【英検S-CBT受験者必見】スピーキング問題の特徴と対策をまるっと解説!
- 「英検S-CBTのスピーキングテストに不安がある」
- 「英検S-CBTのスピーキングは従来型と何が違うの?」
- 「英検S-CBT受験前に知っておくべきことは?」
英検(従来型)の面接試験とは異なり、英検S-CBTのスピーキングテストはパソコンとヘッドセットを使用した吹き込み(録音)形式で行われます。
出題される内容は英検(従来型)と同じですが、面接官との二次試験とは形式や受ける印象も異なるため、事前にCBT(Computer Based Testing)形式に慣れるのが合格の秘訣です。
本記事では、英検S-CBTスピーキングテストの特徴、注意事項、そして対策を具体的に解説いたします。
英検S-CBTに関心がある方やスピーキングテストに不安がある方など、ぜひ最後までご覧ください!
英検S-CBTにおけるスピーキングテストとは?
英検S-CBTはいずれの級(対象級は3級・準2級・2級・準1級)においても、スピーキングが最初に登場します。
試験の順番や英検S-CBT全体については過去コラムにて解説をしているので、ぜひ参考にしてみてください。
「英検S-CBTとは?申し込み方法からメリット・デメリットまで最新情報をまるっと解説!」はこちらから
英検S-CBTのスピーキングテストは、PC(パソコン)画面を見ながらマイクに向かってご自身の解答を吹き込んでいく録音形式です。
そのため、問われる内容自体は同じとはいえ、英検(従来型)とは勝手が異なると感じる方は少なからずいらっしゃるでしょう。
スピーキングだけではなくリスニング・リーディング・ライティングにおいても、このCBT形式の特徴をつかんだうえで受験されることをおすすめします。
英検S-CBTスピーキングテストの特徴
- PC画面を見ながらマイクに向かって吹き込んでいく録音形式
- 録音中にタイマーが表示されるので、制限時間内に吹き込んでいく
前述の通りパソコンとヘッドセットを使用し、マイクに向かって解答し自分の声を録音するというのが、英検S-CBTにおけるスピーキングテストです。
また録音中「残り時間 00:12」といったようなタイマーが画面上に表示されるので、時間を確認しながら吹き込みができるのも、英検S-CBTならではの特徴です。
時間を意識しながら解答することができて便利ですが、一方で時間内に言い終えられなければ、解答が途中であってもそれ以上続けることができないとも言えます。
英検(従来型)の場合は解答時間の目安をオーバーしても多少面接官に解答を待ってもらえる可能性がありますが、英検S-CBTでは融通が利かないので心理的ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
普段からタイマーを使って時間内に言い終えれるように、練習を重ねていきましょう。
英検S-CBTスピーキングテストで注意したいこと
- 「もう一度やりなおす」ボタンの多用に注意
- 周りの環境音に影響されないように注意
個人的には英検S-CBTのスピーキングは、音量調節ができヘッドフォンからクリアな音声も聞こえるので、面接官との対面式面接よりリラックスして臨めるのではないかと思いますが、注意すべきこともいくつかあります。
1. 「もう一度やりなおす」ボタンの多用に注意
一つ目に注意したいのが、「もう一度聞いてやりなおす」ボタンに頼りすぎないということ。
このボタンを使うことで、2回まで聞き直すことができます。
クリックするだけなので気軽に使いやすい機能ではあるのですが、従来型の英検同様に繰り返しの聞き直しは減点の対象になりえます。
聞き取れなかった場合や自分の意見がまとまっていない時など、本当に必要な場合のみに利用するとよいでしょう。
2. 周りの環境音に影響されないように注意
二つ目に注意したいのが、周りの環境音に影響されないようにすること。
座席はパーテーションで区切られているものの、スピーキング時は周囲の録音している声が聞こえる状態と言えます。
自分の録音時に周りから異なる解答が聞こえるときもあれば、逆に静かな環境の中自分だけが発話しなければならない状況もやってきます。
どのような環境においても周囲の環境に惑わされることなく自分の解答を明確に答えられるように、日頃から集中力を鍛えながら練習を積み重ねていきましょう。
英検S-CBTスピーキング対策|おすすめ勉強法4選
ここでは英検S-CBTスピーキング対策として、効果的な勉強法をご紹介します。
どれも有効な対策となりますので、できれば全ての勉強法を満遍なく取り入れて本番でベストをつくせるように準備していきましょう。
1.リアルな面接官がいない1人スピーキングの機会に慣れる
英検(従来型)とは異なり、PC画面に向かってひたすら自分の声を吹き込んでいく形で解答するので、普段の練習から1人スピーキングに慣れておくことをおすすめします。
独り言のようにブツブツと練習するだけでよいので、やりやすい練習だと言えます。
ライティングで高得点を得るために必須と言われる理想的な構成や使える表現を覚えたら、どんどんアウトプットして自分のものにしていきましょう。
「英検2級ライティング対策|理想的な構成と使える表現で合格をつかむ!」はこちらから
2.CBT形式のスピーキングテストを体験する
初めて英検S-CBTで受験をされるという方は、以下のような英検S-CBT対策用テキストを使用し、実際に試験の形式や流れを把握しておくことをおすすめします。
出典:「英検S-CBT専用 英検2級予想問題ドリル 新装版」.旺文社
なお、英検S-CBT公式ホームページでも各技能ごとに受験体験ができますので、ぜひ活用されるとよいでしょう。
※体験版はスピーキング3級、リスニング/リーディング/ライティング準2級の内容
出典:「英検S-CBT体験版」 公益財団法人日本英語検定協会.英検S-CBT.
3.普段からタイマーを使った練習をする
英検(従来型)とは異なる吹き込み形式のため、解答できる時間は厳密に管理されています。
面接官が目の前にいないという意味では気が楽ですが、英検S-CBTではタイマーという心理的プレッシャーが出てくる場合もあります。
制限時間内に解答ができるように、常日頃から普段の練習にもタイマーを利用し、時間を意識した練習を取り込んでいきましょう。
4.英検対策ができるオンライン英会話を活用する
CBT形式の流れや形式に慣れること以上に重要なのが、事前の面接対策です。
問われる内容は英検(従来型)も英検S-CBTも同じですので、試験本番までにしっかりと受け答えできるように準備していきます。
自宅から都合のいい時間帯に受講できるというのがオンライン英会話レッスンのよいところですが、スピーキングに関してはきちんと二次試験(面接)対策のあるスクールを選ぶのがおすすめです。
英検対策のあるスクールでは模擬面接を通して教師から的確なフィードバックがもらえますので、実践練習を重ねスキルと経験値を上げていきましょう。
まとめ
本記事では、英検S-CBTスピーキングテストにおける特徴や注意事項、そしておすすめの対策勉強法まで、詳しく解説いたしました。
英検S-CBTは英検(従来型)とは印象や形式がだいぶ変わりますので、今回ご紹介したようなスピーキング対策を実践するなどして万全な体制で試験に臨みましょう。
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QQキッズの特徴はなんといっても英検対策や英語力強化など、お子様を対象にした目的別のカリキュラムが豊富に用意されていることです。
英検二次試験(面接)対策のカリキュラムだけでも2種類用意していますので、十分な回数の模擬面接を受けることができます。
担当教師からのフィードバックも受けられ、スキルだけではなく自信も身についていきますよ。
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