「受動態」をマスターしよう!受け身の文法を例文付きで徹底解説!
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- 「受け身と他の文法が組み合わさったときに、どうやって英文を作ればいいか分からなくなる」
英語の受け身(受動態)を学習している方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?
受け身(受動態)は日常的に使用されます。
また、他の文法事項と組み合わせて使われることが多いため、しっかりと整理して覚えておくことが大切です。
この記事では、受け身の英文の基本的な作り方から、他の文法と組み合わせた際の受け身の作り方まで例文付きで詳しく解説します。
受け身を学習している方、あるいは受け身をマスターしたい方はぜひ参考にしてください。
受け身(受動態)とは?
英語の文章は下記の2つに分けられます。
- 能動態
- 受け身(受動態)
能動態とは、ある動作を行う人やモノに焦点を当てた表現であるのに対して、受け身(受動態)とは動作が及ぶ対象に焦点を当てた表現です。
例文で確認しましょう。
【能動態】
The kid broke the window.
その子供が窓を壊しました。
【受け身(受動態)】
The window was broken by the kid.
その窓はその子供によって壊されました。
違いは分かりますか?
能動態は、「壊す」動作を行った”the kid”が主語になっていますが、受け身の文になると「壊された」ものである”the window”が主語に変わります。
このように動作を行った人やモノに焦点を当てるのか、あるいは動作が及ぶ対象に焦点を当てた表現に当てるのかによって、英文の作り方が変わるので注意してください。
基本的な受け身の文章の作り方
次に、基本的な受け身の文章の作り方について、下記の3つに分けて説明します。
- 肯定文
- 否定文
- 疑問文
肯定文
受け身の肯定文の作り方は、下記の通りです。
受け身の肯定文の作り方 |
主語(S)+be動詞 + 過去分詞(+ by …) 「Sは(…に)〜されます。」 |
学校の定期試験や、英検などの資格試験では、能動態から受け身に書き換える問題がよく出題されるので、能動態から受け身への書き換え方について説明します。
【能動態】
My mother cleans my room.
S V O
母が私の部屋を掃除します。
【受け身】
My room is cleaned by my mother.
S V
私の部屋は母によって掃除されています。
まずは、能動態の英文の目的語(日本語で「〜を」「〜に」に該当する語句)を主語に置きます。
そして、動詞の”clean”を”be 動詞+過去分詞”に変えてください。
この場合は、”is cleaned”になります。
そして、最後に能動態で主語だった” my mother”の部分を” by my mother”に変えて文末に置きます。
英文によっては、”by 〜”の部分は省略されることもあるので注意してください。
S「主語」、V「動詞」、O「目的語」、C「補語」など英文の要素や、これらを使った英語の文章の作り方のルールについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
▶️英語構文とは?覚える必要性や基本的な構文一覧を例文つきで詳しく解説
否定文
次に、受け身の否定文の作り方は下記の通りです。
受け身の否定文の作り方 |
主語(S)+be動詞+過去分詞 + not (+ by …) 「Sは(…に)〜されません。」 |
受け身はbe動詞を使っている文章であることから、be動詞の否定文と作り方は同じです。
【例文】
This product isn’t made in Japan.
この製品は日本で作られていません。
疑問文
受け身の疑問文についても同じで、be動詞を使っている文章であることから、be動詞を文頭に移動させます。
受け身の疑問文の作り方 |
【疑問文】be動詞+主語(S)+過去分詞 + (+ by …)? 「Sは(…に)〜されますか?」 【回答】Yes, 主語+ be動詞. / No, 主語 + be動詞 + not. 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
Is English spoken in this country?
この国で英語は話されていますか?
