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ディクテーションは意味ない?初心者でもできる「正しい」やり方を紹介

ディクテーションは意味ない?初心者でもできる「正しい」やり方を紹介
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英語コラム
  • 「ディクテーションって意味ないの?」
  • 「ディクテーションの効果的なやり方が知りたい」
  • 「ディクテーションにおすすめの教材が知りたい」

ディクテーションを使った英語学習に興味がある方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?

ディクテーションはリスニング力だけでなく、語彙力や文法力など英語の総合力を向上させるのに効果的な学習方法です。

しかし、学習効果を最大限に引き出すためには「正しい」やり方で取り組むことと、自分のレベルに合った教材を選ぶことが必要です。

本記事では、ディクテーションのメリット、「正しい」ディクテーションのやり方、教材の選び方などについて詳しく解説します。

読み終わる頃には、短期間で効率的に学習効果を実感できるディクテーションができるようになっているでしょう。 

ディクテーションとは?

ディクテーションとは、聞こえてきた英語の音声を一字一句正確に書き取る勉強方法です。

一字一句正確に書き取ることで、これまで大まかに捉えていた英文が細部までしっかりと理解できるようになります。

穴埋め形式で空欄を埋めるタイプのやり方もあれば、英文を全て自分で書き起こすやり方もありますが、いずれも「ディクテーション」です。

穴埋め形式の場合は、空欄になっている箇所を集中して聞けばいいので難易度が低く初心者向けです。

全文書き取りの方が難易度が高いですが、その分学習効果も高くなります。

自身の英語レベルや目的に合わせて、自分に合ったやり方でディクテーションに取り組んでください。 

ディクテーションのメリットは?

ディクテーションに取り組むメリットは、下記の4つです。

  • リスニング力が向上する
  • 推測する力がつく
  • 文法力が身に付く
  • 自分の弱点がわかる

本章では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

これらのメリットを知っておくことで、ディクテーションに取り組むモチベーションが向上するでしょう。 

リスニング力が向上する

ディクテーションの学習を継続することで、リスニング力が向上します。

それは、ディクテーションをする際には英語の一言一句までしっかり聞いて書き取る必要があるからです。

ディクテーションを通して英語がクリアに聞こえてくるようになれば、英文の意味も理解しやすくなり、結果としてリスニング力が向上することにつながります。 

推測する力がつく

ディクテーションで英語の音声を100%聞き取ることは、英語上級者であっても難しいです。

そのため英語をある程度聞き取れたら、「話の流れからして、こういう単語が入るのではないか?」や「形容詞の後だから名詞が来るはずだ」といった具合で、推測しながら英文を埋めていくことが求められます。

ディクテーションのトレーニングをすることで「推測する力」が養われ、これは英会話する際に役立つスキルです。

日本語の会話でも私たちは相手の発言を一言一句聞いていないですよね?

聞き取れなかった箇所があっても、無意識のうちに推測しながら相手の話を聞いています。

それは英会話であっても同じです。

推測する力」が身に付くことで、結果としてスムーズに英会話ができるようになります。 

文法力が身に付く

ディクテーションをするうちに「ここに”the”を入れるのか」「こんなときに”at”を使うのか」と学びや気づきを得られます。

これらの学びや気づきは、あなたが弱点とする文法事項です。

ディクテーションが終わった後に、これらの文法事項を復習することで文法力が身に付くでしょう。 

自分の弱点がわかる

ディテクテーションを通じて、下記のように自分の弱点が明確になります。

  • 単語や熟語の知識が不十分である
  • 英文法の知識が不十分である
  • 英語の音の変化が苦手である
  • 単語の発音やアクセントを誤って覚えていた
  • 英語のスペリングが苦手である

