【場面別】初対面の挨拶に使える英語フレーズ12個の使い方を徹底解説

英会話を学習している方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか？

結論から申し上げると、初対面の挨拶、つまり「初めまして。」を意味する英語表現は12種あり、それぞれ下記のように使い分けます。

そして、それぞれの挨拶で返答の仕方も変わるため、注意が必要です。
この記事では、初対面の挨拶に使える英語フレーズ12個の意味と使い方、返答の仕方について詳しく解説します。 

初対面の挨拶に使われる英語フレーズ12選

ここでは、下記の4つの場面ごとに初対面の挨拶に使われる英語表現を12個紹介します。

• カジュアルな場面
• フォーマルな場面
• SNSやメールなどオンライン上
• 電話

場面ごとに、それぞれのフレーズを正しく使い分けられるようにしましょう。 

カジュアルな場面で使えるフレーズ

初対面の英語の挨拶として、クラスメイトや同世代の人に使えるカジュアルな英語表現は下記の5つです。

• Hi. / Hello.
• Nice to meet you.
• I’m happy to meet you.
• How are you doing?
• What’s up?

ここでは、それぞれの英語表現の意味や使い方について詳しく解説します。 

Hi. / Hello. 「初めまして。こんにちは。」

“Hi.” や”Hello.”は英語の基本的な挨拶の1つで、「こんにちは。」という意味だけでなく「初めまして。」という意味で使うこともできます。
どちらのフレーズも基本的には同じ意味ですが、厳密に言うと”Hi.”の方がカジュアルな印象を、”Hello”は少しかしこまった印象を与えるフレーズです。 

Nice to meet you. 「初めまして。お会いできて嬉しいです。」

“Nice to meet you.” は、「初めまして。」という意味を持つ英語フレーズの中で最も一般的なフレーズです。
カジュアルな場面だけでなく、フォーマルな場面でも使用できるため汎用性が高く便利です。
“Nice to meet you.” と言いながら相手と握手しましょう。 

I’m happy to meet you. 「お会いできて嬉しいです。」

「光栄」とまではいかないものの、相手と会えたことを嬉しいと感じていたり感動したりしたときには、” I’m happy to meet you. ”を使います。
“happy”を”glad”に置き換えても意味は同じです。

How are you doing?「初めまして、調子はどう？」

“How are you doing?”は、「調子はどう？」と知り合いや友達に尋ねる際に使用することが多いフレーズですが、初対面の相手に使うと「初めまして。調子はどう？」という意味で使うことができます。 

What’s up? 「初めまして。元気？」

“What’s up?”も本来は” How are you doing?”と同様に気心が知れた相手の調子を尋ねる際に使うフレーズですが、初対面の相手に使用することで「初めまして。」というニュアンスを持つフレーズに変わります。

しかし、かなりフランクな表現になるため、使用する場面や相手には十分気をつけましょう。 

フォーマルな場面で使えるフレーズ

つづいて、学校の先生や憧れていた有名人に対して挨拶するときなど、フォーマルな場面で使用できる英語フレーズを3つ紹介します。

• It’s an honor to meet you.
• It’s a pleasure to meet you.
• Nice to meet you in person.

It’s an honor to meet you. 「あなたにお会いできて光栄です。」

“honor”は「名誉」や「光栄」を意味する単語で、相手に敬意を示す際に使います。
最初の”h”は発音せず、「オナー」と発音するため気をつけてください。 

It’s a pleasure to meet you. 「あなたにお会いできて大変嬉しいです。」

“pleasure”は「喜び」や「光栄」を意味する英単語です。
“Pleasure to meet you.”でも通じますが、”It’s”を冒頭につけるとより丁寧な表現になります。
「ずっと会うことを楽しみにしていた」ことを伝えたいときに使ってください。

Nice to meet you in person. 「直接お会いできて嬉しいです。」

前項で” Nice to meet you.”という表現を紹介しましたが、この表現に”in person”をつけることで、「直接お会いできて嬉しいです。」という意味になります。
メールや電話などで話はしたことがあるものの、実際に会ったことがなかった人に初めて会うときに使えるフレーズです。 

オンライン上で使えるフレーズ

EメールやSNSなどオンライン上では相手の顔が見えないため、” Nice to meet you.”や” It’s a pleasure to see you.”といった表現を使って「初めまして。」と表現するのは間違いではないのですが、不自然です。
そのため、下記の2つのいずれかを使用することをおすすめします。

• Nice to e-meet you.
• Nice to “meet” you.

ここでは、それぞれの表現の意味と使い方について紹介します。 

Nice to e-meet you. 「（オンライン上で）こんにちは。」

“Nice to e-meet you.”で 「（オンライン上で）こんにちは。」という意味を表します。
“e-”はEメールと同様に、”electronic”の略です。
かなりカジュアルな表現になるため、使用する相手や場面には十分注意しましょう。 

Nice to “meet” you. 「まだ直接会っていないけど、初めまして。」

meetに「” ”（クオテーションマーク）」をつけることで、「まだ直接会っていないけど」というニュアンスを出せます。 

電話で使えるフレーズ

前項のEメールやSNSと同様に、電話も相手の顔が直接見えないため、” Nice to meet you.”や” It’s a pleasure to see you.”といった表現を使うのは不自然です。

下記の2つのフレーズを使用することをおすすめします。

• Nice talking to you.
• Nice to hear your voice.

ここではそれぞれのフレーズの意味と使い方について、詳しく解説します。 

Nice talking to you. 「あなたとお話できてよかったです。」

電話越しに初対面の挨拶をする場合は、“Nice talking to you.”あるいは、” It’s nice to talk with you.”を使うことをおすすめします。
“Nice talking to you.” はカジュアルで、” It’s nice to talk with you.”はフォーマルなフレーズです。 

Nice to hear your voice. 「あなたの声が聴けてよかったです。」

“Nice talking to you.”と同様に、” Nice to hear your voice.”も「あなたとお話ができてよかったです。」というニュアンスを持つ表現です。
しかし、初めて話す相手に使用する際には「初めまして。」という意味で使うことができます。 

【おまけ】 相手に初対面の挨拶をされたときの返答に使える英語フレーズ

前章では初対面の相手に対する英語の挨拶を紹介しましたが、先に相手が挨拶することもあるでしょう。
その際の返答の仕方についても簡単に紹介します。
下記の表を参考にして、相手の挨拶の表現に合わせて使用するフレーズを変えましょう。

まとめ：初対面の挨拶に使える英語フレーズをマスターして第一印象を良くしよう！

この記事では、初対面の挨拶に使える英語フレーズを12個紹介しました。
それぞれのフレーズで使用すべき場面は異なり、下記の通りです。

それぞれのフレーズを、場面ごとに正しく使い分けられるようにしましょう。

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