【中高校生に人気の英検】英検2級の全容「レベル・単語数・試験内容・合格点・合格率」を知ろう!
- 「英検2級のレベルや単語数はどれくらい?」
- 「英検2級を受験予定。合格点や合格率は?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
昨今の英語教育改革により英語学習への注目度は高まり、英検試験受験の人気にも拍車をかけています。
本記事では、英検2級受験で役立つ事前知識「レベル・単語数・試験内容・合格点・合格率」といった項目について、徹底解説いたします。
英検2級合格を目指している方にとって必見の内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください!
英検2級のレベルは?
英検2級のレベルはずばり「高校卒業程度」です。
言い換えると、英検2級の難易度は「大学入試レベル」ということになります。
英検2級を取得することで各種入試の際に優遇を受けられるところもありますし、単位認定や共通テスト対策にもなります。
また、海外留学時への活用や、社会人の場合には履歴書などへの英語力アピールなど、英検2級を受験するメリットは大きいと言えるでしょう。
英検2級の単語数は?
英検2級を受験するうえで必要とされる単語数は「5,100語程度」です。
もちろん5,100語全て覚えないと合格できないというわけではありませんが、高い語彙力が問題を解く上で大きな力になります。
また、受験級が上がれば上がるほど、問われる語彙数は増え語彙レベルも上がります。
たとえば、英検の単語帳で定評のある旺文社英検書「でる順パス単シリーズ」の「英検2級でる順パス単」には、頻出の単語・熟語が「1,700語」が掲載されています。
よっぽど語彙力に自信がある方以外は、上のような単語帳を1冊お手元に用意し、それに掲載されている単語・熟語を最低限マスターしておきましょう。
英検2級の試験内容は?
<一次試験>
出典:「2級の試験内容」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
ご覧の通り英検2級の一次試験は
- 筆記試験(85分)
- リスニングテスト(約25分)
で構成されています。
測定技能別で見ていくと、一次試験は「リーディング→ライティング→リスニング」の順番です。
前半パートの筆記試験ではリーディングの後ライティングの問題が続くため、85分で問題を全て解き終われるように、日頃から時間配分を意識した取り組みが非常に大切であると言えます。
また、英検2級のリスニング問題の放送回数は1回のみなので、普段からリスニング音源に集中して取り組めるように準備していくとよいでしょう。
<二次試験>
出典:「2級の試験内容」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
英検の二次試験では、スピーキングの力が測定されます。
級が上がるにつれて面接時間は長くなりますが、英検2級の二次試験は約7分の個人面接です。
問われる内容は毎回一定の範囲内から出題されますし、問題形式は毎回一緒のため、一次試験に合格された方は必ず二次試験の対策を十分な時間を使って行うようにしましょう。
英検は事前の対策をすることで、合格に一歩また近づける試験なのです。
英検2級の合格点は?
英検は2016年度より採点方式が変わり、これまでのように正答数からの合否判断ができなくなりました。
スコアは統計的手法を用いて算出され、各級・技能ごとにスコアが均等に割り振られています。
合格点となる基準スコア(=英検CSEスコア)もそれぞれ定められているので、英検2級の合格点を早速チェックしてみましょう。
<英検2級合格点>
【一次試験】 | ||
合格点 | 測定技能 | 配点 |
1,520点(1,950点満点) | リーディング・ライティング・リスニング | 各650点 |
【二次試験】 | ||
460点(650点満点) | スピーキング | 650点 |
ご覧の通り、一次試験の合格点は3技能の合計が1,950満点中1,520点となっているため、それぞれの技能でバランスよくスコアが出るように(極端に低いスコアとならないように)しなければなりません。
特にライティングに関しては問題数1問に対して650点の配点となるため、1問に対するウェイトが大きいのは明らかです。
英検2級の一次試験は、前述の通り筆記試験(85分)→リスニングテスト(約25分)で構成されています。
時間配分に気を付けて、全ての問題が解けるように準備していきましょう。
英検2級の二次試験の合格点は、650点満点中460点です。
評価の対象は、応答内容、発音、語彙、文法、情報量、意欲や態度となっています。
英検2級二次試験に出題される実際の問題をご覧になりたい方は、ぜひ下記コラムをチェックしてください。
【英検2級二次試験対策】まずは流れや問題形式を知ろう|答え方も徹底解説!
英検2級の合格率は?
英検の合格率については、現在データが公表されていません。
とはいえ公表されていた2015年までのデータを参考にすると、英検2級全体の合格率は概ね25%で推移していたことが分かります。
また、英検2級二次試験の合格率は2011年までのデータを参考にすることとなりますが、概ね80%の数値を超えるところで推移している状況です。
両数値とも古いデータに基づくものになりますが、現在の合格率とそれほど大きくは乖離してはいないはずです。
合格率のデータについては英検3級・準2級・2級との比較を下記コラムにて紹介していますので、よろしければ参考になさってください。
【中高生は必見!】「英検3級・準2級・2級」のレベルや合格率など徹底解説!はこちらから
まとめ
今回は英検2級の全容について、受験に役立つ事前知識について解説いたしました。
本記事の概要は以下のとおりです。
【本日のおさらい】
- 英検2級のレベル:「高校卒業程度」
- 英検2級の単語数:「5,100語程度」
- 英検2級一次試験の内容:筆記試験(85分)とリスニングテスト(約25分)
- 英検2級一次試験の合格点:1,520点(1,950点満点)
- 英検2級二次試験の内容:英語による個人面接(約7分)
- 英検2級二次試験の合格点:460点(650点満点)
- 英検2級の合格率:概ね25%
- 英検2級(二次試験)の合格率:概ね80%超え
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また、ライティングの力を伸ばすことで、二次試験で必要とされるスピーキング力も結果的に向上していきます。
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