弱点を把握し、それを克服するための学習に取り組めば、短期間で効率的に英語力が向上するでしょう。

ディクテーションは、自分の英語力の弱点の把握に最適な学習方法です。 

【ステップ別】「正しい」ディクテーションのやり方

前章でも紹介したように、ディクテーションは学習効果の高い学習方法です。

しかし、記事冒頭でもお伝えしたように、学習効果を最大限引き出すためには、「正しい」やり方で取り組むことが大切です。

下記のステップを踏んで、ディクテーションに取り組みましょう。

【正しいディクテーションのやり方】

  1. 文章全体の音声を聞いて大まかな内容を掴む
  2. 一文ずつ音声を止めて聞き取れた部分を書き取る
  3. 聞き取れなかった部分を繰り返し聞く
  4. スクリプトを見て答え合わせをする
  5. 聞き取れなかった部分を復習・分析する
  6. 聞き取れなかった部分を中心にもう一度聞く

ここでは、ステップ別にやり方について詳しく解説します。

「正しい」やり方で取り組むことで、「意味ない」「効果がない」と感じて時間と労力を無駄にするリスクを軽減できるでしょう。 

STEP1: 文章全体の音声を聞いて大まかな内容を掴む

まずは、スクリプトを見ずに、音声を聞いて英文全体の大まかな内容を掴みましょう。

ここで英文の大まかな内容を把握しておくことで、ディクテーションをする際に聞き取れなかった部分を推測しやすくなり、結果として学習効率を上げることにつながります。

1回のリスニングで掴めなかった場合は、2〜3回聞いても構いません。

もし3回聴いても大まかな内容が掴めなかった場合は、自分のレベルに合っていない難しい教材であるということです。

その場合は、教材を変えることをおすすめします。 

STEP2: 一文ずつ音声を止めて聞き取れた部分を書き取る

いよいよディクテーションに入ります。

ディクテーションのやり方には2種類あり、下記の通りです。

  • 聞き取れた英語の音声を紙に書き取る
  • 聞き取れた英語の音声をスマホかパソコンにタイピングする

紙に鉛筆で書き取ることで、単語のスペリングが覚えやすくなります。

それに対してスマホやパソコンでタイピングすることで、書き取る時間が短くなり学習を効率的に進められます。

自分の学習目的やニーズに合わせていずれかの方法でディクテーションしてください。

ディクテーションの流れは下記の通りです。

【ディクテーションの流れ】

英文を1文流す

聞き取れた範囲で書き取る

次の英文を1文流す

聞き取れた範囲で書き取る

1文が長い場合は、スピーカーが呼吸するタイミングや接続詞の部分などの区切りで止めます。

最初は全く聞き取れない、あるいは書き取れないことが一般的であるため、諦めないでください。

また、知らない単語やスペリングを知らない単語が出てきたら、カタカナでも構わないのでメモしておきましょう。 

STEP3: 聞き取れなかった部分を繰り返し聞く

次に、聞き取れなかった部分を集中的に繰り返し聞いてください。

しかし、繰り返し聞き直すと言っても最大10回までに止めることをおすすめします。

10回聞いても聞き取れない文章や単語は、何回聞いても聞き取れない可能性が高いからです。

学習時間を無駄にしないためにも、聞き直す回数に制限をつけましょう。

STEP4: スクリプトを見て答え合わせをする

つづいてスクリプトを見て答え合わせをします。

間違っているところを修正・チェックしましょう。

この際に、赤ペンなどを使うと自分の間違いが目立つため復習・分析がしやすくなります。 

STEP5: 聞き取れなかった部分を復習・分析する

ディクテーションでは、英語を聞き取れたかどうかを確認するのではなく、「なぜ聞き取れなかったのか」をしっかり分析・復習することの方が重要です。

音声が聞き取れない原因は、主に下記のいずれかです。

聞き取りができなかった箇所英語が聞き取れない原因
知らない単語・文法が多かった・語彙・文法の知識が不足している
・ディクテーションの教材が自分の英語レベルに合っていない
スクリプトを読めば理解できるのに聞き取りができなかった・英語の発音や音声変化の知識が不足している
・単語の発音やアクセントを誤って認識していた
英語が速すぎて聞き取れなかった英語のスピードに慣れていない
スクリプトを読んでも意味が分からない教材のレベルが自分に合っていない

