【中高生は必見!】「英検3級・準2級・2級」のレベルや合格率など徹底解説!
- 「中高生に人気の英検3級・準2級・2級とは?」
- 「英検3級・準2級・2級のレベルや合格率ってどれくらい?」
そんな疑問をお持ちの方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うとレベルはさておき、現在英検の合格率は公表されていません。
しかし、公表されていた頃の過去データに基づき、合格率の予測をすることは可能です。
今回は中学生・高校生から関心の高い「英検3級・準2級・2級」のレベルや合格率、そして現在の中高生の英語力がどれくらいであるのかについても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
「英検3級・準2級・2級」のレベルはどれくらい?
はじめに英検各級のレベルを見ていきましょう。
出典:「英検の7つの級と特徴」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
英検公式サイトによれば
- 英検3級のレベルは「中学卒業程度」
- 英検準2級は「高校中級程度」
- 英検2級は「高校卒業程度」
となっています。
英検が中学・高校入試に優位に働くこと、また英語力を測る位置づけとして多くの中高生が英検を活用しているのは事実です。
このような背景から、「英検3級・準2級・2級」受験は特に中高生からの関心が高いということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
実際、中高生の英語力というのは確実に上がってきています。
下記コラムも、ぜひ参考にしてみてください。
目指せ英検3級合格!「レベル・合格点・単語数」など、徹底解説!
目指せ英検準2級合格!「レベル・合格点・単語数」など、徹底解説!
【2023年最新】中高生の英語力の推移
現在の日本の中学生・高校生の英語力はどれくらいなのでしょうか?
出典:「中学生の英語力」令和4年度「英語教育実施状況調査」概要.文部科学省.
文部科学省が発表した最新の調査をご覧ください。
これを見ると、CEFR A1レベル(英検3級レベル)相当以上を達成した中学生の割合は、令和4年度で49.2%と国が掲げる目標値(50%)まであとわずかというところで、年々右肩上がりで推移していることが分かります。
このまま順調にいけば、目標とする5割の中学生が英検3級レベルの英語力を有するという状況はそう遠くない未来であることは確かでしょう。
次に高校生の英語力の推移を見ていきます。
出典:「高校生の英語力」令和4年度「英語教育実施状況調査」概要.文部科学省.
高校生も中学生と同じような傾向が見られます。
CEFR A2レベル(英検準2級レベル)相当以上を達成した高校生の割合は令和4年度で48.7%と、国が掲げる目標値(50%)に向かって、年々右肩上がりで推移していることが分かります。
また、CEFR B1レベル(英検2級レベル)相当以上を達成している高校生は、令和4年度でなんと21.2%と、2割を超える高校生が英検2級以上のレベルを有しているという状況です。
昨今においても学習指導要領が改訂され、中学校では2021年度、高校では2022年度より新学習指導要領が実施されているところです。
まさに国を挙げての英語教育改革が進んでいる中で、英検などの英語検定試験への関心はますます高まり、今後も中高生全体の英語力は上がっていくことでしょう。
このように世間の注目が増している英検ですが、実際中高生の多くが受験する「英検3級・準2級・2級」の合格率は、いったいどれくらいなのでしょうか?
「英検3級・準2級・2級」の合格率はどれくらい?
結論から言ってしまえば、残念ながら現在では英検の合格率は公表されていないというのが実情です。
しかし、実際公表されていた2015年までのデータをもとに、現在の合格率を予測することは可能です。
この過去データに基づく「英検3級・準2級・2級」の過去3年分の合格率を見ていきましょう。
3級 | 準2級 | 2級 | |
2013年 | 53.4% | 35.9% | 26.2% |
2014年 | 54.6% | 35.7% | 25.1% |
2015年 | 52.9% | 36.7% | 26.4% |
参考:「英検級別の合格率」English Navi
ざっくり言うならば、
- 英検3級の合格率は50%超え
- 準2級の合格率は35%超え
- 2級の合格率は25%超え
といったところでしょうか。
英検級が進むにつれ、当然合格率は下がっていきます。
レベルが上がるので、当然と言えば当然ですね。
なお、ここで言う合格率というのは「合格者数÷志願者数」の数値です。
実際、受験をしなかった(欠席した)志願者数も含まれているため、実際の合格率というのはもう少し高い可能性があります。
現在の合格率も、これくらいの合格率で推移していることが考えられるので、ぜひ参考にしてみてください。
「英検3級・準2級・2級」二次試験の合格率はどれくらい?
英検二次試験の合格率に関しては、2011年まで公表がされていました。
かなり古いデータになりますが、過去3年分の合格率をそれぞれ見ていきましょう。
3級 | 準2級 | 2級 | |
2009年 | 92.4% | 82.4% | 80.5% |
2010年 | 92.6% | 83.2% | 80.9% |
2011年 | 92.5% | 83.0% | 82.3% |
参考:「級別(年度別)の二次試験合格率」English Navi
こちらもざっくり言うならば、以下のような割合となっています。
- 英検3級が9割超え
- 英検準2級が8割超え
- 英検2級が8割超え
このように、英検二次試験に関して言えば比較的多くの受験者が合格していることが分かります。
二次試験(面接)の準備をきちんと行い、面接官の問いに対し的を射た回答をしていれば、合格は難しくないと言えるのではないでしょうか。
面接で問われる内容や流れはある程度決まっていますので、本番までに練習を重ね自信を積み上げていくのがベストな面接攻略法です。
各問いに対する答え方を頭に入れたら、スピーキングパートナーなどの練習相手といっしょに模擬面接を行ってみてください。
自分では気づけないようなミスや、新たな気づきを得られることでしょう。
英検二次試験については、以下コラムにて概要や全体の流れを解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
本記事では中高生から人気のある「英検3級・準2級・2級」のレベルや合格率をはじめ、現在の中高生の英語力についても解説しました。
「英検3級・準2級・2級」のレベル・合格率の概要は以下の通りです。
- レベル
英検3級「中学卒業程度」
英検準2級「高校中級程度」
英検2級「高校卒業程度」 - 合格率(全体)
英検3級「50%超え」
英検準2級「35%超え」
英検2級「25%超え」 - 合格率(二次試験)
英検3級「9割超え」
英検準2級「8割超え」
英検2級「8割超え」
英検は出題傾向や問題形式などが一定となっています。
したがって英検受験には英検に特化した対策をすることで、より合格に近づきやすくなると言えるでしょう。
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ここはしっかりと時間を取って、本番に挑むようにしましょう。
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