子どものオンライン英会話の効果を徹底検証
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オンライン英会話が日本で普及し始めたのは、今から20数年前頃からです。
それまでは、英会話と言えば「決められた曜日と時間に、ネイティブ講師がいる教室へ通ってグループレッスンをする」のが当たり前でした。
オンライン英会話が登場した当時は、純粋な勉強目的よりも、物珍しさのほうが勝っていたように思います。
今では英会話を始めるツールの代表格がオンライン英会話となりました。
でも、オンライン英会話って、本当に効果があるんでしょうか？
本記事では、現場のリアルな声をお届けするため、「オンライン英会話を利用したことがあるお子さまの保護者さま」16名を対象にアンケートを行い、利用者のホンネをずばり伺いました。
これからオンライン英会話の受講をお考えの保護者さま必読の内容です。
オンライン英会話の特徴
オンライン英会話は、インターネットを通じて英会話を受講するサービスのことです。
対面式の英会話教室と違い、時間や場所に縛られることなく勉強ができるため、英語学習者に広く支持されています。
また多くのオンライン英会話スクールは対面式よりも低価格でサービスを提供しているため、英会話を始めるハードルが下がり、一般へ普及するひとつの要因となりました。
オンライン英会話のメリット
オンライン英会話には多くのメリットがあります。
- 好きな時に好きな場所で受けられる
- 講師に気を使うことなく、自分に合う人を選べる
- インターネットとデバイスがあればどこでも受講できる
- テキストがいらない（内容による）
- お手頃な価格
- 基本的にマンツーマンで行われる
これだけ多くのメリットがあるのなら、英語が必要な人であれば、一度も検討しないほうが不思議ということになりますね。
もちろんオンライン英会話にはデメリットも存在します。
- 人気の講師は予約が取れない
- ネイティブ講師は高い
- 講師の質にばらつきがある
- インターネット環境によってレッスンが途切れることがある
- 簡単に始められるが、簡単にあきる
インターネットの広がりにより、オンラインで英会話を習うことは身近な選択肢になりました。
ですが一方で、何も準備がないまま気分だけが盛り上がって始めてしまうと、あんがい真面目なレッスンの連続に「期待していたのと違う」と飽きてしまうのもまた事実です。
オンライン英会話の効果に関するホンネアンケート
今回のアンケートの目的は、実際にオンライン英会話を受講した利用者が効果を実感できたのかを知るためです。
結果としては16名中15名、ほぼ全員が「効果を実感できた」と回答されました。
(詳細は下記のQ4をご参照ください）
アンケートの前提条件：回答者数16名
- 無記名
- オンライン英会話を1年以内に受講したことがある小学生（回答は保護者）
なお、集計結果には個人差がありますので、あくまで参考としてお留め置きくださいませ。
それではさっそくアンケートの詳細を見ていきましょう！
Q1：お子さまがオンライン英会話を受けたときの年齢は？
A1：トップは9歳が4名、次に6歳の3名が続きました。
オンライン英会話は、スクリーン上で講師と向かい合い、約25分間英語で会話をします。
お子様がある程度、日本語でしっかり会話ができるようになってから始めるのがいいのかもしれません。
Q2：オンライン英会話の受講頻度は？
A2：9名が「週に1回」と回答しました。
オンライン英会話に満足感を得るにはレッスン回数をこなさなければいけない、というわけでもなさそうですね。
逆に少し心配になるくらい少ないほうが、英語を始めたばかりのお子さまがプレッシャーに感じず、いい影響を与えるのかもしれません。
Q3：これまでにオンライン英会話を受講した回数は？
A3：もっとも多かったのは5-10回以内の7名でした。
次いで、6名が「20回以上受け、現在も継続中」になっています。
オンライン英会話のレッスン自体は10回以内でやめてしまったけれど、お子さまご本人がレッスン自体は楽しかったというポジティブな感想をお持ちのようです。
継続に至らなかった理由
- 講師と共通の話題がなかった
- レッスンが長すぎて集中力が持たない
- もう少し大人になってから再開したい
Q4：オンライン英会話は効果があったと感じるか。
A4：じつに16名中15名の保護者さまが「効果があった」と回答されました。