【例文付きで解説】その他の受け身の文章の作り方
つづいて、下記の文法を組み合わせた受け身の文章の作り方について詳しく解説します。
- 過去形
- 未来形
- 進行形
- 完了形
- 助動詞
- 第4文型
- 使役動詞
- 知覚動詞
受け身+過去形の場合
受け身を過去形で表す場合は、下記のようにbe動詞を主語に合わせて”was”または”were”に変えればいいだけです。
過去形の受け身の作り方 |
【肯定文】主語(S)+ wasまたはwere +過去分詞 + (+ by …) 「Sは(…に)〜されました。」 【否定文】主語(S)+ wasまたはwere +not + 過去分詞 + (+ by …) 「Sは(…に)〜されませんでした。」 【疑問文】WasまたはWere+ 主語(S)+過去分詞 + (+ by …)? 「Sは(…に)〜されましたか?」 【回答】Yes, 主語+ be動詞. / No, 主語 + be動詞 + not. 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
The school was built more than 100 years ago.
その学校は100年以上も前に建てられました。
This dish wasn’t used so often.
このお皿はあまり使われていませんでした。
Was this picture painted by Van Gogh?
この絵はゴッホによって描かれたものですか?
受け身+未来形の場合
受け身を未来形で表現する場合は、be動詞の部分を”will be”に変えます。
”will”の後ろには動詞の原形を伴うため、主語に関係なくbe動詞は”be”と原形のままで大丈夫です。
未来形の受け身の作り方 |
【肯定文】主語(S)+will be +過去分詞(+ by …) 「Sは(…に)〜されるでしょう。」 【否定文】主語(S)+will not + be +過去分詞(+ by …) 「Sは(…に)〜されないでしょう。」 【疑問文】Will + 主語(S)+be +過去分詞(+ by …)? 「Sは(…に)〜されますか?」 【回答】Yes, 主語+ will. / No, 主語 +won’t. 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
This newspaper will be delivered tomorrow.
この新聞は明日配達されるでしょう。
This computer won’t be fixed by this weekend.
このコンピューターは今週末までに修理されないでしょう。
Will these apples be harvested tomorrow?
明日これらのりんごは収穫されるのですか?
受け身+進行形の場合
受け身(be動詞+過去分詞)と進行形(be動詞+動詞のing形)を組み合わせると、”be動詞+being + 過去分詞”という形になります。
進行形の受け身の作り方 |
【肯定文】主語(S)+ be動詞+ being + 過去分詞(+ by …) 「Sは(…に)〜されているところです。」 【否定文】主語(S)+ be動詞+ not + being + 過去分詞(+ by …) 「Sは(…に)〜されていません。」 【疑問文】be動詞 + 主語(S)+being +過去分詞(+ by …)? 「Sは(…に)〜されていますか?」 【回答】Yes, 主語+ be動詞. / No, 主語 +be動詞 + not. 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
The shelf is being fixed by James now.
その棚は今ジェームスによって修理されているところです。
A new theme park isn’t being built now. It will be built next year.
新しいテーマパークは現在建設されていません。それは来年建てられる予定です。
Is your room being inspected now?
あなたの部屋は今調査されているところですか?
受け身+完了形の場合
受け身(be動詞+過去分詞)と完了形(haveまたはhas + 過去分詞)を組み合わせると、”haveまたはhas + been + 過去分詞”という形になります。
完了形の受け身の作り方 |
【肯定文】主語(S)+ have (またはhas) + been + 過去分詞(+ by …) ①Sは(…に)〜されました。 ②Sは(…に)〜されたことがあります。 ③Sは(…に)〜された続けています。 【否定文】主語(S)+ have (またはhas) + not + been + 過去分詞(+ by …) ①Sは(…に)〜されませんでした。 ②Sは(…に)〜されたことがありません。 ③Sは(…に)〜されていません。」 【疑問文】Have (またはHas) + 主語(S)+ been + 過去分詞(+ by …)? ① Sは(…に)〜されましたか? ②Sは(…に)〜されたことがありますか? ③Sは(…に)〜されていますか?」 【回答】Yes, 主語+ have(またはhas). / No, 主語 +haven’t(またはhasn’t). 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
The Bible has been read by many people all over the world.
聖書はこれまで世界中の多くの人々に読まれてきました。
I’ve never been spoken to by a stranger.