上表を参考にしながら、自分が英語を聞き取れなかった原因を分析し、自分の弱点・課題を把握しましょう。 

STEP6:  聞き取れなかった部分を中心にもう一度聞く

最後にもう一度、スクリプトを見ずに英語の音声を聞いてください。

答え合わせをした後なので、ディクテーション中とは異なり英文がかなりクリアに耳に入ってくるでしょう。

自分が間違えた部分や聞き取れなかった部分が、どのように発音されているか、どのように聞こえてくるか最終チェックをしてください。

これでディクテーションの一連の流れは終了です。 

ディクテーションの教材の選び方のコツ

ディクテーションを成功させるためには、「やり方」だけでなく「教材選び」も大切です。

下記の5点に留意して教材を選ぶようにしてください。

  1. 自分が興味関心のある内容、あるいは馴染みがある内容であること
  2. 再生速度を変えられる教材であること
  3. 自分の英語レベルよりも易しい教材であること
  4. スクリプトがついている教材であること
  5. 1分程度の短い音源であること

本章では、それぞれの選び方のポイントについて詳しく解説します。 

自分が興味関心のある内容、あるいは馴染みがある内容であること

自分が興味関心のある内容、あるいは仕事や趣味などで馴染みのある内容の教材を使用することをおすすめします。

理由は、馴染みがある内容を教材にすることで「楽しい」と感じて英語学習を継続させられる可能性が高まるからです。

ディクテーションに限らず、どの英語学習方法にも言えることですが、学習効果を感じるまでに数ヶ月ほどの時間がかかります。

しかし、効果を感じるまでに挫折してしまう学習者は少なくありません。

少しでも学習を継続し習慣化させるためには「楽しい」と感じられるよう工夫を凝らすことが大切です。 

再生速度を変えられる教材であること

再生速度を変えられる教材であれば、英語初心者であってもディクテーションに取り組みやすいでしょう。

それは、「英語のスピード」が原因で聞き取りができないときは、スロー再生すれば聞き取れる可能性がグッと高まるからです。

0.5倍速や0.75倍速と細かく再生速度を変えられる教材を使って、無理のないスピードでディクテーションに挑戦しましょう。

再生速度がゆっくりであったとしても、「英語の音を文字として捉える」トレーニングを何度も繰り返すうちに徐々に再生速度を上げても英語がしっかりと聞き取れるようになるため、安心してください。

自分の英語レベルよりも易しい教材であること

英語の学習をする際には、「自分のレベルに合った」教材を選ぶことを指摘されることが多いと思いますが、ディクテーションの場合は「自分の英語レベルよりも易しいレベル」が最適なレベルです。

それは難易度が高い教材であるほど、聞き取りや推測ができなくなってしまうからです。

挫折するリスクが高まることはもちろん、学習効果を実感することは難しいでしょう。

一度音声を聞いただけで8090%程度内容が理解できる英文、あるいは自分が知らない単語がほとんど出てこない英文を選んでください。

慣れてきたら徐々にレベルアップしていきましょう。 

再生速度を変えられる教材であること

再生速度を変えられる教材であれば、英語初心者であってもディクテーションに取り組みやすいでしょう。

それは、「英語のスピード」が原因で聞き取りができないときは、スロー再生すれば聞き取れる可能性がグッと高まるからです。

0.5倍速や0.75倍速と細かく再生速度を変えられる教材を使って、無理のないスピードでディクテーションに挑戦しましょう。

再生速度がゆっくりであったとしても、「英語の音を文字として捉える」トレーニングを何度も繰り返すうちに徐々に再生速度を上げても英語がしっかりと聞き取れるようになるため、安心してください。 