なんと9割以上の方が効果を実感！
これは私たちにとっても嬉しい驚きです。
効果があったと思う理由
- 子どもが英語が楽しいと言った
- 英語の単語や短い表現を家でも口に出すようになった
- 英語のアプリにも興味を持つようになった
- 英語の成績があがった
Q5：またオンライン英会話を受講してみたいか。
A5：こちらも、16人中15人の方が「はい」と回答しております。
Q3の回答から分かるように、約63％（16名中10名）のお子さまは10回以内にレッスンをやめており、現在はオンライン英会話を受講していないにも関わらず、いつかはまた再開したいと望んでおられます。
このことからも、継続こそしなかったけど、お子さまに英語に興味を持ってもらう、という観点からみるとオンライン英会話が英語への興味へ貢献したと言えるでしょう。
オンライン英会話の効果を週1で最大にする方法
アンケートにはまだまだ多くの質問があり、丁寧に回答をいただきました。
今回はすべてをご紹介できませんが、それらの回答を元に、週1のレッスンでオンライン英会話の効果を最大化する方法を考えてみました。
お子さまに合う講師を見つける
まだ小学生のお子さまと言えど、やはり人と人としての相性というものがあります。
- 「この講師だとうちの子はいつも日本語ばかり使っている」
- 「もっとたくさん英語を話させる講師がいい」
- 「ネイティブ講師以外はダメ」
など、保護者さまからすると不安に感じそうなお子さまと講師の関係性も、お子さまにとっては英語に対して前向きになれる要素なのかもしれません。
まずはお子さまを信じて、彼ら自身が希望する講師を選択してみましょう。
お子さまに合うコースを見つける
お子さまが英会話初心者であるなら、フリートークは選ばないでください。
英会話初心者の場合はグラマー（文法）コースやカランメソッドなど、自由な会話がなくてもレッスンが成立するコースを選びましょう。
知らない人とのレッスンは最初は緊張してしまいますが、何度も受講するうちに講師もお子さまも次第に慣れてきます。
家族や友人同士でない限り、25分間会話をするのは意外と大変なものです。
それを英語で行うとなると、お子さまは「楽しい」という感覚よりも「分からない」と思ってしまうことのほうが多くなるでしょう。
今の年齢では、苦手意識をつけるよりも、「自分は英語が話せる」と感じさせることのほうがが重要です。
予習と復習にはこだわらない
アンケートによると、予習と復習に関しては、みなさまあまり積極的ではありませんでした。
以下は、予習・復習をしなかった理由です。
- 予習・復習用のテキストなどがなかった
- 何をさせたらいいのか分からない
- 復習は次のレッスンで講師がしてくれるから必要を感じない
- 毎日受けているから、予習や復習をするヒマがない
- 学校の宿題を優先してほしい
もしもこのアンケートが、受験や試験英語を対象にしていたら、また違った結果となったかもしれません。
オンライン英会話を始めた動機が「お子さまに英語に興味を持ってもらうため」の場合は、講師と英語で話すだけで目的を達成しているので、予習と復習にこだわらなくても、効果が得られるということですね。
おまけのTIPS
また、細かいことですが、周辺機器は充実させておいて損はありません。
お子さまの受講が継続できそうであれば、ノートかデスクトップのパソコンを導入して、大きくて見やすい画面とクリアな音質のヘッドセットを準備するのが良いでしょう。
「英語自体は好きそうなのに、いつも半分くらいを過ぎると集中力が散漫になる。」
という場合は、もしかしたら受講する体勢が猫背になっていたり相手の声が聞こえにくいなど、物理的な問題が生じているのかもしれません。
オンライン英会話を効果的に受講するためには、最適な環境を整えてあげることも重要な要素のひとつです。
まとめ
この記事はオンライン英会話の効果に関して、利用者の声を元にまとめてみました。
オンライン英会話の講師たちは日本語を話さない人が多いので、始める前は「本当に大丈夫かな」と心配してしまいますよね。
ですが、ご安心ください。
恥ずかしかったり不安になったりするのは最初だけです。
住めば都、ではないですが、慣れてしまえばこっちのもの。
16名中15名が「効果がある」と回答したオンライン英会話に、早速チャレンジしてみましょう！
※2回の無料チケットは2回の無料体験後、24時間以内に契約された方が対象です。
