目指せ英検準2級合格!「レベル・合格点・単語数」など、徹底解説!
- 「英検準2級のレベルはどれくらい?」
- 「英検準2級の単語数や合格点は?」
このようなお悩みはありませんか?
本記事では、英検準2級のレベルや必要な単語数、合格点など、準2級受験者必見の内容をお伝えいたします。
これらを事前に知っておくことで、その後の勉強の筋道が立ちます。
ぜひ最後までご覧になって、英検受験対策にお役立てくださいね。
英検準2級のレベルはどれくらい?
英検準2級のレベルは「高校中級程度」、言い換えると「高校2年生レベル」であると言えます。
英検3級のレベルが「中学卒業程度」ですから、いっきに難易度が上がることがわかりますね。
当然のことながら、準2級は5級・4級・3級で問われる英語力がある前提での出題範囲となりますので、中学で習ってきた内容をおろそかにしてはなりません。
準2級の内容を勉強するのはもちろん大切なことですが、これまでの中学英語で習った内容(5級・4級・3級)をしっかりと身につけたうえで挑戦することをおすすめします。
中学英語が抜けていると、準2級合格は難しくなってしまいます。
英語にあまり自信が持てない方や英検を受験したことのない方は、まずは基礎固めとして中学英語や英検3級の単語帳やテキストから始めてみるのもよいでしょう。
単語を覚えることは英検に合格するうえで、必ず通らねばならない道です。
旺文社出版の『英検準2級でる順パス単5』など、自分に合った単語帳を1冊お手元に用意し学習を進めていきましょう。
では実際に英検準2級に必要な単語数は、どれくらいなのでしょうか。
英検準2級に必要な単語数はどれくらい?
英検準2級に必要とされる単語数は、一般的に「2,600語~3,600語程度」と言われています。
英検3級の単語数が「1,250~2,500語程度」なので、約2倍とも言えるほどの単語数です。
なお、英検準2級の範囲に出てくる「動詞」を下に5つ挙げてみましたので、参考にしてみてください。
単語(動詞) | 意味 | 例文 |
bear | ~を我慢する | I can’t bear the cold in Hokkaido. 北海道の寒さには耐えられないよ。 |
delive | ~を配達する・伝える | She delivered a speech. 彼女は演説をしました。 |
practice | ~を練習する・実行する | He practices playing soccer every day. 彼は毎日サッカーの練習をします。 |
rent | ~を賃借する・賃貸する | He rented an apartment for a year. 彼は1年間アパートを借りました。 |
suggest | ~を提案する・暗示する | She suggested going shopping together. 彼女はいっしょに買い物に行くことを提案しました。 |
上に挙げた単語はほんの一例です。
英検を受験したことのない方は、まずは単語帳を手に取り準2級ではどんなレベル感の単語が求められているのかについて、チェックされることをおすすめします。
英検準2級の合格点はどれくらい?
2016年度より、英検は従来の合否判定方法から、統計的手法を用いてスコアを算出するという方法に変わっています。
英検準2級の合格点は以下の通りです。
- 一次試験:1,322点(1,800点満点)
- 二次試験:406点(600点満点)
各技能にスコアを均等に配分しているため、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)が各600点、二次試験(スピーキング)が600点になります。
合格点(合格基準スコア)は変動しないため、上記以上のスコアを取得できれば合格ということになります。
ただし、回次により同じ正答数であっても受験する回によってスコアが異なってくるため、正答数で合否を判断することは難しいでしょう。
少しでも合格に近づくためには、合格に必要とされる単語や熟語をマスターし、各技能をバランスよく学習して極端な苦手分野を作らないことが大切であると言えます。
例えば、ライティングで失敗をしてしまい、10点しか点数が取れなかったというケースを考えてみましょう。
リーディングとリスニングを頑張りそれぞれ満点を取ったとしても1200点にしか及ばず、ライティングで得られた10点の点数を足しても合格点には及ばないことになります。
これが各技能バランスよく点数を取ることが推奨されている所以です。
苦手分野があればそこを重点的に学習するなどし、全ての分野において極端な点数になることのないように準備していきましょう。
英検準2級の問題形式や試験時間は?
出典:「準2級の試験内容」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
英検準2級になると、3級から登場するライティング試験や二次試験が入ってきます。
英検準2級の一次試験は、筆記(リーディング・ライティング)75分とリスニング約25分で構成されています。
筆記だけで75分という長丁場のため、前半パートで疲れてしまい後半のリスニング試験で聞き取りが思うようにいかなかったという声は実際よくある話です。
英検準2級の一次試験はトータル約100分という長丁場ですから、ここは集中力を切らさずにのぞみたいところです。
普段から本番同様の試験時間で問題を一通り解くなどしたり、試験が近づいてきたら模擬試験DAYを設けてみたりするなど、本番を意識した時間を設けるようにしましょう。
英検準2級の二次試験は約6分です。
簡単なあいさつの後は「問題カード」に沿って面接が進みます。
英検準2級の試験の流れは以下のようになります。
- 音読
- パッセージについての質問(1問)
- イラストについての質問(2問)
- 受験者自身の意見などが問われる質問(2問)
英検準2級の二次試験に関しては、過去のコラムにて詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ下記リンクからご覧になってみてください。
また二次試験対策としては、スピーキング力向上を意識した定期的な会話練習、そして該当級に特化した面接対策が重要となります。
各質問にどのように答えていけばよいかに関しては、基本のテクニックを押さえながら答えていくのがポイントになります。
答え方をつかんだ後は、英語話者との実践形式でご自身のスピーキング力を向上させていきましょう。
まとめ
本記事では英検準2級のレベルを始め、合格に必要な単語数や合格点を解説しました。
英検準2級の概要は以下の通りです。
- レベル:高校中級程度(高校2年生レベル)
- 合格点:一次試験 1,322点(1,800点満点)
- 二次試験 406点(600点満点)
- 単語数:2,600語~3,600語程度
英検は出題傾向や問題形式などが一定となっています。
したがって英検受験には英検に特化した対策をすることで、より合格に近づきやすくなると言えるのです。
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英作文のレッスンは、英作文だけではなくスピーキング向上にもつながります。
ここはしっかりと時間を取って、本番に挑むようにしましょう。
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また、一次試験に合格した方におすすめなのが、二次試験対策のカリキュラムです。
英検3級・準2級・2級・準1級に対応しており、本番さながらの模擬面接を通してスピーキング力を強化できます。
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