私はこれまで知らない人から話しかけられたことがありません。
Have you ever been given a present by John?
あなたはこれまでジョンからプレゼントを受け取ったことはありますか?
受け身+助動詞の場合
助動詞とは、その名の通り「動詞を助ける」役割を果たす語で、動詞の意味を広げる際に使われます。
下記が、主な英語の助動詞です。
主な英語の助動詞 |
・will「〜するつもりです」「〜でしょう」 ・can「〜できる」「〜でありうる」 ・may「〜してもよい」「〜かもしれない」 ・should「〜するべきだ」「〜のはずだ」 ・must「〜しなければならない」「〜に違いない」 |
受け身(be動詞 + 過去分詞)と助動詞(助動詞 + 動詞の原形)を組み合わせると、”助動詞 + be + 過去分詞”となります。
助動詞の直後は動詞の原形を伴う必要があることから、主語や時制に関係なく”be”を使ってください。
進行形の受け身の作り方 |
【肯定文】主語(S)+ 助動詞 + be + 過去分詞(+ by …) 【否定文】主語(S)+ 助動詞 + not + be + 過去分詞(+ by …) 【疑問文】助動詞 + 主語(S)+ be + 過去分詞(+ by …)? 【回答】Yes, 主語+ 助動詞. / No, 主語 +助動詞 + not. 「はい。/ いいえ。」 |
【例文】
This car should be repaired by Tom.
この車はトムに修理されるべきです。
Stars can’t be seen in urban areas.
都会で星を見られません。
Should this homework be done by tomorrow?
この宿題は明日までに終わらせるべきですか?
第4文型(SVOO)の英文を受け身にする場合
記事冒頭でも説明しましたが、能動態の文章を受け身にする際には、能動態で目的語となっている語句を主語に変えることが必要です。
そのため、第4文型SVOOについては、文中に目的語が2つあるため、それぞれの目的語を主語にした受け身の文章を作ることができます。
受け身の英文の作り方は下記の通りです。
第4文型(SVOO)の英文の受け身の作り方 |
1. いずれかの目的語を主語に置く。 2. 動詞を”be動詞+過去分詞”の形にする。 3. もう一方の目的語の位置や形は変えず、そのままにする 4. 必要であれば、能動態の主語の部分を”by 〜”の形で文末に置く。 |
例文で確認しましょう。
【能動態】
My uncle gave me this book.
S V O1 O2
「叔父はこの本を私にくれました。」
【受け身】
I was given this book by my uncle.
「私はこの本を叔父に与えられました。」
This book was given me by my uncle.
「この本は叔父によって私に与えられました。」
使役動詞を使った英文を受け身にする場合
使役動詞とは「人に〜させる」という意味を持つ動詞のことで、主に下記の3つが該当します。
- make
- let
- have
使役動詞を使った英文の作り方は、下記の通りです。
使役動詞を使った英文の作り方 |
主語(S) + 使役動詞 + 目的語(O) + 動詞の原形 「SはOに〜させる」 |
使役動詞を使った英文と受け身を組み合わせると、下記のようになります。
使役動詞”make”+ 受け身 |
主語(S) + be動詞 + made + to + 動詞の原形(+ by 〜) 「Sは〜によって…させられます(させられました)。」 |
使役動詞”let” + 受け身 |
主語(S) + be動詞 + allowed + to + 動詞の原形(+ by 〜) 「Sは〜によって…することを許されます(許可されました)。」 ※”let”は受け身にすることができないため、”allow”「許可する」という動詞に変えることが必要です。 |
使役動詞”have” + 受け身 |
主語(S) + be動詞 + told / asked + to + 動詞の原形(+ by 〜) 「Sは〜によって…するよう言われます/ 頼まれます(言われました / 頼まれました)。」 ※”have”も受け身にすることができないため、”asked”「頼まれる」や”told”「言われる」という動詞に変えることが必要です。 |
それぞれの使役動詞で受け身の文章の作り方が異なるため、正しく形を覚えましょう。
【例文】
Yesterday, I was made to clean my room by my mother.