スクリプトがついている教材であること

ディクテーションに使用する教材を選ぶ際には、必ずスクリプトがついている教材を選びましょう。

それはスクリプトがないと、答え合わせができず、自分の聞き取りが正しいのか間違っているのか判断ができないからです。

自分が書き取った英語とスクリプトを比較して、自分が聞き取れなかった部分、つまり自分の弱点を発見することがディクテーションで最も大切なパートになります。

書き取った英語の答え合わせができないと、学習効果はほとんど得られません。

スクリプトのない教材は選ばないようにしてください。

1分程度の短い音源であること

1分程度の短い音源がディクテーションの教材として最適です。

それは、ディクテーションは非常に負荷の高い学習で、書き取りや聞き取りに多くの時間と労力を費やすことになるからです。

5分程度の音声であっても、前章で紹介したやり方でディクテーションを行うと30分から1時間ほどの時間がかかってしまいます。

また、長い音声を使ってしまうと時間がかかり、ディクテーションに対するモチベーションが下がってしまうリスクもあります。

ディクテーションは音声を聞き取ることよりも、復習と分析に時間をかけて自分のリスニングの弱点を見極めることのほうが重要です。

そのため、1分程度の短い音源を教材として選ぶことをおすすめします。 

ディクテーションの学習効果をさらに高めるやり方

ディクテーションの学習効果をさらに高めるためには、下記のやり方で取り組むようにしましょう。

  • 聞き取れなくても文脈や文法から考える
  • 音声を短く切りすぎないようにする

ディクテーションをする際には、聞こえてきた音声を100%理解しようとするのではなく、下記のように聞き取れた部分の意味や文法から聞き取れなかった部分について推測することが大切です。

  • どんな品詞が入るのか
  • 冠詞や前置詞は必要なのか
  • 複数形か単数形か
  • イディオムや慣用表現ではないのか

このように英文の構造を考えながらディクテーションをすることで、リスニング力だけでなく文法力や語彙力などさまざまなスキルが向上します。

また、ディクテーションをする際には音声を短く切りすぎないようにしましょう。

それは、音声を短く切りすぎてしまうと、英文全体の流れや構成を考えられないため学習効果が落ちてしまうからです。

最低でも1文単位で音声を区切り、ディクテーションに慣れてきたら少しずつ音声を区切る間隔を長くしていくことをおすすめします。 

ディクテーションを継続させるやり方のポイント

ディテクテーションは学習効果の高い学習方法でありますが、効果を実感できるまでに時間がかかります。

そのため、挫折する学習者も少なくありません。

そこで、ディクテーションを継続させるために、下記の点について留意することをおすすめします。

  • 綺麗な字で書き取る必要はない
  • 聞き取れない部分が多くても気にしない
  • ディクテーションは1日に15〜30分程度にとどめる

これらの点に留意してディクテーションに取り組むことで、挫折してしまうリスクを軽減できるでしょう。 

綺麗な字で書き取る必要はない

ディクテーションでノートに書き取る場合は、綺麗な字で書く必要はありません。

綺麗で読みやすい字で書こうとするとかえって時間がかかってしまい、挫折するリスクが高まります。

文字を綺麗に書いたからといって、ディクテーションの学習効果が高まるわけではありません。

これらの理由により、自分が読み取れるほどの字であれば殴り書きでも大丈夫です。

また、書き取る時間を短縮したい場合は、パソコンを使ってタイピングするのも良いでしょう。

英文の書き取りの時間を少しでも短縮できるよう工夫を凝らしてみてください。 

聞き取れない部分が多くても気にしない

ディクテーションを始めて間もない頃は特に、聞き取れない部分が多くてショックを受けるでしょう。

そのショックが大きいことも、ディクテーションの学習が続かない要因の一つです。

ディクテーションは、英語上級者であっても、一言一句完璧に聞き取るのは難しいため、間違えて当たり前であるという認識を持つことが大切です。

聞き取れなかった部分が多かったとしてもショックを受けるのではなく、

「今日もたくさん学ぶことがある」

「伸び代があるという証拠だ」

と前向きに捉えるようにしましょう。 

ディクテーションは1日に15〜30分程度にとどめる

ディクテーションを始めて間もない頃は張り切って長時間ディクテーションに取り組んでしまいがちですが、これはおすすめできません。

なぜならば、ディクテーションは高い集中力が求められる学習方法で、学習時間が長くなるほど集中力が落ち学習効率が下がるからです。

学習効率が下がると、前項で紹介したように聞き取れない箇所や間違いが増えてモチベーションが下がる恐れがあります。

1日15〜30分程度の短時間で集中して取り組むようにしましょう。 

ディクテーションのやり方に関するよくある質問

最後に、ディクテーションのやり方に関するよくある質問と回答をご紹介します。 

ディクテーションにおすすめのアプリやサイトはある?

