【英検4級攻略法】合格に必須な勉強法とは?英検5級と4級の違いについても徹底解説!
- 「そろそろ英検4級を受けてみようかな」
- 「英検4級と5級の違いは?」
- 「英検4級合格に必要な効率的な勉強法が知りたい」
こんな風に考えている方はいらっしゃいませんか?
「受験するからには英検に合格したい!」
と考えている受験生の皆さんに向け、本記事では英検4級合格に向けた必須の勉強法を、英検5級との違いを解説しながらご紹介していきます。
英検4級合格に向け、もし何かピンとくる勉強法が1つでもあれば、ぜひご自身の勉強に採り入れてみてくださいね!
勉強法の前に知っておくべき英検4級概要
まず、英検4級の基本的な情報について解説していきます。
英検4級は全ての英検級の中で二番目にやさしいレベルで、その難易度は「中学中級レベル」です。
英検4級の一次試験は
筆記(リーディング)35分間+リスニング約30分間
で構成される約65分の試験です。
英検5級と同様、英検4級一次試験の合否で級が認定されますが、その後任意でスピーキングテストをご自宅のデバイスから受験することが可能です。
英検3級からは面接形式の二次試験がありますので、ここはぜひ予行練習の意味もこめてスピーキングテストに挑戦しておきましょう。
下記コラムでは英検4級に関する基本情報についてさらに詳しく解説をしています。
英検4級を受験される予定の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
「英検4級の全容「レベル・単語数・合格点・合格率」を徹底解説!」はこちらから
英検4級と英検5級の違い
英検4級は英検5級に比べ試験時間が長くなるのはもちろん、問題数も増えます。
リーディング力を測る筆記試験では、5級にはなかった大問4(長文読解問題)が登場します。
その内容は
- 「掲示・案内」
- 「Eメール(手紙文)」
- 「説明文」
の3種類の長文とその問題計10問で構成されています。
大問1~3の後に3つの異なる長文問題を時間内に解いていく必要があるため、リーディングスキルがさらに求められています。
本番試験までまだ時間があり長文読解に慣れていない人は、一定量の長めの文章を普段から読む習慣をつけることをおすすめします。
英検4級リスニングの問題構成は、5級と同じ3部構成で英文の放送回数は2回と、問題形式は変わっていません。
ただし、出題される単語数や文法範囲は「中学中級レベル」となり、大幅に増えることになります。
また、英検4級になるとイラストを頼りにできる問題数は減り、リスニング全体の問題数は増えます。
聞き取り時の集中力は今まで以上に求められますので、普段から集中して取り組めるようにしていきましょう。
実際に出た問題(過去問)についてもっと知りたくなったという方は、ぜひ過去のコラムから英検4級の問題を体感してみてくださいね。
「英検4級の過去問を知ろう【第1弾】実際の問題も紹介【リーディング編】」はこちらから
「英検4級の過去問を知ろう【第2弾】実際の問題も紹介【リスニング編】」はこちらから
英検4級合格に必要な単語数
英検4級合格に必要な単語数は(600語~)1300語だと言われています。
英検4級の難易度は「中学中級レベル」ということで、中学1・2年生の教科書に出てくるレベルの単語はマスターしておきたいところです。
下記のような音声も確認できるような単語帳を1冊用意し、聞いても読んでも意味が分かるレベルまで語彙力をつけるようにしていきましょう。
出典:「英検4級でる順パス単[5訂版]」.旺文社
『英検4級でる順パス単[5訂版]』は日本英語検定協会推奨の商品で、当スクールでも英検対策用のカリキュラムに本書の内容を取り入れています。
英検4級においても、単語帳で頻出の単語・熟語・会話表現をマスターすることはもはや必須事項です。
英文理解の要でもある語彙力向上を中心に、英検4級合格を目指していきましょう。
英検4級合格に必須の勉強法とは?
次に、英検4級の必勝勉強法をご紹介していきます。
基本的には、以下のフローおよびポイントに沿って勉強をしていきます。
- 過去問を解く
- 苦手な分野を中心に演習問題を解く
☆単語帳で頻出単語・熟語・会話表現を覚える
☆あやふやな文法事項を確認する
☆長文問題に抵抗をなくす
過去問を解いて、試験全体の流れを把握し問題形式や問題の傾向を理解することは、英検合格に向けて必須の勉強法です。
何度か過去問を解いていくうちにつまずきやすい箇所が自然と見えてきますので、苦手分野を中心に演習問題などで量をこなしていくとよいでしょう。
回を重ねるごとにミスを少なくしていけば、合格点に近づいていくはずです。
これはどの級を受験される場合でも大事なことなので覚えておきましょう。
☆で挙げたポイントについては、上記フローに沿った「1.過去問→2.演習」を繰り返しながら、同時進行でおこないます。
また語彙に関しては単語帳を活用すると同時に、問題の中で初めて出会った語彙や理解できなかった表現などをその都度ノートに書き写すなどして、まるまる覚えていきましょう。
そして過去問や演習でつまずいた問題に関しては、語彙だけではなく文法事項も確認します。
過去形、未来形、比較級、最上級、不定詞、動名詞、mustなどの助動詞など、英検4級は問われる範囲が広がります。
文法に苦手意識のある方は、英検4級対策用の文法書などを用意し、対策されるとよいでしょう。
また、英検4級では筆記試験に初めて長文問題が出題されます。
異なるタイプの3つの文章に対する質問文計10問が、リーディング問題の最後となる大問4で問われます。
筆記の試験時間である35分以内に、大問1~大問4まで全てのリーディング問題を解き終えるようにしなければなりません。
とはいえ大問1~大問3までは英検5級と同じタイプの問題ですし、長文問題に関してもここでつまずきさえしなければサクサクと解けるようになっています。
本番のタイムマネジメントを成功させるためにも、長文問題を解き進めるうえで適切なスピードを意識しながら、普段から問題を解くようにしていきましょう。
ある程度長めの英文を読む習慣を日頃からつけておくと、本番でもスピード感を持って長文問題に取り組めることができるようになります。
英検に限らず一般的な英語試験にも通じることなので、長文問題への苦手意識をなくすためにも毎日少しずつ読む習慣をつけていきましょう。
まとめ
本記事では、英検4級について英検5級との違いや合格に向けた効果的な勉強法など、受験者必見の内容を紹介いたしました。
英検4級受験を目指される方は、本記事で挙げた勉強法に沿って試験全体の流れをつかみ、弱点を補強していきましょう。
また、英検5級に関するコラム内では低年齢のお子様や集中して勉強するのが苦手な方にも楽しくできる勉強法を紹介しています。
4級受験でも同じ勉強ができますので、興味のある方はぜひ下記コラムもチェックしてみてください。
「【英検5級攻略法】合格に必須な勉強法とは?楽しく効果的な勉強法もご紹介!」はこちらから。
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本書に掲載されている頻出単語の動詞を使い英文を作るエクササイズをしていきますので、文章の構成や英作文のコツが次第に分かるようになっていきます。
コミュニケーションをする上でベースとなる単語も自然と蓄積され、スピーキング力向上も期待できるので、英検受験を考えていないお子様にもおすすめのカリキュラムです。
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