2023.10.25(更新日：2024.07.11)

【英検5級】小学生におすすめの問題集は？受験1回目で合格を狙う！

カテゴリー: 英検情報; 英語コラム

「英検5級おすすめの問題集はどれ？」
「英検5級の試験に関する細かな情報を知りたい！」
「効率の良い勉強方法は？」

とお悩みではありませんか？

英検5級の問題集はたくさんあり、どれを選べばいいかわからないですよね。

こちらの記事を読めば、小学生でも英検5級に合格するための問題集や試験の詳細、効率的な勉強方法などがわかります。

実際に、塾などに通っていない小学1年の子供が自宅で問題集や過去問を解いて英検に合格する事例があります。

英語教材を購入して、少しずつ英検5級の勉強を始めてみませんか？

ぜひ最後までご覧ください。

英検5級問題集・教材を小学生向けに5冊厳選して紹介　

英検5級対策のおすすめ問題集や教材は、以下の通りです。

英検5級でる順パス単書き覚えノート改訂版
【CD付】英検5級をひとつひとつわかりやすく。
わからないをわかるにかえる英検5級
小学生のためのはじめての英検5級
【CD付き】小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル改訂増補版

価格や内容だけでなく、フルカラーか、マークシートの有無などもチェックしてみてください。

また、タイトルをクリックすると公式サイトの書籍情報ページをご覧いただけます。

①英検5級でる順パス単書き覚えノート改訂版

概要	「英検でる順パス単」に収録されている英単語を書いて覚えるためのノート。漢字にふりがながついているので、まだ漢字が読めない子供にもおすすめ。アルファベットと重要単語が掲載されているフルカラーのポスター２枚付き。
価格	990円(税込)
出版社(発行年月日)	旺文社英検書(2021.7.26)
ページ数	104ページ
オールカラー	×

②【CD付】英検5級をひとつひとつわかりやすく。

概要	英検5級対策におけるポイントをひとつひとつていねいに解説している問題集。巻末に模擬試験が収録されているので、本番をイメージして時間を測って取り組むことがおすすめ。リスニング対策CD付き。
価格	1,100円(税込)
出版社(発行年月日)	学研プラス(2013.4.30)
ページ数	103ページ
オールカラー	×

③わからないをわかるにかえる英検5級 (ミニミニ暗記ブック付き)

概要	模擬試験とマークシート付き。マークシートの塗りつぶしを練習したい方へおすすめ。試験によく出題される英単語や表現は付属の「ミニミニ暗記ブック」で勉強できる。
価格	1,155円(税込)
出版社(発行年月日)	文理(2019.3.5)
ページ数	176ページ
オールカラー	×

④小学生のためのはじめての英検5級

概要	難しい文法表現を説明するのではなく、よく出る表現を豊富なイラストとともに解説されている教材。はじめて英検の学習に取り組む子供にとってとても読みやすい。音声CD、模擬試験、マークシート付き。
価格	1,210円(税込)
出版社(発行年月日)	学研プラス(2019.8.8)
ページ数	95ページ
オールカラー	〇

⑤【CD付き】小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル改訂増補版

概要	全編オールカラーで見やすく、スピーキングテスト対策もできる。
価格	1,210円(税込)
出版社(発行年月日)	旺文社(2016.12.6)
ページ数	96ページ
オールカラー	〇

