英語でJuneというのは、女神Junoに由来しています。
梅雨のないヨーロッパでは、新緑が鮮やかな6月は結婚式のベストシーズンなのでしょう。
【夏】を英語で表す
夏
summer(サァマァ)
夏を英語でsummerといいます。
夏に関連する英単語をご紹介します。
- 夏休み:summer vacation
- 夏祭り: summer festival
- 日焼け: sunburn
- 水着:swimsuit
- ビーチサンダル: flip flops
- 花火 : fireworks
- かき氷 : shaved ice
- 麦わら帽子: straw hat
- セミ : cicada(シィケェィダァ)
- カブト虫 : rhinoceros beetle(ラァィナァサァラァス ビィートォル)
- クワガタ : stag beetle(スタァグ ビィートォル)
- 蛍 : firefly
- 虫籠 : insect cage
- 虫取り網 : insect net
- 海で泳ぐ: swim in the sea
- ビーチで日光浴を楽しむ : enjoy sunbathing on the beach
- 水着を着る: put on a swimsuit
夏休みが待ち遠しくなりますね。
【6月】の星座を英語で表す
ふたご座(5/21-6/21)
Gemini(ヂェマナァイ / ヂェミニ)
かに座(6/22-7/22)
Cancer(キァンサァ)
誕生星座の12星座は、その月の夜空で見ることはできません。
誕生星座とは、生まれた時に「太陽がその星座の位置にいたこと」を表します。
6月の星座「ふたご座」と「かに座」は今、太陽と一緒に動いているので、夜は見ることができないのです。
誕生星座を見つけることができるのは、春の星座であれば、冬。
夏の星座であれば、春が見頃となります。
天文学的な夏( 夏至6/21から春分の日9/23 )には、夏の大三角形が楽しめます。
- こと座のベガ(織姫)
- わし座のアルタイル(彦星)
- 白鳥座のデネブ
天の川を挟んで明るく輝いている3つの星を探してみてくださいね。
【夏】の食べ物を英語で表す
メロン:melon(メェラァン)
ピーマン:green pepper(グリィーン ペッパァ)
鮎(あゆ):sweet fish(スウィート フィッシュ)
メロン [ melon ]
果肉が柔らかく甘くて香り高いメロンは6月頃、出荷のピークを迎えます。
メロンと言えば表皮の網目ですが、「網目は何のため?」「どうやってできるの?」と、不思議に思ったことはないでしょうか?
メロンは成長する過程で皮にひび割れが生じます。
そのひび割れを修復するために、分泌された「スべリン」が固まって網目を作るのです。
均一に網目が盛り上がっているメロンが美味しいそうですよ。
メロンは英語でmelonといいますが、「リンゴのようなウリ」を意味したギリシャ語のmēlopepōnが語源です。
メロンはビタミンCやカリウムが豊富なので、夏バテ予防に適しています。
暑い国タイやベトナムなどでは、安価なメロンをジュースにして飲んでいます。
甘くて香り高い、冷たいメロンジュースは夏の飲み物に良さそうですね。
ピーマン [ green pepper ]
夏に旬を迎えるピーマンは、色が鮮やで風味が豊かです。
ピーマンとカタカナ表記される野菜なので、「英語でもピーマン?」と思いがちですが、ピーマンは英語でgreen pepperと言います。
17世紀にスペインから伝わったピーマンは当時、唐辛子 [chili pepper] と呼ばれていました。
辛味成分がないことから、呼び名がgreen pepperに変わったようです。
ピーマンが熟すと色が赤くなりますね。
「赤いピーマンもgreen pepper?」 と思いませんか?
赤いピーマンはred pepperと言います。
パプリカなどを含む「ピーマン全体」を、bell pepperと呼びます。
“red bell pepper” は赤いパプリカを指すのが一般的です。
鮎 [ sweet fish ]
6月は鮎が旬を迎えます。
この時期の鮎は脂がのって身がしまっており、最も美味しい時期と言われています。
鮎は日本全国の清流で釣りを楽しむことができますね。
釣った鮎を塩焼きにして食べるのは、夏の風物詩となっています。
皆さんも一度は体験されたことがあるかもしれませんね。
鮎の塩焼きを英語で
- salt-grilled sweet fish
といいます。
6月のイベントを英語で表す
夏至
summer solstice(サァマァ サァルスティス )
梅雨入り
beginning of the rainy season(ビィギィニング オブ ザ レェイ二ィ シィーズン)
父の日
Father’s Day(ファーザァズ デェイ)
夏至 [ Summer solstice ]
2023年度の夏至の日は、6月21日(水)[June 21st]です。
この日が北半球においては、一年で最も昼が長い日になります。
夏至を英語でsummer solstice(サァマァ サァルスティス )と言います。
solsticeとは夏至や冬至の至点、分岐点を意味するのですが、聞きなれない単語ですね。
簡単にmidsummer「ミィ(ド)サァマァ」と表現しても良いでしょう。
梅雨入り[ beginning of the rainy season ]
2023年度の梅雨入りは、暦上では6月11日 [ June 11st ]ですが、毎年気象庁の発表をもって日本各地の梅雨入りを知らされますね。
今年は5月18日に、沖縄が梅雨入りしました。
九州から関東は例年通り6月の上旬、東方は6月の中旬を予定しているそうです。
梅雨に関連する英語をご紹介します。
- 梅雨 : rainy season
- 傘をさす : open an umbrella / use an umbrella
- 長靴をはく: put on rain boots
- カタツムリ: snail
- 紫陽花 : hydrangea (ハァイドゥレェィンヂィア)
“hydrangea” は梅雨の象徴のような花ですね。
父の日[ Father’s Day ]
6月の第3日曜日 [ the 3rd Sunday in June ] は父の日です。
今年は6月18日 [ June18th ] ですね。
父の日を祝う風習は、1950年頃にアメリカから伝わり徐々に広がっていきました。
アメリカでは赤いバラ(亡くなった父には白いバラ)を贈るのが一般的ですが、日本では、1981年に始まった「父の日、黄色いリボンキャンペーン」がきっかけとなり、黄色い花を贈ることが、定着したようです。
黄色は「家族の愛情と尊敬を表す色」ということをご存知でしたでしょうか?
いつも家族のために頑張ってくれるお父さんに、感謝の気持ちを込めて「黄色いバラ」を贈るのも良いかもしれません。
まとめ
6月にまつわる英語と雑学をご紹介しました。
雨の日が多い6月ですが、映画鑑賞をしたり、読書をしたり、エクササイズやヨガをしたり、室内プールで泳いだり、楽しめる過ごし方はたくさんありそうです。
音楽を聴いたり、アロマをたいたりして「リラックスする時間」も作れるといいですね。
梅雨時期を元気に乗り切りましょう!