【就職・転職時に有利に】英検は何級から履歴書に書くべき?有効期限や応募時のポイントも徹底解説!
- 「英検は何級から履歴書に書いて大丈夫?」
- 「英検を履歴書に書きたいけど、正しい書き方ってあるの?」
- 「そもそも英検に有効期限はあるの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、英検取得者の方が就職や転職時などに英検を書きたいという方へ向けて、疑問点解消のお手伝いをさせて頂きます。
履歴書作成時のポイントを一言で表すならば、基本的なマナーに沿いながら面接官にアピールできる履歴書になっているかということです。
就職や転職で必要な方、アルバイトやパートで必要な方など、英検を履歴書に記載する際はぜひ参考になさってください。
英検は履歴書に何級から書くべき?
英検は子供から大人まで幅広い世代が受験する英語検定試験です。
グレード別に5級から1級までと、2023年現在では全部で7つの級に分かれています。
★今後新しい級(準2級と2級の間)が新設されると発表されています★
いつから始まる?|英検新設級(準2級と2級の間)導入と試験の一部リニューアル(新方式)を詳しく解説!
そのため、場合によっては履歴書に書く上でふさわしくないケースというのも出てきます。
一般的に言って、就職活動や転職活動で履歴書を書く際には、英検2級以上を書くのがよいでしょう。
なぜなら英検2級のレベルは「高校卒業程度」であり、2級を取得しているということは社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができることの証になるからです。
もちろん、高校生のアルバイトなどであれば英検3級や準2級も面接時のアピールになり、応募資格などに具体的な級(英検〇級以上など)が明記されているケースであればそれらを記載するとよいでしょう。
以下は英検各級のレベル・程度一覧表となります。
級 | レベル(目安) | 程度 |
1級 | 大学上級程度 | 広く社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できる |
準1級 | 大学中級程度 | 社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できる |
2級 | 高校卒業程度 | 社会生活に必要な英語を理解し、使用できる |
準2級 | 高校中級程度 | 日常生活に必要な英語を理解し、使用できる |
3級 | 中学卒業程度 | 身近な英語を理解し、使用できる |
4級 | 中学中級程度 | 簡単な英語を理解し、それを使って表現できる |
5級 | 中学初級程度 | 初歩的な英語を理解し、それを使って表現できる |
このように、英検2級は社会生活で活かせる程度の英語力を示すのに非常に有効です。
就職や転職の際には、英検2級以上の級を記載するのがよいでしょう。
アルバイトの面接や、応募資格として条件に合う場合などに関しては、必要に応じて該当級を履歴書に書くというのがよいでしょう。
ただし、企業や職種によってはそもそも求めている英語スキルが高いケースが多いため、状況によっては英検準1級以上を書くことがのぞましい場合もあります。
実際外資系企業や英語を社内公用語にしている企業など、企業全体で高い英語力を求めるところは増えてきています。
これらの企業では応募条件に具体的に明記されていることが多いので、企業が求める英語力を示せるグレードやスコアを記載するようにしましょう。
要は募集要項や応募条件などをよく読み、企業の情報を入念にキャッチした上で履歴書を作成するということがポイントです。
履歴書に英検を記載する際の正しい書き方とは?
英検などの保有資格を記載する場合、履歴書の「免許・資格欄」に書いていきます。
以下の例は、英検2級を履歴書に書く際の書き方を示したものです。
年 | 月 | 免許・資格 |
2018年 | 10 | 実用英語技能検定2級 合格 |
履歴書を作成するポイントは全部で3つあります。
英検を履歴書に書く際のポイント3選
- 正式名称を記載する
- 「学歴・職歴」の欄に記載した西暦・和暦の表記を統一する
- 英検の取得日は合格証明書発行日の年月を記載する
1つ目は、正式名称を記載するということ。
「英検2級 合格」
このような略称を用いた書き方ではNGです。
2つ目は、全体の表記を統一するということ。
「免許・資格欄」に記載する年月は、必ず「学歴・職歴」で記載したものと統一させるようにしましょう。
なお上の例では、西暦での記載をしているので、当然「学歴・職歴」のところも合わせて西暦で記載しています。
3つ目は、英検の取得日に関しては合格証明書の発行日を記載するということ。
出典:「合格証明書(有料)」公益財団法人日本英語検定協会.英検.
英検に合格すると、合格通知などの他に上のような合格証明書が無料で1通発行されます。
紛失してしまった際などは再発行も可能ですが、1通1,100円(税・送料込み)の手数料がかかりますので、届いたら大切に保管しておくようにしましょう。
英検に有効期限はあるの?
英検は一度取得すると一生涯有効の資格試験です。
運転免許のように更新の必要もなく、有効期限もありません。
とはいえ提出する機関によっては、一定の取得期間を設けているケースもありますので、履歴書を作成する前に必要事項をチェックするようにしましょう。
また、取得からあまりに長い期間が経っているケースなどでは現状のスキルとして評価されない場合も考えられます。
英語は使っていない期間が長いと忘れてしまいやすいものです。
取得後に英語を使った仕事や経験をしている場合は、十分なスキルとして評価される場合もあります。
もしそのようなプラスになる事柄があれば、「学歴・職歴」欄や「志望動機・自己PR」欄などに記載するようにしましょう。
英検を受験するには?
英検(従来型)受験を考えている場合、年に3回の受験チャンスがあります。
受験する場所に関しては、全国230都市・約400会場から成る本会場と、学校や塾などの団体で実施する準会場があります。
一次試験でリーディング・ライティング・リスニングの力を測り、合格するとスピーキングの力を測る二次試験へと進めます(5級・4級に関しては一次試験のみで合否が判定され、任意のスピーキングテストが受験可能)。
英検受験を考えている方は、まずは英検試験のスケジュールを確認し、事前にしっかりと準備するようにしましょう。
英検S-CBT受験という選択肢も
英検(従来型)試験ではどうしてもスケジュールの都合がつかない方や、一日で4技能全ての試験を受験されたい方などについては、英検S-CBTを受験する方法もあります。
英検S-CBTとは、英検(従来型)と同じ出題方式で1日で4技能を測定できる、まさに忙しい人にぴったりな英検試験です。
全国47都道府県、約80エリアから成るテストセンターからご希望の会場・日時が選択でき、コンピューターを使用して受験するといった点は、従来型と大きく異なる点と言えるでしょう。
2023年度版英検試験日程と英検S-CBTの活用方法については、過去コラムにて詳しく述べていますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
「【2023年度版】英検の試験日程|英検S-CBTの活用法も」はこちらから
まとめ
今回は、英検を履歴書に書く際の注意点や、実際に何級以上を書くべきなのかについても言及いたしました。
本記事のおさらいは以下の通りです。
- 就職活動や転職活動で履歴書に英検を書く際は、基本2級以上を記載する。
※応募企業や職種によっては評価されないケースがあるので注意が必要。高校生のアルバイトでは3級や準2級の記載もあり。 - 英検に有効期限はない
※提出する機関によっては一定の取得期間を設けている場合があるので注意。 - 履歴書に英検を記載する際のポイント3選
- 正式名称を記載する
- 「学歴・職歴」の欄に記載した西暦・和暦の表記を統一する
- 英検の取得日は合格証明書発行日の年月を記載する
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