英検5級はどんな時に役に立つの？合格すると得られるメリットとは？

ここでは、英検5級の英語力を身につけることで得られるメリットや役立つ場面例をご紹介します。

英語学習を続けることで、目に見える成果が現れるようになってくると、子供も意欲的になります。

■たとえば、海外旅行中に基本的な英語ができると、現地での簡単なコミュニケーションが円滑になり、観光スポットやレストランでの情報を理解しやすくなります。

■小学生のうちは、実際に海外旅行に行く経験が少なくとも、テレビなどで見かけると「勉強した英語だね、わかる」と喜ぶこともあります。

■また、英語で書かれたコンテンツや情報を理解する際に、英検5級の内容にふれていると、より理解が早まります。

■小学生のうちに英検5級に合格していれば、中学受験の際に有利になる中学校もあります。

このような例から、筆者は小学生のうちに英検5級の勉強をすることをおすすめします。

英検5級は小学生でも合格できる？合格するための勉強方法を解説

英検5級は小学生でも合格できます。

試験当日まで、充分な時間をとって、正しく学習することを続けることで、子供の英語力はのびます。

こちらでは、英検5級に合格するための効率的な勉強方法、初心者向けリスニング対策、筆記試験対策、勉強の進め方、回答のコツなどを解説します。

①出題範囲の単語はカードでコツコツとスキマ時間に覚えていきましょう。

②試験の約3か月前から対策していきましょう。

③100円ショップで暗記用のカードが販売されていますが、つくるのに時間がかかり、大変ではありませんか？
英単語が書かれた暗記カード「小学生の英検5級英単語カード600: 無料音声アプリ・まとめシートつき」を購入すると、すぐに活用できます。
また、先述した「書き込み式のでる順パス単単語覚え書ノート(旺文社)」もおすすめです。

④英検5級では、生活に関わる英単語が出題されます。
関連してさまざまな単語を覚えるようにしてみてください。

⑤子供のレベルや学習ペースに合った問題集を1冊用意して、最低3回はやってみてましょう。
小学生なら、習い事などもあるでしょう。
1日に30分でも夕食前や、朝食後など時間を決めて、取り組める環境を整えてあげてほしいと思います。

⑥リスニング対策ができる問題集も先述で紹介したので、解いてみてください。
本番前には、過去問や本番に近い問題も解いてみてください。

⑦過去問にチャレンジする際は、時間を図って解くことで、さらに本番をイメージできます。
試験は、4択のマークシート形式です。
ちいさな子供にとって、マークシートをきれいに丸を塗りつぶすことは難しいです。
塗りつぶしの練習をしておくこともおすすめします。

このような勉強方法を参考に、本番までのスケジュールを調整して、ぜひ学習に取り組んでみてください。

英検5級の具体的な問題例(過去問)を紹介

出典：Grade5実用英語技能検定｜公益財団法人日本英語検定協会

英語検定公式サイトの過去問・試験内容では、過去問を無料で確認できます。

こちらでは、例として2023年度第3回の過去問をご紹介します。

以下の過去問をご覧ください。

I have one sister. (　　)　is ten years old.

1 son 2 father 3 brother 4 sister

出典：Grade5実用英語技能検定｜公益財団法人日本英語検定協会

日本語訳は、「わたしには一人の姉（妹）がいます。（）は10歳です。」です。

（）に当てはまる単語を下の1〜4より選択します。

この場合の正解は、4 sisterです。　

英検5級の受験におすすめの年齢やタイミングは？

英検5級は、英検の中でも優しいレベルです。
英語初心者向け、基本的な英語スキルを評価するものです。

年齢について言えば、小学生から中学生が多いですが、成人でも受験可能です。

重要なのは、年齢よりも「英語の基礎スキルをもっているかどうか」です。

受験のタイミングは、学習の進捗に合わせて設定できます。
基本的な英語スキルを習得したら、受験の準備を始められます。

通常、受験者は3か月〜半年程度の学習期間を考慮しますが、これも個人の学習ペースによります。

英検5級は初級者向けの試験なので、年齢やタイミングにしばられず、自分のペースで学習し、無理のない程度にスケジュールを組み入れましょう。

基本的な英語スキルを身につけることで、自信をもって試験に臨めます。

英検5級の概要を解説

こちらでは、英検5級の概要を解説します。

以下の表をご覧ください。

英検5級の試験の概要	英語能力検定試験で最も初級のレベル。英語をあまり学んでいない初心者や、基本的な英語スキルを評価したい人々向けの試験です。5級はスピーキングテストも導入しているが、スピーキングテストは級認定には影響せず、スピーキングテスト単位で合否判定されます。
試験内容	筆記(約25分間)とリスニング（約20分間）※二次試験は無し
試験日程	年に3回
レベル	中学初級初歩的な英語を理解できたり、それを使って表現できたりする
出題傾向や特徴	筆記試験は大きく3つに分けられる（穴埋め形式、短文の語句空所補充、会話文の文空所補充）
合格点	筆記試験とリスニング試験を合わせて850点満点中419点（全体の約6割）