昨日私は母に部屋の掃除をさせられました。
知覚動詞を使った英文を受け身にする場合
知覚動詞とは、下記のように五感で感じる行為を表す動詞のことを指します。
知覚動詞(英語) | 知覚動詞(日本語) |
hear | 聴く |
listen to 〜 | 〜を聞く |
overhear | 耳にする |
see | 見る |
look at 〜 | 〜を見る |
observe | 観察する |
watch | 見る |
feel | 感じる |
notice | 気づく |
perceive | 認識する |
smell | 匂いを感じる |
taste | 味わう |
知覚動詞を使った英文の作り方は主に2種類あり、それぞれ下記の通りです。
知覚動詞を使った英文の作り方 |
・知覚動詞+人(モノ)+動詞の原形「人(モノ)が〜するのを…する」 ・知覚動詞+人(モノ)+動詞のing形「人(モノ)が〜しているのを…する」 |
受動態と組み合わせたとき、それぞれの英文で形が変わるため気をつけてください。
「知覚動詞+人(モノ)+動詞の原形」 + 受け身 |
人(モノ) + be動詞 + 知覚動詞の過去分詞 + to + 動詞の原形 「人(モノ)は〜するところを…されています(されました)。」 |
「知覚動詞+人(モノ)+動詞のing形」 + 受け身 |
人(モノ) + be動詞 + 知覚動詞の過去分詞 + 動詞のing形〜 「人(モノ)は〜しているところを…されています(されました)。」 |
【例文】
Andrew was seen to play basketball in the garden.
アンドリューはその公園でバスケットボールをしているのを見られました。
Penelope was heard singing loudly in the park.
ペネロペは公園で大声で歌っているところを聴かれました。
知覚動詞を使った英文の受け身についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてお読みください。
▶️【例文つき】知覚動詞を使った受動態の英文の作り方について徹底解説
【例文付き】「受け身」を使った英語フレーズ一覧
下記の表は、「受け身」を使った英語フレーズを例文付きでまとめたものです。
いずれも使用頻度が高いフレーズであるため、覚えて使いこなせるようにしましょう。
No. | 英語 | 日本語 | 例文 |
1 | be surprised at 〜 | 〜に驚く | Jane was surprised at the result of the test. ジェーンはテストの結果に驚きました。 |
2 | be interested in 〜 | 〜に興味がある | Hiroshi is interested in Turkish history. ヒロシはトルコの歴史に興味があります。 |
3 | be made of 〜 | 〜で作られている | This bag is made of denim. このカバンはデニム素材で作られています。 |
4 | be made from 〜 | 〜から作られている | This wine is made from grapes. このワインはブドウから作られています。 |
5 | be covered with 〜 | 〜で覆われている | The mountain is covered with snow. その山は雪で覆われています。 |
6 | be known to 〜 | 〜に知られている | The painter is known to people all over the world. その画家は世界中の人々に知られています。 |
7 | be filled with 〜 | 〜で満たされている | The bucket is filled with water. そのバケツは水でいっぱいです。 |
8 | be born | 生まれる | Katie was born on October 12th this year. ケイティは今年の10月12日に生まれました。 |
9 | be satisfied with 〜 | 〜に満足している | I’m satisfied with the ending of the movie. 私はその映画のエンディングに満足しています。 |
注意!” be made of” と” be made from”を正しく使い分けよう! |
”be made of” と” be made from”はいずれも、主語が何で作られているかを説明する際に使われるフレーズですが、使用する場面が異なります。 それぞれの使い分け方は下記の通りです。 ・be made of 〜:一目見ただけで原材料が分かるときに使う ・be made from 〜:一目見ただけでは原材料が分からないときに使う たとえば、「このテーブルは木でできている」という文の場合、テーブルを一目見れば「木」で作られていることは一目瞭然であるケースが多いです。 そのため、”This table is made of wood.”となります。 それに対して、「紙は木でできている」という文の場合、知識として紙は木で作られていることは知っているものの、加工されているため紙を見ただけでは原材料が判断できません。 そのため、”Paper is made from wood.”となります。 |
【応用編】受け身を使うのがおすすめのケース
基本的に能動態と受け身はそれぞれ書き換えることができ、意味も同じですが、場合によっては受け身を使うのがおすすめのケースもあります。
下記のケースでは、能動態よりも受け身を使うことがおすすめです。
- 動作主を言及しなくても良い場合
- 主語が長くなる場合
- 一般的な話をする場合
- 感情を表現する場合
ここではそれぞれのケースについて、例文付きで解説します。
動作主を言及しなくても良い場合
能動態の文章の場合は、基本的に動作を行う「主語」が文頭に来ないと英文が成立しませんが、受け身の場合は動作を行う人を表す”by 〜”の部分は省略できます。
つまり、受け身の場合は必ずしも動作の主について言及する必要はありません。
下記のように「動作主を言及しなくても良いケース」の際には、受け身を使って英文を作ることをおすすめします。
- 動作主が明らかで言及する必要がない場合
- 動作主が不明である場合
例文を確認しましょう。
【能動態の場合】
The policeman arrested the woman.