下記は、ディクテーションにおすすめのアプリやWebサイト、YouTube動画を学習者のレベル別にまとめたものです。

英語レベル形式名称特徴
初級者アプリディクトレ(iOS)ディクトレ(Android)・スマホだけで手軽にディクテーションができる
・「将来の夢」「街で知り合いに出くわした時の会話」など短い英会話が中心・無料で使える
初級者WebサイトVOA Learning English・世界の時事問題を学べる
・情報が毎日更新されるため飽きない
・音声がゆっくりで聞き取りやすい
中級者アプリスタディサプリENGLISH(iOS)スタディサプリENGLISH(Android)・3分間の隙間時間でディクテーションに取り組める
・ドラマ仕立ての英会話で楽しく、飽きない
・ディクテーションだけでなく単語やスピーキングの学習もできる
中級者WebサイトListen and Write・ドラマやTED Talksなどさまざまな題材を使っている
・全文書き取りだけでなく穴埋め式など自分のレベルに合わせてディクテーションの負荷を変えられる
上級者アプリTEDICT(iOS)TEDICT (Android)・TED Talksのディクテーションに特化したアプリ
・難易度が高いものの、速度調整もできる
・有料アプリであるが、TEDICT LITEであれば無料で使える
上級者WebサイトBBC – One-minute World News・BBC Newsのヘッドライン4-5つ分のニュースが1分でまとめられている
・上級レベルのイギリス英語が学べる 

この表を参考にしながら、ディクテーションに使用する教材選びに役立ててください。 

ディクテーションにおすすめの本は?

ディクテーションにおすすめの本は、下記の通りです。

学習レベル書籍名価格特徴
初級者聞いて書き取る英語リスニング300問1,650円(税込)日本人が英語を聞き取れない原因を5つのパターンから解明し、練習問題を通じて耳を鍛えるトレーニングブック
中級者日本人は英語のここが聞き取れない1,980円(税込)1万人のテストデータを元にあなたのリスニングの弱点を「見える化」してくれる本
上級者CNN English Express1,375円(税込)CNNで放送された英語ニュースをそのまま文字化し、対訳と語注、解説が加わった本

前項のアプリやWebサイトと合わせて書籍も含め、自分に合ったディクテーション用の教材を選びましょう。 

映画は洋楽をディクテーションに使ってもいいの?

「楽しそう」という理由から、映画や洋楽を使ってディクテーションをしたいと考える英語学習者が多いですが、難易度が高く聞き取りにくいため、初心者や中級者にはおすすめできません

どうしても映画や洋楽を使ってディクテーションの勉強をしたい初級者・中級者の人は、セリフや歌詞の一部分だけにとどめておきましょう。

まとめ:正しいやり方で取り組めばディクテーションは非常に効果の高い学習方法!

ディクテーションは、リスニング力だけでなく、文法力や語彙力など英語の総合力が向上する効果的な学習方法です。

しかし、効果を最大限に引き出すためには「正しい」やり方で行うこと、そして適したテキストを選んで取り組むことが求められます。

【「正しい」ディクテーションのやり方】

  1. 文章全体の音声を聞いて大まかな内容を掴む
  2. 一文ずつ音声を止めて聞き取れた部分を書き取る
  3. 聞き取れなかった部分を繰り返し聞く
  4. スクリプトを見て答え合わせをする
  5. 聞き取れなかった部分を復習・分析する
  6.  聞き取れなかった部分を中心にもう一度聞く

【ディクテーションの教材の選び方のポイント】

  • 自分が興味関心のある内容、あるいは馴染みがある内容であること
  • 自分の英語レベルよりも易しい教材であること
  • 再生速度を変えられる教材であること
  • スクリプトがついている教材であること
  • 1分程度の短い音源であること

これらの点に留意してディクテーションに取り組むことで、短い期間で効率的に英語力を向上させられます。

興味がある方は、この記事を参考にしながら早速ディクテーションに取り組んでみてください。

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