警察官はその女の人を逮捕しました。
【受け身の場合】
The woman was arrested.
その女性は逮捕されました。
この場合、「逮捕した」のは「警察」であることは言うまでもありません。
そのため能動態ではなく、受け身で表現して、”by the policeman”を省略した方がスッキリとした英文になります。
主語が長くなる場合
疑問文などの一部の例外を除いて、英語では「主語」が必ず文頭にきますが、修飾語句が多くて主語が長くなってしまうことがあります。
このように主語が長くなってしまう場合は、能動態ではなく受け身で表現して、文末に主語を置くのが一般的です。
例文を見て確認しましょう。
【能動態の場合】
The movie which got an Academy Award in 2020 moved me.
2020年にアカデミー賞を受賞したその映画は私を感動させました。
【受け身の場合】
I was moved by the movie which got an Academy Award in 2020.
私は、2020年にアカデミー賞を受賞した映画に感動させられました。
能動態の英文の主語は、” The movie which got the Academy Award in 2020”ですが、非常に長いですね。
英語は、長い主語を文頭に置くことを好みません。
受け身にして、”I”を主語にすることで、文章全体がスッキリとして理解しやすくなります。
一般的な話をする場合
個人的なことではなく、皆が知っていることや言っていることについて言及するとき、つまり一般的な話をする場合は、能動的ではなく受け身を使った方が好ましいです。
例文で確認しましょう。
【能動態の場合】
Everybody says that doing regular exercise is important.
定期的な運動は大切であると皆が言っています。
【受け身の場合】
It is said that doing regular exercise is important.
定期的な運動は大切であると言われています。
このように主語が、”everybody”や”everyone”、あるいは”nobody”のように「皆が」と一般的な話や常識的な話をする場合は、誰もが知っていることなので受け身で表現して、”by everybody(またはeveryone)”の部分を省略することをおすすめします。
感情を表現する場合
英語では、「驚く」「興味がある」「興奮する」といった感情を表現する際に受け身を使うことが一般的です。
それは、英語は「興奮する」「驚く」といった感情を引き起こすものがあると考え、そこから「〜という気持ちにされられる」という解釈をするからです。
日本語とは異なるので注意してください。
例文を確認しましょう。
Jasmine was excited at the news.
ジャスミンはその知らせに興奮しました。
まとめ:受け身をマスターして使いこなそう!
この記事では、受け身について基本的なことから応用的なことまで例文を用いて詳しく解説しました。
受け身は、汎用性が高いため、日常英会話でもよく使用される英文法の一つです。
まずは基本的な形を覚えて、例文を参考にしながら自分で英作文を作ってみましょう。
そして、ネイティブスピーカーや英語が得意な人に添削してもらってください。
そのような訓練を重ねることで、受け身をしっかりと身につけられるようになるでしょう。